評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)基本的人権の尊重
2)利用者本位の処遇
3)職員信頼度の向上
4)職員満足度の向上
5)地域社会への貢献
職員に求めている人材像や役割
自身の職務に責任を持って取り組む職員。人と人の連携を大切にしながら協力体制をもって楽しんで仕事が出来る職員。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
目の前で発生している仕事への責任感。
全体の評価講評
特によいと思う点
運動会・マラソン会等の行事で、日頃の健康な体作りの成果を披露している。作品展は個々の作品作りと異年齢の縦割りグループの共同製作がある。毎年テーマを設けて表現豊かな作品を協力して作り上げている。生活発表会は劇・歌・合奏・遊戯等で1年間の取り組みや成長を全身を使って披露している。行事は子どもたちの意見を取り入れ、子どもたちが主体となり作り上げている。職員は子ども一人ひとりが主役になり、皆で協力してやり遂げることの喜びを味わえるように支援している。
外部研修や園内研修が充実しており、様々な取り組みを行っている。防災研修。災害研修、嘔吐・処理研修、トイレトレーニング、ホイッスル研修(運動会等で的確に指示が出せるようにホイッスルを吹くタイミングやきれいな吹き方について学ぶ研修)、読み聞かせ、電話対応、防犯に関する研修等を積極的に行っている。また、発達支援を必要とする子どもが通う施設見学を実施する等して学びを深め、保育に活かせるようにしている。
夏祭り、運動会等の園行事に地域の人々の参加を呼びかけ、交流を図っている。これらの行事の前には挨拶回りを行う等、協力関係を築けるよう配慮している。高齢者施設への訪問、ハロウィンでの仮装外出、勤労感謝の日には地域の歯科医院や消防署への訪問をし交流の機会を設けている。また、地域の警察署の協力を得て、防犯教育や交通安全教室を行っている。そのほか、中学生の職場体験やボランティア、保育実習生等の受け入れ、地域の子育て支援「ニコニコ広場」、一時保育育児相談の実施により、地域社会に貢献している。
さらなる改善が望まれる点
園の目指す保育を実現させるために、人材の確保を継続した課題としている。職員の採用は、保育士養成校への公募や紹介会社の利用、園のホームページから応募することができるようにする等工夫しているが、退職等があると確保が難しい状況にある。職員の定着率も徐々に上がってきているが、今後も継続して採用活動に取り組み、安定した保育を提供できるように努めていくとしている。今後の取り組みが期待される。
園の方針について、職員間の共通認識を高めることを課題として継続して取り組んでいる。会議やコミュニケーションの充実を図ることで意識の統一を図り、リーダー層についてはその力を発揮できるように、経営層が繰り返し指導を実施している。経営層はまだ目指す水準には達していないと認識しており、今後も継続して取り組んでいくとしている。今後の取り組みが期待される。
経営層は安定した運営を継続するためにも、地域の保育ニーズに合ったサービスを実施することで、園児の確保につなげたいと考えている。職員間で検討し、きめ細やかなサービスを提供できるように努め、また園の魅力を外部に発信し、選ばれる園となるように取り組んでいく。今後の取り組みが期待される。
事業者が特に力を入れている取り組み
子どもの状態の推移や発育状況、心身状況、生活状況等は児童票に記録している。各年齢別の指導計画を作成して保育にあたっている。園と保護者が保育に対して意識を共有できるよう、個人面談や懇談会等で計画内容の説明をし理解を得ている。また、各行事後には職員間での反省だけではなく保護者へのアンケートも実施して意見や要望を聞き、改善するようにしている。また、日頃から保護者とのコミュニケーションを大切にし、子どもの全体像を把握するよう努めている。
「じょうぶなからだ、やさしいこころ」を保育目標にしている。近隣の公園に自然の樹木・草花・生き物の観察や、体力作りに出かけている。戸外でも健康な体作りにつながる体育遊びや行事を実施している。体育遊びは毎月テーマを決めて、巧技台・平均台・鉄棒・縄跳び・マラソンに取り組み、簡単なレベルから徐々に難易度を上げて成長を促している。また、行事や日常の保育の中に縦割り保育や合同保育を取り入れ、異年齢での交流をしている。自由遊び、散歩等で一緒に過ごし、子ども同士の関わりの中でやさしいこころや思いやりの心が育まれている。
園庭で夏野菜育て、子どもたちが水やり等を行っている。枝豆の栽培から大豆について説明して、さらに味噌作りを子どもと一緒に行っている。幼児はいも掘りがあり、収穫した芋で石焼いもを作った。乳児から年齢に応じて、野菜を洗う、皮をむく、切る、房を分ける等を行うことで食材に触れ、幼児の調理保育はおにぎり、餃子、ハンバーグ、恵方巻等も作っている。栄養士や調理担当者がカードを使い、食事を3色食品群に分けて栄養の話をしたり、食材・食品の話で関心を深めている。食具の使い方、三角食べ、食事のマナーも楽しく学んでいる。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:調査日時点の利用者の全世帯を対象とした。利用者総数は63名であった。
- 調査方法:アンケート方式
アンケート方式により実施した。事業所より調査票と返信用封筒を配付してもらい、記入後は評価機関宛に直接郵送してもらった。 - 有効回答者数/利用者家族総数:10/49(回答率 20.4% )
10名の回答があり、回答者割合は2割であった。
総合的な園の感想として「大変満足」が5名、「満足」が3名と、有効回答数の8割を占めている。
自由意見では、「園児がたくさんいる中で一人ひとりをきちんと見てくれ、お迎えの時等に様子を伝えてくれる。園での我が子を知ることができて嬉しい」、「子どもの様子から楽しく通えていると感じる」、「土曜保育は非常に助かる」等、感謝の声や満足感を示すコメントが複数見られた。
