地域の親子を対象にした取り組みや関係者と連携を図り、よりよい保育を目指している約4年前から園見学時に子育て相談の時間を設けた取り組みや、昨年度から未就園児を対象に園の中庭開放、0・1・2歳児を対象にクラスの散歩同行を開始した。月2回開催している中庭開放、散歩同行は申込みも多く大変好評を得ている。今後は地域の保護者が子育ての楽しさを知ってもらえるよう出前保育も検討している。また園長が市主催の園長会や地域関係者による情報交換会、事例検討会に積極的に参加をし地域連携を深めている。参加者である小中学校の校長・副校長とも交流を図り地域情報や課題を把握し、園や地域に貢献できるよう取り組んでいる。
研修の受講や月案の読み合わせにより指導計画に基づいたぶれない保育を提供している園では保育理念・目標の理解に取り組んでいる。これまでに、法人の基本保育「GK保育」について第1章から15章までを内部研修に取り入れたり、昨年度は市の保育の質ガイドラインについて研修を行っている。リーダーを中心に学んだ点について話し合いを行い、子どもの視点に立った保育について再確認している。月案は必ず園長と担任で読み合わせを行い、保育にぶれがないことを確認して作成している。そういった取り組みから、子どもを中心にした保育が提供されており、突発的な計画の変更にも柔軟に対応できるよう万全の準備が整えられている。