園の考え・環境・活動を楽しく紹介する冊子「あそびの森」を手作りで編集している冊子「あそびの森」(27ページ)を職員で手作りし、園の考えや保育を絵や写真で分かりやすく伝えている。乳幼児期は「遊ぶことは生きること、非認知能力を身につけるために」とし園の保育の考え方を明示している。その実践のために遊びの環境を整え、食事、行事、健康、リズム遊びなど様々な活動を載せている。年長になると「たくましい心と体・賢い脳を鍛えるために」とし雑巾がけ、鉄棒、ボール、縄跳びに取り組んでいる。園が目指すことや実践していることを写真や絵を満載して楽しい読み物となっている。子育て家庭に向けた独自の園情報である。
入園面談には全職種が携わり翌週の職員会議で全職員に共有される取り組みがある入園前には保護者との面談会を行っている。全職員が対応できるよう、「面談の手引き」を作成し、読み合わせを行い、どの職員でも説明できるようにしている。面談は必要に応じて全職種で行い、栄養士、看護師が対応し、同日に園医による健康診断もあり、最後に園長が面談をしている。重要事項説明書や個人情報保護の説明と承認を得たり、児童票の確認、保護者からの要望を聞き、傍らで遊ぶ子どもの姿から発達状況を観察している。面談の内容は共有すべき点をまとめ、翌週の職員会議で全職員が共有し、保育に生かす効率的な取り組みとなっている。
「遊ぶことは生きること」とし、沢山身体を動かし、食べ、午睡をとる保育をしている園では、天気の許す限り戸外活動に取り組んでいる。極力早く戸外活動に出て外で遊び、お腹が空いて、しっかり昼食を食べ、午睡をしっかり取ることができるように支援している。見学時も子ども達は大人と同じ速度のしっかりした足並みで公園まで歩き、公園では職員と沢山走り回りながら遊ぶ姿が見られた。0・1才児は、午後も気分転換に戸外活動に出かけるなど、身体を沢山動かすようにしている。戸外活動で子ども達が集めた落ち葉や石、セミの抜け殻などの宝物が園の玄関に沢山飾られており、子ども達が日々生き生きと活動していることが見て取れる。