評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)日常生活は英語で過ごし、毎日サークルタイム、アクティビティ、年齢に併せた英語のレッスンを実施。英語をツールの1つとして利用し、自ら気付き、考え、行動すること、異なる考え方・価値観をもつ人々も認め、共感できる心をもち、生涯にわたって学び続けるための基礎を身に付けるための指導・教育の実施。
2)ひとり一人の個性を大切にし子どもの気持ちをしっかりと受け止めながら発達に応じた保育を行っている。
3)日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるように工夫している。
4)家庭との連携を図りながら生涯にわたる人間形成の基礎を培うことを目指す。
5)安心・安全を徹底すると共にしっかりとした保育理念のもと、子育てのサポートをしていく。
職員に求めている人材像や役割
子ども達に愛情を持ち、ひとり一人の子ども達に寄り添い適切な援助ができる。
常に自分を磨き、保育園の職員の一員として、尊厳と責任を心がけて欲しいと思っている。
子どもの気持ちに寄り添い、愛情を持って接することができる。また、日々の業務を振り返り明日につなげる努力を行う。
日常生活を通し英語を自然と活用できるような教育と環境の提供。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
職員各自が保育に対して常に向上心を持ち集団としての組織力の向上に努める心構えを持ってほしい。
職員はたくさんの豊かな子ども達の表情に仕事の資質向上と実感を経験していってほしい。
全体の評価講評
特によいと思う点
保護者との連携を重視し、子どもの成長を共に支える環境づくりに力を入れています。入園時面談で保護者の意向を丁寧に把握し、日々の送迎時の温かい挨拶や情報共有を通じて、信頼関係を深めています。保育参観や運動会、発表会など、保護者が参加できる行事を多数設け、家庭と園が協力しながら子どもの育ちを支えています。さらに、日々の保育活動においても、職員が保護者と密にコミュニケーションを取り、一体感のある子育て支援に努めています。こうした取り組みを通じ、保護者との密接な関係を構築し、安心できる保育環境の整備に努めています。
異なる価値観を受け入れる多様性を尊重しながら、子どもの主体性を育み、日本の伝統文化を継承する保育を実践しています。英語を活用した国際的な学びを提供するとともに、節分やひな祭りなどの日本の伝統行事を取り入れ、日本文化への理解を深める機会を提供しています。また、保育環境を工夫し、自ら考え行動する力を養い、主体性を重視した教育に努めています。地域の活動を通じて、子どもたちが多様な経験を積み、思いやりや協調性を培う機会を設けています。多文化共生の精神を育てながら、安心して過ごせる場の提供に努めています。
保護者の就労支援の充実に重点を置き、園への負担感を軽減するため、保護者会や行事等の活動は極力実施しない方針ですが、保育参加は年1回実施しており、園が実施している保育内容への理解を深めていただく機会を創出しています。この取り組みを通じて、園と保護者、そして保護者同士の絆が深まり、保育園で過ごす子どもたちに対する共通の理解が生まれ、信頼関係が築かれていることが見受けられます。保護者同士の絆を深め、園での子どもたちの楽しい時間をより充実させるための協力体制を構築する場として、積極的に取り組んでいます。
さらなる改善が望まれる点
職員の定着率と能力向上を図るよう、職員育成と支援の充実が必要と考えます。業務標準化の推進による負担軽減を図るとともに、研修機会の拡充やキャリア形成の明確化を進め、職員の成長を支える仕組みの強化が求められます。また、多くの職員から、子どもの成長の機会を広げる施策や、安定した職員配置の充実を求める声が挙がっています。保護者からは、職員体制の強化や保育環境の向上に対する期待の声が寄せられています。職員が安心して働ける環境を整え、保育の質を継続的に向上させることで、より安心で充実した保育サービスの提供が望まれます。
英語教育を中心に、多様な学びの機会を提供しています。英語を活用した国際的な学びを促進するとともに、節分やひな祭りの行事を実施し、日本文化や言語への理解を深める環境づくりに努めています。また、毎年子ども神輿に参加し、地域の方々との交流を通じて子どもたちの社会性を育んでいます。しかし、戸外活動の拡充を求める保護者の声や、教育環境の改善を望む職員の意見も寄せられました。今後は、地域資源を活用した活動の充実を図りながら、子どもたちがより多様な経験を積めるよう、保育内容の調和を考慮した取り組みの強化が期待されます。
事業者が特に力を入れている取り組み
子どもが意欲的に行事に取り組めるよう、準備や実施の過程で保護者の理解と協力を得る工夫をしています。年間行事予定表を配布し、一年間の活動予定を早めに知らせることで、保護者参加の行事において子どもの発達を理解し、行事の目的や内容を把握してもらえるよう努めています。また、運営委員会や保護者会等を通じて保護者の意見や提案を取り入れ、多国籍の保護者に配慮して、それぞれの多様性を受け入れることで、保護者との連携を深まるように配慮しています。これにより、子どもたちが積極的に行事へ参加できる環境を整うように努めています。
利用者調査結果(月極保育用利用者調査)
調査概要
- 調査対象:事業所と協議し、当事業所の利用者の内、月極契約利用者全世帯を対象に、アンケート調査を実施しました。
- 調査方法:アンケート方式
登降園時に来園された保護者に、職員が第三者評価の説明とともに、QRコード付きWebアンケート案内書、対応できない方には印刷したアンケート用紙、返信用封筒を配布しました。回答票は評価機関に直接送信、または送付する方法を取り、調査分析を行いました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:40/85(回答率 47.1% )
有効回答者数の約8割(40世帯中31世帯)以上が「はい」と回答した設問項目は、「問1.子どもの発達に応じた活動」「問2.園児の興味を引く活動」「問3.子どもの状況に配慮した食事・おやつの提供」「問5.利用時間変更への柔軟な対応」「問7.参加しやすい行事日程の配慮」「問10.職員の言葉遣い。態度、服装」「問13.園児の気持ちを大切にした職員対応」「問15.保育に関する内容説明の分かりやすさ」の8項目でした。特に、問5.の項目については、25世帯(62.5%)が「はい(大変満足)」を選択していました。
