評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)ソシアスの使命
「職」を提供することで障がい者(就労困難者を含む)の自立を支援する
2)目指す姿
継続した就労支援の場として、障がい者や支援者が活き活きと働き、一人一人の「よく生きる(benesse)」を実現できる拠り所になっている
①障がい者や支援者がやり甲斐、誇り、希望を持って働いている会社になる
②お客様である老人ホームや入居者やスタッフから、いつも必要とされる会社になる
③障がい者雇用の場として、社内・社外から存在意義の確立された会社になる
3)基本方針
①人が軸…「人へのリスペクト」や「人が人に対してできること」を大切にする。障がいではなく人をみる
②自己肯定感の育成…ありがとうと言われる体験を通してやりがいや自信を育む
③会社としての自立…雇用を維持し続けるために利益を出し続ける
4)3つの約束
①お客様への約束:私はいつもお客様の顔を思い浮かべ、「ありがとう」と言われる仕事をします
②社員への約束:私は、一緒に働く仲間が安心して明るく元気に働ける職場をつくります
③家族への約束:私は、いつも支えてくれる家族や支援機関の方に感謝し、イキイキと働くことで元気と安心をお届けします
職員に求めている人材像や役割
①常に利用者をひとりの人として理解する
障害特性にとどまらず、どんな人生を歩んできたか、どんな生活環境なのかを知り、利用者の人物像を把握できる
②障害に関する知識を高める努力を続ける
障害に関する基礎知識だけでなく、治療法や服薬、利用可能な行政サービスなど幅広い知識を身につける努力をする
③特性に配慮しながら職業人として求められることを指導できる
「職場ルールや生産性」と「障害特性」のはざまで、合理的配慮のラインを導き出し、自信を持って利用者を指導できる
利用者と接する中で、利用者からも学びながら、人間的に大きく成長してほしいと願っている
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
■A型の役割認識と我々の支援
・雇用契約に基づく就労…就業規則、職場ルールを設け、これを遵守
・就労機会の提供…能力や適性にあった仕事を与え、適正な労働の対価を支払う
・その他の就労に必要な知識および能力向上のための支援を行う
・共通に、A自己肯定感の醸成、B組織で働くための基礎スキルを高める、C作業スキルを高める
以上のことを提供できるようになってほしい
■我々の支援のスタンス
「A型最大のミッションは雇用継続。事業を回し、利用者が元気に働き続けられるよう支援する」
「その延長に一般就労がある」
そのために、
・事業者として、生産効率も重視する
⇒利用者からの希望に耳を傾けるが、最終的に現場リーダーが全体最適解で判断する
・福祉施設として、利用者が抱える特性や背景に寄りそう
⇒支援は一人ひとりに合わせる。一律である必要はない。そのために、支援員間の目線合わせを大切にする
・毎日の様子を記録し、定期的に面談。困り事やトラブルにはその場で対応する
上記の考え方を忘れずに、前述した「(1)職員に求めている人材像や役割」を目指して欲しい
全体の評価講評
特によいと思う点
事業所では、皆がいきいきと働き、一人ひとりが「よく生きる」という企業理念を実現できる拠り所を目指している。その方針として「ありがとう」と言われる体験を通じ、やりがいや自信を育むことを重視している。支援員は生産効率を意識しながらも個々の利用者に合わせるため、ミーティングで目線を揃えながら、適切な支援に努めている。洗濯作業のスキル向上に向けては、利用者に分かりやすい説明や手順の明確化を行っている。利用者には「しんどくなったら休んでもよい」と伝えており、熱意を持って作業に取り組んでおり、活気にあふれている。
事業所では、利用者の意見を積極的に聞き取り、日々の運営に反映する体制を整えている。雑談や話しやすい空間づくりを通じて自然な対話の機会を大切にしている。仕事後に話をしたい利用者には柔軟に対応している。また、仕事中も手が動いていれば私語を禁止せず、自然な交流を尊重している。定期面談では、利用者一人ひとりの価値観や生活習慣を把握し、それに沿った環境調整や人間関係への配慮を行っている。さらに、安全衛生委員会には利用者代表も参加し、手洗い方法の掲示など感染症対策にも利用者の声を反映して取り組んでいる。
利用者は支援員に見守られながら、自らの仕事に向き合い、様々な作業に励んでいる。事業所では、利用者のさらなる成長を促すため、乾燥機の清掃や見学案内など、これまで支援員が担っていた業務を無理のない範囲で利用者に振り分け、利用者の可能性を広げることを目指している。また、指示に従うだけでなく自ら主体的に取り組むような職場風土づくりにも力を入れている。支援員が主導するのではなく利用者が責任感を持ちながら仕事を行うことで、やる気や充実感が高まり、自らの可能性の広がりや自己肯定感の向上につながっている。
さらなる改善が望まれる点
