評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)当事者主体:障害者を中心に見据えた事業運営を目指す。
2)民間性:民間法人ならでの柔軟な事業運営を行う。
3)公共性:法令遵守、人権擁護を基本に据えて地域になければならない施設を目指す。
4)地域生活支援:家族や自治体、他機関と連携して支援を行う。
5)児童のニーズとご家族のニーズに寄り添い、将来に向けての不安をできるだけ取り除く。
職員に求めている人材像や役割
・人権擁護の視点を常に持ち、利用者の日中活動支援を行うことができる。
・家族や相談支援機関、自治体等と連携しながら、利用者の地域生活支援を行うことができる。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
・事業の運営を支える職員としてのスキルを身につけるため、他の業務にも挑戦する。
・支援に役立つ専門性を身につけるため、国家資格取得などに積極的に取り組む。
全体の評価講評
特によいと思う点
法人は、1951年の事業開始以来、障害者が地域で働き・暮らすことの権利保障に積極的に取り組んできた。事業所は、今年度報酬改定で新設された自立サポート加算を算定し、利用者が将来希望する進路を円滑に選ぶことができるように、支援体制を強化することにした。利用者は、事業所併設のB型作業所で作業を体験し、働くために必要な基本的なマナーを学んでいる。職員は個別支援計画に加えて「自立サポート計画」を作成し、法人が長年にわたり培ってきたノウハウを生かして利用者の卒業後の生活を見据えた支援を行っている。
当事業所は、法人の就労支援事業所 トーコロ青葉ワークセンターの建物内にある。長らく、身体、精神、知的の3障害で就労支援に携わってきたノウハウを活かし、2014年から開設している。アリーバは、1日の利用定員10名、1日の活動時間が2~3時間程度と活動規模は大きくないため、地域支援や活動の充実には、併設のB型作業所との密な連携が欠かせず、頻繁な人の行き来がある。交流から利用者の先輩後輩の関わりが生まれ、成長・変化の著しい子どもに接する経験は、成人の利用者のみならず、職員にとってもやりがいにつながっている。
送迎は、運転手と利用者の乗降等を支援する補助職員を必ず配置し2名体制で運行している。行き帰りや日ごとに異なる利用者ニーズに対応し、安全確保の面からも、欠かせない対応である。また、毎朝のミーティングでは、当日の送迎を含む職員体制と実施する活動内容を全体で確認している。組織は児童発達支援管理責任者を含め、2名の常勤職員を配置して機動的かつ安定した体制となり、12月からは、高い基準を求められる都型放課後等デイサービス事業所として認証された。若いリーダー層はより質の高い事業所をめざし新たな挑戦を検討している。
さらなる改善が望まれる点
今年度の報酬改定により、厚生労働省の提示する児童発達支援ガイドラインに基づき、個別支援計画には、健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性における具体的な目標と支援内容が盛り込まれることになった。これと同時に事業所は、ソーシャルスキルトレーニング(SST)も開始し利用者の社会性の向上を図っている。職員が日替わりで文字入れクイズやリズム体操などのSSTを行っているが、5領域の観点とSSTの関連性がわかりにくいため、レーダーチャートなどでわかりやすく示すことを期待したい。
土曜日や長期休暇には、事業所の車を利用して外出プログラムを提供している。これまでは、利用者の交通費の実費負担を考慮して、公共交通機関の利用を控えていた。一方、事業所は一人で利用することに不安のある利用者のニーズに応える必要性も感じている。将来的に社会参加の幅が広がるよう、公共交通機関を利用した外出プログラムの提供が望まれる。プログラムの提供にあたっては、当事業所で完結する方法もあるが、外出支援を得意とする他事業所やNPOなど、他事業所と連携した提供も考えられるとよい。
今年度提示された児童発達支援ガイドラインにおいて「地域支援・地域課題」の必要性が謳われたが、コロナ禍以降は地域と交流する機会が減っている。事業所は、地域の障害児や高齢者と一緒にスポーツやレクリエーションを行うなど、交流の機会を持ちたいと考えている。利用者が、地域の様々な場面で適切な支援を受けられ、将来にわたり、地域の中に居場所を持つことができるような取り組みが望まれる。
事業者が特に力を入れている取り組み