総合満足度について、40世帯の内、31世帯が「満足」を選択しました(内訳:大変満足 22.5%、満足 27.5%、やや満足 27.5%)。自由意見欄には、満足度の高いコメントが寄せられましたが、改善を望むコメントも寄せられ、園に対する期待度が高いことが見受けられます。
アンケート結果
1.保育施設での活動は、子どもの心身の発達に応じたものとなっているか
回答者数40世帯の内、32世帯(80.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(22.5%)、満足(32.5%)、やや満足(25.0%)〕。 「楽しそうに過ごしている」「勉強の楽しさや協調性、友達との付き合い方を学べている」などの回答コメントが寄せられました。戸外活動を含む活動の充実を望む改善期待のコメントが寄せられましたが、回答の8割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
2.保育施設での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
回答者数40世帯の内、33世帯(82.5%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(22.5%)、満足(35.0%)、やや満足(25.0%)〕。 「楽しそうに日々過ごしている」「体操の時間は、とても楽しそうです」旨の回答コメントが寄せられたほか、戸外活動や英語教育、制作、運動などの保育活動や、保育内容の共有の充実を望む改善期待の意見が寄せられました。回答の8割以上が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
3.【保育施設からの食事提供を受けている方のみ】
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
回答者数40世帯全てが、食事サービスを利用しており、その内34世帯(85.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(20.0%)、満足(50.0%)、やや満足(15.0%)〕。 自校給食であることや、盛り付け、味付け、手作りのおやつ、栄養面、喫食状況の共有など、満足度の高い回答コメントが寄せられました。メニュー内容や調理方法に関する改善期待の意見が寄せられましたが、回答の85%が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
4.保育施設の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
回答者数40世帯の内、18世帯(45.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(10.0%)、満足(12.5%)、やや満足(22.5%)〕。 保護者が見学できる豊富な行事や地域交流、公園に行く回数の増加などの満足度の高い意見が寄せられました。一方、戸外活動を増やして欲しい旨の意見も寄せられました。「はい」の選択率が半数を下回ったことから、保護者の園への改善期待は高いことが見受けられます。
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
回答者数40世帯の内、36世帯(90.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(62.5%)、満足(22.5%)、やや満足(5.0%)〕。 「急な預かりでも柔軟に対していただき大変助かっている」旨の回答コメントが寄せられました。法人への改善期待の意見が寄せられましたが、回答の約95%が「はい」を選択したことに加え、6割以上が「はい(大変満足)」を選択したことから、保護者の満足度は大変高いことが見受けられます。
6.安全対策が十分取られていると思うか
回答者数40世帯の内、27世帯(67.5%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(25.0%)、満足(30.0%)、やや満足(12.5%)〕。 保育士・専門職の配置や施設内の危険箇所、職員能力などに関する改善期待の意見が寄せられました。回答のほぼ7割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はかなり高いことが見受けられます。
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
回答者数40世帯の内、38世帯(95.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(40.0%)、満足(45.0%)、やや満足(10.0%)〕。 「運動会やクリスマス会は土曜に設定いただき、面談の時間帯も仕事をしていても行きやすい時間帯の設定もしていただいていて、配慮を感じる」との回答コメントが寄せられました。行事日程の連絡時期について改善期待の意見が寄せられましたが、回答の全数近くが「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
8.子どもの保育について家庭と保育施設に信頼関係があるか
回答者数40世帯の内、26世帯(65.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(27.5%)、満足(30.0%)、やや満足(7.5%)〕。 「子どもをよく見てくれる」「気になることがあれば、相談できる関係性ではあると思う」旨の回答コメントが寄せられました。職員ごとの能力差や、勤務期間に関する意見が寄せられました。回答の約3分の2が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はかなり高いことが見受けられます。
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
回答者数40世帯の内、28世帯(70.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(25.0%)、満足(30.0%)、やや満足(15.0%)〕。 「とても清潔」との意見が寄せられましたが、施設内の清掃状況、保清、整理・整頓などの改善期待の意見が寄せられました。回答の7割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度は高いことが見受けられます。
