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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

▼事業者の理念・方針 ▼全体の評価講評 ▼事業者が特に力を入れている取り組み ▼利用者調査結果  ▼サービス分析結果 ▼事業者のコメント

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平成28年度 児童養護施設
法人名称
社会福祉法人東京都社会福祉事業団
事業所名称
東京都片瀬学園
評価機関名称 特定非営利活動法人 福祉経営ネットワーク

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)家庭的養護の一層の推進
2)子ども一人ひとりの状況に応じた専門的支援
3)地域との緊密な連携
4)職員の専門性・資質の向上及び組織力の強化
5)効果的・効率的運営の推進


 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 施設には様々な職種で色々な経験、考え方をもつ職員がともに働いており、加えて交替制勤務があることから、互いの意思疎通が極めて重要となっている。さらに、今般、入所に至る状況・背景等から個別的な対応を要する子どもも増えているため、職員個々が専門的知識・技術を向上させ、チームワークと組織的な対応により仕事を進めることが不可欠である。職員には、まずこのことを理解してもらい、組織全体で目標に向けた一致協力の姿勢とそれぞれの業務の立場から、工夫・改善できることは行いながら、子どもの権利擁護の視点を常に念頭に置き、支援における役割を十分に果たしてほしいと考えている。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 施設の運営方針になっている「子ども本位」であることを常に心がけ、子どもの生活の安定・安心感を得られるようにすることが基本である。また、他職員と連携して組織的な対応を図ることが子ども本位の支援、よりよいサービス提供につながることを理解して仕事に取り組んでほしいと考えている。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 満足度調査や児童からあがった要望等は、実現可能となるよう組織全体で検討し、子どもの施設への信頼感につながるよう努めている
  • 事例検討時にアセスメントシートを活用し、子どもの全体像を把握するとともにニーズや課題を抽出して有効な支援方法等を見い出している
  • 棟代表を配置したことで子どもと個別に関われる時間が持てるようになり職員との関係構築に寄与してきている
さらなる改善が望まれる点
  • 年度の方針や重点目標が明示されているが、引き続き職員間のコミュニケーションを深め意思統一を図る取り組みが望まれる
  • 生活の中で生じるリスクに関して職員間の共通認識がさらにすすむよう具体的な場面や現象を出し合うなど確認していくことを検討されたい
  • 共有スペースや居室内の清掃等により清潔保持や快適性に配慮するとともに、子どもの安全性にも留意して環境整備をすすめられたい

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 地域との協働による子どもの安全確保と健全育成に向けた取り組みをすすめている

 子どもと個別に関われる時間を設けて愛着関係を築いていくことに努めている

 外部の関係機関と連携を図り子どもの進路の幅を広げられるよう支援にあたっている

利用者調査結果詳細はこちらから

※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
39/46
はい  どちらともいえない  いいえ  無回答・非該当
1.食事の時間が楽しいひとときになっているか
61.0% 20.0% 10.0% 7.0%
2.子どもの年齢や特性、個別事情に応じて生活や規則内容等の説明を受けているか
61.0% 17.0% 12.0% 7.0%
3.【中学生以上の方に】
将来に関する支援は、子どもの個別の要望や事情に応じて行われているか
56.0% 25.0% 6.0% 12.0%
4.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
61.0% 17.0% 15.0% 5.0%
5.職員の接遇・態度は適切か
61.0% 17.0% 15.0% 5.0%
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
66.0% 15.0% 12.0% 5.0%
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
41.0% 41.0% 12.0% 5.0%
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
51.0% 20.0% 17.0% 10.0%
9.子どものプライバシーは守られているか
58.0% 17.0% 10.0% 12.0%
10.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
41.0% 33.0% 23.0%
いいえ:2.0% 
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
33.0% 35.0% 5.0% 25.0%
12.【小学校4年生以上の方に】
自らの権利について、職員はわかりやすく教えてくれたか
62.0% 20.0% 10.0% 6.0%
13.子どもの不満や要望は対応されているか
41.0% 35.0% 12.0% 10.0%
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
38.0% 17.0% 30.0% 12.0%
はい  どちらともいえない  いいえ  無回答・非該当
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント項目を見る