個別の設問では、「行事も多く、成長した姿を見れる機会が多く良い」、「土曜日の行事が多いので予定が立てやすい」等のコメントがあった。また、衣類等の入れ間違い、職員の言動、行事の内容等について改善を求める意見等も出ていた。
アンケート結果
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
すべての回答者が「はい」としている。
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
ほぼ全ての回答者が「はい」としている。
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
全ての回答者が「はい」としている。
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
ほぼ全ての回答者が「はい」としている。
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
7割の回答者が「はい」としている。
6.安全対策が十分取られていると思うか
6割の回答者が「はい」としている。
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
7割の回答者が「はい」としている。
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
7割の回答者が「はい」としている。
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
7割の回答者が「はい」としている。
10.職員の接遇・態度は適切か
7割の回答者が「はい」としている。
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
8割の回答者が「はい」としている。
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
半数の回答者が「はい」としている。
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
8割の回答者が「はい」としている。
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
7割の回答者が「はい」としている。
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
8割の回答者が「はい」としている。
16.利用者の不満や要望は対応されているか
7割の回答者が「はい」としている。
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
1割の回答者が「はい」としている。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
利用者調査や行事後のアンケート等を実施し保護者の意向を確認して計画に活かしている
毎年度継続して福祉サービス第三者評価を受審し、利用者調査から保護者の意向を把握している。また、行事の後には、保護者を対象としてアンケートを実施している。集計した結果は職員間で話し合い、次年度の企画に活かしている。また、利用者調査の結果を職員に周知して、業務の改善につなげている。地域の子育てニーズは、町内の公私立園長会、地区の保育園連合会等との連携を通じて収集し、行政や業界の動向は町の担当課との連携や、関連団体の園長会、各種研修会、町主催の連絡会への参加から把握している。
事業報告において課題を明確にし、各部署の意見を反映させて事業計画を作成している
長期の計画は、理事会を中心に検討している。園舎の建て替えを含め、老朽化による園舎の修繕が課題となっている。そのため将来の支出に備えて資金を蓄えている。また、計画の具体化に備えては仮園舎の用地等の調査収集に努めている。単年度の事業計画は、年度末に事業報告において課題を明確にし、各部署の職員の意見を吸い上げて、利用者の意向、職員への負担、必要経費も勘案し園長と主任を中心に策定している。
各部会で話し合いを行い、職員の工夫と園の方針を確認して計画に統一感を持たせている
行事の担当者を明確に定めて年間計画に盛り込んでいる。職員会議において、研修等で得られた他園の事例を話し合い、当園の取り組みの参考としている。行事や毎月のお誕生日会は、毎年違うことや職員の工夫を取り入れることとしている。計画に対して職員が意欲的に取り組めるように、各部会において話し合い、職員の工夫と園の方針を確認して計画に統一感を持たせるようにしている。進捗状況は各会議の中で把握している。予算の進捗状況は園長が月次資料に基づき毎月確認している。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
規範や倫理については、就業規則において明確化している
職員が守るべき規範や倫理については就業規則に服務の章を設け、服務の基本、服務の心得、信用保持、服務規律等を明確化している。就業規則は入職時に園長・主任から説明をしている。保育に関するマニュアルのなかで、職務関係として電話の対応、服装、身だしなみについて定めている。マニュアルに基づき、ビジネスマナーについての園内研修を行っている。園のホームページでは、園の行事や活動内容を紹介し地域に向けて広く知らせている。
保護者とのコミュニケーションを図り、苦情となる前に対応できるようにしている
園のしおりや園のホームページで、苦情の受付窓口を設置していることを明示している。苦情の受付担当者は主任保育士、解決責任者は園長である。苦情解決の第三者委員として民生児童委員の2名に委嘱し、氏名、住所、電話番号を委員の了解の上で開示している。都の社会福祉協議会に設置されている運営適正化委員会の連絡先も紹介している。申し出のあった苦情に対しては、その内容や解決への経過を苦情受付簿に記録している。保護者とのコミュニケーションを図り、苦情となる前に対応できるようにコミュニケーション能力の向上に取り組んでいる。
