研修や会議での学びを質疑応答で深め保育の改善につなげ意欲向上を目指している園では職員が研修で学んだ内容を職員会議等で発表して日頃の保育に生かし、保育の改善について話し合っている。日頃の気づきや工夫について、職員会議以外でも意見交換して情報共有している。園長は、職員が質問を発し納得するまで話し合うことを求め、自園での独自の取り組みが何なのか、職員に考えるように促している。職員は自身の個性を生かした保育を実践できるようになり、職員一人ひとりの役割も明確化されている。組織として報告・連絡・相談の流れがわかりやすくなり、意欲向上に結びついている。
地域に向けた子育て支援イベントが毎月行われ、入園希望者は実際の保育を体験できる園では子育て支援事業の一環として、地域の未就学児を対象に「おはなし会」を毎月開催している。在園児と一緒に遊ぶことで実際の保育を体験できるようになっている。園長は保護者からの保育の質問にも答えており、子育て家庭を応援している。入園希望者には、おはなし会のあとに園見学や説明会を引き続き行っている。おはなし会に参加することで、子どもと保育者の関わりを見ることができ、園の雰囲気もわかると保護者からは好評を得ている。感染症対策を継続しながら、今後は育児相談会や栄養相談等保護者に向けた交流会も取り入れたいと考えている。