事業所では、さらなる業務の標準化と作業水準の向上を目指し、継続的に会議や検討を重ねている。現在整備している各種マニュアルや手順の再検討だけでなく、より良い手順書作成に必要な情報の蓄積や、事業所全体の業務内容の精査・整理を課題して取り組みを開始している。これらを段階的に解決しながら、作業品質や効率の一層の向上を目指している。将来的には、個別の対応力と全体の業務最適化の両立を目指し、組織としてのさらなる進化に取り組んでいきたいとしている。今後の取り組みの進展に期待したい。
事業所では、相談支援事業所や特別支援学校などとの積極的な連携を通じて、利用者数の増加と安定した運営を実現している。一方で、特別支援学校の卒業生からの新規利用希望が増加する中、定員の上限により受け入れ困難な状況が生じることも今後想定される。また、就労継続支援事業所として、一般就労の実績を向上させていくことも求められている。そのため事業所では、利用者の一般就労に向けた支援を充実させていく取り組みを開始している。利用者の希望を汲み取りながら、今後、具体的な成果につなげていくことが期待される。
事業所では保育園、特別支援学校、高齢者施設などと交流し、利用者が多様な人と関わる機会を設けている。特別支援学校では「たたみ方講座」を実施し、高評価を得ている。プロ級の技を披露し、利用者の誇りや一段の成長につながっている。一方、今回の職員自己評価では、こうした地域との交流の取り組みが、職員に十分に浸透しきっていない状況が窺われた。利用者が直接住民と触れ合う機会が、利用者の可能性を広げることへの意義を職員間で再確認し、職員全体でより積極的な関わりをしていくことにつなげていくことに期待したい。
事業者が特に力を入れている取り組み
事業所では、安定した運営を実現するため、積極的な情報発信・連携強化と営業活動に取り組んでいる。相談支援事業所には個別に説明を行っているほか、区内の相談支援員の会議にも参加して事業所の状況を伝えている。多くの相談支援員が来所・見学する機会もあり、事業所に対する理解が深まっている。また、特別支援学校との関係づくりも重視しており、こうした取り組みの結果、利用希望者数の増加につながっている。さらに、営業努力により洗濯物の受託先である老人ホーム数も増加し、業務量の拡大とともに、経営基盤の安定につながっている。
事業所は、家族に良き協力者であってもらえるため、個別支援計画を開示したり、必要に応じて個別面談を行うなど、関係性を築くことに注力している。利用者の状況について、家族と共通認識を持つよう努めている。利用者と家族の意向が異なる場合には、利用者の意向を尊重し、家族へ丁寧に伝えて理解を促している。メールや電話での相談にも対応している。家族との窓口は主にサービス管理責任者が担い、トラブルが少なく情報収集も円滑に行われている。今後はサービス管理責任者に加え、支援員の力量を高め、家族をより支える体制を目指している。
事業所では特別支援学校に協力し、生徒の「将来の自立した生活につながるきっかけづくり」をねらいとして、「たたみ方講座」を実施している。学校の職業授業の時間を活用し、高校2年生1クラスを対象に、利用者がズボン、Tシャツ、バスタオルのたたみ方を指導している。しわのあるズボンやTシャツを手アイロンで整え、5分でたたむ技には生徒から歓声が上がった。さらに、有料老人ホームを見学し、実際にお客様を意識する体験を積み重ねることもしている。こうした取り組みは利用者の仕事への誇りを高め、自信につながる有効な経験となっている。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:登録利用者全員を対象とした。
- 調査方法:アンケート方式
事業所からアンケート用紙を配付し、記入後は返信用封筒に入れ、直接評価機関へ郵送していただいた。 - 有効回答者数/利用者総数:36/38(回答率 94.7% )
調査対象者38名のうち、36名から回答を得ることができた。
満足度の高い項目として、「個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか」「サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか」「職員の接遇・態度は適切か」「病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか」「利用者のプライバシーは守られているか」などがあげられる。
総合的な満足度では、29名が「大変満足、満足」、3名が「どちらともいえない」、4名が「不満、大変不満」と回答している。また、「安心して働ける環境だと感じている」「わからないことがあっても丁寧に対応してもらえる」「洗濯前のポケットチェックやたたみ作業などたくさん取り組んでいる」「共用部分の清掃が不十分に感じる」などのコメントがあがっている。
アンケート結果
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
25名が「はい」、7名が「どちらともいえない」、1名が「いいえ」と回答している。 また 「困ったときは職員がしっかり対応してくれる」、「具体的な要望を伝えても対応に時間がかかることもある」、「体調に不安を感じるときに早めに対応してもらえると助かる」などのコメントがあがっている。
2.事業所の設備は安心して使えるか
