評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)人の幸せづくり
2)子どもから高齢者まで全世代が繋がり。お互いを支え合う地域づくりに貢献する
3)健康・安心・絆のライフラインを構築する
4)少子高齢者社会の課題に挑戦し、地域社会を明るく元気にする
5)国の2大福祉政策である「子育て支援」と「高齢者支援」を地域に展開する
職員に求めている人材像や役割
笑顔を忘れない、親切・丁寧であり、ご利用者様に対して尊厳を持ち対応する。
スタッフ自身も楽しんで支援できるかた自己啓発・向上心のあるかた
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
ご利用者さまを第一にして、適正なサービスを提供する
人間性の向上につとめ社会に貢献する
全体の評価講評
特によいと思う点
通いを中心に訪問や泊まりを柔軟に組合わせ、一体化して提供するという事業所の特徴や強みを活かし、自宅や住み慣れた地域での生活をできるだけ維持・継続できるよう支援に努めている。利用者や家族の意向や状況等を把握し、家族不在時の自宅での支援や家族の介護負担の軽減も含め、必要なサービスを検討し、利用者一人ひとりの意向・状況等に即した支援提供に取り組んでいる。今年度より、土・日の通いや泊まりを開始し、また連泊も可能として利用者や家族の要望に添って対応し、家族の介護負担軽減にも配慮している。
2024年に管理者を含む3名の看護師の配置体制を整え、医療ニーズの高い利用者の受け入れの対応も可能とし、柔軟にサービスを選択できることで利用方法の幅を広げるよう取り組んでいる。パンフレットでは柔軟な利用方法について具体的に提案しており、特に看護師の手厚い配置により医療的処置がある方の利用も可能であることを掲げている。家族からの医療的な質問や要望にも看護師が対応している。医療機関との連携を以前にもまして図ることが可能になり、緊急対応や救急受診など早期の対応が可能となっている。
事業所では、楽しみながらの自立支援に力を入れて取り組んでいる。季節に応じて七草がゆ、書初め、クリスマス会、テレビでの箱根駅伝応援観戦、サツマイモのお味噌汁作りなど、バラエティーに富んだ行事を行っている。更に家族を招いての運動会を開催するなど家族を巻き込んだ趣向も凝らしている。また、利用者が指導者となって利用者や職員対象に趣味講座や楽器の発表会を開くなど、利用者と職員とで手作りのイベントも行い、他の利用者や職員と関係性を深め、事業所で過ごすことが楽しみとなるよう工夫をしている。
さらなる改善が望まれる点
事業所では開設以来、小規模多機能型サービスへの理解やサービス利用に向け、小規模多機能型への周知や理解が深まるよう努めている。今年度は、新たに区主催の認知症カフェや地域包括支援センター主催の「生涯いきいき塾」等にも参加し、相談会の開催や小規模多機能型のサービス内容や利用方法等の紹介や説明を行なった。今後事業所や小規模多機能型サービスへの周知・広報に更に取り組まれ、一人でも多くの方の利用を通し、在宅生活の維持・継続や地域貢献等に繋がることを期待している。
通い、訪問、泊りを組み合わせ、切れ目なく継続的に利用者本人や家族の実情に合わせて提供する小規模多機能ケアは,地域包括ケアシステムの構築の上で重要な役割を担っていると考えられる。更に、事業所では手厚い看護師体制をとっており、緊急・救急搬送時にみられたような的確な連携等、医療との密接な連携が可能であることから、地域包括ケアシステムが円滑に機能するための中核となる役割を果たすことができると考えられる。小規模多機能のサービスを普及させて、サービスをより多くの地域住民に提供するため、より一層の活動を期待する。
事業者が特に力を入れている取り組み
利用者や家族からの様々な情報収集と共に、日常支援の中で気づいた利用者一人ひとりの価値観や生活習慣等も更に詳細に収集・記録し、職員間で共有を図って支援に活かしている。また利用者の日常の生活リズムも尊重し、朝ゆっくりしたい利用者には送迎時間を調整して、職員が迎えに行く等個別的な係わりにも対応できる体制作りを行っている。独居の方には通いサービス利用時に職員と共に弁当をつめてその日の夕食として持ち帰れるようにし、食事作り等の家事負担の軽減を図り、在宅での生活を安心して少しでも長く維持できるよう努めている。
事業所では朝礼時やミーティング等で職員が積極的に意見や提案・気づき等を出し合い、その内容等を業務マニュアルの検討・見直し、また利用者への支援等に反映できる体制や職場環境作りに力を入れて取り組んでいる。提供しているサービスや支援内容・方法等が定められた基本事項や手順等にそって行われているか等も取り上げ、職員間で振り返りや話合いを行うと共に、利用者や家族の意向・要望等も反映しながら業務の改善や標準化を図って利用者への適切な支援提供やサービスの質の向上に活かすようにしている。
