評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
『理念』:教育の力により一人ひとりの可能性を最大限支援することによって共生社会の実現に貢献します。
①私たちは、子どもたちの発達、課題の種類や程度、家庭環境などを踏まえて、子どもたちと保護者に対して適切な支援を行うことを心がけます。
②私たちは、同じ目的をもって任務にあたるメンバーに対して敬意を払い、協調性をもって接し、社会のニーズに対して柔軟な教室をつくっていくことを約束します。
③私たちは、子どもたちの可能性を支援することによって、自由で、個性を尊重する社会の創造に貢献します。
④私たちは、他者の痛みを理解し、困っている人の悩みや課題を創意工夫、チームワーク、地道な努力により解決することを目指します。
職員に求めている人材像や役割
・ご利用者様の要望やニーズに対して的確かつ迅速に対応でき、あらたなニーズに対して積極的に提案できる。
・目標設定、管理を行うことができる。
・適切な記録を残したり、必要な書類整備や事務管理を的確に行ったり、運営上必要な管理を時間内に適切に行うことができる。
・療育施設としてふさわしい環境を構築、維持することができる。
・新しい仲間や自分たちの教育研修とスキル・意識向上に主体的に取り組むことができる。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
・お子様や保護者様の気持ち、痛み、ニーズ、要望などに対して配慮でき、いかなる虐待行為も容認しない。
・お子様や保護者様に対して支援を行うことを自分たちの使命と考えられる。
・謙虚に学び、誠実に行動し、協調性をもって他のスタッフと接することができる。
・法令や規則を学び、順守していくことができる。
・仲間や会社、学校、行政その他と連絡・共有が迅速に連携できる。
全体の評価講評
特によいと思う点
教室では、業務分担表を用いて各職員の業務分担を明確にし、互いに業務のサポートをしあえるような風土を作ることができている。その結果、昨年度5月以降に1人の離職もなく人材定着につなげることができている。今年度は常勤職員1名を増員し、改めて業務分担に取り組んでいる。管理者兼児童発達支援管理責任者は特に業務量が多く、まだ改善の必要性があるため、管理者業務の各職員への割り振りを進めていくことで、職場環境の改善につなげている。
集団療育や個別課題など全活動において、拒否が強い場合は対応職員やタイミング・方法等を臨機応変に変更し、個人の意思を踏まえるように努めている。保護者面談時に支援方法を決め、教室でのルールと家庭内でのルールを明確にして子どもが集団生活に対応できるよう努めている。SST活動では他児との適切な関わりを教え、訪問時にも、くじを引いて書かれた友だちの特徴を答えて「一緒に行こう」と誘うことを実践し、「嫌だ」と言われると「どう?嫌だよね」と伝え、どう伝えたら相手が嬉しい気持ちになるかを考えるように促し、楽しく進めていた。
学校の年間予定表や保護者からのメール・連絡帳で子どもの利用時間を把握し、家族に確認をとって送迎スケジュールを作成している。通院や学校行事で休む場合は日程調整し、別日に振り替えて療育に参加できるよう配慮している。特別開室や長期休業日については別途希望表を配布し、利用者の希望に沿うよう調整している。教室日誌には、保護者からの相談記録に電話・連絡帳・メールで受けた内容(熱で休む・送迎をお願いしたい・迎えをヘルパーに変更した等)と記し、対応者を明記して対応内容を詳しく書いて情報共有している。
さらなる改善が望まれる点
人材育成については、現状管理者・責任者の企業人・組織人としての育成がまだ不十分と捉えているため、管理職としての意識を育むと共に部下育成のノウハウとマインドをさらに習得する必要があると考えている。個別療育のニーズが高い港区で、職員を育成しながら同時に保護者の期待にも応え、役職者の業務負担にも耐えられるような強靭な管理者・責任者が育つように期待したい。
教室はワンフロアで、入口を入って右側を学習スペース、左側を活動スペースに分けて安全性を確保している。以前はクールダウンが必要な子のためテントを使っていたが、現在は相談室(教室外)や更衣室をそれに当てている。訪問時、学習スペースで他児が宿題している時に、一人で遊んでいる児に対して「遊ぶのはこっちね」と左の活動スペースで遊ぶよう促していた。また、聞き取り調査時の配慮として、プライバシーを守るため衝立を使うことなど、もう一工夫希望したい。
長期休暇時は職員同士の相談時間の確保が課題と感じ、アプリやノート・支援後に共有時間を持つよう努めるが、全員での実施が難しく、今後は意図的に2グループに分けてでも共有の場を設定するよう検討している。また、法人内では様々なマニュアルやガイドライン、行動の原則や指導員の心得等を整備しており、適宜マニュアルの読み合わせや研修を通して業務の標準化を図っているが、職員アンケートで「役職者への業務の比重が大きいため適正化が必要である」との意見があった。
事業者が特に力を入れている取り組み
事業所内業務をすべて洗い出し、在籍職員で割り振りをおこなって、業務分担表を作成し明確にした。業務分担表に基づく業務遂行と振り返りにより、毎月の時間外勤務削減につなげていった。その結果、業務分担をもとに互いの業務状況を把握し、声を掛け合うことで助け合える風土を作ることができた。育児時短社員が1名在籍して、適切な業務分担により家庭との両立をおこない、育休明けでも働きやすい職場環境を作ることができている。
日々の連絡帳を活用したり送迎時に直接保護者と話したり、常に保護者と情報交換を実施している。入手した情報を活かして個別課題の変更や追加などをおこなっている。サービス提供記録(連絡帳)には、体調、送迎、おやつ提供、おやつ以外の実費負担、延長対応、療育内容(個別・集団)、支援内容・様子、連絡事項、保護者より、と細かく共有しており、友だちに「貸してください」と言えたエピソードの掲載に、保護者から「家でも一言聞いてから行動するようになり成長を感じている」と返信が書かれ、子どもの成長をともに喜べる関係性がうかがえる。