26名が「はい」、8名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「丈夫な洗濯ネットがあると嬉しい」、「地震対策を検討してほしい」などのコメントもあがっている。
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
19名が「はい」、9名が「どちらともいえない」、4名が「いいえ」と回答している。 「手話をする人が多く、コミュニケーションが取れて楽しい」、「気の合う人がいれば会話を楽しみたい」、「様々な人がいるため積極的に交流はしていない」などのコメントがあがっている。
14.【就労継続支援A型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
27名が「はい」、6名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「メモの取り方などについて早めに教えてもらえると助かる」などのコメントもあがっている。
15.【就労継続支援A型】
給料(工賃)等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
24名が「はい」、5名が「どちらともいえない」、3名が「いいえ」と回答している。 「具体的に説明してもらえると助かる」などのコメントがあがっている。
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
28名が「はい」、4名が「どちらともいえない」、4名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、 「毎日掃除はしているが忙しいので十分とはいえないと感じる」などのコメントもあがっている。
19.職員の接遇・態度は適切か
29名が「はい」、4名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「言葉遣いなど気になることもある」などのコメントもあがっている。
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
29名が「はい」、1名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「ケガをしたことない」などのコメントもあがっている。
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
21名が「はい」、5名が「どちらともいえない」、5名が「いいえ」と回答している。 「利用者間でトラブルが起きたときは対応してくれた」などのコメントがあがっている。
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
29名が「はい」、4名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「利用者の気持ちを尊重して対応してくれる」などのコメントもあがっている。
23.利用者のプライバシーは守られているか
29名が「はい」、1名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「プライバシーは守ってくれていると思う」などのコメントもあがっている。
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
32名が「はい」、1名が「どちらともいえない」、1名が「いいえ」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「目標を決められない」などのコメントもあがっている。
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
31名が「はい」、3名が「どちらともいえない」と回答している。 満足度は高い傾向にあり、「目標に沿った説明がされていると思う」などのコメントもあがっている。
26.利用者の不満や要望は対応されているか
25名が「はい」、7名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 「すぐに対応してくれる」、「対応に時間がかかることもある」、「対応には差があるように思う」などのコメントがあがっている。
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
20名が「はい」、6名が「どちらともいえない」、2名が「いいえ」と回答している。 「入社の時に説明を受けた」、「複数の相談先があることに安心を感じる」などのコメントがあがっている。
サービス分析結果
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
利用開始にあたり、基本的ルールや重要事項を丁寧に説明し、受け入れ体制を整えている