事業所への理解を深めていただくよう、家族に積極的に働きかけている。家族を招待してイベントを開催し、活動を見学してもらう取り組みを行っている。イベントは日曜日に開催し、家族には事業所で出る昼食を無料で試食してもらい、自宅と事業所間を無料で送迎するなど、家族がイベントに参加しやすいよう工夫している。家族にとっても利用時の様子がわかると同時に事業所への理解も深めることができる取り組みとなっている。何よりも家族も一緒に楽しめることで、家族への支援の一つとなっている。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:全登録者を対象に調査を実施し回答者は7名。女性7名。85歳未満3名、85~90歳が1名、90歳以上3名。要介護度は要介護2以下2名、要介護3以上5名。調査票への記載は本人と家族が相談1名、家族が本人の気持ちを推察が1名、無回答5名。
- 調査方法:アンケート方式
アンケート方式
調査票は事業所より全利用者に配布し、回収は無記名で直接評価機関への郵送により行った。 - 有効回答者数/利用者総数:7/12(回答率 58.3% )
総合的な感想としては、回答者5名が「大変満足」、2名が「満足」と回答し、「どちらともいえない」や「「不満」の回答はなく、高い評価を得ている。各設問では、問3、問5、問6、問9、問10については全員が「はい」と回答し、それ以外の設問についても「はい」との回答が70%以上だった。事業者に対する意見・要望としては、「所長、ケアマネジャー、職員が本当に良く動いている」、「楽しんでいる、スタッフも楽しい」、「職員のサービスが良い」、「明るくて清潔ですばらしい。部屋が暖かくて精神的にも支えられている」、「送り迎えしてくれるのがいい。気楽でいられる。食事もいい」など感謝を伝えるコメントが寄せられていた。「もっとおやつが食べたい」、「レクリエーションはもう少しバリエーションのある内容にしてほしい」といった要望があった。また、「企画したイベントの参加者の周辺にいる該当者の発掘をやってほしい」との意見が寄せられていた。
アンケート結果
1.予定外の利用要求に柔軟な対応がされているか
「どちらともいえない」として、「要望に前向きに対応しようと動いてくれている」とのコメントがあった。
2.通いや泊りの際の過ごし方は、個人のペースに合っているか
「はい」として、「現在は良好だ」とのコメントがあった。
3.日常生活で必要な介助を受けているか
コメントはなかった。
4.職員から必要な情報提供・助言を受けているか
「どちらともいえない」として、「職員間の報告・連絡・相談に注力してほしい」とのコメントがあった。
5.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
「はい」として、「とても良い」とのコメントがあった。
6.職員の接遇・態度は適切か
「はい」として「皆さんとても人柄が良い」とのコメントがあった。
7.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
「どちらともいえない」として、「状況を判断し、正しく対応しようとしてくれている」とのコメントがあった。
8.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
コメントはなかった。
9.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
「はい」として「親切です」のコメントがあった。
10.利用者のプライバシーは守られているか
コメントはなかった。
11.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか
「どちらともいえない」として「試行錯誤はあるが、相談しながらやっている」とのコメントがあった。
12.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
コメントはなかった。
13.利用者の不満や要望は対応されているか
「どちらともいえない」として「現場での対応は良好だ」とのコメントがあった。
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
「どちらともいえない」として「これから多方面に相談したいことが出てくると思うので、その際はよろしくお願いする」とのコメントがあった。
