職員は自ら選択した係を担当し、その職務を果たすことで保育力の向上に繋げています 施設長は年度初めに園の運営に必要な係を「各行事担当」「係(絵本、環境整備、写真、壁面)」「個別係(ペープサート、毎月の運動遊び、毎月の歌・手遊び、修理、絵本修理、等)」に分けた表を提示して、自分で担当する好きな係を選ぶよう指示します。職員はやりたい係を選び、申し出て、自主的に責任感を持ち、創意・工夫し、職員やリーダー、施設長に相談し、互いに協力して職務を遂行します。保育の実施にあたり、自分で成し遂げた職務の経験を通じ学んだことは、自身の保育力の向上に繋がっています。
各職員の意見吸収や必要情報の共有、チーム保育などが組織力の向上に繋がっています 職員は研修受講後に受講した研修の研修報告書を作成し、職員会議や研修報告会で自らが講師となり、研修報告を行います。資料も回覧して職員間で研修内容を共有しています。また、昼礼を減らし、各クラスのその日の出来事や全員に伝える事項、引き継ぎ事項、気付いたことなどを記入した「申し送りノート」を全職員が回覧して情報伝達の漏れ防止と情報共有を図っています。研修内容の共有や各職員の意見吸収、情報の共有、また、施設長をはじめ、全職員が子ども一人ひとりの保育をチームとして取り組むチーム保育などが組織力の向上に繋がっています。
チーム保育を行って、子ども一人ひとりを尊重した支援に取り組んでいます 施設長はじめ保育士、栄養士、看護師など、保育にあたる全職員が職員会議で子ども一人ひとりの発達過程や生活状況などについて情報共有し、チームとして保育に取り組んでいます。食事の際には栄養士や看護師も全クラスを巡回して食事の様子を見たり、健康観察をしたりしています。全職員で子ども一人ひとりの状態を把握し、各指導計画に生かしています。支援を必要とする子どもの職員の関わり方について区の巡回を受け、専門家の助言、指導を受けながら保育を行っています。チーム保育を行い、子ども一人ひとりを尊重した支援に取り組んでいます。