利用開始にあたり、利用者の状況に応じて基本的ルールや重要事項を丁寧に説明する体制を整えている。利用決定後には入社前説明会を実施し、重要事項説明書およびサービス利用契約書の内容を説明したうえで、センターの利用ルールを共有し、署名・捺印をもらっている。また、関係機関と連携して入社前共有会を開き、支援機関からの情報を収集・確認し、受け入れ体制を整えている。さらに、入社オリエンテーションでは、施設の使い方やICカードの取扱い、身だしなみ、マナー、災害対応等について資料を用いて分かりやすく説明している。
利用開始に当たって支援に必要な情報を把握し、利用者が安心できるように努めている
事業所では、利用開始時に利用者の支援に必要な個別事情や要望を、所定の書式に基づいて記録し、把握している。サービス管理責任者が初回の個別支援計画を作成し、勤怠や作業への参加などを目標に設定して支援を開始している。利用開始から2か月後には、担当支援員が計画を改めて策定し、より具体的な支援へと移行している。また、利用開始後の4日間はOJT期間とし、支援員が利用者の状況に応じたサポートを実施している。不安や困りごとが生じた際には即時に対応できる体制を整え、利用者が安心して過ごせる環境づくりに努めている。
利用者の生活状況について関係機関や家族と情報共有し、事業所での支援に活かしている
事業所では、利用者の生活状況を踏まえた支援を重視しており、実習前や入社前には関係機関や家族と共有会を開催している。利用者のこれまでの生活や支援上の留意点を把握し、事業所での支援に活かしている。また、利用終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性を確保するため、転出先への訪問や担当者との情報共有を行っている。近年、利用者が転出するケースは少ない状況であるが、就職先などの関係機関とも必要に応じてメール等でやりとりを行い、利用者が安心して次の環境へ移行できるようにしている。
1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
利用者個人票やアセスメントシートで、利用者の状況や課題等を的確に把握している
事業所では、利用者一人ひとりの状況や課題を的確に把握するため、「利用者個人票 フェイスシート」を作成し、利用者の基本情報や特性、作業能力、配慮事項などを記録している。アセスメントでは、日常生活や対人関係、仕事に関する基本的な事項に加え、作業別アセスメントも実施している。同アセスメントでは、たたみ作業や袋詰め、洗濯機の操作などについて、詳細かつ具体的な作業能力や課題を明示している。これらの情報は定期的に見直されており、会議の場で次期目標や課題について職員間で確認し、支援計画に反映している。
担当職員から利用者に、個別支援計画の内容を分かりやすく伝えることを重視している
事業所では、利用者本人や家族の希望、関係者の意見を踏まえた個別支援計画を作成している。支援の方針や課題、長期・短期目標、具体的な支援内容を明確にしている。日々の支援状況や体調面での配慮事項は支援日報に記録しているほか、モニタリングシートで支援の実施状況を評価・記録している。計画を見直しする場合は、個別支援計画検討会議で協議の上、決定している。計画について、担当職員から利用者へ分かりやすく説明することを重視しており、利用者調査でも計画や目標の内容が利用者にきちんと伝わっているという結果が示されている。
利用者とのコミュニケーションを通じて日々の状況を把握し、適切な対応につなげている
担当職員が中心となって利用者の状況を適切に把握し、必要な対応ができるように努めている。日々の作業日誌を綴じた「利用者個別ファイル」が用意されており、そこには日々の作業内容や目標評価、本人・職員の評価、感じた不安や希望などが記載されている。日々のやり取りを通じて、利用者の状況や意向を把握する仕組みとして有効に機能している。また、利用者に関する記録や必要な情報を、全支援員が共有・活用できる体制を整えている。事業所内のネットワークでの共有や、朝会でも必要な情報の確認と共有を行っており、支援の一貫性を保っている。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
- 計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.利用者に関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 利用者に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
- 個別の支援計画に基づいて支援を行っている
- 利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している
- 自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している
- 周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】
個別支援計画の目標に沿って、利用者本位の支援に注力している