コロナ禍前には、近隣の畑を使った余暇活動や土曜日の活動などを他事業所と連携して取り組む活動が盛んであったが、近年は低迷している。そうした中、今年は、近隣小学校からの要請を受け、トーコロ青葉ワークセンターとの協働で、職員が福祉教育の一環として障害者との交流活動に関わっている。また、土曜日の余暇活動プログラムを再開させようと、ボッチャ、花見を楽しむ企画などもあり、毎月土曜日の1日に職員のシフトを組み、対応している。活動を再開する中で、市主催のスポーツ大会に参加しようという声もあがり、新たな活動を検討している。
中学生と高校生を対象とした事業所は、利用者が就労に必要なスキルを習得することに注力している。今年度からSSTを導入し、社会性を伸ばすための取り組みを始めた。友人、先輩後輩、協力、利害、対立などのさまざまな人間関係を、ゲームなどを通して体験し、社会生活で相手も自分も大切にした行動ができるような訓練を行っている。SSTプログラムで行った「三角型段ボール積み」や「巨大ジェンガ」では、仲間が困っているときに、さっと駆け寄り助け合う場面も見られ、回を重ねるごとに社会性が向上しており、事業所はその成果を実感している。
家庭での利用者の様子は、家族が記入する連絡帳やSNSで把握している。家族は協力的で、利用者の体調や気分の変化、興味や関心の傾向など、さまざまな情報が寄せられ、支援に生かしている。事業所での様子は、サービス提供記録と連絡帳への返答に加えて、送迎時の対面でのやり取りなど、日頃から利用者の様子を丁寧に伝えている。利用者調査でも、職員の相談体制、言葉遣いや態度、気持ちの尊重に関する設問において、家族を含めた回答者全員が良い評価をしていることから、事業所に対する家族の信頼の厚さが見て取れた。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:2024年11月18日現在の施設の利用者30名を対象とした。
- 調査方法:アンケート方式
自記式アンケート。施設にて職員が面接時に保護者に手渡しする形で調査票を配付。記入された調査票は封緘のうえ返信用封筒による郵送又は施設に設置した回収箱による回収。 - 有効回答者数/利用者総数:20/30(回答率 66.7% )
総合満足度(大変満足、満足を合計した割合)は、(100%、20人)となっている。
●各設問のうち、「はい」の比率が高かった上位は、以下の項目であった。
問3.職員はあなたと話をしたり、困ったときの相談にのってくれたりしますか
問5.あなたは、職員の言葉遣いや態度、服装などが適切だと思いますか
問8.あなたは、職員があなたの気持ちを大切にしながら対応してくれていると思いますか
(各々 100%、20人)
アンケート結果
1.事業所での活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
意見の記載なし。
2.事業所での仲間との関わりは楽しいか
意見の記載なし。
3.職員は、話し相手や、相談相手になってくれるか
意見の記載なし。
4.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
意見の記載なし。
5.職員の接遇・態度は適切か
意見の記載なし。
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
意見の記載なし。
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
意見の記載なし。
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
意見の記載なし。
9.子どものプライバシーは守られているか
特記すべき意見なし。
10.個別の計画作成時に、子どもや家族の状況や要望を聞かれているか
特記すべき意見なし。
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
子供には説明してないと思うが、親には面談で説明してくれる。 といった意見があった。
12.子どもの不満や要望は対応されているか
意見の記載なし。
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
子供には説明してないと思うが、親には面談で説明してくれる。 今までそんなに困った事がなかった。 などの意見があった。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
利用者アンケートの意見から、事業所プログラムの改善につなげている