地域の子育て支援や園行事への地域の方の招待等を実施している
近隣の中学校の職場体験、実習生、社会福祉協議会を通じての夏のボランティア(今年度は実績なし)等を受け入れている。地域の子育て支援「ニコニコひろば」として、保育所体験、身体測定、保健指導等の取り組みを行っている。また、園行事への地域の方の招待、幼児クラスの高齢者施設の利用者と交流、地域のお祭り時の備品の貸出等を実施している。地域貢献の取り組みとして、社会福祉法人連絡会に参画し、「車いすステーション」の実施施設となっている。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
避難訓練をほぼ予告なしで実施することで、職員は判断能力を身につけている
安全管理に関して、防災、防犯、感染症、保健衛生等の各種マニュアルを整備している。火災や地震の避難訓練を、ほぼ予告なしで毎月実施することで、職員は判断能力を身につけている。防犯カメラを複数台設置し、事務室内でモニターしている。安全配慮チェックリストを作成し、毎月クラスごとに点検を行い、不備があった点は改善に取り組んでいる。発生した事故やケガは、事故簿において内容、反省点、今後の対応等を記録する。ヒヤリハット報告書は、昼礼で周知し再発防止に努めている。
入職時に個人情報保護、守秘義務等に関して説明をしている
個人情報保護法の趣旨を踏まえ、法人として個人情報保護規定を策定している。職員には入職時に個人情報保護、守秘義務等に関して説明をしている。現任職員に対しては、職員会議等で必要に応じて周知する機会を設けている。また、実習生やボランティアに対しても、事前のオリエンテーションにおいて配慮事項と共に説明し、周知している。保護者への周知については、入園時の書類等で保護者向けに説明を実施しているほか、掲示物、おたより、ホームページ等に、個人情報を使用することについて保護者に説明し、同意書をもらっている。
職員による業務関係の書類の持ち出しを禁止し、情報の漏洩対策をしている
作品展や園だよりに子どもの写真を用いることについて、入園時に保護者の了承を得る等、個人情報の利用目的を説明している。クラスの掲示では子どもの誕生日を表示しない等、プライバシーに配慮している。子どもや保護者のプライバシーに関わる児童票など機密性の高い書類は、事務室の施錠のできる書庫にて管理している。園内で使用しているパソコンは、パスワードを設定してアクセス権限を限定し、情報の管理・保護を図っている。パソコン等のセキュリティーの強化を図るとともに、職員による業務関係書類の持ち帰りを禁止している。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
採用は、養成校への公募や紹介会社、園のホームページからも応募できるようにしている
就業規則に、園の人事制度に関する方針を示している。職員の採用は、保育士養成校への公募や紹介会社、園のホームページからも応募することができるようにしている。採用は園長による面接により判断している。職員の確保が難しい状況にあり、職員の定着を重点課題としている。年度末には、担当職務について項目ごとにチェックして自己評価を実施している。その後面談を行い、年間の目標に対する反省や、翌年度の希望等を話し合っている。翌年度の職員配置は、職員が力を発揮できるように組み合わせに配慮して、園長・主任が相談して決定している。
リーダーが役割を自覚しリーダーシップを発揮できるように育成を支援している
職員の経験年数や希望を考慮して、外部研修に参加させている。事前に年間の研修予定表を職員に提示し、参加の希望を提出してもらい、園で調整して参加者を発表している。外部の研修に参加した際には、職員会議でも内容を報告し知識を共有化する。園内研修のマナー研修では非常勤職員も含め実施している。指導を担当する職員には、リーダー会議の中で共通理解を深め、役割を自覚するように促している。職種別のキャリアパスを作成し、職員に周知を進めている。
職員の目標設定と自己評価を行い、それに基づき園長・主任との面談を行っている
職員の意欲向上のため、人事考課制度を取り入れて透明性のあるシステムの必要性を認識している。現在は職員の目標設定と自己評価を行っており、それに基づき年3回の園長・主任との面談を行っている。職員の役割分担で責任を持たせて業務を遂行し、やりがいにつなげている。休暇や休憩など職員の就業状況は園長を中心に把握し、人員を配置し休暇を取得しやすい環境作りに努めている。ICT(情報通信技術)のシステムを活用し、職員の業務負担の軽減や書類管理の効率化につなげている。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
園の方針について、職員間の共通認識を図ることに継続して取り組んでいる。各種打ち合わせやリーダー会議等を活用して話し合う中で、意識の統一が進むようにしている。また、個人間のコミュニケーションの充実を図ることで、連携を促している。しかし、まだ経営層が目指す水準には達していないと認識している。今後も継続して情報や価値観等の共有に努めていくとしている。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
職員間の共通認識を課題としてここ数年取り組んでいる。取り組みについては、事業報告書や各種会議録等で確認ができる。会議やコミュニケーションの充実を図ることで意識の統一を図り、リーダー層についてはその力を発揮できるように、経営層が繰り返し指導を実施している。しかし、まだ互いの伝え方や受け取り方に相違があり、目標の達成には至っていないとしている。今後も引き続き取り組むとしている。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