個別支援計画は「作成手順」に基づき作成している。アセスメント面談や計画面談、定期面談を通じて利用者のニーズを把握し、その結果を踏まえて長期目標と短期目標を設定している。目標に対する支援内容や評価は、検討会議で行っている。留意点としては、利用者本位であることを基本に、本人のペースを尊重しながらモチベーションを高める支援を心がけている。さらに、利用者ができること・できないことを見極めつつ、挑戦の機会を作ることも重視している。これらの支援の方法や関わり方は、社内ネットワークを通じて支援員間で共有している。
利用者との良好な関係構築に向け、様々な関わり方を工夫している
利用者との良好なコミュニケーションを図るため、朝夕の支援員ミーティングで情報を共有している。利用者の特性を踏まえて寄り添い、関係性の構築を心がけている。具体的な関わり方としては「利用者を否定しない」「言動を褒める」「あいさつをする」などを基本としている。利用者が混乱しない伝え方や、「待つ」姿勢を大切にしている。また、声かけにおいても高圧的な言い方を避け、利用者の特性に合わせて対応し、嫌な気持ちにさせないよう配慮している。基本的には敬語を用いて相手を尊重する対応を重視し、安心できる支援につなげている。
利用者自身がコミュニケーションの重要性を認識し、来客の際には積極的に挨拶している
利用者自身がコミュニケーションの重要性を認識し、実践できるようにしている。班活動で話し合いを行ったり、他の利用者や支援員と円滑な人間関係を構築し、前向きに仕事に打ち込むことができるようにしている。見学などで外部の人が来所する際には、積極的に挨拶をしている。「こんにちは」や「いらっしゃいませ」のほか、見送りの際には「お帰りです」「ありがとうございました」と声をかけ合っている。案内役を担っている利用者もいる。利用者が「社会人としての立ち居振る舞い」を身につけることを重視し、ビジネスマナー研修も実施している。
2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
- 利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している
- 事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている
- 室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている
- 【食事の提供を行っている事業所のみ】
利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】
ワンフロアの作業室内で、利用者の能力や適性に応じて作業の割り当てている
作業室は洗濯・乾燥・たたみの各作業室に分かれている。新規利用者は、まずはたたみ作業から取り組んでいる。たたみ方の手順が定められており、ズボン、シャツ、Tシャツ、タオル、ハンカチ、靴下の順にA4サイズへ整え、個別の袋に入れている。作業を工程に分け、利用者の能力や適性に応じて作業を割り当てている。たたみ作業から、搬入された洗濯物の仕分け、衣類などのチェックへと段階的に業務範囲を広げられるように支援している。作業に対して、利用者が意見を言いやすい環境づくりにも配慮しており、作業中でも支援員は必要な対応をしている。
三つの約束を守りながら、利用者が自己肯定感を高めることができるようにしている
事業所では「お客様への約束」「社員への約束」「家族への約束」という三つの約束を大切にしている。これらの約束を踏まえ、利用者の意向を会議で共有し、必要に応じてルールの検討や変更を行っている。さらに、利用者の可能性を広げるために、新たな作業に取り組むことができるような支援に注力している。具体的には、得意な作業を増やすこと、未経験の作業に挑戦すること、支援員が担っていた作業を徐々に利用者へ移行することなどである。こうした取り組みを通じて、利用者がやりがいを感じ、作業を通して自己肯定感を高められるようにしている。
事業所内の清掃や整理整頓、リラックスできる環境整備に力を注いでいる
作業の特性上ほこりが出ることが多いため、室内や棚の上を毎日清掃し、清潔さを保っている。清掃は支援員と利用者がともに行い、「掃除チーム活動報告書」も作成している。定期的に換気や温度管理を行っているほか、冷房機や大型スポットクーラーを設置し、冷水器や塩飴も備えるなど、暑さ対策にも万全を期している。室内環境を整備し、休憩時間に利用者がリラックスできるようパーテーションを設置して個別のスペースを区切り、リクライニング椅子も置いている。また、観葉植物のほか、本棚にも多くの本が置かれており、快適な空間を作っている。
3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
- 利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている
- 健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている
- 通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている
- 利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
