福祉サービス第三者評価情報

評価結果 利用者調査とサービス項目を中心とした評価手法

          ※印刷してご活用いただけます。

令和元年度(2019年度) 小規模多機能型居宅介護(介護予防含む)
法人名称
有限会社アウトソー
事業所名称
小規模多機能型居宅介護じゃすみん扇
評価機関名称 株式会社 ハッピーネットワーク

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) ①自立した生活
②最後まで自分で
③その人に合った支援
④地域との交流
⑤ゆっくり、のんびり、あせらない、「待つこと」を大切に 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ・利用者や家族とのコミュニケーションが取れ、観察力や介護技術などの向上心を持って取り組むこと。心配りをして利用者に寄り添う支援を行うこと。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) ・よく見て観察して、病気だと思わずその人らしい支援を心掛け、その人の意思、想いを尊重してほしい。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • きめ細かい研修計画に沿って職員を育成している
  • 利用者のプライバシーや羞恥心に配慮した支援に徹している
  • 今年度12月から後任ケアマネジャーが着任して介護計画書を作成している
さらなる改善が望まれる点
  • 扇ホーム長が担当している法人ホームページの更新が急務である
  • レク担当を決めるなどして毎日レクが出来る体制をお願いしたい
  • 第三者評価が改善に結びつくことが少ないためもっと活用するよう切望したい

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 行事や誕生日の際には食事に変化をつけて特別感を醸し出している

 運営推進会議や季節の行事を活用して地域に根差した事業所となるよう目指している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:調査時点で24人の利用者全員を対象にアンケート票を施設側から配布して頂いた。24人の内訳は、男性11人、女性13人であり、平均年齢は85.6歳、平均要介護度は2.3である。
  • 調査方法:アンケート方式  
    第三者評価と利用者調査の趣旨を書いた手紙を添えて24人の利用者にアンケート票を届け、返信用の封筒を使って直接評価機関に直送してもらい、19通が回収された。
  • 利用者総数: 24人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 24人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 19人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 79.2%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
19/24
1.予定外の利用要求に柔軟な対応がされているか
はい
68%
無回答・非該当
21%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:5%
2.通いや泊りの際の過ごし方は、個人のペースに合っているか
はい
63%
どちらともいえない
37%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.日常生活で必要な介助を受けているか
はい
79%
どちらともいえない
16%
 
いいえ:5%  
無回答・非該当:0%
4.職員から必要な情報提供・助言を受けているか
はい
74%
どちらともいえない
21%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:5%
5.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
68%
どちらともいえない
21%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:0%
6.職員の接遇・態度は適切か
はい
74%
どちらともいえない
16%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:0%
7.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
74%
どちらともいえない
11%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:5%
8.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
42%
どちらともいえない
21%
無回答・非該当
37%
 
いいえ:0%
9.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
74%
どちらともいえない
11%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:5%
10.利用者のプライバシーは守られているか
はい
58%
どちらともいえない
21%
無回答・非該当
16%
 
いいえ:5%
11.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか
はい
58%
どちらともいえない
16%
無回答・非該当
21%
 
いいえ:5%
12.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
68%
どちらともいえない
21%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:0%
13.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
63%
どちらともいえない
21%
いいえ
16%
 
無回答・非該当:0%
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
63%
どちらともいえない
21%
いいえ
11%
 