10.職員の接遇・態度は適切か
回答者数40世帯の内、32世帯(80.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(30.0%)、満足(37.5%)、やや満足(12.5%)〕。 「いつも笑顔で声掛けしてくれる」「挨拶をしない先生はいなくなった」との回答コメントが寄せられました。職員の言葉遣いや態度、職員間の意見交換の際の言動など、改善期待の意見が寄せられました。回答の8割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
回答者数40世帯の内、28世帯(70.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(30.0%)、満足(27.5%)、やや満足(12.5%)〕。 怪我をした際の、対応や連絡・報告に関する満足度の高い回答コメントが寄せられた一方、同じく連絡・報告に関する改善期待のコメントも寄せられました。回答の7割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はかなり高いことが見受けられます。
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
回答者数40世帯の内、20世帯(50.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(15.0%)、満足(25.0%)、やや満足(10.0%)〕。 「こどもの特性をよくみて対応されて、連絡も早いと思う」旨の満足度の高い意見が寄せられましたが、職員の対応に関する改善期待の意見も寄せられました。回答の半数が「はい」であったことから、利用者の満足度は概ね高いことが見受けられますが、見聞きや経験したことがない回答者が「はい」以外を選択した可能性も考えられることから、実際の満足度は集計値以上に高いことが推察されます。
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
回答者数40世帯の内、33世帯(82.5%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(22.5%)、満足(40.0%)、やや満足(20.0%)〕。 「職員にはいつも感謝している」「愛情を持って接してくださっている」旨の意見が寄せられました。職員による対応の違いに関する改善期待の意見が寄せられましたが、回答の全数が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
回答者数40世帯の内、28世帯(70.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(25.0%)、満足(30.0%)、やや満足(10.0%)〕。 「特に思い当たらない」「余り気にかけた事がない」などの回答コメントが寄せられました。回答の7割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度は高いことが見受けられます。
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
回答者数40世帯の内、31世帯(77.5%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(20.0%)、満足(32.5%)、やや満足(25.0%)〕。 「写真を付けて日々報告してくれる」旨の回答コメントがありました。職員の対応についての改善期待の意見が寄せられましたが、回答の約8割が「はい」を選択したことから、利用者の満足度はとてもに高いことが見受けられます。
16.利用者の不満や要望は対応されているか
回答者数40世帯の内、19世帯(47.5%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(20.0%)、満足(20.0%)、やや満足(7.5%)〕。 「真摯に対応いただいている」「いつも親身になって話を聞いてくださる」などの回答コメントが寄せられました。要望への対応や職員の就・退職を含む保護者との情報共有の対応についての改善期待の意見が寄せられました。「はい」の選択率が半数を下回ったことから、保護者の園への改善期待は高いことが見受けられます。
17.外部の苦情窓口(行政等)にも相談できることを伝えられているか
回答者数40世帯の内、10世帯(25.0%)が「はい」を選択しました〔内訳:大変満足(7.5%)、満足(7.5%)、やや満足(10.0%)〕。 「知らなかった」「既に知っていた」「気に掛けたことはあまりない」などの回答コメントのほかに、本部の対応について改善期待の意見が寄せられました。「はい」の選択率が4分の1に留まったことから、保護者の園への改善期待は高いことが見受けられます。
利用者調査結果(時間預かり(一時預かり)保育用利用者調査)
調査概要
- 調査対象:評価機関に記入要領を周知
- 調査方法:
- 有効回答者数/利用者総数:0/0(回答率 0%)
有効回答者数の約8割(40世帯中31世帯)以上が「はい」と回答した設問項目は、「問1.子どもの発達に応じた活動」「問2.園児の興味を引く活動」「問3.子どもの状況に配慮した食事・おやつの提供」「問5.利用時間変更への柔軟な対応」「問7.参加しやすい行事日程の配慮」「問10.職員の言葉遣い。態度、服装」「問13.園児の気持ちを大切にした職員対応」「問15.保育に関する内容説明の分かりやすさ」の8項目でした。特に、問5.の項目については、25世帯(62.5%)が「はい(大変満足)」を選択していました。
総合満足度について、40世帯の内、31世帯が「満足」を選択しました(内訳:大変満足 22.5%、満足 27.5%、やや満足 27.5%)。自由意見欄には、満足度の高いコメントが寄せられましたが、改善を望むコメントも寄せられ、園に対する期待度が高いことが見受けられます。
アンケート結果
1.保育施設での活動は、子どもの心身の発達に応じたものとなっているか
2.保育施設での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
3.【保育施設からの食事提供を受けている方のみ】
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