課外活動や子ども会議を取り入れてやりたい事・行きたい場所など意見を述べる場所を設け、少しでも希望が叶えられるよう設定している。発達状況に応じて段階的にSSTを実施し、その成果を確認する機会として、課外活動で公共機関の利用や外食を実践している。今年度は「ガラス科学館に行こう」「キッチンカーに買い物に行く」「宅配便ミュージアムで仕事体験」「プラネタリウムに行こう」「ハンバーガーを買いに行こう」等に取り組んでいる。交通ルール、鑑賞する際のルール・買い物のマナーなどを本物に触れ学ぶ機会を設けている。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:調査時点の登録利用者は24人で、その内訳は男性20人、女性4人で平均年齢は10.37歳である。この24人を対象に事業所とも協議して選ばれた3人を対象として利用者聞き取り調査を、その他の方にはアンケート調査を実施した。
- 調査方法:アンケート方式
対象者の方にはあらかじめ事業所より利用者調査の趣旨を説明したうえで評価者が1対1で面談したほか、アンケート票は保護者に手渡して、結果は評価機関に直送して貰った。 - 有効回答者数/利用者総数:14/24(回答率 58.3% )
総合的な感想としては「大変満足」が11人=78.6%、「満足」が2人=14.3%、「無回答」が1人=7.1%で、満足以上は13人=92.9%という結果だった。各設問を見ると、問9、13を除くとほぼ80%以上が満足と答えており、「いいえ」と答える方はいなかった。最後の自由意見を読むと「ここは大きく楽しいです。他人の個人情報を聞くのが好きですが、プライバシーも守りたいです。港区学校バスで小学校に行く」、「今のままで大丈夫。中学3年で塾に通って面接の練習している」、「長年通ってますが職員は素晴らしい対応で有難い。18歳以降も通える施設を作ってほしい」、「もう少し広い環境とクールダウンできる場所があると良い」、「保護者が見学する機会があると良いです」等の意見・要望が聞かれた。利用者調査では、14時が近づくと小学校や特別支援学校へのお迎えが始まり、14時半からはまずおやつを食べてから、個別課題、自由時間、その日の活動などの場面を観察した。16時過ぎには男児2人に聞き取りをしたが、女子高生1人は我々を見ると羞恥心から怖気づいたのか、聞き取りはできなかった。その後は、借り物競争を楽しみ、17時過ぎに帰宅の途についていた。
アンケート結果
1.事業所での活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
「はい」が13人=92.9%、「非該当」が1人=7.1%という結果だった。「楽しい。みんなで車で遊ぶことが楽しい。前にみんなでお出かけに行った。クロネコヤマトを見に行った」、「金曜日以外は毎日来る(青梅小学校と学童)。学校が楽しい。図工が好き」という意見があった。
2.事業所での仲間との関わりは楽しいか
「はい」が13人=92.9%、「どちらともいえない」が1人=7.1%という結果だった。「ここには小学生から来ている。男児2人が友達」、「たくさんいる。夏休みにイベント、クロネコミュージアムに行った。また行きたい」という意見があった。
3.職員は、話し相手や、相談相手になってくれるか
「はい」が12人=85.8%、「どちらともいえない」と「非該当が各1人=7.1%ずつという結果だった。「先生が好き。優しい。色々と話せる」、「相談にのってもらって解決した。もやもやしていない」という意見があった。
4.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
「はい」が13人=92.9%、「どちらともいえない」が1人=7.1%という結果だった。「掃除はしない。使ったものは自分で片づける。大丈夫」という意見があった。
5.職員の接遇・態度は適切か
回答を寄せた14人全員が「はい」と答えている。コメントとしては「(職員は)優しいです」という意見があった。
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
回答を寄せた14人全員が「はい」と答えている。コメントとしては「言えている。元気です」という意見があった。
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
「はい」が12人=85.7%、「非該当」が2人=14.3%という結果だった。「大丈夫」、「ない」、「まだそのようなことが無いため、分からない」などの声が聞かれた。
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
「はい」が12人=85.7%、「非該当」が2人=14.3%という結果だった。「対応してくれる」という意見があった。
9.子どものプライバシーは守られているか
「はい」が11人=78.6%、「非該当」が3人=21.4%という結果だった。「大丈夫です」という意見があった。
10.個別の計画作成時に、子どもや家族の状況や要望を聞かれているか
「はい」が12人=85.8%、「どちらともいえない」と「非該当が各1人=7.1%ずつという結果だった。「音楽聞いてる。馬娘が好き。関東自動車、修学旅行に行ったときに乗った」という意見があった。
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
「はい」が13人=92.9%、「非該当」が1人=7.1%という結果だった。「モニタリング、ケアプラン聞いたことある。自分の意見は言えている」という意見があった。
12.子どもの不満や要望は対応されているか
「はい」が13人=92.9%、「非該当」が1人=7.1%という結果だった。「遊びには満足している」という意見があった。
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
「はい」が8人=57.1%、「どちらともいえない」が2人=14.3%、「非該当」が4人=28.6%という結果だった。「あんまりない。学校の先生や家族に話す」、「保護者には説明があったが、本人向けにあったかどうかは分かりません」という意見があった。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
3年前から新卒者から正社員中心の教室運営に切り替え企業人研修もスタートしている