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
3/3
  1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • イラストや写真、ルビ付き説明文など子どもに配慮した「生活のしおり」を作成している
  • 広報誌や事業概要を作成して、関係機関に配布する等施設の情報を提供している
  • 学校関係、民生委員・児童委員等の見学にはパンフレット等を活用して対応している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、理解を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要な事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、子どもや保護者の理解を得るようにしているサービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 事前面接時の視覚的な情報が子どもの安心につながることも想定されるため検討されたい
  • 入所当日はウエルカムメニューの提供等により心配や不安が軽減できる体制を整えている
  • 退所までの時間に応じて支援の方向性を検討し継続性のある支援を行うことを伝えている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた自立支援計画を作成している
計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画を子どもにわかりやすく説明し、同意を得るようにしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • アセスメントを丁寧に行い子どもの意向・要望に沿って支援の方向性を決めている
  • 子どもと実施している「がんばり表」の結果を計画の見直しに反映することもある
  • 職員の支援姿勢や関わり方等へ助言・指導の機会として記録内容の確認が望まれる
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
38/38
  1.個別の自立支援計画に基づいて、自立した生活が営めるよう支援を行っている
個別の自立支援計画に基づいて支援を行っている子ども一人ひとりに合った方法で、子どもと職員の信頼関係を構築するために受容的・支持的な関わりをしている小規模なグループでケアを行うなど、子どもが家庭的な環境の中で生活できるよう支援を行っている子ども一人ひとりの自立に向けて、関係機関と連携をとって、支援を行っている退所後は計画に基づいて、一人ひとりに応じた支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもが大切にされていると感じられる職員の対応について振り返りが望まれる
  • 自立に必要な情報を入手する等関係機関と連携を図って子どもの支援にあたっている
  • 退所した子どもそれぞれの状況に必要なアフターケアに取り組んでいる
  2.家族等との関係構築に向けた取り組みを行っている
子どもや保護者等の状況、意向・希望を把握し、家庭関係の調整を行っている子どもの状況や行事等の情報を個別の連絡により保護者等に知らせている保護者等との面会、外出、一時帰宅等は、状況を把握したうえで、子どもの安全に注意しながら行っている家族との再統合に向け、子どもや保護者等の意向をふまえて、児童相談所等と連携をとって、支援を行っている家族との再統合が難しい場合、養育家庭や養子縁組等を必要とする子どもが制度を活用できるよう児童相談所と連携をとっている入所中の子どもの家族等(里親を含む)に対し、退所後の生活を想定したさまざまな支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもの意向を踏まえ安全面に留意しながら保護者等との関係維持を図っている
  • 大人との個別の関わりを積み重ねることで信頼関係を築けるよう努めている
  • 家庭支援専門相談員(FSW)の役割を基幹的職員が担う取り組みを始めている
  3.子どもが楽しく安心して食事ができるようにしている
食事の献立は、子どもの状況や嗜好に応じて工夫している食物アレルギーや疾患等については、主治医等の指示に従い、対応している楽しい食事となるような環境を整えている食事時間は子どもの希望や生活状況に応じて対応している食についての関心を深めるための取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 食を通して協力する気持ちや感謝する心が育む取り組みをすすめている
  • 誕生日は子どもにとって記憶に残る特別な日として意向を尊重した対応を心がけている
  • 子どもの生活モデルとなり得る楽しい食卓の雰囲気づくりが期待される
  4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
入所まもない子どもの健康状態(口腔ケア、視力等)に配慮し、健康維持のための支援を行っている健康に関して、子どもからの相談に応じ、必要に応じて子どもや保護者等に説明をしている子どもの服薬管理は誤りがないようチェック体制の強化などのしくみを整えている子どもの体調に変化があったときには、速やかに対応できる体制を整えている日頃から医療機関と連携を図り、健康管理に活かしている健康について子どもに理解を促す取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 予防接種や受診、服薬の必要がある場合には保護者から同意を得て対応している
  • 事故防止委員会で検討し、服薬ミスの防止に努めており成果が期待される
  • 看護師から感染症予防や応急手当等、子どもへの対応方法を学んでいる
  5.子どもの精神面でのケアについてさまざまな取り組みを行っている