4.保育施設の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
6.安全対策が十分取られていると思うか
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
8.子どもの保育について家庭と保育施設に信頼関係があるか
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
10.職員の接遇・態度は適切か
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
16.利用者の不満や要望は対応されているか
17.外部の苦情窓口(行政等)にも相談できることを伝えられているか
サービス分析結果
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
- 事業所のサービス利用が困難な場合には、理由を説明したうえで、行政機関等相談先に関する情報の提供をしている
【講評】
保護者との連携を重視し、入園手順を明確に定めています
保育園と保護者の連携を重視し、入園にあたっての手順を定め、入園前に個別面接を実施し、保護者と子どもと直接会う機会を設けています。面接では保育園利用にあたっての基本事項(園のルール、方針、日々のスケジュールなど)を詳細に説明しています。また、全保護者に基本ルール、園の利用方法、重要事項の説明を実施しています。さらに、「入園のしおり」に沿って具体的な保育サービス内容を説明し、保護者が安心して子どもを預けられるようにサポートしています。児童票等事前に生活状況を記入していただき、保護者の意向の把握に努めています。
入園による環境の変化を考慮して慣れ保育を実施しています
入園前の個人面談では、園児の家庭の様子や健康状態を記録し、職員間で共有します。入園による環境変化で子どもにストレスを与えないように配慮して慣れ保育を実施しており、短い時間から設定し、ストレスを和らげるため個別対応を重視しています。入園までに健康診断を受け、所定の書類に必要事項を記入した上で個人面談を行い、園側から入園のしおりを基に保育内容を丁寧に説明し、保護者からは不安や期待などを聞いてコミュニケーションを取っています。慣れ保育は就労状況に応じて日程を組み、就労への影響を少なくしています。
保護者のニーズに応じて継続的な支援に努めています。
サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮したサポートを行っています。退園後も保護者のニーズに応じ、一時保育の利用を進めることで継続的な支援に努めています。卒園や転園、退園に関わらず、保護者が安心して子どもを一時的に預けられる環境を整備しています。また、卒園後の預かり先として学童保育を紹介し、退園時には一時預かりの利用案内も行い、支援の継続性を確保しています。さらに、保護者が安心して利用できるよう、施設内の連携を図り、一時預かりの場合に支援の継続性が図れるように配慮しています。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
定められた手順に従い、生活状況、成長の姿などを記録しています
社内統一のフォーマットを用い、定められた手順に従って子どもの心身や生活状況、成長の姿などを個人記録表に記録しています。入園時には保護者の保育方針や保育園に望むことを聞き、それも記録しています。また、年齢ごとに保育の目標を掲げ、毎月経過記録表を作成して成長を確認し課題を見出しています。これにより、子どもの成長を見守り、発達に応じた援助ができるように努めています。記録内容は書面、データベースで保管され、記録の管理に努め、職員間での共有に努めています。状況を細かく記録し、適切な保育が提供できるようにしています。
子ども一人の情報の管理と共有を図り、子どもに関わる上での共通認識に努めています
子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているほか、日々の様子から得られる子ども一人ひとりの情報を記録し、職員間での共有を図り、共通の認識を形成するよう努めています。児童票等に必要な情報をファイリングし、月末には前月の子どもの姿を反映した計画を作成し、発達および経過記録を記載します。これらの記録や計画は職員が見やすい所に掲示して共有し、保育日誌、連絡帳を職員が目を通して情報を把握しています。特記事項は全職員が共有できるよう周知に努め、一部職員に情報が偏らないよう管理しています。
全体的な計画を基に、振り返りを反映して指導計画を立てています
指導計画は全体的な計画を踏まえ、月ごとに具体的な目標設定を行い、活動計画を策定しています。また、全体的な計画を基に年間、月案、週案などのクラス別指導計画を作成しており、月末には振り返りを行い、前月の子どもの姿を反映した計画を立てています。指導計画は、見直しの時期や手順などの基準を定めたうえで、必要に応じて見直しを行い、年度末には計画全体の見直しを実施しています。さらに、指導計画や個人計画は職員が閲覧できるように保管され、全職員で変更状況を確認し、子どもに関わる上で必要な発達および経過記録を共有しています。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況(保護者の意向を含む)の変化に即して、保育の過程を踏まえて作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
- 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 【5歳児が利用している保育施設のみ】
小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携を図っている
【講評】
一人ひとりの個性や発達を把握して、主体的に生活や遊びができるようにしています
子ども、保護者、職員共に多国籍であり、年齢の違いを含めた多様性を受け入れ、自分らしくあることに配慮しています。国籍や生活習慣、言語の違いを含め、一人ひとりの違いを受け止め、個性や発達を把握して主体的に生活や遊びができるよう支援しています。年齢や発達に応じた環境や玩具を整えるとともに、職員は子どもの姿をよく観察し、多国籍の子ども同士が自然に交流できる環境を作り、お互いが成長できるよう努めています。子どもたちは自分のペースで成長し、異なる生活背景を持つ友達との関わりを通じて社会性や自己表現を育むことができます。
個別のニーズに対しては、園生活を共にする他の子ども達と成長できるようにしています