人材の確保について継続した課題として取り組んでいる。職員の退職があった場合にはその後の人員補充が難しい現状がある。ホームページにおいて採用情報の発信を行ったり、職場環境の整備を進めている。今後も採用活動を継続し、働きやすい職場となるように改善につなげていくとしている。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
園の目指す保育を継続させるために、人材の確保を課題として採用活動に取り組んでいる。職員の採用は、保育士養成校への公募や紹介会社の利用、園のホームページから応募することができるようにしている。取り組みについては各種記録や会議録、ホームページ等で確認ができる。ホームページの求人情報を見て、実際に問い合わせもあった。取り組みの結果、職員の定着率も徐々に上がってきている。今後も採用活動に力を入れて取り組み、職員にとって働きやすい環境となるように努めていくとしている。
サービス分析結果
【講評】
リーフレット・ホームページで園の情報を提供している
リーフレットに保育園の概要や園での1日の過ごし方、年間行事、給食に関すること等を写真付きで分かりやすく紹介している。このリーフレットを町役場や社会福祉協議会等に設置しているほか、見学者や来訪者に希望に応じて提供している。更新頻度は不定期ではあるがホームページを開設しており、ホームページ上でも保育園の概要や施設、環境、年間行事、食育に関すること等を写真付きで掲載している。
定期的に必要な情報を提供し、行政や関係機関と連携を図っている
行政や関係機関(町役場や児童館)には、毎月初めに園だより、保健だより、クラスだより、献立表を提出している。町のホームページでも園の基本情報(定員、所在地、電話番号、受け入れ状況等)を確認できるよう定期的に情報を伝え、連携を取っている。町の広報には、園で行っている地域の子育て支援「ニコニコひろば」の情報を載せて提供している。町内の公私立園長会、地区の保育園連合会等への参加を通じて、地域の情報収集に努めている。
問い合わせや見学希望者は個別の状況に応じながら積極的に受け入れをしている
保育園に関する問い合わせや見学希望者には、主に主任保育士が対応している。見学は、園の保育活動に支障が無い限り積極的に受け入れている。見学の日時は見学希望者の都合に合わせているが、園児の活動の様子を見ることができる午前中を推奨している。見学の際にはリーフレットを見てもらいながら、必ず園の保育理念や方針について説明するようにしている。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
園の基本的なルールや重要事項については入園説明会を行い丁寧に説明をしている
入園決定後、入園説明会として園のしおり・健康のしおりを用いて、園生活の基本的なルールや重要事項等について個別に説明している。入園説明会、健康診断、入園児面接は同日に実施している。園のしおりには、園の概要、入園までに用意するものや年間行事予定、給食の内容等、分かりやすく示している。健康のしおりには毎朝の子どもの体調のチェックポイントを示している。入園時の面接は担当職員を中心に事前に提出された児童票、入園までの生活状況等の書類を基に、アレルギーや既往歴の聞き取りを行い情報の把握に努めている。
入園時に得た情報を活かし入園前後の生活環境の変化を最小限にできるよう配慮している
入園時面接の際に、それまでの生活状況や個別事情を聞き取り、面接個人票に記録している。保護者に事前に記入・提出してもらう書類には、平熱・持病・過去の病気・癖・食事・排泄・午睡・要望・保育時間・特別な事情・連絡方法等の項目がある。これらの情報を活かして、入園前の生活環境との違いを小さくすることで心身の負担を軽減できるよう配慮している。保護者の意向を確認し、入園についての不明点や不安に思っていること等も解消できるよう努めている。
入園直後は「慣らし保育」を実施し、子どもの不安やストレスを軽減している
入園後は、子どもの不安やストレスを軽減するため、徐々に保育時間を延ばしていく「慣らし保育」を実施している、1週間程度を目安としているが、保護者の就労や個別の状況に応じて、話し合いながら無理のない範囲で個別に対応している。転・退園等でサービスを終了する場合は、子どもや保護者への不安を軽減できるよう言葉がけをしたり、必要に応じて個別の面談も行っている。卒園児に対しては、夏祭り・運動会へ招待し、話ができる機会を設けている。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
ICTのシステムを活用し、子どもの状態推移・発育状況・支援内容等をまとめている
指導計画に沿った具体的な支援内容と子どもの状態の推移、発育状況、心身の状態、生活の状況等は児童票に記録している。0歳時は毎月、1歳時は2ヶ月毎、2歳児以上は3ヶ月毎に記録している。0・1・2歳児は保育日誌を個別に記録している。保育日誌と各種計画はICTのシステムを利用し、データで作成、管理をしている。不足している項目については手書きで児童票に書き加え、子どもの全体像を把握し、職員間で情報の共有を図っている。
乳児・幼児ごとに個別・年齢別の指導計画を立て、きめ細かい保育の実施に努めている
全体的な計画を基に、各年齢別の年間・月・週毎の指導計画を作成し保育にあたっている。毎月の指導計画は、0・1・2歳児は個別の計画、3歳以上は年齢別の計画を立てている。園と保護者が保育に対しての意識を共有できるよう個人面談や懇談会等で計画内容の説明をして理解を得ている。日々の子どもの様子は0・1・2歳児はICTシステムの連絡帳を使用し、詳しく伝えている。また、お迎えの際に1日の様子を書いたボードを置き、確認できるようにしている。毎月発行している園だより、クラスだより等でも様子を伝え理解を得ている。
職員間での情報共有のため、昼礼や各種会議、引継ぎノートやボード等を活用している