子どもが心の悩みや不安を相談できるように工夫している性についての正しい知識と理解が得られるよう、子どもの年齢や状況に応じた説明を行っている子どもの抱える問題に応じて、心理的ケアが必要な場合は、関係職員・機関と連携をとって、支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもからの相談については落ち着いて話ができる環境整備を心がけている
  • 性教育委員会が中心となり子どもには権利とともに生と性について学ぶ機会を設けている
  • 精神科医の協力を得て子どもへの理解を深め支援にいかす取り組みを図っている
  6.子どもの自主性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるよう支援を行っている
居室や共用スペース等は、子どもの状況に応じて、安全性や快適性に配慮したものとなっている日常生活の過ごし方は、子どもの状況・年齢等に応じて工夫している行事やイベントの企画・準備は子どもも参加して行っている施設の生活ルールは子どもの意見を参考に見直しを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 生活環境の整備に対して改善を求める声もあることから日々の意識喚起が期待される
  • 子どもの生活リズムはそれぞれの所要等も含めて寮内の裁量で柔軟に対応している
  • 「学園生活アンケート」で子どもの意向・把握に努め安心できる場となるよう努めている
  7.子ども一人ひとりに応じた学力向上・進路決定のための取り組みを行っている
基本的な生活習慣及び生活知識・技術を身につけられるよう支援を行っている基礎学力の向上・学習習慣獲得のための支援を行っている子どもの意欲・意思や能力に応じた学習教材・塾等を活用している進路について、子どもと保護者等、学校、施設による話し合いを行っている進路の決定は、子どもの意向や適性に応じて選択・決定できるよう支援を行っている個別に必要な時期・状況で、自立に向けての社会体験を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 「頑張り表」等、生活力の習得状況を子どもと一緒に確認するしくみを設けている
  • ボランティアや塾講師の協力を得て子どもの習熟度に応じた学習支援に取り組んでいる
  • 退所後を見据え子どもが生活力を身につけて自立生活を送れるための支援に努めている
  8.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域の情報を収集し、子ども一人ひとりの状況に応じて活用している施設の活動や行事に地域の人の参加を呼びかける等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している子どもに、地域と日常的に関わりながら生活していることの大切さを伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の公的機関等との連携を図り、子どもの見守り等協力体制が図られてきている
  • 地域の子どもが気軽に施設を訪れて遊んでおり子どもとの交流がなされている
  • 「しおかぜまつり」は地域住民を招待し子どもと職員が協働して取り組んでいる
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
8/8
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている個人の所有物や郵便物の扱い、居室への職員の出入り等、日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
「子どもの権利ノート」などにより、子どもの基本的人権について、日常生活の中でわかりやすく説明している子ども一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている子どもの気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している虐待被害にあった子どもがいる場合には、関係機関と連携しながら対応する体制を整えている施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】詳細はこちら
  • 子どもの情報、郵便物の取り扱い等プライバシーに配慮している
  • 価値観・生活習慣に配慮するとともに時間をかけてルールを説明するようにしている
  • 人権擁護、人権侵害防止のための点検事項等で振り返り、職員の理解を深めている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている職員一人ひとりが工夫・改善したサービス事例などをもとに、基本事項や手順等の改善に取り組んでいる
  3.さまざまな取り組みにより、業務の一定水準を確保している
打ち合わせや会議等の機会を通じて、サービスの基本事項や手順等が職員全体に行き渡るようにしている職員が一定レベルの知識や技術を学べるような機会を提供している職員全員が、子どもの安全性に配慮した支援ができるようにしている職員一人ひとりのサービス提供の方法について、指導者が助言・指導している職員は、わからないことが起きた際に、指導者や先輩等に相談し、助言を受けている
【講評】詳細はこちら
  • マニュアルを定期的に点検するしくみの導入を検討されたい
  • 施設特性におけるリスクについて職員間の共通認識をさらに図ることが期待される
  • 業務の標準化を図るため内部研修や指導・指導助言体制が整備されている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0403065   修了者No.H0303002   修了者No.H0801023    
評価実施期間 2016年6月16日~2017年3月7日

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