地域との連携を図り、園としてできることを行い、地域の中での役割の確立に努めている園は地域子育てネットワーク、区の主催する地域懇談会、私立保育園連絡会に参加し、近隣保育園との連携も図っている。昨年度できた公園の入り口付近の花壇について、花を植えることを提案し、子ども達が花の世話をすることになった。定期的に水やり、雑草取り、花の植え替え等を行うなかで、地域の方々や他園の子ども達からも声をかけられるなど関心を持ってもらうことができた。園庭の開放にも力を入れているが、現在は利用者が比較的少ない状況である。今後さらに地域に溶け込むため更なる地域活動や開かれた園の実現に向けて取り組んでいる。
支援の継続性を配慮し、園行事などの案内をしたり、卒園児の保育士体験を行っている園児の退園はほとんどは小学校入学に向けての卒園である。園では子ども主体の保育で子どもに寄り添い、地域との連携の視野を広げ、公園の花壇づくりである区の花咲かせ隊とボランティア活動をして社会性を身につけている。また、卒園後も支援の継続性を配慮し、園行事などの案内をしたり、地域の小学校解放のイベントに参加するなどしている。今年度から学校の夏休み中に卒園児の保育士体験を行い、小学1年生から4年生26名が参加している。幼児は学校の話を聞いたり、1・2歳児はお世話をしてもらったり、刺激をもらえる交流の機会となっている。
近隣施設や地域資源を活用し、子どもが地域の中で育ち、学べる機会を取り入れている子どもが地域の中で育ち様々な人と触れ合う中で多様な経験ができると考え、積極的に取り組んでいる。近隣の特別養護老人ホームの庭を遊び場として借り、日頃から触れ合ったり、行事の発表を披露したり、卒園式には利用者が子どもたちをお祝いしてくれたりしている。近隣園とは小学校へ行った時にもつながりが持てるよう、交流を持っている。ドッチボールや集団遊びなど園庭で遊んだり、手紙の交換をしたりして自然な関わりの中で関係を深めている。公園の花壇作りのボランティアをするなど様々な取り組みに力を入れ地域とのつながりを深めている。