障害のある子どもを含め、特別な配慮が必要な子どもの保育において、他の子どもたちと共に生活し成長できるよう援助しています。療育に通う園児に対しても、周りの子どもたちと同じ生活を送れるよう支援しています。子ども、保護者、職員が多国籍で、それぞれ異なる生活や文化背景を持つ多様性に富んだ環境の中で、その多様性の一つとして配慮が必要な子どもを受け入れていることが、成長を支える重要な要素となり、個別のニーズに対応する際に、園生活を子どもたちが共に成長できるよう、相互の関わりを大切にしていることが、大きく作用しています。
子どもの気持ちを尊重することが子どもの主体性に結び付くと共通の認識に立っています
発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応を行っています。自己表現や社会性を育てる機会として、双方の思いを受け止め、仕草や言葉で伝えることを教えながら関わります。これにより、子どもたちは自分の気持ちを表現し、他者との関わりを学びます。職員はトラブルが発生した際に冷静に対処し、子どもたちの成長をサポートします。子どもの気持ちを尊重することが子どもの主体性を活かすことになり、子ども自身の気づきに結びつくという認識を職員全員が共通の認識として持っています。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
- 休息・午睡等の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
登降園の際の保護者との関りを重視し、保護者との信頼関係を深めています
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認し、連絡帳を通じて家庭での様子やけが、健康状態等を確認しています。登園時には検温を行い、健康状態を把握しています。降園時には、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝え、日報書を基に伝達事項と共に子どもの様子を伝えています。これにより、保護者と園との連携が深まり、子どもたちの健康と成長をサポートする体制が整っています。さらに、保護者との信頼関係を深めるため、登降園で保護者と関わる時には、その日の子どもの様子を伝え、日々のコミュニケーションを大切にしています。
保護者と連携を取りながら、基本的な生活習慣が身につくように努めています
年齢や発達の状態に応じ、睡眠や食事、排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを保護者に伝え、小さい年齢の内から身につくよう援助しています。年齢に応じた基本的生活習慣の自立に向け、発達状態や意欲、家庭での様子を考慮し、個別援助を基本に進めています。これにより、子どもたちは生活習慣を身につけ、自立への第一歩を踏み出すことができます。園だよりや保健だよりを通じて保護者にも情報を共有し、連携を取るようにしています。園全体で一人ひとりに合った援助を行うため、日報書や個人記録表で記録を残し、職員間での共有に努めています。
休息・午睡の長さは、年齢や体調、その日の子どもの様子に配慮しています
休息・午睡の長さは、年齢や体調、その日の子どもの様子に配慮しています。家庭での睡眠時間や体調を考慮し、年齢によって午前寝や午後寝を取り入れながら、子どもたちが機嫌よく食事をし、遊べるように努めています。これにより、子どもたちは十分な休息を取りながら、元気に過ごすことができています。職員は常に子どもの様子を観察し、活動量や期限を把握しながら適切なタイミングで休息を取らせるよう心がけています。保護者との連携も大切にし、登降園で家庭での情報を共有することで、子ども達が気持ちよく生活できるよう配慮しています。
3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが人と関わる力を養えるよう援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 子どもの心身の発達が促されるよう、戸外・園外活動(外気浴を含む)を実施している
- 生活や遊びを通して、子どもが自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
空間を分け、子ども一人ひとりが興味に合わせて落ち着いて遊べる環境を提供しています
子どもの自主性や自発性を引き出すため、時間や空間に配慮しながら遊びのスペースを分け、子どもたちが主体的に遊びを選び、深く遊び込める環境を整えています。一人ひとりの興味や気持ちを尊重し、その時期に合った玩具を用意することで、子どもが落ち着いて遊べるよう配慮しています。また、保育士は子どもと愛着関係を築くために寄り添い、必要な援助や見守りを行い、子どもたちが安心して自分のペースで遊びながら成長できるよう支援しています。一人ひとりが興味に応じて落ち着いて遊べる環境を提供し、お互いに成長できる場を作り上げています。
言葉の楽しさを育む保育環境を提供しています
語学学習の一環として、身振りや手ぶりを取り入れたダンスを日々の活動に含め、言葉に対する感覚を養うことを目的としています。子ども一人ひとりの年齢や発達状況に応じて、大人が適切で美しい言葉を使い、子どもの言葉を確実に受け止めることで、安心して言葉を伝えられるよう努めています。さらに、絵本や手遊びを積極的に取り入れ、言葉の楽しさや言葉が伝わったときの充実感を子どもたちが感じられるよう配慮しています。また、季節を感じるもの作りや表現遊びを日々の保育に取り入れることで、様々な経験を通じて言葉への興味を育んでいます。
子どもの心身の発達のため、戸外活動や散歩を通じてさまざまな経験を提供しています
子どもの心身の発達を促すため、戸外や園外での活動を積極的に実施しています。戸外活動や散歩を通じて五感を育み、社会性を学ぶ機会を提供しています。子どもたちは自然と触れ合いながら成長し、協力やコミュニケーション能力を身につけています。遊びや散歩では多様な場所を訪れ、さまざまな経験を通して豊かな学びを得られるよう工夫しています。真夏には暑さ対策を施した屋上で屋外活動を行い、快適な環境で遊びが充実するよう努めています。ここうした取組みにより、子どもたちが自信を持って新しい環境に挑戦し、成長できるよう支援しています。
4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
行事の実施にあたっては、日々の生活と遊びからつながり、参加できるようにしています
