保育者が安心して子どもたちに向き合えるよう、危機管理体制の充実を図っています 従来の事故報告書及びヒヤリハットを改めて検証し、危機管理体制の見直しを行いました。当事者だけの事案とするのではなく、職員会議などで原因を分析して意見を出し合い、全員で改善策について話し合いを行いました。その結果、危機管理意識の向上が見られ、ヒヤリハットをその日の昼礼で共有するなど、迅速な対応を行えるようになりました。消防署に出向いてAEDによる救急処置を学ぶなど、迅速に危機に対応できるスキルも身についています。遊具の使い方のルールをイラストなどを使って教え、子どもたちの危機意識の向上にも取り組んでいます。
子どもの気持ちに寄り添い、心を大切にした言葉がけとなるような取り組みがあります 職員は子どもを尊重した言葉がけが自然にできるよう努めています。日常の温かな保育に加え、マニュアルを年2回読み合せし、子どもの気持ちを大切にした保育についてさらに確認しています。そのうえで、自身の事例も含め子どもの気持ちに添えなかった言葉がけについて匿名で付箋に書き出し、職員会議などでその言葉の言い換えを考え、職員間の気付きにつなげています。また、「子どもの心を大切にする言葉がけ」をテーマにワークシートに様々な場面や次の活動への意欲につながる言葉がけをクラスで考え記載し、実践に生かす取り組みを行っています。
子どもの姿や園の取り組みについて、保護者に確実に伝わるよう多様な工夫をしています 保護者に子どもの姿や園の取り組みがきちんと伝わるように支援しています。クラスの活動や子どもの様子を毎月可視化し写真を多く用いてわかりやすいように伝える他、「にっこりほっこり」ボードを設け個々の育ちを簡潔に書き出し掲示もしています。そして、園からの大事なお知らせの掲示には「見ましたスタンプ」を各保護者に押してもらい、伝わっていることを確認する工夫をしています。また、保育参観では、子どもの遊び体験の他、プールの片付けもしてもらうことで、園の生活環境と職員の仕事内容の理解にもつなげるよう取り組んでいます。