サービス分析結果
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
利用者情報の収集・把握に努め、初回居宅介護計画や支援に反映するようにしている
事前面談は利用者や家族の来所もあるが、主に計画作成担当者が利用者宅や病院等への訪問を行い、必要に応じて利用者や家族と複数回の面談を行っている。利用者や家族の意向・要望を確認すると共に、利用者状況や既往症、生活歴、趣味・特技、生活環境、家族状況等の様々な利用者情報の収集・把握を行い、アセスメント用紙に詳細に記録を行っている。前ケアマネジャーや退院時のカンファレンス参加等主治医・医療機関とも連絡を密にとり、更なる利用者情報の収集・把握に努め、初回居宅介護計画作成や利用者支援に反映できるようにしている。
サービス内容や利用料金等を丁寧に説明し、同意が得られるよう努めている
契約時には契約書や重要事項説明書を用いてサービス内容や利用料金、苦情相談窓口、留意事項等と共に、医療依存度の高い利用者の受入れや通い・泊まり・訪問の3つのサービスを柔軟に組み合わせて在宅での生活継続に向けて支援提供に努めること等丁寧に説明を行い、利用者や家族の理解や同意が得られるよう努めている。特に利用料金については別紙「ご利用料金表」をもとに分りやすい説明を心がけ、納得が充分得られるようにしている。個人情報保護については個人情報の取り扱いや利用目的等を明確にし、併せて同意を得ている。
医療依存度の高い利用者も増えている中、主治医や訪問診療と連携強化に取り組んでいる
新規利用開始には申し送りやミーティング等で介護計画や利用者情報の説明を行い、職員間での共通認識や確実な情報共有を図って支援に臨むようにしている。利用開始直後の送迎や訪問等にはすでに顔馴染みの管理者や職員が添乗や同行する等細やかな配慮を行い、利用者の不安やストレス軽減に努めている。医療依存度の高い利用者も増えている中、手厚い看護師配置により主治医や訪問診療等との連携を図り、緊急対応や救急受診等早期に対応できるよう体制を整えている。サービス終了時には移行先へ必要な情報提供を行い、支援の継続性に努めている。
1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
サービス担当者会議では多方面から課題の抽出・検討を行い、計画見直しに反映している
初回居宅介護計画はサービス利用時の利用者状況等を踏まえ、利用開始後3カ月を目途に見直しを行っている。以後基本年1回要介護度認定の更新に併せて行う他、利用者や家族の意向・要望や利用者の急激な状態変化等に応じて随時見直しを行っている。サービス担当者会議は状況に応じて利用者宅や事業所で実施している。必要に応じて主治医・医療機関等への照会や確認と共に、福祉用具や訪問リハビリ等事業者にも参加を依頼し、多方面から利用者の課題の抽出・検討を行い、居宅介護計画の見直しに反映できるようにしている。
3つのサービスを柔軟に組合わせ、利用者一人ひとりに即した介護計画を作成している
事業所では様々な利用者情報や利用者・家族の意向・要望、ニーズ等の収集・把握に努め、自宅や住み慣れた地域での生活をこれまで通り続けられるよう通い・泊まり・訪問の3つのサービスを柔軟に組合わせ、利用者一人ひとりに即した居宅介護計画を作成している。また「できること」等有する能力や意欲・力を見逃さず、それらを引き出せるような自立支援を目標にしている。利用者や家族の意向・要望等は利用時や送迎時、イベント等での来所時等でも積極的に収集・把握に努め、居宅介護計画の見直しや支援に反映できるようにしている。
職員間での情報共有の徹底化を図り、利用者への適切な支援に繋げている
日々の利用者状況や提供したサービス内容等は介護ソフト上の「生活記録」に詳細に記録している。今年度より全てタブレット入力となり、職員が記録に時間をとられることが少なくなった。毎回業務に就く前に生活記録や申し送りノート等の閲覧・確認を必須として職員間での情報共有の確実化・徹底化を図っている。朝礼時の申し送りの他、毎月全体会議を開催し、業務全般や事故報告、利用者状況等の報告・確認・周知に努めると共に、職員からの意見・提案・気づき等も積極的に取り上げ、利用者への適切な支援に繋げるようにしている。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の計画を作成している
- 計画は、利用者の希望を尊重して作成し、柔軟に見直しをしている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.小規模多機能型居宅介護計画に基づいて自立生活が営めるよう支援を行っている
