福祉サービス第三者評価情報

評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和06年度(2024年度) 学童クラブ
法人名称
社会福祉法人白樺会
事業所名称
東根学童保育クラブ
評価機関名称 特定非営利活動法人 NPOサービス評価機構

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)それぞれの子どもの状況に応じた成長発達を支援していく。
2)協調する心や友達を思いやる心を育み、仲良く助け合う子どもを育成する。
3)保護者、学校、地域関連施設(子ども家庭支援センター等)と連携をとり情報を共有し、子どもの育ちを支援していく。 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 自己肯定感のもてる、健やかで伸びやかな子どもの育成に努めること、親子関係の絆が築けるよう、子育ての伴走者としての役割を果たすこと、そして、職員が誇りをもって働けること、これが0歳から12歳の子どもの保育にあたる、私たちの運営理念です 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) チームで働いていることを意識し、お互いの保育観を知り、尊重できる人
子どもたちに対しても、職員同士でも、相手の立場に立って考え、気持ちを汲みとり、丁寧な言葉かけをする人 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 一日保育の時には、楽しいイベントを企画し、さまざまな経験をしたり、いつもの友だちとは違う友だちと交流する機会を設けている
  • 自分の思いを言葉にする経験を大事にして、子どもたちがお互いを尊重して協力し合える関係を作れるよう支援している
  • 学童保育クラブとランランひろばが一体となって運営をしている他、法人事務局と傘下の保育園のリソースを活用して事業を実施している
さらなる改善が望まれる点
  • 施設の老朽化を踏まえ、区との丁寧な協議を含め、優先順位を付けて計画的に対応していくことが望まれる
  • 外部の苦情窓口の周知に関してより一層の取り組みを期待する
  • 学童保育クラブの職員として求められる能力や資質を明確にして、キャリアパスをわかりやすく提示することが望まれる

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 ホームページのリニューアルを図り、学童保育クラブの活動を広く周知している

 子どもたちのやってみたい、やりたい思いを実現できるように、援助している

 保護者と協力して子どもの成長を支援するために、親子交流会や学童参観を実施している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:令和6年10月~11月時点の子ども46名を対象とした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    WEBアンケート方式:QRコード&URLを掲載した調査のご協力依頼文書を園に送付し、園の職員から保護者個々に配布し、QRコード&URLから調査票に入力していただいた。個人情報保護のため、管理画面に触れるのは評価責任者のみに限定した。
  • 利用者総数: 46人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 46人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 27人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 58.7%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
27/46
1.学童クラブでの活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
はい
93%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:4%
2.職員は話し相手や、相談相手になってくれるか
はい
93%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.おやつの時間が楽しいひとときになっているか
はい
89%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:4%
4.学童クラブでの約束ごと、活動内容について話し合う機会を設け、職員は意見を尊重してくれているか
はい
59%
どちらともいえない
19%
無回答・非該当
19%
 
いいえ:4%
5.職員から学童クラブの約束ごとの説明を受けているか
はい
81%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:0%
6.学童クラブ内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
67%
どちらともいえない
19%
いいえ
15%
 
無回答・非該当:0%
7.職員の接遇・態度は適切か
はい
93%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:4%
8.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
85%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:0%
9.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
85%
無回答・非該当
11%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
10.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
85%
無回答・非該当
11%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
11.子どものプライバシーは守られているか
はい
70%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
19%
 