年1回利用者アンケートやガイドライン評価で利用者・保護者の意見等を把握し、個別支援計画作成時に保護者面談をして、療育活動への要望や子どもの様子を聞いている。また、職員については年1回のES調査(従業員満足度調査)、ガイドライン評価を実施して、職員一人ひとりの意向を把握している。会社は3年前から新卒者採用を強化し正社員中心の運営に切り替え、企業人研修もスタートするようになった。
収支資料をもとに事業所経営状況を把握して改善策の検討と実行を実施している
地域の福祉については港区内事業所連絡会にて情報収集に努め、確認したい情報は都度直接自治体担当課に連絡し、確認・相談するほか、福祉事業全体の動向を整理・分析し、今後の事業展開について計画している。また、放課後デイや児童発達支援など事業別、各教室別の収支資料をもとに各事業所の経営状況を把握して、地域のニーズや課題を踏まえた改善策の検討と実行を実施している。
中期経営計画に沿って年間活動計画を策定し年間研修計画と療育年間目標も立案している
中期経営計画を策定し、それに基づいて年間活動計画を策定している。また、年間の研修計画を立て実施するほか療育の年間目標も立案している。さらに、年間計画をもとに予算編成も実施している。半期ごとに部署毎の活動計画を策定し、社内動画配信にて活動計画内容を全社員に伝えて共有している。2か月ごとに上長面談を実施し、計画に対しての進捗の振り返りをおこなっている。地域の福祉ニーズの動向の収集、整理、分析を強化していく。コロナ禍では実施できてなかった保護者会も再開を検討し、利用者の意見を得る機会を増やしていくよう考えている。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
苦情解決は重説に苦情解決窓口を明記して説明するほか本社にも窓口を設けている
守るべき法・規範・倫理としては、初任者研修で理念と行動原則について詳細に解説し、階層別研修では社会人・組織人として必要な知識・法令を、法令研修にて児童福祉関連法令などを学んでいる。事務室に理念と行動原則を掲示し初任者研修テキストも常備して、月1回の昼礼でも毎回理念の確認を実施している。苦情解決については重説に苦情解決窓口を明記して口頭でも説明するほか、本社にも窓口を設けて併せて伝えている。個別支援計画作成時の保護者面談で聴いた意見・要望は「クレーム報告書」として社内で共有し、解決するよう取り組んでいる。
虐待防止委員会を設けチェックリスト実行と研修をするほか掲示物を貼りだしている
虐待は虐待防止委員会を設け、定期的なチェックリストの実行と研修を実施するほか、啓発用掲示物を事務室に掲示している。また、360度監視カメラを設置して支援に関するチェックをして虐待防止マニュアルにて連絡系統を周知している。職員アンケートの権利擁護や虐待の項目では全員満足となっている。地域の福祉については、ブログ等で活動内容を開示するほか活動の一環で地域施設を利用することで地域に知ってもらえるよう取り組んでいて、事業所連絡会で自教室の活動について共有している。
スマートキッズ発達支援研究所の取り組みを周知して地域貢献できるよう取り組んでいる
ボランティア受け入れ書類をボランティア用と教室用を整備して、「指導員心得」とボランティア登録申込書を活動前に渡している。コロナ以後は受け入れ再開を検討している。スマートキッズ発達支援研究所会報を公開したり地域での障害児理解を深めるべく子どもの作品の展示会を実施するなど、地域貢献につながる取り組みをしているが、地域での理解がまだ進んでいないため、自治体とも調整して勉強会や研修を他事業所職員にも周知し参加が得られるような状況を準備して、地域貢献できるように取り組んでいきたいとしている。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
リスクマネジメントでは各マニュアルを作り教室毎のBCPマニュアルは作成済みである
各リスクにそなえてマニュアルを作成し、定期的にヒヤリハットでリスクを洗い出し、教室毎のBCPマニュアルを作成済みである。状況に合わせて月2回の経営会議にて都度優先順位を確認して、対策を実施している。教室毎のBCPマニュアルを全職員に周知させ、月1回避難訓練を実施している。事故などが発生すると事故報告書を作成し、要因分析および再発防止策を検討している。BCPマニュアルの教室職員への周知までは完了したが、関連機関や保護者への周知はまだ十分ではないため、今後理解を深めていきたいと考えている。
情報管理については規程やルールを定めて適切に管理している
個人情報保護委員会を設置して規程を定め、定期的にミニテストを実施することで規程・ルール内容を確認している。会社としてプライバシーマークも取得済みである。収集した書類を保管する鍵付き書庫を設置するほか、書類保管用倉庫の書類に関しても、必要時に取り寄せることができるよう管理している。PC情報は市販ソフトを活用して閲覧権限を設定し、職員別のアカウント・パスワードを管理している。情報漏洩防止のため常勤職員には1人1台のPCを基本に設置している。個人情報使用同意書にて個人情報取り扱いについて保護者から同意を得ている。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
求める人材像に沿って面接をおこない様々な視点から適性を判断し採用している
求める人材像を「ご利用者様の要望やニーズに対して的確かつ迅速に対応できあらたなニーズに対して積極的に提案できる。目標設定、管理を行うことができる人材」などと定め、児童福祉専用適性検査の受検、2回の面接と教室体験実施を経て、様々な視点から応募者の適性を判断して採用を決定している。採用後は、管理者・責任者・エリア係長・課長で本人の適性を把握し、必要に応じて配置換えなどを実施している。
人材育成は年2回個々人が立案した階層別研修計画に沿い動画視聴と振り返りをしている
キャリアパスで人事制度を明示し、指標の達成度合いに応じて評価をつけ、評価に応じて昇給・賞与を支給している。年度初めには、児発管、教室管理者、入社4年目以上など階層に沿って療育知識習得と実践につながる研修を全職員に周知している。オンライン研修の内容と連動し、勤務年数毎に指定動画視聴の為の研修計画を策定して実施している。年2回個人で立案した階層別研修計画に基づき、動画視聴と振り返りをおこなっている。