当事業所が開設した2015年からほどなくして、質向上の観点から、保護者アンケートを実施し、日中活動プログラムや非常期の個別対応などについて意向を把握し、事業所のホームページに結果を開示してきた。また、自立支援計画の作成、進行管理のため、年2回の面接も意向把握の機会となっている。職員の意向は、定期的な会議を中心に意見や意向を把握し検討している。保護者の意見から、プログラムの内容の改善につなげ、ソーシャルスキルトレーニングや自立支援プログラム、土曜日プログラムの見直しなどを実現している。
地域内のネットワークで、事業の動向を把握し、サービス提供上の連携に努めている
近隣にある同法人の事業所を経由して、東村山市の障害者福祉計画の同行や、地域ニーズや事業所の取り組みなどについて情報交換を行っている。また、利用者の支援において、相談支援事業所や障害福祉サービス事業所、他の障害児通所支援事業所との生活支援や発達支援における連携を図るよう努めている。また、法人本部やセルプ協のメーリングリストにより、障害福祉支援の施策動向なども定期的に入手している。地域のニーズとして、近隣小学校での福祉学習への協力依頼があり、障害者との交流活動への協力が期待されている。
中長期計画、事業計画を連携させ、毎月の月次報告の仕組みで事業を推進している
中・長期事業計画に基づき単年度ごとの事業計画書を策定している。事業計画書は、半期ごとに事業報告、決算報告を行っており、毎月の月次報告とも連動させることで、課題を明確にし、着実な実行につなぐ仕組みとなっている。具体的には、幹部会、全体会議を見通して、売上高目標に対しての経営数字の確認を行い、毎月達成状況を所長会、幹部会、全体会議にて報告し、修正した結果を毎月全体会議で報告している。予算は、事業計画書に各部門の予算を明記し、年間の計画を立てて執行している。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
経営理念に人権尊重を掲げる事業所として、職員の対応に対する満足度は良好である
経営理念に人権尊重と人権擁護を定め、法令遵守を経営目標とし、利用者本位を掲げている。法人の横断的な組織でとりまとめている利用者支援のためのマニュアル誌「みんながサポーター」は、全従業員に配布しており、利用者支援の理解を深めるため、これを研修資料として学習会を開催している。利用者満足度調査では、「職員の言葉遣いや態度等の適切さ」、「職員があなたの気持ちを大切にして対応しているか」などの項目が100%となるなど、職員の対応が利用者に支持されている様子がうかがわれる。
子どもにわかる方法で、何かあった時の訴える手段を伝える工夫を期待したい
利用開始時に苦情解決事業の案内をし、重要事項説明書に明記して説明をし、苦情解決の利用の流れ、苦情解決第三者委員への連絡先は、常時、施設内の玄関など目につきやすい場所に掲示している。利用者調査では、「苦情や要望への対応」について95%と高い満足度となっているが、「第三者委員」などの職員以外の相談先の周知については、大きな改善の余地が見られる。現状、大きな不満は見られないが、子どもの意見表明の観点からも、日常、事業所に通う子どもにわかる方法で、何かあった時の訴える手段を伝える環境の整備を期待したい。
コロナ禍以前のような、地域資源を活用した支援の充実が期待される
第三者委員の導入や、今年度の第三者評価の受審など、情報開示には積極的に取り組んでいる。実習生については、受け入れを再開しているが、ボランティアをはじめ、コロナ禍以前に実施していたような、地域資源を活用したプログラムが全体に少なくなり、再開に至っていない。一部、小学校からの相談を受けて、同じ建物にあるトーコロあおばワークセンターの活動に相乗りする形で、小学生と全生園のさくらを見に行く活動なども始まっているが、他の事業所等との連携による余暇活動の提供など、地域資源を活用した支援の充実が必要と考えている。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
安全衛生委員会や防災委員会を中心に事業所のリスクに備えている
事業所が抱える重要なリスクとして、利用中の事故(送迎時の対応を含む)、労働災害、不審者の侵入、火災および自然災害、個人情報等の漏洩、感染症などを認識している。リスクへの対応は、トーコロ青葉ワークセンターと合同での「安全衛生委員会」「防災委員会」が中心となって体制を整えており、毎月会議を持ち、対策の実行を管理している。また、対応手順を危機管理マニュアル、感染予防マニュアルにまとめている。防災委員会では、火災や自然災害対策として、避難訓練を定期的に実施し、災害用備蓄や、緊急連絡網の整備を進めている。