計画内容や子どもの状態については、昼礼や職員会議、乳児・幼児の各部会、リーダー会議、食育会議等で情報の共有を図っている。職員間の情報の共有には引き継ぎノートやボードを活用している。引き継ぎ用のノートは各クラス、申し送り用のボードはテラスで使用している。伝達ボードはお迎え時に確認できるよう設置している。連絡事項があった場合は保護者に伝えた時間と職員の書名をし、保護者から伝えられたことは赤字で書く等、情報共有を正確にできるよう工夫している。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、保育の過程を踏まえて作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
- 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】
子ども一人ひとりの様子は児童票や発達経過記録に記録して、職員が共有している
子ども一人ひとりの発達の経過や生活環境等を、児童票・日誌に記録し把握している。乳児は連絡帳・日誌を毎回記録して、個別指導計画を作成している。保育経過記録は、0歳児は毎月、1歳児は2ヶ月ごと、2歳児以上は3ヶ月ごとに記録する。乳児クラスは月案を個々に作成して保育にあたっている。園長・主任が毎日各クラスを巡回して子どもたちの様子を確認しているため、子どもの気になる様子については、迅速に職員と対応の相談ができている。職員は昼礼や乳・幼児部会、職員会議で子どもの様子を共有して保育を行っている。
子ども同士の関わり合いの中で、お互いを認め合い尊重する心を育んでいる
行事や日常の保育の中に縦割り保育や合同保育を取り入れ、異年齢での交流ができている。自由遊び、散歩等で一緒に過ごし、やさしいこころや思いやりの心が育まれている。特別な配慮が必要な場合は、必要に応じて職員を加配し、保護者から専門機関の助言や指導を聞いたり、保健センター、療育機関、巡回指導等と連携し助言を得ている。外国籍の子どもがいる時は、言葉・習慣・文化の違いを日常の中で知らせ、理解が深まる様な言葉かけをしている。職員は、子ども同士の関わり合いの中で、お互いを尊重し認め合い成長できるように見守り、援助している。
子どものトラブルは、年齢に応じた対応をして当人同士で解決できるように援助している
子ども同士のトラブルは、言葉で上手く表現できない子どもの気持ちを汲み取ることを心がけて対応している。幼児については互いの気持ちを受け止めて、自分たちで解決方法を見つけられるように援助している。トラブルが発生した時には保護者に報告している。年長児の就学に向けて、保育要録を作成し小学校に提供している。多くの園児が入学する学校とは小学校教諭と直接話し合う場を設けて、そのほかの学校とも電話で話し合い連携に努めている。また、年長児が小学校を訪問して校内を見学したり、小学生と一緒に遊ぶ機会を設け心の準備を援助している。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
- 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
子どもの様子は保護者と口頭や連絡帳で把握し、園での様子は様々な方法で伝えている
子どもの様子は、登園時に視診をして保護者から口頭で報告を受けている。乳児クラスは連絡帳に家庭と園での子どもの様子を記録し、保護者と情報を共有している。保護者からの情報は、申し送りボード、各クラスの引き継ぎノートに記録して、クラス担任や遅番職員へ申し送る。降園時は口頭で子どもの様子を保護者に伝えている。乳児は個々の連絡帳を使い、幼児は各クラスがその日の活動を記載したボードで伝えている。ボードは1週間分の活動記録を掲示している。また、定期的に発行する園だより等のおたよりで、園の様子や取り組みを伝えている。
生活習慣は個々の発達状況や、家庭での様子を確認しながら身につくように援助している
基本的な生活習慣は、乳児は食事や排泄に興味が持てるような声をかけから初めている。食事については、スプーン・箸の持ち方、三角食べ、食事の姿勢と段階を追って進めていく。食事マナーはイラストや絵カードを用いて分かりやすく伝えている。また、クラスの子どもをモデルにして素晴らしいところを褒める等して、子どもたちの意欲を高めている。排泄は一人ひとりの成長に応じてタイミングを見てトイレに誘っている。基本的な生活習慣は、指導計画に基づいているが、個々の発達の様子確認しながら、家庭と協力して無理なく進めるようにしている。
個々の生活リズムや体調、活動内容に応じて、休息(午睡)ができるようにしている
午睡の前は子どもが落ち着けるように、絵本の読み聞かせやオルゴールの音楽で静かな環境を整えている。0歳児や入園直後の子どもは、一人ひとりの生活リズムに合わせて個別に休息を取っている。安全と衛生に配慮して、乳児用ベッドや簡易ベッド(コット)、通気性のよい布団を使用している。年長児は小学校の生活を想定して、1月中旬頃から午睡をしない生活に移行するが、活動の内容や子どもの体調を見て休息時間を設けている。午睡をしない時間は、就学に向けてグループ遊びでルールを覚えたり、ひらがなの練習、製作活動等に取り組んでいる。
3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
- 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
自由遊びや集団遊びで自主性や自発性、主体性が培われている
乳児は関わる職員を限定して、子どもが職員に慣れて信頼関係を築き、安心して過ごせるように配慮をしている。幼児は自ら考えて行動したり、集団で取り組む楽しさを感じる遊びを取り入れている。自由遊びはままごと・ブロック・製作・絵本等のコーナーを設置し、子どもが自分で選び、遊び込める環境を整えている。年齢・発達に合わせた玩具・道具を検討し、子どもの手が届く場所に自分で出し入れできるように置いている。ルールがある集団遊びは、人との関わりを楽しみ、自分の気持ちを調整する力が育つように援助している。