- 小規模多機能型居宅介護計画に基づいて支援を行っている
- 利用者が望む生活像に基づき、日常生活において利用者自身が選択、判断できるよう支援を行っている
- 利用者の心身の状況、家族の状況に応じて、必要なサービス(通い・訪問・宿泊)を柔軟に利用できるようにしている
- サービス(通い・訪問・宿泊)を利用していないときも、利用者の状況把握のための働きかけや、見守りを行っている
- 利用者の支援は、関係機関や関係職員が連携をとって、支援を行っている
【講評】
利用者の最新の心身状況に合わせて計画を見直し、望む生活の実現について支援している
事業所のケアマネジャーが居宅介護計画書と個別援助計画書を作成し、利用開始に伴う初回の介護計画は、3カ月を目安に見直している。毎月のケアマネジャーによるモニタリング、介護業務支援ソフトへ入力された日々の記録類、連絡ノートに書かれた職員の日々の支援からの意見、看護師としての管理者の意見、朝礼での話し合い、月1回の全体会議での検討結果などに基づいて利用者の最新の心身の状況に合わせて計画を見直し、望む生活の実現について支援している。
利用者や家族の状況や要望に合わせ、柔軟にサービスの選択ができるよう工夫している
通い、訪問、泊りを柔軟に組み合わせてサービスを提供しており、利用者が自宅での転倒が増えてきたことを把握した場合には、泊りのサービスを入れるなどサービスの組み合わせの変更を機動的に行っている。利用者や家族からの要望があったため、職員の体制を整え、今年度より利用者の希望に沿った連泊、土曜や日曜の通いや宿泊などのサービスの提供を始めている。管理者を含む3名の看護師の体制が整い、医療ニーズが高い利用者の受け入れの対応も可能とし、柔軟にサービスを選択できるようにし、利用方法の幅を広げる取り組みを行っている。
在宅生活継続にむけ、医療機関、福祉用具事業所、地域包括支援センターと連携している
事業所内の看護職員と介護職員は連携し利用者の在宅生活の継続に向けて支援している。訪問診療医からの医療面での意見、薬の飲み忘れ対策についての訪問薬局との連携など、医療機関とも連携し利用者の健康管理に努めている。自宅での安全・安心のため、必要に応じて福祉用具事業所と連携し用具の使用や住宅改修につなげるている。地域ケア会議において利用者個別のケースについて検討しており、金銭管理等の目的で後見人を付けることを家族に提案するなど、地域包括支援センターと連携して取り組んでいる。
2.利用者一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
- 利用者の状況に応じて、食事時間が楽しくなるよう工夫している
- 利用者の状況に応じて、入浴方法を検討し介助を行っている
- 排泄介助が必要な利用者に対して、一人ひとりに応じた誘導や排泄介助をしている
- 利用者の心身の状況、家族の状況に配慮して、送迎方法を検討し対応している
【講評】
食事作りをレクリエーションやイベントに取り入れて楽しんでいる
献立は調理業者が作成し、副菜は委託業者が調理したものを事業所内で湯煎して提供しているが、ご飯、汁物は事業所内で調理し出来立てを味わっている。嚥下状態に合わせて刻み食、ソフト食に対応し、さらに健康状態に応じて 減塩食も対応可能である。食事前には口腔体操を実施し、自立支援の観点から盛り付け、食器拭きやお盆拭きなど自分でできることは行うよう促している。シチュー、パエリア、焼きそば作りなど、イベントとして作って楽しみ食べて楽しんでいる。訪問調査時にも「おにぎりの日」にちなんでおにぎり作りを楽しんでいた。
入浴や排泄の支援についても、有する能力や意欲を引き出すよう支援している
入浴や排泄の支援についても、できることは利用者自身が行い、有する能力や意欲を引き出すよう声をかけて促している。入浴は一般浴槽と機械浴層があり、同性介助の希望を聞き可能な限り対応している。身体状況により2人で介助し、当日の体調に合わせてシャワー浴、足浴、清拭などに変更している。人工肛門や手術後の傷の処置が必要な場合も個浴で対応でき、処置は看護師が対応可能である。ナースコールによる排泄支援、訴えがない利用者への定時な誘導などの支援を行い、ポータブルトイレの利用やオムツの使用にも対応している。
送迎とその前後の訪問による支援などを組み合わせて、柔軟にサービスを提供している
送迎の時間や方法は利用者・家族の意向や状況に応じて検討・対応しており、車での送迎のほか、車イスでの送迎、徒歩での送迎にも対応している。車での送迎は2台を使用し、効率的なルートとなるよう調整し、また家族の都合にも合わせるよう努めている。急な時間変更等には可能な範囲内で対応している。通いの送迎の前後では、出掛ける準備の支援、帰宅後の服薬の支援や、帰宅後の室内温度の調節、自宅でベッドに横になるまでの支援など、利用者・家族の意向や状況を把握したうえで、訪問の支援を提案して組み合わせるなど柔軟な対応をとっている。