当事業所としての緊急時の対策について職員への更なる周知が求められる
安全衛生委員会および防災委員会は、トーコロ青葉ワークセンターの各部署からの従業員で構成されており、委員会の検討事項や決定事項は、議事録に記録した上で、従業員のメーリングリストおよび各所の朝礼で、職員に周知する仕組みとなっている。一方、職員調査の結果では、事業所のリスクに対する対策や事業継続計画の内容の理解と、職員自身のとるべき行動への認識にはさらなる改善の余地が見られる。当事業所として、送迎対応は2名にするなど利用者の安心にも配慮しているが、緊急時の備えを改めて周知してほしい。
Pマーク取得事業所として、情報保護の仕組みを非常勤職員を含む全職員に適用している
個人情報保護規定を明示していることに加えて、従業員周知事項の仕組みで、さらに取扱いについての対応を徹底している。また事業所としてプライバシーマークを取得しており、研修を年1回従業員向けに行っている。大学生を含む実習生についても、個人情報保護についての覚書きを取り交わしている。電子媒体の取扱い規程も定めていて、法人内他事業所と合同でネットワーク委員会を組織しており、セキュリティ強化に努めている。こうした情報保護の仕組みは、非常勤職員を含む全職員に適用されている。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
共通の評価基準に基づく育成の仕組みや法人内事業所との連携で働く環境を整えている
法人共通の評価票をベースとして、事業所の特性を踏まえた評価基準を加味し、職員の育成評価を行っている。現在、一般職員に対しては、法人のキャリアパスを踏まえ、キャリアシートを作成し、定期的な面談を行って、中長期の視点で育成評価を行っている。法人の事業所間の異動など配置替えにも対応可能なシステムとしている。年次有給休暇取得が少ない従業員には、業務負担の検証と合わせて取得推進を図っている。また、小規模事業所として、トーコロ青葉ワークセンターと連携した委員会活動や係会の存在があることも働きやすさにつながっている。
非常勤職員についても運営上の課題やスキルアップの意向を把握できるとよい
職員7名のうち、3名が常勤職員、4名は非常勤職員の体制となっており、非常勤職員が業務上担う役割も大きい。定期昇給は行われているがキャリアシートを活用した定期的な面談は非常勤には行っていない。事業所の稼働は、平日、学校を終えて子どもが通所してくる午後16時~18時が中心であり、通所後の活動プログラムの提供には、非常勤も大切な役割を担っている。非常勤職員についても面談等の機会を持ち、運営上の課題やスキルアップの意向を把握していけると良い。
更なる向上のため職員が支援方針を理解する上で、現行の対応の改善点を見出したい
所内のミーティングは毎月定例としており、トーコロあおばワークセンターと必要な協議を行いながら、意思決定をしている。また、困難事例などへの対応は、サービス管理責任者および児童発達支援管理責任者が会議で対応を相談し、結果を支援担当者にフィードバックしている。一方、職員調査の結果では、サービス項目について、職員が(わからない)とする割合の高い項目が散見される。職員が支援の方針を理解する上で、現状の朝礼や会議のあり方や、「支援の方針」の周知に不十分な点がないか、再確認したい。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
【課題・目標】P
・安定した事業収益の確保と利用者定員の充足と稼働率アップを目指す。
【取り組み】D
・土曜日の余暇活動プログラムの組み込み、ソーシャルスキルトレーニングなど、利用者ニーズに即したサービスの提供に取り組んだ。
【取り組みの結果】C
・放課後等デイサービス事業は、利用者は定員10名に達し、定員10名での安定した運営が可能となった。
・利用者の総延べ利用日数が前年度の2倍に増加した。それにより本年度は運営について前年度の稼働率を大幅に上回っており、収支の改善が見られた。
【振り返り(検証)・今後の方向性】C,A
・引き続き、利用者ニーズに即したサービスの提供のため、保護者アンケートでの情報収集や面談での意向把握に力を入れることとした。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