管理者等の育成が不十分ととらえ意識向上と育成ノウハウなどの習得が必要と考えている
教室では毎日業務前ミーティングにて目標共有をして、ヒヤリハット報告書の作成も都度おこなっている。エリアや法人での定期ミーティングの内容についてもその場で他職員と共有している。研修受講状況、理解度を確認しながら、研修内容の見直しを随時図ることで、キャリアアップに対する意欲と自己成長意欲をさらに高めていきたいとしている。人材育成の要である管理者・責任者の企業人・組織人としての育成が不十分なため、管理職としての意識を育て、部下育成のノウハウ・マインドをさらに習得させる必要があると考えている。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
・時期にもよりコロナにより利用数の予算達成が難しいこともあった。安定した支援の提供と事業所運営を考えた際に、外的要因に影響されない事業所づくりが必要と感じた事を背景に、毎月の利用数予算の達成を目標に据えた。
・具体的には、2022年8月、通所が難しい利用者に対して代替支援を提案し、担当ケースワーカーとも連携をとり、個別支援計画に代替支援の必要性と支援方針を定め、オンライン会議を活用した支援に取り組んだ。コロナが落ち着くまで代替支援によりこれまで事業所内と同じ支援を継続させ、社会とのつながりを保ち、その後の通所にもスムーズに結びついた。
社会情勢の変容に合わせ支援方法や形を変え継続支援を実現することにより、利用数予算の達成に結び付けることができた。
・その結果として、コロナのため予算利用数未達となるが、9月~3月は代替支援を組み合わせながら、毎月予算利用数を達成できた。毎月、前月のうちに各家庭と次月の利用予定について確認し、必要に応じ登録日数の調整を行ったり代替支援の提案を行い、各家庭のニーズに合わせて支援を継続させることができた。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
・振り返りと今後の方向性としては、コロナ5類移行で代替手段はなくなり、継続利用につながり、引き続き毎月各家庭へ利用ニーズ・希望を確認し登録曜日を調整している。体調不良欠席などにも振替利用による予定する支援を工夫し、ニーズが高い家庭の新規利用を受け入れて、支援に結び付けている。また、家庭の要望に応える形で土曜日運営をおこなうことがある。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
・勤務時間の適正化を図ることは従業員の満足度や健康維持につながり、人材定着やモチベーションアップにつながると考えたことを背景に、時間外勤務の管理を目標に据えた。
・具体的には、2022年5月に事業所内業務をすべて洗い出し、当時の職員で割り振りをおこない、法人内全事業所で共通する書式を用い、業務分担表を作成し明確にした。業務分担表に基づく業務遂行とその振り返りにより、何に時間がかかり、どこに改善の余地があるのかを明確にし、毎月の時間外勤務の削減につなげていった。
・その結果として、業務分担後、常勤1名が退職して職員1人当たり時間外勤務数は目標時間数に未達となったが、業務分担をもとに互いの業務状況を把握し声を掛け合うことで助け合える風土を作ることはできた。育児時短社員が1名在籍し、適切な業務分担により無理なく家庭との両立を行い、育休明けでも働きやすい職場環境を作ることができていると実感している。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
・振り返りと今後の方向性としては、2022年の5月以降、1人の離職もなく人材定着につなげることができている。2023年度は常勤職員1名増員し、改めて業務の分担に取り組んでいる。管理者兼児童発達支援管理責任者は特に業務量が多く、まだ改善必要性があるため、職員への割り振りを進めていくことで職場環境の改善につなげていく。
サービス分析結果
【講評】
ブログに活動状況や家族からのメッセージを掲載して情報公開に努めている
ホームページには法人が運営する各事業所の特徴や運営情報を詳細に明記し、家族が知りたい情報が入手出来るようになっている。「ニュース」に新規利用説明会の案内や保護者向けセミナー、スマートキッズ発達支援研究所の月報きらっとを案内し、多種多様な活動を具体的に解りやすく写真を通して紹介するなど、教室ならではの情報を定期的に更新している。パンフレットでは施設の具体的なコンセプトについてイラストを用いて解りやすく紹介し、保護者からのメッセージ・感謝の声を掲載することで、更に理解が深まるよう編集されている。
多様な媒体を通して専門的で具体的な療育活動を紹介している
ニュースレターはカラー印刷で活動写真・今月の療育テーマ・教室からのお知らせ等を掲載し、ブログでも活動等をコメントと共に発信している。公園遊びなどの課外活動、リトミックの要素を取り入れた音楽活動、身近にある物を使用した創作活動、集団活動による粗大運動やソーシャルスキルトレーニングなど4つの療育活動を効果的に取り入れている。また子ども達の可能性を温かく見守り安全な環境の中で、自己表現から自己統制、生活動作や学習・運動の力を育み、社会性を身に付けるための専門的な療育を粘り強く支援している。
利用希望者には環境の確認も含め事業所内で個別説明会を実施している
関係機関への挨拶周りや連絡会・学校見学に参加した際は、リーフレットやパンフレットを配布し、情報提供に努めている。問い合わせや資料請求はホームページからも可能とし、利用希望者には必ず個別での説明会を実施し、環境や雰囲気・職員を見てもらう機会を設けている。問合せでは対面希望が多いことを受け、オンライン説明会等へも柔軟に対応したいと考えている。また、事業所活動のPRや 新規利用者確保に向けてブログの更新頻度を高め、コロナで控えていた保護者会や療育参観を再開し、事業所に足を運んでもらう機会を作りたいとしている。
1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
- 子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
契約時に重要事項説明書を用いて丁寧に説明し同意を得ている
