組織内での見直しや話し合いなどを行い、多様な改善・工夫につなげている組織内での認識や情報を共有するため、さまざまな場面や状況で必要と思われる内容について、園の考えや手順などを独自のマニュアルに定め、その共有を行っている。また各クラスの環境設定を変更し、その後の状況の振り返りなど話し合いを進めている。さらに外部講師による、4・5歳児を対象とした英語や3歳以上児を対象とした体操教室を新たに導入するほか、保護者の意見を踏まえ、3歳以上児の日々の様子の報告について、今年度から写真とコメントでまとめた「ドキュメンテーション」を導入するなど、さまざまな改善・工夫に取り組んでいる。
年間を通じて実施している多彩な行事が、子どもたちの生活を豊かに彩っている夕涼み会・運動会・生活発表会は、皆で考え、力を合わせて取り組むことで、達成感や充実感を得る行事となっており、想像力や創造性、協調性などを養っている。七夕やハロウィン、クリスマス、「新年子ども会」などの季節を感じる行事では、由来を知り、笹飾りやクリスマスツリーなどの室内装飾、正月遊びなどの風習、節分の際の「鬼ライス」等の行事食などを通じて、文化に触れる機会を設けている。また誕生会や卒園式などの成長を喜び合う行事も採り入れており、遠足は友達との思い出づくり、関心の広がりを促す機会となっている。