園では、毎月の誕生会や夏祭り、ハロウィン、クリスマス、イースターなどの海外の行事、日本の伝統行事を取り入れ、子どもたちが積極的に参加できる内容で実施しています。行事の実施にあたっては、保育者主導ではなく、子ども自身が主体となれるよう工夫し、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるように配慮しています。日々の生活や遊びから行事につながる活動を取り入れることで、楽しみながら参加できる環境を整えています。毎月の誕生会では誕生児を知り、祝ったり祝ってもらう経験を通し、お互いを知る機会となっています。
多様性を受け入れ、友達と一緒に出来た事を喜びあえるようにしています
行事へ向けての取り組みを進めていく過程では、子ども自身の気持ちが動き出すことを大事に、日々の生活の中の取り組みとして位置づけることで、行事を特別なものとせず、無理なく子どもが気持ちを向けられるようにしています。誕生会は毎月行われることで、次の誕生日が来ることを心待ちにしています。運動会の各競技でのチームプレーやイベント十する際の製作などで最後まで完成させる充実感と達成感を学んでいます。また国籍や文化の違いを超え、多様性を受け入れ、友達と協力し、やり遂げる喜びを味わえる取り組みとして行事を実施しています。
子どもと保護者の文化的習慣等を尊重し、保護者の積極的な参加促進に取り組んでいます
子どもが意欲的に行事に取り組めるよう、準備や実施の過程で保護者の理解と協力を得る工夫をしています。年間行事予定表を配布し、一年間の活動予定を早めに知らせることで、保護者参加の行事において子どもの発達を理解し、行事の目的や内容を把握してもらえるよう努めています。また、運営委員会や保護者会等を通じて保護者の意見や提案を取り入れ、多国籍の保護者に配慮して、それぞれの多様性を受け入れることで、保護者との連携を深まるように配慮しています。これにより、子どもたちが積極的に行事へ参加できる環境を整うように努めています。
5.在園時間の異なる子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 在園時間の異なる子ども同士が楽しく遊べるよう配慮をしている
- 在園時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 在園時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
多様性に富む子ども同士が関係を深め、意欲的に遊び安心して過ごせるようにしています
在園時間が異なる子どもたちが楽しく遊べるよう配慮し、園では幼稚園型と保育園型の受け入れ形態を採用しています。午前中に同一の活動内容で過ごせる時間を設定し、子どもたちが交流しやすい環境を整えています。子ども一人ひとりの様子に合わせて適切な玩具を選び、国籍や、文化的、生活習慣の異なる多様性豊かな子どもたちが満たされた気持ちで過ごせるような対応を心掛けています。国籍の異なる職員同士の連携も重視し、子どもの成長に寄り添いながら適切な支援を行うことで、安心して遊びや活動に集中できる環境づくりを目指しています。
在園時間が長い子どもたちが快適で楽しく過ごせるように、活動内容等を整えています
在園時間の長い子どもが安心してくつろげる環境を整えるため、快適で居心地の良い雰囲気づくりを心掛け、保育士とのスキンシップを通じてゆっくりと過ごせるよう配慮しています。在園時間が長くなる中で、保育形態が変化する場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮し、人数や年齢に応じて保育形態を段階的に変更し、一人ひとりが安定して過ごしながら遊べるよう対応しています。さらに、保育園型の受け入れではおやつの時間としてスナックタイムを設け、その後もレッスンや活動を行い、子ども達の遊びと生活が充実するよう工夫しています。
6.子どもが安全な環境のもと食事を楽しめるよう配慮している
- 子どもが安全に食事をとれるよう配慮している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動、保護者や地域の多様な関係者との連携等)を行っている
【講評】
安全で快適な食事環境を通じて、子どもたちが食事を楽しめるよう配慮しています
子どもが安全に食事をとれるよう配慮し、入園時には食事の状況調査票を記入し、食材チェック表を確認することで、家庭で摂取している安全な食材を提供しています。文化的、生活習慣の違いにも配慮しながら、配膳の動線を定め、子どもたちが安心感を持ちながら楽しく落ち着いて食事をとれるような雰囲気づくりを心掛けています。食べる場所を一定にすることで子どもたちに安心感を与え、落ち着いて食事ができる環境を整えています。毎日の食事が常に落ち着いた環境で行われるよう流れを一定にし、穏やかに食事を楽しむことができるよう努めています。
食事面では事前の面談で個別に状況を把握し、保護者と連携を取っています
入園前の個人面談では、家庭の様子や健康状態、食事の状況を確認し、子ども一人ひとりの生活に合った対応を行っています。子どもの体調や文化的な違いに配慮し、安全で適切な食材を提供しています。特に食物アレルギーを持つ子どもには、医師の生活管理指導表に基づいた除去食を対応し、園で初めて提供する食材については家庭での摂取状況を確認しています。また、宗教上の配慮が必要なハラール食については提供の環境面等の理由から園では対応せず、保護者に弁当持参をお願いしています。保護者との連携を重視し、食の安全な提供に努めています。
食育活動を通して子どもたちは楽しみながら、食材や味覚に対する興味を深めています
子どもたちが食べる意欲を持つことは、楽しく過ごし、意欲的に遊ぶことにつながるため、園では食事を大切にしています。メニューや味付けに工夫を凝らし、さまざまな食材に慣れることで味覚を育てる給食を提供しています。また、子どもたちが“食”に興味を持てるよう、絵本や遊びを通じて食を身近に感じられる工夫を行っています。さらに、屋上での栽培活動に取り組み、苗を植え、水やりをし、収穫するまでの過程を通じて、子どもたちが食材に直接触れる機会を作っています。自分で育てたものを食べる体験は、食への興味や関心をさらに高めています。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
- 子どもの体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