3.利用者の健康を維持するための支援を行っている
- 利用者の心身の状況に応じた健康管理を行っている
- 日常生活の中で、一人ひとりの有する能力の活用や日常生活動作の維持・拡大に向けた支援を行っている
- 服薬管理は誤りがないようチェック体制の強化などのしくみを整えている
- 利用者の体調変化時(発作等の急変を含む)に、速やかに対応できる体制を整えている
【講評】
手厚い看護師配置により、医療的処置などの医療ニーズに対応が可能である
管理者を含めて3名の看護職員中心に健康管理に努めている。通いや泊り時にはバイタルチェック、排泄状況、食事や水分の摂取量を生活記録に記録し、毎月の体重変化、自宅での排泄状況を含めた生活状況等も把握している。利用時の様子も生活記録に記載し、心身の状態変化の早期発見に努めている。与薬の確認の他、毎日の浣腸など排泄の支援、褥瘡のケア、骨粗鬆症の治療のための注射、インフルエンザに対する隔離、タミフルの投与、胃ろう処置などの医療的処置や医療ニーズに対応可能である。
看護師は、利用者の健康管理に努め、家族からの医療的な質問や要望にも対応している
看護師は、主治医とは「医療介護現場がリアルタイムにつながる多職種連携ツール」等を利用し連携を図り、退院時カンファレンスへの出席や看護サマリーの確認などにより利用者の健康に関する情報等を共有している。訪問のサービスを利用している利用者については、訪問診療事業所や在宅訪問の薬剤師と情報共有に努めている。看護師は与薬の支援も行い、服用中の薬を把握して準備を行い、通いの場合は他の職員とのダブルチェックにより確実に与薬している。家族からの医療的な質問や要望に対して情報提供を行うなど、家族への支援にも努めている。
看護師による緊急対応や救急受診などの早期の対応が可能である
急変時の対応についての利用者や家族の意向や主治医の情報は、入所時に確認して個人ファイルに綴っている。手厚い看護師配置となったことから、医療機関との連携を以前にもまして図ることが可能になり、緊急対応や救急受診など早期の対応が可能となっている。体調急変時には緊急連絡先や主治医に連絡し、指示に基づいて対応している。利用中の狭心症の発作疑いを看護師が早期に発見して訪問診療の医師に連絡し、医師の指示により救急受診対応を行ない大事に至らなかった例がある。
4.事業所内におけるサービス提供時には、利用者の主体性を尊重し、快適に過ごせるような取り組みを行っている
- 利用者が他の利用者と快適な関係をもちながら生活することができるよう支援を行っている
- 利用者の状況に応じて、多様な活動ができるよう支援を行っている
- 利用者が落ち着いて生活できるような支援を行っている
- 事業所内は、利用者の安全性や快適性に配慮したものとなっている
【講評】
他の利用者や職員と関係性をもち、事業所で過ごすことが楽しみとなるよう工夫している
通いのリビングや泊りの居室を広くとり、他の利用者とも会話を楽しむことができると共に穏やかに過ごせるよう配慮している。通いの利用者ごとの専用ロッカーを設置し、施設を自分の場所として安らげるよう工夫している。施設内は整理整頓の徹底が図られ、バリアフリー構造や床面が柔らかい素材でできているなど、転倒リスクの軽減に配慮がされている。落ち着いて過ごせるよう、事務所で利用者の状況に応じてシュレッダーかけなどの仕事を依頼するなど、自分の役割をもつように促している。
利用者の生活歴を生かし、有する能力の維持のための活動を企画している
利用者の活動が広がり、また有する能力の維持のため、食事レクリエーションなどグループでのレクリエーションを実施している。また、利用者によるお茶出しやテーブル拭き、洗面台の清掃なども依頼している。家族を招いての運動会などのイベントを開催している。利用者が講師となり、ポーセラーツ(磁器を自分好みに絵付けできる手芸活動)教室を開催して利用者や職員が生徒として参加する行事を行った。三味線が趣味の利用者が腕前を披露するなど、利用者の生活歴を活かした取り組みも企画されている。
感染症対策をとると同時に、ゆったりくつろいだ雰囲気を作り出すように努めている
定期的な清掃と消毒、館内の換気を実施している。館内の手すり、ドアノブ、エレベーター内、さらに送迎車は抗菌・抗ウィルスの光触媒コーティング加工を施し、感染予防対策に取り組んでいる。更に利用者の座席の間の距離を広くとり、ゆったりとした雰囲気を作り出しながら感染症対策を行っている。天井は高くゆったりと落ち着いた雰囲気の中で、その時の雰囲気に合わせてジャズ・クラシック・オルゴール・演歌・童謡などのBGMを選曲し流している。テーブルや座席は利用者の状況に合わせて配置し、席を選択していただくこともある。