安定した事業収益の確保と利用者定員の充足と稼働率アップを目指すことを課題目標として、土曜日の余暇活動プログラムの組み込みなど、利用者ニーズに即したサービスの提供に取り組んだ。その結果、放課後等デイサービス事業は、利用者は定員10名に達し、利用日数が2倍に増加した。それにより本年度は運営について前年度の稼働率を大幅に上回っており、収支の改善が見られた。次年度以降も、引き続き、利用者ニーズに即したサービスの提供のため、保護者アンケートでの情報収集や面談での意向把握に力を入れることとしている。以上の点から、次期の事業活動や計画に、検証結果が反映されたことが確認された。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
【課題・目標】P
・安定した事業収益と、事業の質の確保に向けた、職員体制の強化。
【取り組み】D
・利用者定員を拡大する中で、送迎などの対応にトーコロあおばワークセンターとの協働体制を取った。
・日々の提供体制については、1週間程度先までの「(仮称)体制表」をトーコロあおばワークセンターも含めて、見通しを明確にした。
・職員体制の強化策として、サービス提供管理者および、児童発達支援管理責任者の専任職員の獲得に向けて調整を開始した。
【取り組みの結果】C
・当所のサービス提供の特徴である「送迎」サービスについての職員2名体制が徹底され、1日定員10人の運営見通しが立てられた。
・当事業所としての専任職員の確保に向け見通しができ、都型放課後等デイサービスへの移行が視野に入ってきた。
【振り返り(検証)・今後の方向性】C,A
・1日定員10人の運営を安定的に推移すること、利用者の意向に沿った魅力あるプログラムで利用日数をさらに高めること、などを確認できた。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
安定した事業収益と、事業の質の確保に向けた、職員体制の強化を課題目標とした。そのための取り組みとして、利用者定員を拡大する中で、送迎などの対応にトーコロあおばワークセンターとの協働体制を取った。また、日々の提供体制については、1週間程度先までの「(仮称)体制表」をトーコロあおばワークセンターも含めて、見通しを明確にした。さらに、サービス提供管理者および、児童発達支援管理責任者の専任職員の獲得に向けて調整を開始した。こうした取り組みの結果、当所のサービス提供の特徴である「送迎」サービスについての職員2名体制が徹底され、1日定員10人の運営見通しが立てられた。当事業所としての専任職員の確保に向け見通しができ、都型放課後等デイサービスへの移行が視野に入ってきた。次年度に向けては、1日定員10人の運営を安定的に推移すること、利用者の意向に沿った魅力あるプログラムで利用日数をさらに高めること、などを確認している。このように、次期の事業活動や計画に、検証結果が反映されたことが確認された。
サービス分析結果
【講評】
法人Webサイトや通信、パンフレット等で事業所の情報を提供している
事業所の情報は、法人Webサイトや年4回発行する「アリーバ通信」、パンフレット等で提供しており、それぞれの媒体で作業やプログラムの様子や一日の流れをイラストや写真、フロー図を用いてわかりやすく伝えている。利用者の写真は、肖像権に関する同意を交わした上で掲載している。掲載写真に場面説明やコメントを加え、見る人が状況を推し量りやすいような工夫がある。トーコロあおば就労サポートセンターの愛称である「アリーバ」はスペイン語で「上へ」という意味があり、頑張る人を応援する場所であることをパンフレットで説明している。
市の放課後等デイサービス連絡会に出席して、行政等に事業所の情報を提供している
市は年2回、放課後等デイサービス連絡会を開催しており、事業所も毎回出席している。連絡会には、市の担当所管と市内5~6事業所が参加し、情報の共有や交換を行っている。昭和26年に設立した法人は、都内で多数の福祉事業を展開しており、法人事業としてさまざまな関係機関に事業所の情報を提供する機会がある。中学生・高校生を対象とし他放課後等デイサービスは数が少ない中、将来の自立に向けて必要なスキルを身につける必要性から、最近注目されているサービスであり、法人による関係機関等への情報発信もなされている。
見学時は、本人にはプログラム体験、家族には個別に話を聞く時間を設けている