利用開始前に契約内容やサービス内容を説明している。1日の活動の流れやルールなどは写真や掲示物、子どもの作品等を見てもらい、個別説明会では療育カレンダーが記載されているニュースレターを用いて、視覚的に分かりやすくサービス内容を説明している。契約時には重説にてサービス内容・加算単位数等について丁寧に説明し同意を得ている。説明会終了時に、入会申込書に利用希望日・送迎時間・意見や要望・質問は個別面談で聞き取り、面談記録に残している。利用開始までに必ず子どもに来室してもらい、事業所の様子を確認してもらっている。
利用開始前のミーティングで子どもの特性を共有して支援にあたっている
事前に記入してもらうアセスメント・利用にあたっての質問表を基に面談を実施して記録し個別支援計画書に反映している。利用開始前の職員ミーティングでは、子どもの特性・注意点などを共有したうえで支援にあたっている。子どもには1日の流れを丁寧に伝え、困りごとはないか等の声掛けを多くすることで、不安や負担感が軽減するよう努めている。療育記録には本日の様子・個別支援計画内容が実施できているかについて記載している。保護者とはサービス提供記録に連絡事項・保護者よりの情報を共有し連携体制を構築している。
サービス終了時にも面談の場を設けて保護者の相談に応じている
前年度の退所者数5名で、主な退所理由は高校卒業・転居・学校のスケジュールとマッチしなかったためとなっている。サービス終了時にも面談の場を設けて保護者からの相談に応じたり、移行先への情報共有や連携に努めている。今後は事業所からの働きかけを増やし、安定した移行の実現に取り組みたいと考えている。事業者は2021年より年齢に関わらない個別療育教室を展開し、各自の課題に合わせた療育を提供している。区内では数少ない中・高校生受け入れる事業所として、今後も利用者の要望と自治体との連携により実現したいと考えている。
1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
基本情報シートや質問表にて子どもの心身の状況や生活状況を把握している
利用開始時に「基本情報シート」「利用にあたっての質問表」にて、子どもの心身の状況や生活状況を把握している。基本情報シートは毎年度、「質問表」は個別支援計画更新時に保護者から聴取して更新している。面談時に様々な角度から聞き取るべき内容を明記した面談シート(初回用・更新用)を使用して子どもが持つ課題を明確にしている。また、個別支援計画書の課題がどのように経過しているのかを療育記録に記載している。半年に1度個別支援計画更新面談を実施し、支援内容や目標達成度について保護者と確認するほか質問表の更新を依頼している。
個別支援計画書作成マニュアルに基づいて作成している
個別支援計画書作成マニュアルに基づき、作成手順やポイントを踏まえて計画書を作成している。本人の希望または興味関心、家族の希望、1年間の目標・半年間の目標(項目・現在の課題・目標・支援内容・達成度・支援継続の有無と理由)を具体的に明記し、職員による個別支援計画策定会議で同意を得た後に、所属の臨床心理士による支援内容の妥当性をチェックする流れとなっている。子どもの個性や人権を尊重して発達度合いに合わせ、課題の種類・程度、家庭環境などを踏まえて、より適切で充実した支援を心掛けている。
児童ファイルを活用し情報共有に努めている
療育日誌やサービス提供記録(連絡帳)、教室日誌を用いて日々の記録を残し、全職員が確認できるよう児童ファイルとして管理している。毎日「本日の様子」「個別支援計画」に分け、個別支援計画の達成状況を具体的に記録している。保護者や学校からの情報は業務前ミーティングで共有し、ミーティングノートに記入して洩れない共有に努めている。長期休暇時は職員間の相談時間確保が課題と感じ、アプリやノート・支援後に共有時間を持つよう努めるが、全員での実施が難しく、今後は意図的に2グループに分けてでも共有の場を設定したいと考えている。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
- 計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている
- 計画を子どもや保護者にわかりやすく説明し、同意を得ている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.個別の支援計画に基づいて子ども一人ひとりの発達の状態に応じた支援を行っている
- 個別の支援計画に基づいた支援を行っている
- 子どもの特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している
- 関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって、支援を行っている
【講評】
個別支援計画書を児童ファイルに綴り日々確認できるようにしている
個別支援計画策定マニュアルに沿って作成した計画書(会社心理士がチェック)は児童ファイルに綴じ、日々確認して療育記録に反映させている。毎日の活動の中に個別課題に取り組む時間を設定し、マッチングや運筆(なぞり書き)・微細運動・学習プリント等に取り組んでいる。訪問時、職員がカードを見せて課題に取り組む子どもや宿題に取り組む子どもがみられた。課題の前に遊ぶ子には「連絡帳しまってきて~、それから遊ぼうか」、「○○さんと○○さんは勉強の時間です」と声をかけていた。その際の様子は療育記録に残し計画書の正当化を図っている。
子どもの特性に応じたコミュニケーションに努めている
アセスメントシート領域項目に基本的習慣・コミュニケーション・運動・認知・学習をあげ、アセスメント(できる・声掛け・モデル・介助未経験)にチェック、障害特性(6項目)をあげて保護者の改善優先度にチェックして支援している。個別支援計画書に各子どもの特性に応じた声掛け方法を設定し、その子に適した絵カードを作成してマンツーマン対応で活用し、しっかりと話をする時間を設けている。他児との関わりが課題の子どもには、集団活動等の中で「貸して」「良いよ」のやり取りの経験を増やし、職員は様子をみながら仲立ちしている。
サービス等利用計画案・障害児支援利用計画案を確認し支援計画に反映している