5.訪問サービスが利用者や家族にとって安心・快適なものとなるようにしている
- 利用者の心身の状況に応じて、生活するうえで必要な支援を行っている
- 合鍵や金銭等の取り扱いに関して、事業者として基本的な方針を明確にしている
- 訪問サービスの際に、利用者や家族への接遇・マナーを徹底している
【講評】
家族不在時の利用者宅での支援等必要なサービスを検討し、訪問サービスを提案している
家族不在時の利用者宅での支援など必要なサービスを検討し、訪問サービスとして提案している。利用者や家族の意向や状況を把握し、排泄介助、通いの際の送り出し時の身支度、帰宅時の支援のほか、服薬支援や通院同行など、通いのサービスで顔なじみになった職員による訪問の支援を実施している。訪問で把握した利用者の状況から転倒の危険性が増した場合には、滑り止めの付いた靴下を履く、ベッドのそばにマットを置く、泊りのサービスを提案する他、利用者宅の状況から福祉用具や住宅改修業者を紹介し、在宅生活の継続を支援している。
個人情報保護を大切にサービスを提供し、安心してサービスを受けられるようにしている
訪問サービス開始時は、利用者宅の様子、必要な物品の場所、手順などを確認し、利用者自身ができることも把握し、スムーズな支援となるよう努めている。鍵の預かりは行っておらず、キーボックスを利用している。金銭の管理も行っておらず、必要に応じて後見人制度の利用を案内し、利用者や家族が安心してサービスを受けられるようにしている。法人のホームページには、個人情報保護方針を提示し、個人情報の取扱の明確・適正な管理と規範を遵守する旨が示されている。職員が訪問時に知り得た内容は口外しないことも取り決めている。
訪問サービスの場合も接遇やマナーを大切にサービス提供している
訪問サービスの場合は利用者毎に決まった手順を職員が把握したうえで、訪問時の状況から利用者の要望や意向等も確認しながら柔軟に支援している。訪問サービス提供時にも通いや泊りと同様に、介助の際は声かけや確認をしてから動作に移るなど、利用者の意思の尊重を心がけている。サービス提供時の気づきは朝礼時の申し送りや全体会議などで話し合って改善し、「申し送りノート」で情報共有しながら接遇・マナー向上に努めている。虐待防止委員会等の開催、更に2024年9月には処遇改善研修を実施し、不適切な言動に対する防止策としている。
6.事業所と家族との交流・連携を図っている
- 利用者のサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、共有している
- 家族の状況に配慮し、相談対応や助言を行っている
- 利用者や家族に合った介護方法について助言・指導している
- 重度化した場合や終末期に備え、あらかじめ本人や家族等と話し合い、事業所でできることを説明しながら、方針を共有している
【講評】
家族を招待してイベントを開催し、事業所への理解を深めるよう工夫している
利用者の状態の報告や家族からの質問に対しては、連絡帳、電話、メールなどでやり取りしている。家族からの相談希望がある場合は、随時相談時間を設けて対応するようにしている。利用者の状態は、毎月個別の写真を添えたお便りを送迎時に家族へ手渡ししている。2~3か月に一度の割合で、家族を招待してイベントを開催し、活動を見てもらい事業所への理解を深めていただくよう努めている。イベントは日曜日に開催し、家族の食事や送迎の料金を無料とするなど、家族が参加しやすいよう工夫している。メッセージカードや写真等もお渡ししている。
家族の意向や状況も把握して柔軟に対応し、介護負担を軽減する支援を行っている
ケアマネジャーが毎月自宅を訪問する際に、利用者や家族の意向や状況を把握し、利用者や家族のニーズに合わせたサービス提供につなげている。送迎の際に家族とコミュニケーションを積極的に図り、家族との会話や「連絡帳」で把握した情報、当日の利用者の様子などから、通いの送り時間の変更、泊りや訪問の支援の提案など、可能な範囲で支援内容を変更し必要なサービスを組み合わせ、柔軟に対応し、家族の介護負担を軽減する支援を行っている。モニタリングのための訪問も家族の事情を考慮して土曜日に実施するなどの配慮をしている。
緊急時は、あらかじめ取り決めている連絡先や主治医と連携して対応している