少子化ではあるが、福祉サービスを必要とする障害児は増えており、計画相談事業所からの紹介や保護者のコミュニティによる人伝、Webサイトから情報を得たという問い合わせや見学の申し込みが多い。見学や体験利用への対応は常勤職員が行っており、保護者のみの見学にも柔軟に対応している。本人が体験時に楽しい経験ができるよう、主にプログラムへの参加を勧め、家族には個別に話を聞く時間を設け、質問等に答えている。見学時は、活動中の利用者の負担にならないよう、必要に応じて職員が介在するなどの配慮を行っている。
1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
- 子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
見学及び体験利用と契約時に、本人と保護者に対して基本的ルールを説明している
契約の説明は所長又は課長と常勤職員2名で行っている。保護者に対して、重要事項説明書の「当施設利用に際し留意していただきたい事項」に基づき、基本的ルールを確認している。毎日提供するおやつ代や長期休暇時の昼食代、教養娯楽費などの実費と支払い方法は、重要事項説明書別紙で説明して保護者の同意を得ている。本人に対するルールの説明は、見学及び体験利用と利用初日に、到着から帰宅までの流れや貴重品の管理、場所の説明や備品等の使い方について、職員が個別に付き添って丁寧に教えている。
「総合アセスメント表」を用いて本人の状況を把握し、生活をふまえた支援を行っている
サービス開始前に家族に「総合アセスメント表」の提出を求め、これまでの生活を考慮した支援に努めている。アセスメント表の社会生活能力に関する18項目の回答をもとに、生活のリズムや余暇の過ごし方、道具の使用等について、本人の状況を把握している。まずはできているところを評価し、自信が持てたらできそうなことややってみたいことを本人と一緒に考えて、好ましい生活への意識づけができるよう、働きかけている。利用開始直後の不安を軽減するため、声かけや予定を掲示して先の見通しを持って本人が安心して過ごせるような配慮をしている。
サービス終了時は卒業式を行い、利用者の新たな門出を応援している
ほとんどの利用者が高校卒業と同時にサービス終了を迎えることから、事業所では3月に卒業式を行っている。式では、記念品の贈呈や贈る言葉や旅立ちの言葉を述べ合い、利用者の新たな門出を応援している。卒業後の移行先は主に、就労継続支援B型作業所であり、引継ぎの調整役は計画相談事業所となるため、移行先と直接のやり取りは稀である。移行先から求めがあれば必要書類を送付するなど、本人が途切れなく支援が受けられるよう協力している。法人内併設事業所へ移行する場合は、カンファレンスを開催して引継ぎを行っている。
1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
利用者の状況は「利用者基本情報」と「アセスメント表」に記録し、把握している
利用者の状況は、家族状況や生活歴、疾病、健康状況、かかりつけ医、服薬などを記録する「利用者基本状況」と、健康・障害・疾病、日常生活における自立、楽しいこと・苦手なこと、やってみたいこと、将来の生活などの意向や状況を記録する「アセスメント表」を用いて把握している。計画の見直しは年2回行っており、アセスメント面談は6~7月と11~12月の年2回、職員全員で分担している。面談は利用者と保護者それぞれで実施し、利用者に対しては原則同性職員が行い、思春期の利用者への配慮に努めている。
定期面談のほか、日頃のやり取りを通して利用者や家族の意向を確認している
利用者や家族の意向は年2回行う定期面談のほか、必要に応じて随時面談を行い確認している。面談の場で緊張してしまう利用者については、日頃の活動を通して楽しいことや苦手なこと、やってみたいことなどを尋ねている。また、活動等に取り組む際の利用者の表情や行動からも気持ちを推し図るよう努めている。家族にも、送迎や連絡帳、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)のほか、面談日程の確認用紙に家族の希望欄を設けて、意向を把握している。
朝礼やミーティング、職員会議、支援日誌等で利用者の情報を共有している
利用者の日頃の様子や行動は、支援日誌や作業記録、送迎表、サービス提供記録、連絡帳等で情報を共有している。利用者の変化は、常勤職員間で行う朝礼や出勤職員全員で行う午後のミーティングで申し送り、対応方法の検討や確認を行っている。個別支援計画は毎月行う職員会議で周知し、目標や支援内容について共通認識を図っている。利用者の活動内容や本日の様子を、簡潔にわかりやすく記録する目的で、今年度支援日誌の書式改定を行った。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
