平成20年度第3回評価・研究委員会を開催しました


 東京都における福祉サービス第三者評価の評価手法及び評価項目等について検討・審議する「評価・研究委員会」(委員長:栃本一三郎 上智大学教授)の今年度第3回の委員会を、3月5日(木)に開催しましたのでお知らせします。
 第3回評価・研究委員会の主な審議事項等は、以下のとおりです。


 【主な審議事項】
1 「利用者調査とサービス項目を中心とした評価」の実施について
 在宅系サービス事業者の評価実施を促すため、平成21年度の導入に向けて検討してきた「利用者調査とサービス項目を中心とした評価」(【在宅系サービス事業者の評価実施の促進に向けた新たな評価手法の導入について】[平成20年度第2回評価・研究委員会審議事項])の解説書の作成について審議されました。
 今回の委員会に先立ち開催された評価手法ワーキング(2月24日開催)での検討を踏まえた事務局(案)に対し、強調すべき部分はより簡潔かつ明瞭に表現するよう意見が出されました。
 委員会での意見に基づき修正を加えた後、毎年度発行している「東京都福祉サービス第三者評価ガイドブック」の別冊として作成する予定です。

2 平成21年度の評価手法について
 「利用者調査とサービス項目を中心とした評価」について、対象サービス種別及び共通評価項目等を含め、評価手法を確定したうえで、平成21年度から実施することが決定されました。また、従前から実施している評価手法(8つのカテゴリーに属する共通評価項目すべてを用いて事業評価を行う評価手法)による評価については、今年度と同様の評価手法、対象サービス及び共通評価項目により実施することが決定されました。
 平成21年度の評価手法については、3月下旬までに、各評価機関に通知する予定です。

3 平成21年度評価者研修について
 評価の実施に必要な評価者数の確保のため、評価者養成講習を実施するほか、フォローアップ研修専門コースでは、評価の実施に必要な知識を付与するカリキュラムや評価の実践力向上に寄与するカリキュラムなどを増設することになりました。




評価・研究委員会委員名簿






第三者評価トップメルマガ登録サイトマップご意見・ご要望

Copyright(C)2009 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団