これまで終末期の利用はないが、事業所では重度化した場合の指針や看取りの対応についての指針を作成し、複数の看護師を配置している。緊急時の対応については施設見学時や契約時を含めて利用者や家族に確認し、緊急の連絡先や主治医を把握し個人ファイルに綴り、体調変化時には連携しながら対応している。利用者の日ごろの状態から、転倒を繰り返すなどが見られた場合には、泊りのサービスを入れて、安全を確保するようにしている。
7.利用者が地域で暮らし続けるため、地域と連携して支援を行っている
- 地域の情報を収集し、利用者の状況に応じて提供している
- 運営推進会議等を活用して、利用者が地域のさまざまな資源を利用するための支援を行っている
- 利用者が地域とつながりながら暮らし続けられるよう、事業所が利用者と共に地域の一員として日常的に交流している
【講評】
利用方法の例などをあげて、地域へ積極的に、サービスの直接説明・紹介を行っている
事業所では、一人でも多くの方に利用いただくことで地域貢献に努めること、地域との交流を深め小規模多機能型居宅介護サービスの制度をわかりやすく地域の人に広く周知することを2024年度の目標としている。パンフレットやチラシだけでは小規模多機能型居宅介護について利用方法のイメージがつかみにくいとして、職員を派遣して地域へ積極的に直接説明・紹介している。区の地域包括支援センター主催の「生涯いきいき塾出前講座」での制度の紹介、区主催の認知症カフェでの相談会等でサービスの紹介と理解を深める取り組みを行っている。
運営推進会議、地域ケア会議で利用者個別のケースについて検討している
運営推進会議では、区の職員、地域包括支援センター職員、社会福祉協議会の相談員、新規利用者、町会長、民生委員などの他、法人のエリア長なども出席している。利用者個別の様子を写真にとり、事業所の普段の様子を「見える化」してメンバーに伝えている。介護度、利用人数などの経営状況の報告、月ごとの予定、職員の研修受講状況など事業所の状況の説明の他、課題の検討も行われている。利用者個別のケースについて検討する地域ケア会議では、金銭管理のため後見人を付けることを決定するなど地域の関係機関と連携している。
併設の保育園との交流の他、ボランティアや見学など交流の機会を広げている
保育園が併設されており、定期的に併設保育園の園児との交流イベントが実施され、子どもとの交流を楽しみにしている利用者も多い。保育園や施設の一部は地域住民が自由に利用できる区民協働スペースとして利用されているため、防災訓練を連携して行う意向もある。運営推進会議を通じて地元のチャレンジコミュニティークラブからボランティアを、法人を通じて企業からの見学や高校の社会科見学を受け入れる等、地域との交流を積極的に行っている。また、地域資源の活用として訪問理美容を受け入れている。
【講評】
職員には個人情報やプライバシー保護の重要性の周知・徹底を図っている
ホームページに個人情報保護方針を掲載し、事業所の個人情報保護に対する姿勢や方針を明確にしている。利用者や家族には契約時に重要事項説明書を用いて個人情報の利用目的や取り扱い等を丁寧に説明し、「個人情報取り扱い同意書」で同意を得ている。ホームページやパンフレット等での利用者の写真掲載についても別途「写真映像(肖像権)使用同意書」で意向確認や同意を得て行っている。職員には研修等で個人情報やプライバシー保護の重要性の周知・徹底を図ると共に、朝礼や全体会議でも再確認を行い、職員の意識向上に努めている。
利用者の羞恥心や個人の尊厳等への配慮を常に心がけて支援に臨んでいる
入浴や排泄介助等には声かけやタイミングにも細心の注意や気配りを行い、声かけは小さい声で行う等様子が周囲に伝わらないよう気をつけ、羞恥心や個人の尊厳に配慮した支援を心がけている。同性介助等は事前面談等で確認を行い、なるべく利用者の要望にそえるようにしている。何か行動を起こす際には必ず声かけや活動への参加の有無等確認を行い、利用者の意思や気持ちを大切にして利用者自身の意思決定を促す支援となるよう努めている。泊まりでは職員はノックを行い、必ず利用者の同意を得て入室する等プライバシーへの配慮も常に心がけている。
利用者一人ひとりの生活習慣や生活リズムを把握し、支援に活かすようにしている
事前面談等で把握・収集した利用者情報と共に、日々の支援の中で気付いた利用者一人ひとりの生活習慣や生活リズム等を尊重し、送迎時間を調整する等、支援に活かすようにしている。また利用者の在宅での生活維持・継続のためには日頃の介護者である家族等への対応や支援も大切であるとして、毎月の利用者宅への訪問時や送迎時等で家族の状況や希望・要望等の把握にも努めている。今年度より土・日の宿泊や通いの開始、また連泊も可能として家族の介護負担の軽減も考慮に入れ、支援の充実を図っている。
1.利用者のプライバシー保護を徹底している