日々の会話や絵本を通して言葉の感覚を養い、音楽・製作等で様々な表現を楽しんでいる
幼児の当番活動は、朝の会の挨拶・号令、体操のお手本等の役割を交代で担当する。食器等を運ぶ手伝い、花・野菜の水やりもあり、責任を持って取り組む経験を積み、言葉かけも学んでいる。言葉の感覚を養うために、職員は子どもが発言しやすい声かけや対応を心がけて、挨拶は笑顔でしている。子どもに、職員が学びながら工夫した絵本の読み聞かせを行っている。季節に応じた歌や楽器演奏等の音楽、製作活動もあり、五感を使った表現を楽しんでいる。幼児は月1回外部講師による就学前教育を実施して、数・形・言葉・礼儀作法等を学んでいる。
園庭や公園で自然に触れる戸外活動を楽しみ、体育遊びで体作りに取り組んでいる
園の近隣に複数の公園があり、目的に応じて散歩コースや行き先を決めて出かけている。園庭や公園で自然の樹木・草花・生き物を身近に観察し、木の実・落ち葉等を拾い集めて製作や遊びの材料にしている。園庭で花や野菜をクラスごとに育て、子どもたちが水やり等を行っている。「じょうぶなからだ、やさしいこころ」を目標に、戸外でも健康な体作りにつながる体育遊びや行事を実施している。体育遊びは毎月テーマを決めて、巧技台・平均台、鉄棒、縄跳び・マラソン等を週案に盛り込み、簡単なレベルから徐々に難易度を上げて成長を促している。
4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
子どもたちが楽しめる伝統行事や季節の行事を実施している
こどもの日・七夕・夏まつり・運動会・ハロウィン・七五三・クリスマス・節分・ひな祭り等の様々な行事を実施している。伝統行事は意味や由来を伝えて、行事に合わせた製作や行事食で子どもの興味を引き出し、楽しく参加できるように配慮している。夏祭り・運動会は卒園児や地域の人も参加して開催し、ハロウィンの仮装散歩、勤労感謝での嘱託医・商店・消防署等へのお礼等で、園児と地域の人との交流がある。毎月、誕生日会を開催して園全体でお祝いし、誕生月の子どもの保護者も参観できる。
子どもたちが興味関心を持ち、主体的に行事に取り組めるように支援している
運動会・マラソン会等の行事で、健康な体作りの成果を披露している。運動会は年2回あり、春は園児だけでミニ運動会を開催し、秋は子どもが運動会に慣れた状況で、保護者・卒園児・地域の人も参加している。作品展は個々の作品作りと異年齢の縦割りグループの共同製作がある。毎年テーマを設けて協力して作り上げている。生活発表会は劇・歌・合奏・遊戯等で1年間の取り組みや成長を披露している。行事は子どもたちの意見を取り入れ、子どもたちが主体となって作り上げ、皆で協力してやり遂げることの喜びを味わえるように支援している。
保護者に行事の準備段階から伝え、子どもと一緒に楽しんでもらえるようにしている
保護者参加行事は夏祭り・秋の運動会・作品展・生活発表会等がある。保護者が参加しやすいように主に土曜日に開催している。3月に次年度の行事日程を掲示し、4月に年間行事予定表を配布する。行事への取り組みや当日の様子は、連絡帳・クラスボード・おたより等で保護者に伝え、子どもへの励ましや賞賛の言葉かけをお願いしている。行事の写真を園内に掲示している。11月に作品展を開催して、年度末に一年間の作品をまとめた「思い出帳」を一人ずつに作り渡している。行事の後はアンケートを実施して、保護者の感想・意見を聞いている。
5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
それぞれの年齢や発達に合わせた保育環境を整えて、くつろげるように配慮をしている
各保育室に空気清浄機、加湿器を設置して、部屋ごとに温湿度を調整している。室内は遊びと生活の空間を分けて、自由遊びをする時は遊びのコーナーを設置し、子どもが好きな遊びを選べるようにしている。乳児クラスの床はクッションマット・コルクを使い、畳のほふくスペースを設置している。健康と安全に配慮して、乳児は園内では裸足で過ごし、非常時用に上履きを準備している。2歳児クラスから3歳児クラスへの進級は環境の変化が大きいため、徐々に慣れるために3月から3歳児の保育室へ行って過ごしたり、幼児用トイレを使う体験をしている。
子どもが楽しく1日を過ごせるように、保育形態や活動、職員の配置等を工夫している
保育時間の長い子どもが飽きたり苦痛がないように、クラスごとに活動や遊び、玩具等を工夫している。朝夕の合同保育は年齢が異なる子どもが一緒に過ごす。夕方は子どもが落ち着けるように紙芝居や絵本の読み聞かせをしてから、合同保育の保育室に移る。16時30分以降は乳児が1室に集まり、月齢・年齢に応じた製作・パズル・絵本等で自由に遊んでいる。幼児は室内や園庭で異年齢児が一緒に遊ぶ。全職員が交替で朝夕の時間帯の勤務に入り、クラスを越えて園児と関わっており、子どもも担任以外の職員との交流を楽しめるようにしている。
6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
- 保護者や地域の多様な関係者との連携及び協働のもとで、食に関する取り組みを行っている
【講評】
新鮮で安全な旬の食材を使い季節感があり子どもが意欲的に楽しめる食事を提供している
給食は、旬の食材を取り入れた季節感のある家庭の雰囲気が感じられる献立で、できる限り国産の安全な食材や無添加食品を使っている。おやつも土曜を除き、手作りで提供する。行事食の特別メニューがあり、行事の由来に触れて、見た目でも楽しめる盛り付けを工夫している。クリスマス会とお別れ会は幼児はバイキング形式の食事があり、3月は年長児のリクエストを取り入れたメニューがある。栄養士が子どもの食事中の表情・様子見て回り、味付け等の意見を聞き、献立に反映している。食事はおかわりを用意し、年長児は自分で盛り付けている。