- 【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】
服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】
利用者の日々の健康状態を把握し、健康診断の結果も確認している
利用者の健康状態は、朝会で担当職員が顔色を確認し、体調を聞き取りながら把握に努めている。感染症が流行する時期には検温を実施し、体温表に記録している。常に健康状態を意識し、変化があれば適切に対応し、担当支援者が面談を行って「面談記録」に残している。サービス管理責任者を中心に、支援員間ではインカムを使って利用者の状態を共有している。また、健康診断では血液検査や血圧測定を行い、結果は本人に手渡している。要配慮者については家族とも情報を共有し、受診を勧めて検査結果を報告してもらっている。
事業所外での利用者の状況についても把握し、医療面での相談にも応じている
利用開始前に利用者の健康状態を確認し、面談記録や各種の資料も揃えている。さらに、必要に応じて家庭やグループホーム、相談支援員を通じて事業所外での利用者の様子についても情報収集し、サービス管理責任者を中心に支援員間で共有している。情報の質を高めるため、支援機関や家族との連携も密に取っている。産業医による月1回の巡回で利用者や職員の相談に応じ、病院検査の結果について助言している。また、健康診断の結果を踏まえて必要に応じて通院同行を行い、利用者の健康維持と管理に細やかに配慮している。
体調変化時の体制を整え、安心・安全に過ごせるよう配慮している
利用者の体調変化に対応するため、事業所では安全衛生委員会を開き、AEDの操作方法などを説明している。てんかん発作を持つ利用者もいるため、急変時に備えた体制を整えている。近年は気温上昇が著しいことから熱中症対策を強化し、水分や塩分のこまめな補給やエアコン・扇風機の適切な使用を徹底している。また、熱中症対応マニュアルを整備し、初期対応の方法を明確にしている。服薬は原則自己管理であるが、必要に応じてサービス管理責任者が薬を預かり、投薬時の注意事項にも配慮している。誤薬を防ぎ、確実に服薬できるようにしている。
4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
- 家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている
- 必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている
- 必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】
利用者や家族の意向を尊重しながらも、家族に協力依頼をしている
事業所では、家族に利用者の「良き協力者であってほしい」との考えから、個別支援計画を開示したり、必要に応じて来所の機会を設けている。利用者の現状を知ってもらい、家族と支援員が共通認識を持てるよう働きかけている。利用者の意向と家族の意向が異なる場合には、成人した社会人として利用者の意向を第一に尊重し、家族と連携を図りながら対話を通じて理解を促している。家族から相談が寄せられた際には、内容によって会社関係の顧問弁護士の協力を得て、問題解決に向けたアドバイスを家族へ行うこともある。
家族と連携をとりながら利用者の様子を伝えており、見学も積極的に受け入れている
事業所では、利用者の様子を適時家族や支援機関に伝えている。普段と異なる様子が見られる場合には、口頭やメールで共有している。個別の連絡事項についてはサービス管理責任者を中心にメールや電話でやり取りし、連携を密に取っている。家族から作業の様子を見学したいという要望があれば「気軽に来てください」と勧め、見学を積極的に受け入れている。その際には利用者の作業状況や成長した点を伝えており、家族の中には利用者が働く姿を見て、感動する人もいる。
家族らから入手した情報を、利用者の行動理解や支援に反映させている
利用者や家族の情報は利用開始前に聞き取り、個別ファイルに「面談記録」として綴じている。この記録は利用者の家庭環境への理解を深め、支援に必要な背景を把握する上で役立っている。また、事業所では日頃から家族との良好なコミュニケーションを心がけており、何気ない会話やプライベートな話から家庭での様子を知ることができている。事業所と家庭やグループホームでの様子の違い、前日の家庭での争いごとによる翌日の不調、パニックの予兆などを把握することで、精神的安定を図り支援に生かしている。
5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
- 利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている
- 利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】
支援関係機関から各種の情報を入手し、利用者が活用しやすいように提供している