- 計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている
- 計画を子どもや保護者にわかりやすく説明し、同意を得ている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.個別の支援計画に基づいて子ども一人ひとりの発達の状態に応じた支援を行っている
- 個別の支援計画に基づいた支援を行っている
- 子どもの特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している
- 関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって、支援を行っている
【講評】
個別支援計画の内容を職員全員で共有し、計画に沿って支援を行っている
個別支援計画は、ミーティングや職員会議を通して全職員で共有し、計画に沿ってサービスを提供している。今年度の報酬改定により、厚生労働省の提示する児童発達支援ガイドラインに基づき、個別支援計画には、健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性(以下、5領域)における具体的な目標と支援内容が盛り込まれることになった。事業所では、ソーシャルスキルトレーニング(以下、SST)も開始し、計画と日々の支援の連動について、より一層意識できるようになった。
言語、非言語及び視覚の活用など、特性に応じてコミュニケーションを工夫している
意思の表出が難しい利用者とのコミュニケーションの場面では、言葉だけではなく、ジェスチャーや絵カード、電子パッドの活用など、利用者の特性に応じた方法を提案している。また、表情や行動からも気持ちを推し量るよう努めている。コミュニケーション力の向上を図るため、終礼時に活動報告をプレゼンテーションする場を設けて言語表出が上達するような働きかけを行っている。
必要に応じて相談支援事業所や障害福祉サービス事業所と連携を図っている
日頃から、必要に応じて相談支援事業所と併設の就労継続支援B型事業所(以下、B型事業所)と連携を図り、支援を行っている。利用者の将来設計や自立に向けたサポートを行うため、利用者や家族の意向を聞き、アセスメントをした上で、B型事業所での作業訓練や社会性の習得が必要な利用者には、個別に今年度の報酬改定で新設された自立サポート加算を算定することにした。対象の利用者には、自立サポート計画書を作成し、B型事業所と連携を図りながら就労につながるような支援を行っている。
2.【食事の支援がある事業所のみ】子どもが食事を楽しめるよう支援を行っている
- 食事時間が楽しいひとときとなるよう環境を整えている
- 子どもの状態やペースに合った食事となるよう、必要な支援(見守り、声かけ、食の形態や用具の工夫等)を行っている
- 子どもが安全に食事をとれるよう取り組みを行っている
- 食物アレルギーや疾患等については、医師の指示に従い、対応している
- 食についての関心を深めるための取り組みを行っている
- 子どもの状況をふまえ家庭での食事について助言を行っている
【講評】
学校の長期休暇の際は、センターで調理する昼食を実費で提供している
おやつは一日80円で提供するほか、春夏冬休みなど、学校の長期休暇には、センターで調理する昼食を実費で提供している。食事の際は孤食にならないよう座席に配慮するとともに、それぞれの食事のペースに合わせて見守りや声かけを行っている。食への興味関心を促す取り組みとして、ホットケーキ作りを行った。夏は業務用のかき氷機を借りて、ふわふわのかき氷の食感を楽しんだ。食育の一環として、野菜と栄養素を線で結ぶプログラムを行い、野菜の効果や大切さを学ぶ機会を作った。
食物アレルギーに対してはセンターの看護師等が関わり、安全な食事提供に努めている
利用開始前及び年度はじめに、家族に「健康調査票」の提出を求め、食物アレルギーを把握している。アレルギーがある場合は、センターの看護師や栄養士、調理師がかかわり、除去食や調理の工夫について検討し、安全な食事の提供に努めている。障害特性による偏食には、食べられるものを個別に提供したり、家庭から弁当やおやつを持参してもらったりするなど、臨機応変に対応している。家族から偏食について相談があり、徐々に食べられるものを増やして弁当から給食に移行できた例もある。