相談支援専門員来訪時には子どもの最近の様子を伝えるとともに、家庭や学校の状況などを聞き取り共有している。サービス等利用計画案・障害児利用計画案は、作成後に事業所でも確認して支援計画に反映している。訪問時送迎に同行した際、学校に到着すると職員待機場所まで学校の先生が子どもを連れて来て、「1から10まで覚えていて、5まで覚えられた。今日も頑張りました」と体調や本日の取り組みを伝え共有していた。教育機関との連携が送迎時や交流時に限られているため、今後は事業所からも積極的に連携して支援に活かしたいと考えている。
2.【食事の支援がある事業所のみ】子どもが食事を楽しめるよう支援を行っている
- 食事時間が楽しいひとときとなるよう環境を整えている
- 子どもの状態やペースに合った食事となるよう、必要な支援(見守り、声かけ、食の形態や用具の工夫等)を行っている
- 子どもが安全に食事をとれるよう取り組みを行っている
- 食物アレルギーや疾患等については、医師の指示に従い、対応している
- 食についての関心を深めるための取り組みを行っている
- 子どもの状況をふまえ家庭での食事について助言を行っている
3.子ども一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
- 身の回りのことは自分で行えるよう、必要な支援を行っている
- 基本的な生活習慣や社会生活上のルール等 (あいさつ、マナー、交通ルール等)を身につけられるよう支援を行っている
- 集団活動を取り入れるなど、子どもの心身の発達や社会性が育つよう支援を行っている
- 一人ひとりの有する能力を活かせるよう個別のプログラムを実施している
- 送迎は、子どもと保護者等の状況に応じて送迎方法を検討し、行っている
【講評】
1日の日課を設定して日々のプログラムに組み込んでいる
教室内に、始まりの挨拶・終わりの挨拶・帰りの司会、今日のスタッフを写真(記名)掲示しているほか、ホワイトボードに送迎の時間、本日の予定(流れ)を記入して見える化を図っている。手洗いうがい、身の回りの片付けなど1日の日課を設定し、日々のプログラムに組み込んでいる。ソーシャルスキルトレーニング(SST)等の療育を実施して、社会生活・集団生活に必要なスキルが身につくよう支援し、子どもの主体性を尊重しながら個別対応や見守り支援を実施している。訪問時、子ども達は流れを理解しており各自で動く様子が見られていた。
月毎にテーマを決めて集団療育をおこなっている
毎月発行しているニースレター、例えば9月では、今月の療育テーマに「よく聞いて、覚えよう」をあげ、聞く力のトレーニングに取り組んでいる。短い言葉やリズム・物語などを集中して聞いて「覚えた」「わかった」と思える体験を積み重ね、聞くことの意識が高まるよう支援している。その他、微細運動・集中力・記憶力・想像力・生活・傾聴・地震避難・思考力・粗大運動・社会性・学習等のトレーニングそれぞれにもねらいを付与し、ゲーム感覚で楽しく取り組めるよう工夫している。おやつや自由時間にも友達との関わり方を意識した声かけをしている。
子どもと保護者等の状況に応じた送迎方法を検討し実施している
学校運営日には17時便と18時便の2便、学校休業日には迎えが9時便・10時便、送りが15時便と16時便と設定し、家庭の要望・事情を考慮して可能な限り送迎時間を調整している。学校便り・連絡帳・メール・電話等で得た情報を確認し、1週間毎に送迎計画を作成し、必要に応じて移動支援等の利用を提案している。教室日誌にはヘルパー送り/保護者迎え等と記し、受け渡しミスが生じないよう図っている。自宅が事業所に近く母と練習して一人帰宅ができるようになったケースや、小学校時に練習して電車で一人で通所しているケースもある。
4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
- 子どもの健康状態について、保護者や医療機関等から必要な情報を収集している
- 子どもの状態に応じた健康管理を行い、体調変化に速やかに対応できる体制を整えている
【講評】
入室時の健康チェックで子どもの健康管理に努めている
個別面談時やアセスメントを取りながら、子どもの健康状態について確認している。基本情報シートなど社内で統一した書式を用いて必要な情報把握に努め、気になる点は保護者から細かく聞き取っている。通所時に連絡帳やメール等を活用し保護者から子どもの状態を確認している。入室時の健康チェック(視診と検温)して記録し、健康上の異変を感じた際には再度の視診・検温をして、必要に応じて保護者と受診や早退の相談を実施する等、緊急時の連絡体制を整備している。
投薬依頼書を提出してもらい安全性に配慮して対応している
投薬依頼書があれば対応可能としているが、明示している3点を確認の上、保護者の責任において投薬依頼することとして、署名捺印を得ている。症状にチェックし病名または具体的な症状、薬の種類チェック・薬名・分量・投薬日時等を記載してもらい安全性に配慮して対応している。訪問時、子ども達は通所すると手洗い・うがいを進んでおこない、ゴミが出るとゴミ箱にきちんと捨てていた。おやつ提供前にも手洗いを促し、職員はテーブルを拭いて衛生面に配慮していた。
契約時にアレルギーについて聞き取りおやつ等を提供している
事業所では食事提供はしていないが、軽食として菓子のみでなくおにぎりやパンなどを捕食(おやつ)として提供しており、アレルギーを持つ子どもへの配慮をするため、契約時に聞き取っている。訪問時、アレルギーのある子に対しておやつのヤクルトの代替で棒アイスを提供していた。また、偏食の子どもや菓子メーカーへの拘りがある子は毎回おやつを持参している。土曜日や長期休暇時には弁当持参やキッチンカー等での購入・調理(1月はちらし寿司)を実施している。提供時にはアレルギーフリーで卵・小麦等使用しないよう工夫している。
5.子どもの主体性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるような取り組みを行っている
- 日常生活の支援は子どもの主体性を尊重して行っている
- 子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している
- 子どもの状況や希望に沿って、多様な体験ができるようにしている
- 子どもの状況に応じて利用日や利用時間を設定している
【講評】