事業所は相談支援員や関係機関と連携し、利用者が情報を得やすい環境を整えている。経営層やサービス管理責任者、支援員らが関係機関の広報誌やホームページに目を通し、必要な情報を利用者へ提供している。施設内でも掲示を行い、イベント情報を漏れなく伝えている。利用者の中には自ら選んで参加する人もいる。さらに、ピアノやダンスのコンサート、絵画展に参加している利用者がチラシを配り、他の利用者を誘うなど、利用者同士の関わりもみられている。
利用者が他の人々と触れ合い、仕事内容の紹介もしながら交流を図っている
事業所では、利用者の社会参加や外部との交流の一環として、系列法人の保育園児との関わりを洗濯作業を通じて行っている。保育園児が事業所を訪れ、作業現場を見学しており、園児や保護者、引率職員から届いたお礼の手紙を利用者の見やすい場所に掲示している。また、勤労感謝の日には園児から手づくりの飾り物や手紙が届けられ、利用者の意欲向上につながっている。さらに、利用者が外に出向く機会もあり、特別支援学校で衣服のたたみ方をデモンストレーションし、学生や保護者から感動の声が寄せられている。
11.【就労継続支援A型】雇用による就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
- 利用者が働く意欲を持ち続けることができるような取り組みを行っている
- 働くうえで必要な知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
- 賃金(工賃)等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している
- 商品開発、販路拡大、設備投資等、賃金(工賃)アップの取り組みを行っている
【講評】
利用者の仕事の領域を広げ、責任ある業務を任すことで、働く意欲を高めている
事業所は雇用継続を使命として掲げており、利用者が働く意欲を持ち続け「よく生きる」場となることを重視している。そのため利用者の仕事の領域を広げ、責任ある業務を任すことができるように環境を整えている。利用者が指示通りに動くだけでなく、自ら取り組む姿勢を尊重し、積極的に取り組むことができるように支援している。こうした事業所の方針のもと、利用者は作業を通して達成感を高めている。さらに職員や顧客から「ありがとう」と声をかけられたり、良い言動を承認されて褒められることで、目標の達成への意識をより高めている。
利用者の作業スキルを高めながら、能力に応じてステップアップできるよう支援している
事業所では定期面接を通じて、利用者に働く上で必要な知識を伝えている。また、日々の業務を通じて利用者の知識習得や能力向上を図っている。仕事はまず、タオルをA4サイズにきれいにたたみ、洋ダンスに収納できる形に整えることから始めている。たたみ作業に習熟した後は、機械操作、搬入・搬出、ポケットチェック、衣類の選別といった工程に進んでいる。利用者は能力に応じたステップを踏みながら、より複雑な作業を習得できるよう支援を受けている。また、就労に向けて基礎スキルや作業スキルを高め、自己肯定感を養う訓練も行っている。
賃金についての丁寧な説明を行っているほか、慰労プロジェクトも設けている
賃金の仕組みを入社時のオリエンテーションで利用者に説明し、締切日や振り込み日についても伝えている。時給改訂の際には加算時給テーブル制度を図式化して分かりやすく示し、センター長が面接で説明する機会も設けている。しかし、利用者調査では「昇給について具体的に説明してほしい」との意見もあり、難しい課題ではあるが、全員に十分な理解を得ることができるように努めている。また、賃金の振り込みに加えて慰労プロジェクトを設け、お菓子の配布や委託先搬出担当のドライバーへのプレゼントを行い、勤労への感謝の気持ちを表している。
【講評】
事業所では、利用者の個人情報やプライバシーを厳格に取り扱っている
事業所は、利用者の個人情報やプライバシー保護を徹底している。関係機関への情報提供に際しては、入社時に書面で明確な同意を取得している。個人情報使用同意書や障害に関する情報提供に関する同意書、雇用関係者の個人情報取扱同意書などを整備し、適切な管理を行っている。また、個人ロッカーには本人のみが知る番号でロックをかけており、変更希望にも柔軟に対応している。個人情報の外部持ち出しは禁止とし、事務所内でも厳格な管理をしている。細やかな配慮をもって個人情報を取り扱っている。
利用者が寛ぐことができるスペースを用意するほか、気持ちを汲み取ることに努めている
事業所では、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重した支援を行っている。更衣室は壁で囲まれプライバシーに配慮されている。個別の休憩スペースもパーテーションで確保されており、リクライニングできる一人用の椅子で利用者が寛ぐことができている。コミュニケーション面では、自然な雑談や交流が生まれるよう配慮し、仕事中も手が動いていれば私語を禁止せず、メリハリのある職場環境を作っている。話をしたいという利用者の気持ちを汲み取りながら、支援員は問いかけに即時に応じるなど、信頼関係の構築に努めている。
利用者の価値観や生活習慣に配慮して、安定した就労を継続できるようサポートしている
