平成18年度第3回評価手法ワーキングを開催しました


 東京都における福祉サービス第三者評価制度においては、制度のさらなる信頼性向上を図るため、一昨年から評価・研究委員会のもとに、評価手法・項目のあり方を専門に検討する「評価手法ワーキング」(座長:栃本一三郎上智大学教授)を設置し、方策を検討してきました。
 今年度は、昨年度の評価・研究委員会における決定を踏まえ、19年度実施を目途に、利用者調査手法の改善に向け、具体案の策定を行うこととしています。
 このたび、第3回の「評価手法ワーキング」を18年11月2日(木)に開催しました。
 当日の審議事項は以下のとおりです。

【審議事項】
 【平成19年度に向けた利用者調査手法改善のための試行結果について】

 この間、東京都福祉サービス評価推進機構においては、18年7月26日(水)に開催した第2回評価手法ワーキングで決定した、現行の「アンケート方式」と「聞き取り方式」を一人ひとりの利用者の状況に応じ併用して行う方式と「(仮称)新コミュニケーション方式」(現行のコミュニケーション方式を改正した方式)の2通りの方式案を実地に検証するための試行を実施しました。
 今回は、その試行結果を踏まえ、特に「(仮称)新コミュニケーション方式」の改善すべき点についてご審議いただきました。
 審議では
  • 「(仮称)新コミュニケーション方式」は実施に向けて進めていく。
  • コミュニケーションの困難な利用者に関して、評価者がその意向を把握することは難しいので、「(仮称)新コミュニケーション方式」による「場面」の調査を行うこととする。
  • 「(仮称)新コミュニケーション方式」は提供サービスの良し悪しを評価するものではない。
  • 「(仮称)新コミュニケーション方式」の調査結果は公表していく。
等の方向性が出されました。

 今回の審議結果は、11月21日(火)に開催される評価・研究委員会に報告する予定です。

平成18年度第2回評価手法ワーキングについて
評価手法ワーキング委員名簿




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