子どもが自分で気持ちを切り替えられるよう見守り体制で統一している
基本的な生活習慣は子どもの気持ちに寄り添いできることを増やせるよう支援している。当日の子どもの状況を確認して、切り替えに時間がかかる時には本人の主体性に考慮し、できるだけ自分で切り替えられるよう見守り体制で統一している。個別支援の時間には子どもの意向を尊重しながら都度取り組み内容を変更し、当番や係りなど役割を設定して教室運営の手伝いができる機会を設けている。訪問時、ままごと遊びの中で泣きだす子どもに対して、タイミングを見計らって声を掛けると、職員に抱き着いて落ち着くと自分から離れて友だちと遊ぶ姿があった。
ワンフロアを学習スペース・活動スペースに分けて安全性を確保している
教室はワンフロアで、入口を入って右側を学習スペース、左側を活動スペースに分けて安全性を確保している。活動スペースの側に更衣室があり入口に「誰もいません」カードを使って確認できるようにしている。以前はクールダウンが必要な子のためテントを使っていたが、現在は相談室(教室外)や更衣室を活用している。訪問時、学習スペースで他児が宿題をしている中で、一人遊んでいる子どもに対して「遊ぶのはこっちね」と活動スペースで遊ぶように促していた。聞き取り調査時の対応で、衝立をする等プライバシーへの配慮にもう一工夫希望したい。
学校の年間行事や保護者からの連絡で送迎スケジュールを作成している
学校の年間予定表や保護者からのメール・連絡帳で子どもの利用時間を把握し、家族に確認をとって送迎スケジュールを日々作成している。通院や学校行事で休む場合は日程調整をして、別日での振り替えで療育に参加できるよう配慮している。特別開室や長期休業日については別途希望表を配布し、利用者の希望に沿うよう調整している。保護者からの相談で電話や連絡帳・メールで受けた内容(熱で休む・送迎をお願いしたい・ヘルパーの迎えに変更した等)および対応した内容を教室日誌に詳しく記載し、対応者も明記して情報共有している。
6.家族との交流・連携を図り支援を行っている
- 子どものサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、支援に活かしている
- 家族の意見や要望を活かした支援を行っている
- 家族の状況に配慮し、相談対応や支援を行っている
- 子どもや家族に合った療育方法等について助言している
【講評】
連絡帳や送迎時を活用し常に保護者と情報交換できるよう努めている
日々の連絡帳を活用したり送迎時に直接保護者と話したり、常に保護者との情報交換をしている。入手した情報を活かして個別課題の変更や追加などをおこなっている。サービス提供記録(連絡帳)には、体調、送迎、おやつ提供、おやつ以外の実費負担、延長対応、療育内容(個別・集団)、支援内容・様子、連絡事項、保護者よりと細かく共有し、友だちに「貸してください」と言えたエピソードの掲載に対し保護者から「家でも一言聞いてから行動するようになり成長を感じている」との返信があり、子どもの成長をともに喜べる関係性がうかがえる。
ニュースレターやブログにて事業所の活動を伝えている
毎月ニュースレターを発行し、8月には夏休みに入るため、個別療育・集団療育を通して1日のスケジュールを一緒に考えるとし、体調管理についてと8月コラムで作業療法士が夏休み家でできる取り組みを紹介している。3月に「進級・進級パーティー」開催では、卒業生に寄せ書きをプレゼントしている。制作・SST・運動・夏祭り・餃子ピザ等、写真やコメントを流れに沿って掲載し、楽しんで活動に取り組んでいる様子が閲覧できる。実施日とブログ掲載日時がズレていることが残念である。掲載頻度があがるよう工夫できると良い。
個別面談や利用者アンケートを実施して支援に反映させている
個別支援計画作成時、個別面談や利用者アンケート(支援内容や職員への要望)等の内容を確認し、できる限り反映できるよう支援内容を組み立て、職員への要望は指導に活かしている。半年後のモニタリングはもとより保護者から依頼があれば面談や電話相談をセットし、常に家族状況を踏まえた支援に努めている。必要な家庭については家庭連携支援に取り組み、療育方法についての助言を実施している。保護者都合で情報交換が難しい家庭との療育方法のすり合わせ不足を課題とし、今後も継続しながら積極的に対応したいと考えている。
7.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域の情報を収集し、子どもの状況に応じて提供している
- 必要に応じて、子どもが地域の資源を利用し、多様な体験や交流ができるよう支援を行っている
【講評】
課外活動を通して本物に触れ学ぶ機会を設けている
課外活動や子ども会議を取り入れやりたい事・行きたい場所など意見を述べる場所を設け、少しでも希望が叶えられるよう設定している。発達状況に応じて段階的にSSTを実施し、その成果を確認する機会として課外活動で公共機関利用や外食などを実践している。今年度は、「ガラス科学館に行こう」「キッチンカーに買い物に行く」「宅配便ミュージアムで仕事体験」「プラネタリウムに行こう」「ハンバーガーを買いに行こう」等に取り組んでいる。交通ルール、鑑賞する際のルール・買い物のマナーなど本物に触れて学ぶ機会を設けている。
家庭状況に合わせて必要な情報を提供したいと考えている
年1回地域のキッチンカーを利用しての買い物体験をしている。キッチンカー運営者が事業所の事を周りのお客に伝えてくれ、地域における認知度が高まっている。また、地域で運営している「はらっぱ」での活動時には、地域の方が積極的な声掛けをして交流できている。課外活動を通して地域施設の情報を収集し活用できているが、自治体や区の情報を家庭状況に合わせて都度提供するまでには至ってない。特に進路相談・関連機関の情報を収集して、これまで以上に保護者に必要な情報を提供したいと考えている。
【講評】
個人情報保護取り扱いハンドブックを活用し会社をあげて周知徹底を図っている
「個人情報使用同意書」に使用する目的、使用にあたっての条件、個人情報の内容を明示して利用契約時に説明し、子どもと保護者から同意を得ている。また、肖像権同意書についても全利用者から提出を得ており、他事業所や相談支援専門員等に情報提供する際には、予め子どもと保護者に確認している。個人情報保護取り扱いハンドブックは本社設置の「個人情報保護管理責任者」を中心に、「プライバシーマーク」を取得し維持するため、日常の業務の中で最低限遵守すべき項目を明示し、全従業者が内容を理解し各事業所が有効活用できるよう策定している。