- 子どもの入退所により環境に変化がある場合には、入所している子どもの不安やストレスが軽減されるよう配慮している
【講評】
手洗いやうがいなど、健康的に過ごす習慣が身につくように日々関わっています
日々の生活で子ども自身が自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できることが、園生活を楽しく過ごすことにつながるよう援助しています。年齢に応じて、うがいや手洗いが習慣になるよう声かけや誘導を行い、適切な援助を提供しています。これにより、子どもたちは健康的に過ごす習慣を身につけ、自分自身で健康を守る力につながってます。職員は日々の検温や食欲、全身の状態など子どもたちの様子を常に観察し、健康状態の把握に努めています。手洗いやうがいの励行は、保護者とも連携し、家庭での健康習慣の実践を促しています。
毎朝の受け入れや、日々の連絡帳を通じて健康状態の把握に努めています
登園時に家庭での子どもの様子を保護者に確認し、連絡帳を通じて家庭での様子やけが、健康状態等を把握しています。登園時には検温を行い、健康状態を確認しています。子どもの体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整え、園長の指示のもと対応しています。子どもの様子に応じて、子どもを預かる時間を保護者と相談し、就労状況に配慮しながら、一人ひとりの健康状態に応じた対応に努めています。SIDS対策としてうつ伏せ寝は仰向けにし、顔色、呼吸チェックを0歳児は5分おき、1.2歳児は10分おきに行い記録しています。
新規入所、在園の園児双方に配慮して入退所による環境の変化に配慮しています
子どもの入退所により環境に変化がある場合には、子どもの様子に応じて慣れ保育の時間を調整したり、特定の保育士が対応することで安心できるように配慮しています。新規の入所で、在園の子どもが戸惑わないように、日々の生活の流れを変えず、子どもたちとのやり取りを大切にして気持ちを受け止め、安心感を得られるように配慮し、新規入所、在園の子ども双方が関りを深められるよう保育者が仲立ちをしています。また新規入所、在園の園児双方の保護者との情報共有を行い、家庭と保育園の連携を深めることで、子どもたちの安心感を高めています。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、保育施設の保育の活動への参加を促している
【講評】
保護者の就労状況に応じて個々の事情に柔軟に対応し、安心できる環境を整えています
保護者の個々の事情に細やかに配慮し、育児と就労支援に向けて、柔軟な延長保育の対応を行っています。急な延長保育の希望にも可能な限り応じ、夕食提供の手配も行うなど、保護者の負担軽減に努めています。入園時には家庭状況や育児環境を詳細に把握し、個別のニーズに沿った支援策を講じています。日々の送迎時には温かい声かけを行い、保護者の不安軽減に努めています。連絡帳や担任との情報交換を活用し、保護者が安心して子どもを預けられる環境を整えています。信頼関係の構築にも重点を置き、保護者との丁寧で円滑な情報共有を心がけています。
保護者が交流できる場を整え、職員とともに子育てを支え合う環境づくりを進めています
保護者同士が自然に交流できる環境を整え、育児に関する理解を深める取り組みを積極的に進めています。保護者会や各種行事への参加を促すことで、子育てに関する情報交換の場を設け、保護者が悩みを共有し、助け合える関係づくりを支援しています。特に年間行事を活用し、親子が共に楽しめる機会を設けることで、保護者同士の絆を深める工夫をしています。また、保育施設として、職員と保護者の円滑なコミュニケーションを図ることで、施設と保護者、さらには保護者間の信頼関係を築き、安心して子育てできる環境づくりに努めています。
保護者との信頼関係を深め、育児に関する理解を広げる活動に力を入れています
職員は保護者との信頼関係を大切にし、子どもの発達や育児に関する共通認識を図るため、情報共有を積極的に進めています。担任との日々の情報交換を通じて、子どもの成長や生活の様子を詳しく保護者と共有し、子育てへの理解を深めることを重視しています。加えて、保護者からの相談には迅速かつ誠実に対応し、必要に応じて個別面談を行うことで、安心して悩みを相談できる環境づくりに努めています。信頼関係のさらなる強化に向け、情報提供の迅速化を課題として認識し、職員間の連携を強化しながら、支援の質を高める改善に努めています。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 保育施設の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
地域との交流機会をさらに増やし、地域との関わりを深める活動の充実が期待されます
子どもたちが地域の行事に参加することで、社会性や協調性を養う環境づくりを進めています。特に、毎年の子ども神輿への参加を通じて、地域とのつながりを深めています。保護者も共に参加し、地域の人々と関わりながら子どもの成長を支える機会となっています。加えて、地域との交流の場を広げることが求められており、職員からも地域資源のさらなる活用を望む声が見受けられます。今後は、地域住民が保育施設の行事に参加しやすい環境を整え、世代を超えた関わりを促進し、子どもたちが多様な経験を積める機会の充実が期待されます。
地域との関わりを広げ、子どもたちが多様な経験を積める環境づくりが求められます
地域との協力を深めることで、子どもたちが多様な体験を積める機会を増やすよう取り組んでいます。地域の神輿行事への参加や近隣の公園訪問を通じて、子どもたちは地域の風土に触れながら学びを広げています。また、子どもたちが日常的に地域と関われる場を増やす工夫も重視しており、今後の展開に期待を寄せます。なお、保育施設の行事に地域の人々が参加しやすい環境整備は今後の課題とされ、地域との関係性の強化が求められています。保護者からは戸外活動の内容の充実を期待する声もあり、地域資源を活用した活動の拡充と工夫が期待されます。
地域資源を活用し、子どもたちが多様な活動を経験できる環境の整備が期待されます
地域住民との交流を促進し、子どもたちの生活環境を広げる取り組みを進めています。地域の伝統行事への参加を通じて、子どもたちは異なる世代との関わりを深め、豊かな経験を得ています。また、子どもたちが日常的に地域と交流できる場の充実を図ることも重視されています。職員は、土曜日などを活用した地域の小学生・中学生との交流機会の創出を検討しており、英語に触れる場としての活用も視野に入れています。さらに、子どもたちが屋外活動を通じて多様な経験を積めるよう、保護者からの要望も寄せられ、今後の活動計画の整備が期待されます。