食物アレルギーに対応する除去・代替食や、体調に応じた食事を個別に提供している
食物アレルギーは入園時に園長・栄養士・主任が保護者と面談し、医師の指示書を受け除去・代替食で対応する。保護者に毎月献立表を渡し除去する食材の確認をしてもらう。献立表の除去する食材にチェックを入れアレルギーを持つ子ども一人ひとりの献立表を作成する。配膳時は色の違う専用トレイ・食器を使いアレルギーの品目ごとにラップの色を変える。栄養士と職員がチェックを行い確認のサインをする。誤食や食事中の混入がないよう食事席を決めている。体調に合わせた食事量の調整等も個別に対応する。離乳食は保護者と確認をしながら慎重に進める。
野菜の栽培や調理保育等の子どもたちが興味の持てる食育活動を行っている
夏野菜の栽培や、枝豆の栽培から大豆について説明して、さらに味噌作りを子どもと一緒に行っている。幼児はいも掘りがあり、収穫した芋で石焼いもを作った。乳児から年齢に応じて、野菜を洗う、皮をむく、切る、房を分ける等の作業で食材に触れ、幼児の調理保育はおにぎり、餃子、ハンバーグ、恵方巻等も作っている。栄養士や調理担当者がカードを使い、食事を3色食品群に分けて栄養の話をしたり、食材・食品の話で関心を深めている。食具の使い方、三角食べ、食事のマナーも指導して、保護者には毎月給食だよりを発行している。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
- 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】
病気やけがを防げるように、保健指導、避難訓練、交通安全指導等で意識づけている
感染予防・花粉症対策で手洗い・うがいを習慣化している。また麦茶で水分補給を行っている。3歳児以上は歯磨き指導を実施している。手洗い場所の子どもの目に止まる位置に、手洗い・うがい・歯磨きの方法の写真を掲示している。毎月の避難訓練は予告なしで実施し、子どもたちとともに迅速に行動できるように取り組んでいる。警察署の指導による防犯訓練・交通安全指導も実施して、子どもたちに意識づけている。散歩や外遊びでは、その都度交通ルールや安全な遊具の遊び方等を子どもたちに伝えている。
子どもの体調変化に対応し健康を維持するために、職員は知識・技術を学び備えている
与薬は原則行わないが、医療的ケアが必要な場合は保護者と話し合い、医師の指示に従い対応している。園での健康管理やけが・病気・感染症の対応を「健康のしおり」にまとめ、保護者の理解・協力を得られるように努めている。緊急時に備えて、職員が園内研修でAED(自動体外式除細動器)の操作、下痢・嘔吐物の処理、感染症への対応等を学んでいる。子ども一人ひとりの平熱を記入した「平熱表」があり、体温を比較して子どもの体調の判断の参考にしたり、感染症で欠席した時は「お休み者ノート」に記入して、その後の経過を確認している。
健康のしおり、ほけんだより、園内掲示で保護者に健康についての情報を提供している
入園時に配布する「健康のしおり」に、SIDS・感染症等の説明と諸注意を載せている。生活習慣の大切さも保護者に伝えている。子どもの健康診断、歯科検診、身体測定の結果は保護者に伝えている。毎月発行の「ほけんだより」で季節に応じた健康管理や感染症の情報を提供している。乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防は、午睡中に0歳児は5分、1・2歳児は10分ごとに呼吸・顔色・姿勢等を確認し記録している。0歳児はセンサーも併用している。園内で感染症が発生した時は、園内に最新情報を掲示する等、保護者に情報提供している。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
保護者の就労事情に合わせて延長保育を実施している
閉所時間は19時となっており、18時30分から19時は延長保育としている。延長保育や土曜保育の利用は登録制で、基本的には事前の申し込みを前提としている。保護者の就労状況に応じて、当日の電話連絡や口頭での申し込みも受け付けている。各家庭の子育てや就労等の個別事情を把握し、保護者の立場に立った対応を心がけている。
クラス懇談会を年2回開催し、保護者同士の交流の機会を提供している
行事開催の有無や緊急連絡等は、ICTシステムの一斉配信の機能を活用している。夏祭り、運動会、生活発表会など保護者が参加できる行事は開催時間にも配慮している。クラス懇談会を年2回開催し、保護者同士の交流の場を提供している。子どもたちの様子は日頃の送迎時のコミュニケーションを大切にし、可能な限り保護者に伝えている。0・1・2歳児はシステムの電子連絡帳を活用し、家庭での様子を把握すると共に園での様子を伝えている。
個人面談以外にも日頃から積極的に保護者とコミュニケーションを図るよう心がけている
保育中にケガをした際の報告は、ケガの状況に応じてクラス担任もしくは当番職員が保護者に説明をするようにしている。年2回クラス懇談会を開催し、子どもの発達や育児について話をし、保護者と共通認識を持てる重要な機会としている。園だよりやクラスだよりでは睡眠、食事、発達等に関する情報を掲載している。また、年に1回個人面談を実施しているほか、随時保護者からの相談に応じている。保護者からの意見や要望は行事後のアンケートや第三者評価の利用調査等で把握し、結果に関して職員間で検討し、可能な限り改善するよう努めている。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
地域資源を活用し地域の人々との交流の場を多く持ち様々な体験ができるようにしている
地域の公園に散歩に出かける等して、地域資源を活用している。ハロウィンで仮装をして地域を回ったり、勤労感謝の日には地域の歯科医院や消防署への訪問等を実施して地域の人々と交流している。小学生が町探検をする授業の一環で保育園を訪れて交流したり、近隣の高齢施設のお年寄りと交流する機会も設けている。また、中学生の職場体験やボランティア、実習生等を受け入れて交流しており、保育人材の育成と園への理解を深めてもらう機会にしている。