子どもの分かりやすい表現を用いてプライバシーや羞恥心について伝えている
児童ファイルは鍵付き書庫で保管し、スタッフルーム入り口には「事務所・おとなのへや・こどもはいれません」とイラストで×マークをつけている。室内を区切っての更衣室と教室外の相談室を使って更衣を実施している。同性対応を基本としているが、職員配置上難しい場合があることを事前に本人と保護者に説明し、承諾を得てから実施している。屋外活動では子どもの名前をフルネームで呼ばないことなど、対応を統一している。昨年度からソーシャルディスタンス「距離は腕一本分」で共有し「プライベートゾーンは他人には触らせない」と伝えている。
教室ルールと家でのルールを明確にして集団生活に対応できるよう療育している
集団療育や個別課題など全ての活動において、拒否が強い場合は対応する職員やタイミング、方法等を臨機応変に変更し、個人の意思を踏まえた対応に努めている。保護者面談時に支援方法を決め、教室でのルールと家庭内でのルールを明確にして子どもが集団生活に対応できるよう療育している。SST活動では他児との適切な関わりを指導しており、訪問時にも、くじを引いて書いてある友だちの特徴を答えて「一緒に行こう」と誘うことを実践し、「嫌だ」と言われると「どう?嫌だよね」と伝え、必ず「良いよ」と答えてくださいと促して楽しく進めていた。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている
- 日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている
- 子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(子どもが「ノー」と言える機会を設けている)
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
- 施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】
キャリアデザイン室が中心となり入社時研修を実施している
スマートキッズの理念とビジョンの実現に必要な人財となれるよう、キャリアデザイン室が中心となって、グループ・クレド、理念、組織論、評価シートや階層別研修、労務管理、法令遵守、初任者研修などさまざまな研修を開催している。また感情労働でもある福祉サービスで大切なビジネスマナーの基礎研修も実施し、他者を思いやりながらチームワークの醸成を意識した社員育成をしている。各教室職員室には理念と行動原則を掲示し、誰もが確認できるよう初任者研修テキストも常備している。
制度改正や集団指導を受けマニュアルを見直して標準化を図っている
法人内では様々なマニュアルやガイドライン、行動の原則や指導員の心得等を整備し、適宜マニュアルの読み合わせや研修を通して業務の標準化を図っている。本社係長や課長が定期的に巡回して助言・指導も実施するほか、各種チェックリストにてマニュアル通りに実施しているかどうかを確認している。年度末の法改定や自治体からの集団指導を受けてマニュアル改正に取り組み、保護者のニーズ・要望を確認し、支援の振り返りをしている。職員アンケートで「役職者への業務比重が大きいため適正化が必要」との意見があった。
保護者の要望や職員からの意見を基にサービスの質の向上に取り組んでいる
日々の教室日誌には活動名とねらいや様子、保護者からの相談記録も記載している。職員は保護者からのニーズや要望等を確認し支援内容について振り返り、療育活動に活かしている。また利用者アンケートや面談内容を基に、スマートキッズ関わり指針や指導員心得、虐待防止、身体拘束防止等に則り業務が出来ているかをチェックし、マニュアル見直しやサービスの質の向上に取り組んでいる。虐待防止については職員セルフチェック以外に各教室の体制整備から早期発見チェックリストなど、一歩踏み込んだ内容で確認して虐待防止に努めている。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
管理者は経験9年のベテランで保護者からも信頼の言葉を得ている
スマートキッズは12年前に創業し7年前からは総合教育事業グループZ会に入り、社長も交代している。放課後等デイサービスが事業化されて都内第1号教室をスマートキッズが開設した。芝公園も同時にスタートして港区内でも数少ない中・高生も受け入れる事業所となり、利用者ニーズは高く多くの相談支援事業所から利用相談を受けている。着任2年目の管理者・係長は放課後デイ経験9年のベテランで、個別療育が多く特に中高生をみてほしいと言われる港区では6人の職員をまとめ、保護者から「成人施設も作ってほしい」との信頼の言葉を得ている。
管理者・係長は初任者研修や階層別研修で自らの役割と責任を学び理解している
月1回の全社昼礼では社長が講師を務める講話があり、理念「教育の力により一人ひとりの可能性を最大限支援することによって共生社会の実現に貢献します」や行動原則は事務室壁面に掲示されている。また、年度当初には年度活動計画の説明会があり、各自個人目標を設定して業務推進を図っている。管理者・係長は初任者研修や階層別研修で自らの役割と責任を学び理解している。年間活動計画の行動計画に基づき、職位ごとに業務を遂行している。全社の状況や今後の活動方針などは月1回の昼礼で全社員に向けて周知している。
非常勤職員には重要案件など本社から直接的に伝える機会を増やしたいと考えている
職務権限規程の手順に沿って重要案件を決定して、内容は教室(管理者)、係長、課長という連絡フローが確立されている。毎月の全社員対象の昼礼にて、適宜発信される通達と全社通知、月1度の管理者と責任者ミーティングで配布される資料をもとに一般職員と共有している。利用者などに対しては、必要な内容は書面で都度教室より配布しており、緊急時には本社よりメールにて直接配信して説明している。非常勤には管理者・責任者の申し伝えが多いため、WEB会議や動画を活用するが、重要案件は本社から直接伝える機会を増やしたいと考えている。