【講評】
保護者の同意を得た上で個人情報を管理し、プライバシー保護に努めています
子どもの個人情報の管理において、保護者の同意を得た上で慎重に取り扱う方針を徹底しています。入園時の説明を通じて保護者に個人情報の管理方法を丁寧に伝え、同意書に署名をいただいた範囲内で情報を共有する体制を整えています。また、職員間での情報管理に関する共通理解を深めるため、会議を定期的に実施し、守秘義務の徹底に努めています。さらに、子どものプライバシーを守るため、トイレの使用に関して年齢に応じた適切な配慮を行うほか、注意や指導の際には個別対応を徹底し、子どもの羞恥心に十分に配慮した対応を心がけています。
子どもの権利や意思を尊重し、成功体験を積み重ねて自主性を育む保育に努めています
子ども一人ひとりの権利を大切にし、その意思を尊重する保育を実践しています。得意なことを伸ばすため、成功体験や達成感をポジティブな言葉で伝え、子どもが自信を持ち、意欲的に行動できるよう努めています。また、保護者の価値観や生活習慣にも配慮し、入園時の説明と乖離せず、保護者の考えを踏まえた保育の実施に努めています。この取り組みにより、子どもが安心して園生活を送り、自らの意思を持って主体的に行動できる環境を整えています。さらに、保護者との個別相談の機会を設け、子どもの育ちについて丁寧に話し合う体制も確保しています。
虐待の早期発見に努め、職員間で情報共有を徹底し、迅速かつ適切な対応を図っています
虐待の早期発見と対応に向け、職員間での共通理解を深める取り組みを継続しています。毎朝、子どもの様子を観察し、傷やあざの有無を確認するほか、職員間で情報共有の機会を設け、子どもの安全を守る意識を高めています。また、ランチミーティングを活用し、虐待防止について定期的に議論し、具体的な対応方法を職員間で共有しています。今後は研修を予定しており、職員の理解度を均一に高め、迅速かつ適切な支援体制の構築を図ります。職員一人ひとりが虐待防止の意識を持ち、積極的に取り組む姿勢を重視し、子どもの健やかな成長を支えています。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
業務標準化のための手引書を整備し、職員が日常的に活用しやすい環境を整えています
業務の一定水準を確保するため、手引書やマニュアルを整備し、職員が日常的に活用できる体制を整えています。就業規則とともに、感染症対策・重大事故防止・災害対応・虐待防止などのマニュアルを適切に保管し、職員が必要に応じて確認できる環境を整えています。また、業務の標準化を推進し、定期的な点検を実施し、チェックリストを活用することで、業務の質の向上と運用の確実性に努めています。さらに、職員が業務に関する不明点をすぐに確認できるよう、手順書をいつでも閲覧可能な場所に設置し、業務の円滑な遂行と対応の迅速化を支えています。
業務手順の点検と改善を図り、適正な運用と保育サービスの質向上に努めています
業務の標準化に向け、マニュアルの整備と改善に継続的に取り組んでいます。SDISチェック・クリーニングチェック・事故防止チェックなどを導入し、毎週確認することで業務手順の適正な運用を点検し、改善を図っています。また、業務マニュアルの改定時期や見直しの基準を明確に定め、業務の質の向上に努めています。職員の理解度にばらつきがないよう、手引書の活用を促進し、業務点検時に活用することを推奨するとともに、業務の適切な運用を支えています。今後は、職員や保護者の意見を積極的に取り入れながら、業務水準の維持と向上を図ります。
業務の質向上と職員の能力向上を図り、安心して業務を遂行できる環境を整えています
業務の標準化が単純化や画一化に陥らないよう、柔軟性を持った業務遂行を重視しています。施設管理者は職員の適性を考慮しながら指示を出し、業務手順の改善に取り組んでいます。マニュアルや手順書の見直しは、管理者が気づいた際に都度指示する形で運用されていますが、今後はルール化し、職員間での共通理解を深めることが課題とされています。さらに、業務の質を向上させるために、職員研修の強化を計画しており、知識の均一化と業務遂行力の向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、職員が安心して業務を遂行できる環境を整えています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
ホームページやパンフレットを活用し、利用者が必要とする最新の情報を提供しています
利用希望者等が入手できる媒体として、ホームページを活用し、保育理念や保育目標、園の概要や開園時間、保育料、個人情報保護方針などの情報を詳細かつ分かりやすく提供しています。特にホームページでは、利用者が必要とする情報を随時更新し、常に最新の内容が閲覧できるよう努めています。また、園作成のパンフレットには、一日の流れや園生活に必要な持ち物など、実際の園生活を具体的にイメージできる情報が記載されています。園が大切にしている考えを明確に打ち出し、利用希望者が興味・関心を持ち、より深く理解できるよう工夫されています。
見学は個別対応を基本とし、適切な情報を提供し安心して検討できるよう配慮しています
見学希望者の問い合わせには個別対応を原則とし、園の理念やレッスン内容を直接見て理解できる機会を積極的に提供しています。希望者が多い時期には対応が困難となる場合があるため、それぞれの要望を丁寧に確認し、必要に応じてグループ案内を導入することで、円滑な見学機会の確保に努めています。また、見学時には料金や保育内容について、具体的な説明を行い、利用希望者が十分な判断材料を得られるよう配慮しています。さらに、見学結果を記録・整理することで、希望者の理解を深め、安心して検討できる環境づくりに努めています。
専門性の高い内容も含め、利用希望者のニーズに応じた情報提供に努めています
提供する情報の表記や内容に関して、多様な利用者の特性を考慮し、分かりやすく整理した形で発信しています。特にホームページでは、問い合わせの多い内容について平易な表現と視覚的な説明を活用し、利用希望者が理解しやすいよう工夫されています。また、英語教育の方針や国際的機関の教育プログラムの理念など、専門性の高い情報についても詳細に説明し、利用希望者が具体的な教育内容を把握しやすい環境を整えています。さらに、情報の発信手段の多様性を重視し、利用者のニーズに応じた丁寧な説明に努めています。