職員間の連携や協力を図りながら、情報・知識や認識の共有に努めている当園では開園3年目であり、職員間の連携や協力が重要となっている。組織を構成する職員の経験や保育観が多様な中で、相互理解を深めるための話し合いを行うとともに、フリー職員や非常勤の職員の支援も得ながら、緊密な連携を図ることを、園長が現場に随時伝えている。また、毎週の職員会議には出席可能な常勤者が集い、あらかじめ「議題ノート」に記入した職員が採り上げたい話題をもとに、園の運営や保育・行事、本社の施策・方針や系列各園の事例などについて、情報共有や各種検討を行うなど、現場の声の運営への反映に活かしている。
さまざまな検討を重ね、体制や仕組みの強化と、新たな取組・工夫を行っている園では会議のあり方の見直しと再構築を行うほか、保育方針や目標など保育で大切にする内容を話し合うなど、一つひとつの園の体制の強化や組織内での認識強化などに注力している。また他園の事例や情報等を踏まえ、不適切保育の排除とともに、安全面の注意喚起と各種手順の徹底などを促している。行事については、運動会は全ての年齢の子どもが参加し、親子競技をしたり、子どもの育ちを見てもらう機会とするほか、より日頃の様子を見てもらえるよう、保育士体験や誕生日の見学を採り入れるなどの工夫をしている。