園の行事に楽しんで参加してもらえるよう工夫をして交流の場を設けている
ポスターの掲示や園だよりを活用して地域の人々に行事の参加を呼びかけている。更新は不定期ではあるがホームページも開設している。夏祭りでは屋台を設置し、縁日の雰囲気で卒園児や地域の子どもたちにも園児と一緒に楽しんでもらえるように工夫をしている。また、地域の子育て家庭を対象とした支援活動として「ニコニコひろば」を実施しており、在園児と一緒に遊ぶ機会を設けて交流をしている。
【講評】
保護者から事前に同意を得て、個人情報を取り扱うようにしている
法人で個人情報保護規定を策定し、取り扱い方法を明示している。個人情報の利用に関する同意書を作成し、詳しい内容を説明して保護者の同意を得ている。子どもの顔が分かる掲示物や写真の使用に関しては入園時に説明した上で保護者の確認・同意を得ている。子どもについて他の機関へ紹介する際は改めて事前に保護者に同意を得るようにしている。園の行事等で不特定多数の人が園内に入る場合には、個人が特定できる掲示物は撤去するようにしている。また、職員の意識を高めるため、昼礼や会議等で個人情報保護について指導をしている。
職員会議や昼礼等で子どもへの対応について振り返りを行い、適切な対応に努めている
職員による不適切な言動が無いか等を職員会議、乳児・幼児の各部会や昼礼等で振り返りを行っている。おむつ替えやトイレ、着替えの際はカーテンやパーテンションを使用し、羞恥心に配慮している。子どもの気持ちに配慮できているか、乱暴な言葉がけや行動の制限、無視や無理強いなど子どもを傷付けるような言動がないかを確認している。いつ・誰が聞いても適切だと感じる言動、行動を意識付けて対応するように心がけている。行事後にアンケートを実施し、子どもや保護者の価値観にも配慮して適切な支援ができるよう努めている。
虐待の情報を得た場合の関係機関への報告等、連携のための仕組みを整備している
虐待防止や育児困難家庭への支援について、適切な支援方法を職員会議等を利用して話し合っている。毎年、町主催で開催される虐待についての研修に参加した職員が講師となり、園内研修を実施し情報の共有を図っている。また、保護者との会話の中で予防や防止を呼びかけている。子ども家庭支援センターや児童相談所と連携を図り、必要に応じて情報の集約と提供を行っている。虐待を受けている疑いのある子どもやその事実を把握した際には速やかに園長に報告し、定められた手順に沿って関係機関と連携を図る仕組みを整備している。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
各種マニュアルを整備し、全職員に配布するなど周知している
保育、感染症予防、児童虐待、人権、行事等について、各種マニュアルを作成している。各種マニュアルは全職員に配布しているほか、事務所にも設置し、職員がいつでも確認できるようにしている。マニュアルに関しては、職員の意見や行事ごとのアンケートの結果等を踏まえて、毎年年度末に見直しをしている。それ以外で緊急性がある場合はその都度見直しをしている。改善、変更した点については職員会議にて報告をし周知している。マニュアルは新人研修においても役立てている。
各種マニュアルは職員や保護者からの意見・提案を反映し毎年見直しをしている
職員会議等の場を利用して計画の見直しや変更を行っている。サービスの基本事項や手順の見直しにあたっては、それぞれの職員から出された意見や提案を反映している。また、状況に合わせて話し合いを持ち、随時見直しを行うことでより良いサービスの提供につなげている。口頭や連絡帳、第三者評価の利用者調査、個人面談や各行事の後に保護者から寄せられた意見、要望等は検討して、次年度の計画に反映するようにしている。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
保護者には、入園説明会、懇談会、個人面談等で保育目標を説明している
園が目指していることとして、理念、概要を事業計画書や園内の掲示等で伝えている。園の保育目標は、「じょうぶなからだ、やさしいこころ」として、全体的な計画、園のしおりや園だより等に記載している。保護者に対しては、入園説明会、懇談会、個人面談等で保育目標を理解してもらえるように説明している。職員に対しては、業務マニュアルに明記して、各会議や園内研修と通じて明確に伝えている。また、保育目標は、園のホームページにも掲載して広く周知するように取り組んでいる。
職務分担表において各職種の職務と担当者を明確にして責任を持たせている
経営層および各職種の役割と責任は運営規程に明記している。事業計画書の職務分担表において、各職種の職務と担当者を明確にしている。園長の下に、主任、副主任、乳児リーダー、幼児リーダーを配置している。園長は職務に基づき、職員会議や日誌・記録類の確認を通じて園運営全般を把握し、指導にあたっている。経営層は、環境に恵まれた園ならではの良さを職員と共通理解できるように、職員間の連携を強めながら保育の質の向上を目指している。また、会議や行事等の機会を捉えて、園目標や取り組むべき方向性を確認している。
重要な決定事項は、職員会議で決定する仕組みとしている
理事会での決定事項は、職員会議や昼礼において園長から経緯を含めて職員に説明している。職員会議は月1回、乳児・幼児別の部会をそれぞれ月1回開催している。部会ではヒヤリハット事例の確認、行事計画、月案の検討等を実施している。園内で検討すべき重要な案件は、園長、主任、副主任、乳児・幼児リーダーで構成されるリーダー会議の方針を踏まえて各部会で検討し、職員会議で決定している。園長は全ての会議に参加し、必要に応じて方向性を示している。保護者に対しては、ボード、掲示板、一斉メール配信、園だより等を通じて伝達している。