事業所では、利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行うため、定期面談を実施し、個別の背景や思いを丁寧に把握している。その上で、できる限り希望に沿った環境調整を行い、安心して通所できる支援体制を整えている。また、家庭での生活が不安定にならないよう、必要に応じて家族と連絡を取るなどの介入を行い、安定して就労が継続できるようサポートしている。さらに、安全衛生委員会には利用者代表も参加しており、夏季の感染症対策などを話し合っている。対策は分かりやすく掲示し、利用者への衛生行動の周知に努めている。
1.利用者のプライバシー保護を徹底している
- 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
- 個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている
- 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
- 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
各種マニュアルを整備し、安全て安定したサービス提供に活用している
事業所では、提供するサービスの基本事項や手順を明確にするため、各種マニュアルを整備し、職員が統一した対応を実施できるようにしている。具体的には、朝会・帰りの会の進行マニュアル、たたみ作業やネット修繕、ファスナー修理などの作業手順書に加え、ボイラー操作などの設備管理手順も文書化している。さらに、虐待防止や危機管理(大規模災害・事故)、感染症対応、BCP(自然災害編・新型コロナウイルス編)などのマニュアルも整備しており、安全で安定したサービス提供に活用している。
必要に応じて手順の見直しを図り、利用者にも分かりやすいように掲示している
事業所では、提供しているサービスが定められた基本事項や手順に沿って実施されているかを、報酬改定時や新たな利用者の入社時など、見直しの必要性が高まるタイミングで定期的に確認している。必要に応じて支援会議でも内容の確認・検討を行い、職員間での共有を図っている。また、職員や利用者からの意見や提案を積極的に反映し、作業手順はラミネート加工して作業場所に掲示するなど、視覚的に分かりやすく工夫している。感染症対策においても、利用者の意見を取り入れ、手洗い方法を掲示するなど、日常的に意識できる環境づくりに努めている。
さらなる業務の標準化と作業水準の向上を目指した取り組みに着手している
さらなる業務の標準化と作業水準の向上を目指し、事業所では継続的に会議や検討を重ねている。現在は、手順書作成に必要な情報の蓄積や、事業所全体の業務内容の精査・整理が課題となっているが、これらを段階的に解決しながら、作業品質や効率の一層の向上を目指している。将来的には、個別の対応力と全体の業務最適化の両立を目指し、組織としてのさらなる進化に取り組んでいきたいとしている。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
複数の媒体により情報を提供し、事業所に対する具体的なイメージが湧くようにしている
事業所では、利用希望者や関係者が事業所の情報を容易に入手できるよう、複数の媒体で情報を提供している。ホームページでは、お知らせや企業理念、業務内容などを写真付きで分かりやすく掲載し、事業所の雰囲気が伝わる構成としている。また、WAMNETへの情報開示やパンフレットの配布も行っている。パンフレットには、「たくさんのありがとう」や「自分も仲間も大切に」といったメッセージを記載し、事業所の方針を明確に発信している。仕事内容や利用者の声、休憩スペースの紹介など、実際の様子が具体的にイメージできる内容になっている。
関係機関との連携強化に努めており、情報共有しながら利用者支援の充実に活かしている
事業所では、行政や関係機関に対して積極的に情報提供を行っている。特に、相談支援事業所との連携を強化しており、事業所の説明や見学の機会を設けている。区内の相談支援員の会議にもサービス管理責任者が参加しており、個別説明や交流を重ねている。関係する相談支援員の多くが実際に来所・見学しており、連携体制を強化し、情報共有を図ることで利用者支援の充実に活かしている。また、就労移行支援事業所、就労継続支援事業所、リハビリテーションセンター、就労支援センターなどにも同様に情報を届け、必要に応じて見学対応も行っている。
見学希望や問い合わせに対し丁寧に対応し、実習を通じて評価を行っている
事業所では、利用希望者等からの問い合わせや見学の要望に対し、個別の状況に応じて丁寧な対応している。見学は月に3~4件の実績があり、職員が1対1で対応し、洗濯物のたたみ体験を通して事業所の雰囲気を実感してもらっている。見学時には「入所前見学資料」を用い、企業理念や業務内容、一日の流れ、求める人材像、雇用条件などを1時間以上かけて説明している。たたみ作業への意欲を確認したうえで、4日間の実習に進み、通勤状況や健康管理、作業適性を日誌で記録しながら評価し、最終日には関係機関も含めた全体振り返りを行っている。