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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和元年度(2019年度) 認可保育所
法人名称
社会福祉法人緑の家
事業所名称
緑の家保育園
評価機関名称 一般社団法人 地域ケア総合評価機構(令和4年3月31日までの評価機関)

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)一人一人の子どもに寄り添い、心身の育ちを支える
2)保護者とともに育児を共有し支援する
3)利用者・地域福祉に専門性を生かして貢献する
4)職員の資質の向上・および職員全体の専門性の向上を図る
5)乳幼児の最善の利益を考え社会的使命と福祉増進を目指す 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ・愛にあふれ、人を大切にできる、信頼できる人
・仕事への情熱にあふれており、学ぶ意思がある
・仕事の上では笑顔を忘れず、どんな時でも気持ちの良い挨拶ができる人 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 児童福祉施設で働くものとして、意識を持ち専門性の向上を図ろうとする 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 園児一人ひとりのやりたい気持ちを大切に、さまざまな行事を取り組んでいる
  • 地域との交流を大切に、子育て家庭や高齢者との交流を積極的におこない、地域の人々と一緒に楽しみながら交流している
  • 安心・安全の食材や陶器を使用し、食材の持ち味を生かした調理で昼食、おやつ、夕食を提供している
さらなる改善が望まれる点
  • 事業継続計画の策定をはじめ、未整備のマニュアルについて、優先順位を決めて順次整備することを期待したい
  • 職位・職務内容に応じて、一人ひとりの研修は充実しているが、非常勤職員も含めた研修や情報共有について工夫が望まれる
  • ICTシステムの導入など業務効率化の取り組みがおこなわれているが、さらに職員の業務改善につながるような取り組みが望まれる

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 組織力向上のために、風通しの良い明るい健康的な職場集団づくりをしている

 保護者が安心して預けられる園として子ども一人ひとりに寄り添った保育を実践している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:保育所を利用している全保護者を対象に調査を行った。子どもの総数は75人、世帯数は66世帯である。
  • 調査方法:アンケート方式  
    アンケート方式で実施した。保育所より調査票を全世帯に配布し、回収は返信用封筒で直接評価機関に郵送してもらう方法をとった。
  • 利用者総数: 75人
  • 利用者家族総数(世帯): 66世帯
  • 共通評価項目による調査対象者数: 66人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 54人
  • 利用者家族総数に対する回答者割合(%): 81.8%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
54/75
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
はい
98%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
はい
98%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
はい
80%
どちらともいえない
6%
無回答・非該当
15%
 
いいえ:0%
6.安全対策が十分取られていると思うか
はい
81%
どちらともいえない
17%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:2%
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
はい
91%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:2%
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
はい
96%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
83%
どちらともいえない
17%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
10.職員の接遇・態度は適切か
はい
93%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
91%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:2%
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
78%
どちらともいえない
6%
無回答・非該当
15%
 
いいえ:2%
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
98%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
はい
91%
無回答・非該当
7%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
93%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
16.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
87%
無回答・非該当
9%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
43%
どちらともいえない
15%
いいえ
9%
無回答・非該当
33%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 利用希望者に対して、保育園概要やホームページ等で情報をわかりやすく提供している
  • 利用希望者に向けてわかりやすい内容で地域だよりを掲示している
  • 利用希望者への見学日を設定し、丁寧に対応している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 入園前に園生活の基本的なルールや重要事項について説明をおこなっている  
  • 入園前の子どもの状況や保護者の意向を把握し、決められた書式に記入している
  • 入園当初や卒園時には子どもの不安を軽減するような配慮をしている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
12/12
  1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている指導計画を保護者にわかりやすく説明している指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 子ども一人ひとりの状況を決められた書式に記録し、把握している
  • 全体的な計画のもと子どもの姿を反映させた指導計画を作成し、振り返りをしている
  • 子どもや保護者の状況について職員間で情報共有の方法を徹底させ、保育に活かしている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
35/35
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている【5歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 全クラス連絡ノートを使用し、子ども一人ひとりの姿を把握し、保育をしている
  • 行事など縦割り保育を取り入れ、子ども達が一緒に行動する中で成長している
  • 子ども間のトラブルに対し、環境整備をし子ども達の気持ちを尊重した対応をしている
  2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 登降園時は保護者一人ひとりに主な出来事や連絡事項、子どもの様子を伝えている
  • 0歳児の睡眠や午睡は、個々の状況に合わせておこなっている
  • 懇談会やクラスだより、保健だよりで生活習慣の大切さを伝えている
  3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している子どもが様々な表現を楽しめるようにしている戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 子ども達は自主性ややる気を尊重されながら、行事や毎日の生活をしている
  • 当番活動や発表の機会を持たせ、言葉の感覚を養っている
  • 戸外遊びや園庭遊びを楽しみながら、体の発達を促している
  4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫しているみんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 行事は子どもたちがやりたいことを決め、それぞれ希望の役割に取り組んでいる
  • 皆でやり遂げられるよう徐々に働きかけながら、やり遂げる力をつけている
  • 懇談会をおこない園の取り組みの趣旨を理解してもらいながら、行事など進めている
  5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 乳児は夜間保育も各クラスでおこない、安心して過ごせるようにしている
  • 少人数でゆったり過ごせるようにし、突然の延長保育希望にも対応している
  6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮しているメニューや味付けなどに工夫を凝らしている子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子ども達は会話を楽しみながら、落ち着いて給食を食べている
  • 添加物の少ない、国産にこだわった安全な食材を使って昼食・夕食をつくっている 
  • 季節ごとのクッキング活動をたくさんおこない、子どもたちが楽しみながら参加している
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 年齢に合わせて保健師が体の仕組みや、健康についての話をして伝えている
  • 園で視力検査をおこなうことで視力の異常を早期発見することができている
  • 睡眠や外あそび、安全な給食の提供等、園児の健康増進に努めている
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】 詳細はこちら
  • 保護者の状況に応じた保育時間の延長など、保護者支援をおこなっている
  • 懇談会や個人面談で、子ども達の状況を園と保護者が共有している
  • 誕生会や試食会、保育見学など保護者が園での生活、保育内容を知る機会を提供している
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 図書館や水族館など地域の施設を利用したり、地域の人々との交流をおこなっている
  • 地域とのつながりを大切にし、高齢者や地域の人々との交流を活発におこなっている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】詳細はこちら
  • 子どもの人権を大切にし、一人ひとりの子どもに寄り添う保育に努めている
  • 子どもの羞恥心に配慮した保育をしている
  • 子どものプライバシー保護に努めており、今後さらなる徹底を課題としている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • サービスの向上を目指し、基本事項を見直す取り組みをしている
  • 子どもの衛生や安全にかかわる事項についてマニュアルを作成して対応している
  • さらに業務の標準化を図るためにマニュアルの整備に期待したい
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H1501024   修了者No.H1501085   修了者No.H1801085    
評価実施期間 2019年8月22日~2020年3月17日

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