いいえ:4%
12.子どもの不満や要望は対応されているか
はい
78%
無回答・非該当
22%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
44%
どちらともいえない
11%
いいえ
7%
無回答・非該当
37%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や保育所、幼稚園等に提供している子どもや保護者の問い合わせや見学等の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 社福のホームページや区のホームページ、冊子などで情報提供している
  • 行政や小学校、保育園・幼稚園、関係機関などに情報を提供している
  • 見学者の希望される時間に、施設内を案内し説明している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
8/8
  1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、理解を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の理解を得るようにしているサービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの援助に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っている障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)の受入れに向けた配慮及び環境整備を行っているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、生活の連続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 入所前には入所説明会を開催して、重要事項や基本的なルールなどを説明している
  • 新入所児の不安や緊張が軽減されるよう、さまざまな配慮をしている
  • 退所後の子どもの放課後の居場所について説明し、相談にも応じている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.子どもの視点に立った育成支援の目標に沿って育成支援の計画を作成している
育成支援の計画は、目標に沿って年間を見通して作成している育成支援の計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、援助の過程を踏まえて作成、見直しをしている障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)に対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている育成支援の目標や計画について保護者の理解を得られるように説明している
  2.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある育成支援の計画に沿った援助の内容について具体的に記録している障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)については一人ひとりの子どもの状況や援助の内容を具体的に記録している
  3.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
育成支援の計画の内容や記録を、職員すべてが共有し、活用している子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
【講評】詳細はこちら
  • 前年度の保育を振り返り、総括をし、次年度の保育方針を作成している
  • 子どもの個別対応は支援ノートや個別連絡ノートに記録している
  • 日々実施している全体会議や学童打ち合わせなどで個別の対応などを話し合っている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
29/29
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じて援助している
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで援助している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め、お互いを尊重しながら協力し合い、関係を豊かに作り出せるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか等)に対し、子どもの意見に耳を傾け、感情の高ぶりを和らげること等ができるよう援助している障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)が、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 育成記録やアレルギー調査票、個人面談記録などで子どもの姿を把握して保育している
  • お互いを尊重し協力し合える関係が作れるように援助している
  • 子ども同士のトラブルは気持ちをじっくりと聴き、冷静に考えられるようにしている
  2.日常の援助を通して、子ども一人ひとりの生活や遊びと集団全体の生活が豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、発達段階にふさわしい遊びと生活を送ることができるよう環境を工夫している子どもが集団活動に主体的に関われるよう、援助している生活や遊びを通して日常生活に必要となる基本的生活習慣を習得できるよう、援助している
【講評】 詳細はこちら
  • プラバン作りには、オーブントースターで焼く時に3年生がお手伝いをしてくれている
  • 集団遊びの導入時には、職員も積極的に入って遊びの楽しさを伝えている
  • 基本的な生活習慣が身に付くことを重要課題の一つとして、繰り返し声がけをしている
  3.日常の活動に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している子ども同士が意見を出し合いながら企画や活動をつくり上げていく機会を設けている子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 子ども企画の大会を開いたり、段ボール工作ではアイデアを出し合って作ったりしている
  • 話し合い、ブース代表者を決めお手伝いを募集し、協力して夏のお楽しみ会を開いている
  • 保護者に子どもの様子などを伝えて、保護者の理解や協力が得られるようにしている
  4.子どもの主体性を尊重し、学童クラブでの生活が楽しく、快適になるような取り組みを行っている
子どもが自ら進んで学童クラブに通い続けられるよう援助している共通する生活時間の区切りをつくり、子ども自身が見通しを持って主体的に過ごせるよう援助している子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している【「新・放課後子ども総合プラン」「都型学童クラブ実施要綱」に基づき放課後子供教室と一体型で実施、または連携して実施する場合】<BR>子どもが放課後子供教室の活動プログラムに参加しやすいように連携を取りながら援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 学童保育クラブに楽しく通い続けられるように援助している
  • 自分の帰宅時間を確認しタイムスケジュールを見て見通しをもって行動している
  • 静かな遊びや動的な遊びをスペースを作ってできるようにしている
  5.子どもが日々の生活を円滑に過ごせるよう、学校等と密に連携を図っている
子どもが学童クラブでの生活を円滑に過ごせるよう、学校との情報交換や情報共有等密に連携して援助している不登校など課題を抱える子どもについて、学校と密に情報共有しながら子どもの気持ちに配慮して援助している障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)や養育環境で特に配慮が必要な子どもの援助にあたっては、関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 必要に応じて、小学校担任教諭と情報の共有をしている
  • 課題を抱える子どもへの対応は学校や関係機関と情報交換して対応することにしている
  • 配慮が必要な子どもへの対応は必要に応じて、担任教諭と情報交換している
  6.子どもがおやつを楽しめるよう援助している
子どもが楽しく、落ち着いておやつをとれるような雰囲気作りに配慮している子どもの来所時間や夕食の時間帯等を考慮して提供時間や内容、量等に工夫を凝らしている子どもの食物アレルギーの状況に応じたおやつを提供している
【講評】 詳細はこちら
  • 2階の育成室で、2グループに分かれて二部制でおやつを食べている
  • 子どもの好みを聴いたりして、楽しみにしておやつが食べられるようにしている
  • 食物アレルギー児には代替え食を提供している
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるよう援助している医療的ケアが必要な子ども等に、専門機関等との連携に基づく対応をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 月1回の避難訓練の時に病気や怪我の予防について話をしている
  • 怪我は程度により応急処置をし、発熱などは保護者に連絡して迎えに来てもらっている
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの様子や発達の状況について、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている子どもの出欠席の確認など、保護者と協力して安全を確保する取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 保護者会後に親子交流会、歓談タイムを計画し保護者同士の交流の機会になっている
  • 年2回期間を決めて申し込み制の個人面談を実施し、6月には学童参観を実施している
  • 出欠席や降所には保護者と連絡をとり、子どもの安全を確保している
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している学童クラブの行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが地域の子どもや大人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 一日保育の日には駒沢公園まで遠足に行ったりしている
  • 地域でおこなわれる住区まつりや東根フェスタに学童の子どもたちも職員も参加している
  • 同じ小学校区の子どもの放課後の居場所を担う施設同士情報交換し連携している
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どものプライバシーに配慮して援助している
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の援助の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮して援助している学童クラブ内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】詳細はこちら
  • 子どものプライバシー保護を徹底している
  • 子どもが自分の意見や思いを言葉にすることを大事にしている
  • 家庭と学童、ランランひろば、学校とも情報共有し、暴力・いじめなどの予防をしている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 区立学童保育クラブ共通のマニュアルや独自の手引書などを整備している
  • 年度末には学童保育方針の総括や手引書類の見直しをしている
  • 保護者からの意見や要望などを踏まえて見直し、サービス向上につなげている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0201035   修了者No.H1401004   修了者No.H1701003    
評価実施期間 2024年4月1日~2025年3月8日

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