無回答・非該当:5%
評点のレーダーチャートを表示する


サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 扇ホーム長が担当している法人ホームページの更新が急務である
  • パンフレット両面に案内を併記し分かり易く伝えている
  • 見学・問い合わせには全職員が連携して対応している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 利用者がいる場所へ出向いて契約説明をおこなっている
  • 利用開始前にアセスメントやケアプランを全職員が把握している
  • サービス終了の際には支援の継続性が図られるよう努めている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成し、柔軟に見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 今年度12月から後任ケアマネジャーが介護計画書作成をおこなっている
  • 定期的なモニタリングを実施し進捗状況を確認している
  • 朝・夕の申し送りを必ず実施して洩れなく情報共有を図っている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
27/27
  1.小規模多機能型居宅介護計画に基づいて自立生活が営めるよう支援を行っている
小規模多機能型居宅介護計画に基づいて支援を行っている利用者が望む生活像に基づき、日常生活において利用者自身が選択、判断できるよう支援を行っている利用者の心身の状況、家族の状況に応じて、必要なサービス(通い・訪問・宿泊)を柔軟に利用できるようにしているサービス(通い・訪問・宿泊)を利用していないときも、利用者の状況把握のための働きかけや、見守りを行っている利用者の支援は、関係機関や関係職員が連携をとって、支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 介護計画に沿った統一した支援の提供に努めている
  • 自己選択・自己決定を基本に支援提供に取り組んでいる
  2.利用者一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
利用者の状況に応じて、食事時間が楽しくなるよう工夫している利用者の状況に応じて、入浴方法を検討し介助を行っている排泄介助が必要な利用者に対して、一人ひとりに応じた誘導や排泄介助をしている利用者の心身の状況、家族の状況に配慮して、送迎方法を検討し対応している
【講評】 詳細はこちら
  • 行事や誕生日の際には食事に変化をつけて特別感を醸し出している
  • 利用者・家族の状況に応じて柔軟な送迎をおこなっている
  3.利用者の健康を維持するための支援を行っている
利用者の心身の状況に応じた健康管理を行っている日常生活の中で、一人ひとりの有する能力の活用や日常生活動作の維持・拡大に向けた支援を行っている服薬管理は誤りがないようチェック体制の強化などのしくみを整えている利用者の体調変化時(発作等の急変を含む)に、速やかに対応できる体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 看護師が常駐し利用者の健康管理に努めている
  • レク担当を決めるなどして毎日レクが出来る体制を希望する
  • 服薬マニュアルを作成しいつでも確認できるよう希望する
  4.事業所内におけるサービス提供時には、利用者の主体性を尊重し、快適に過ごせるような取り組みを行っている
利用者が他の利用者と快適な関係をもちながら生活することができるよう支援を行っている利用者の状況に応じて、多様な活動ができるよう支援を行っている利用者が落ち着いて生活できるような支援を行っている事業所内は、利用者の安全性や快適性に配慮したものとなっている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者同士の良好な関係が構築されるよう努めている
  • 職員と利用者がともに楽しめる活動やレクリエーションに期待したい
  • 清潔・不潔について共通認識のもとでのケアを望みたい
  5.訪問サービスが利用者や家族にとって安心・快適なものとなるようにしている
利用者の心身の状況に応じて、生活するうえで必要な支援を行っている合鍵や金銭等の取り扱いに関して、事業者として基本的な方針を明確にしている訪問サービスの際に、利用者や家族への接遇・マナーを徹底している
【講評】 詳細はこちら
  • 申し送りノートや連絡ノートにて訪問時の様子を共有している
  • 鍵預かり書を作成し双方の安心につなげている
  6.事業所と家族との交流・連携を図っている
利用者のサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、共有している家族の状況に配慮し、相談対応や助言を行っている利用者や家族に合った介護方法について助言・指導している重度化した場合や終末期に備え、あらかじめ本人や家族等と話し合い、事業所でできることを説明しながら、方針を共有している
【講評】 詳細はこちら
  • 運営推進会議にイベントを開催して家族参加が増えるよう努めている
  • 看取りについての確認書にて丁寧な説明をおこない同意を得ている
  7.利用者が地域で暮らし続けるため、地域と連携して支援を行っている
地域の情報を収集し、利用者の状況に応じて提供している運営推進会議等を活用して、利用者が地域のさまざまな資源を利用するための支援を行っている利用者が地域とつながりながら暮らし続けられるよう、事業所が利用者と共に地域の一員として日常的に交流している
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者とともに楽しめる情報収集と新規開拓に期待する
  • 運営推進会議を活用し地域に根差した事業所を目指している
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い、利用者のプライベートな空間への出入り等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 契約時に個人情報取扱書について丁寧な説明を実施している
  • 支援に入る前の意思確認を心掛けている
  • 利用者のプライバシーや羞恥心に配慮した支援に徹している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 理念・方針・職員のモットーなどは誰もが目に付くところへ掲示している
  • 個人面談を実施して職員個々のケア向上を図られたい
  • 外部研修で受けた内容を内部研修にて周知させ現場で活かせるよう希望する
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0306056   修了者No.H1601013    
評価実施期間 2019年11月21日~2020年1月31日

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