- 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
- 個人の所有物や個人宛文書の取り扱い、利用者のプライベートな空間への出入り等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている
- 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
- 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
3つのサービスを提供する事業所として独自の業務マニュアルを作成・活用している
各種マニュアルは法人で作成・整備され、職員が常時閲覧・確認して業務にあたれるよう事業所に設置されている。マニュアル改訂の際には改訂年月日を表記し、最新版としての管理が行われている。事業所では通い・泊まり・訪問の3つのサービスを1カ所で提供している事業所として別途業務マニュアルを作成し、3つのサービスでの業務内容や仕事の流れ、手順等を明確にしている。ミーティング等で検討会を行い、職員から出された意見・提案等と共に、利用者や家族の意見・要望等も反映して必要に応じて点検・見直しにあたっている。
職員が積極的に意見を出し、その内容等を反映できる体制や職場環境が構築されている
事業所ではミーティング等で職員が積極的に意見・提案・気づき等を出し、その内容等を業務マニュアルの検討・見直しや利用者への支援に反映できる体制や職場環境・雰囲気が構築されている。提供しているサービスや支援内容・方法等が定められた基本事項や手順等にそって行われているか等も申し送りやミーティング等で取り上げ、振り返りや話合い・検討を行っている。また管理者が常に現場に入り、利用者や支援状況等の確認を行い、その場で直接職員から相談を受けたり、必要に応じて職員への注意や助言・指導等を行っている。
様々な学びの機会を用意し、職員の知識や技術等の能力向上に向けて取り組んでいる
事業所では通い・泊まり・訪問の3つのサービスに職員が携わっているため、職員には幅広い知識や技術、また柔軟な対応力等が必要とし、人材育成や研修体制の充実に取り組んでいる。法人では年間計画をたて、eラーニングで様々な研修を実施している。内部研修は全体会議を活用して行い、医療依存度の高い利用者に備え、看護師による研修等も行っている。また利用者の認知症重度化に備え、認知症介護実践者研修等の外部研修受講にも取り組んでいる。職員には動画配信で行われる年10回の区主催の研修受講等も勧めている。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
様々な方法で事業所情報の提供を行い、小規模多機能への理解が深まるよう努めている
ホームページやパンフレット等での事業所情報の提供の他、行政には定期的に事業報告を行い、区発行「区内施設案内(高齢者施設)」や事業所ガイドブック「ハートページ」等からも必要な情報が得られるようにしている。また事業所では今年度新たな取り組みとして区主催の認知症カフェや地域包括支援センター主催の「生涯いきいき塾」等に積極的に参加し、相談会の開催や小規模多機能型のサービス内容や利用方法等の紹介や説明を行い、小規模多機能型への認知度を高め、周知や理解が深まるよう、また新規利用の促進にも繋がるよう努めている。
パンフレットでは3つの利用方法を提示し、サービスの特徴が伝わるようにしている
A4三つ折りのパンフレットは事業所入口や公道に面した金網に設置し、地域住民が気軽に手に取れるようにしている。8月よりの新体制に伴い、新たにA4版パンフレットも作成し、事業所内の紹介や利用方法と共に、医療的処置のある方も安心して利用できる旨を紹介している。パンフレットは地域包括支援センター等関係機関や近隣医療機関等に持参し、広報や連携構築等に努めている。運営推進会議には行政や地域包括支援センター、町会長、民生委員、利用者等の参加を得て開催し、利用者状況や新体制等についての説明・報告、意見交換等を行っている。
見学には事業所の特徴や利用料金等を丁寧に説明し、理解が得られるよう努めている
問合せや見学には主に管理者が随時対応し、「利用受付票」に記録し、管理を行っている。見学にはまず家族のみの来所も多い。見学時には事業所内や利用者の1日の過ごし方等を見てもらい、事業所の雰囲気を直接感じてもらうと共に、通い・泊まり・訪問の3つのサービスを利用者や家族の要望等にあわせて柔軟に組み合わせ、提供できることや利用料金等について丁寧に説明を行い、理解が得られるよう努めている。看護師の配置が多いため、居宅介護支援事業所や医療機関等からの紹介も多く、医療依存度の高い利用者の新規利用が増えている。