3.子ども一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
- 身の回りのことは自分で行えるよう、必要な支援を行っている
- 基本的な生活習慣や社会生活上のルール等 (あいさつ、マナー、交通ルール等)を身につけられるよう支援を行っている
- 集団活動を取り入れるなど、子どもの心身の発達や社会性が育つよう支援を行っている
- 一人ひとりの有する能力を活かせるよう個別のプログラムを実施している
- 送迎は、子どもと保護者等の状況に応じて送迎方法を検討し、行っている
【講評】
身支度や活動準備はできるだけ自分でできるよう支援している
利用者は来所したら、1.挨拶、2.手洗い、3.私物をロッカーに収納する手順を行ってから、プログラムに参加するよう、促しや声かけ、見守りを行っている。また、集団の力を生かしたSSTを通して、場面に応じて相手の話を静かに聞く、椅子に座るなどのマナーを身につけられるような働きかけも行っている。おやつが済んだら、自分で使用した食器は自分で洗い、使用後のテーブルも綺麗に拭くなど、皆が気持ちよく過ごすために必要な行動ができるような取り組みをしている。
SSTを通して協力することの大切さを学び、社会性を伸ばすことに注力している
事業所は今年度からSSTを導入し、社会性を伸ばすための取り組みに注力している。SSTを通して自分を理解し、相手のテンポやタイミングに合わせた会話、相手に伝わるような語彙の選択、相手の気持ちを想像することなどを学んでほしいと考え、さまざまなプログラムを提供している。例えば、「三角型段ボール積み」や「紙コップタワー重ね」では、自分たちでどのように高く積み上げていくかを考え、協力、応援しながら取り組み、「巨大ジェンガ」では、仲間が困っているとき、さっと駆け寄り助け合う場面も見られ、社会性を伸ばすことに役立った。
一週間分の「送迎表」を作成して、安全で滞りなく送迎ができるように努めている
開校期の平日は、送迎者で学校に迎えに行く。特別支援学校には、同時刻に複数の放課後等デイサービスの送迎車が待機することになるため、利用者が併用する事業所に送迎車に誤って乗車したり、事故にあったりしないよう、細心の注意を払っている。送迎車には運転手と添乗職員の2名が乗車し、安全な運行に努めている。交通機関で帰宅する利用者には駅まで職員が付き添っており、利用者と家族が安心して利用できるよう配慮している。
4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
- 子どもの健康状態について、保護者や医療機関等から必要な情報を収集している
- 子どもの状態に応じた健康管理を行い、体調変化に速やかに対応できる体制を整えている
【講評】
家族に毎年「健康調査票」の提出を依頼し、利用者の健康状態を把握している
利用開始前と年度はじめに「健康調査票」の提出を家族に依頼し、利用者の健康状態を把握している。調査票は毎年実施する健康診断を反映してもらい、常に最新の状況を確認できるようにしている。また、「利用者基本情報」でも、疾病・発作等の有無や疾病状況、服薬、アレルギー、発作性疾患の有無と発作がある場合の状態、頻度、前兆、発作時の対応、発作時の服薬を記載する項目を設けている。感染症の流行で、学級・学年・学校閉鎖がある場合は、感染予防の措置として利用を控えてもらい、発症後の通所は学校保健安全法に準じて受け入れている。
急な体調変化があった場合には、緊急対応マニュアルにのっとり速やかに対応している
日々の利用者の体調は、家族からの連絡帳で把握している。健康状態に不安があるときは、センターの看護師に相談して助言を得ることができる。センターが年4回発行する「青葉通信」の「保健だより」のページで、感染症の予防など、健康関連の情報を発信している。急な体調変化があった場合には、利用者の緊急連絡先に電話やSNSで速やかに連絡し、法人の発熱、嘔吐、怪我への対応マニュアルや緊急対応マニュアルに沿って対応している。月経時の体調不良に対しては、女性職員が対応し、トイレに付き添い必要に応じてサポートしている。
5.子どもの主体性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるような取り組みを行っている
- 日常生活の支援は子どもの主体性を尊重して行っている
- 子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している
- 子どもの状況や希望に沿って、多様な体験ができるようにしている
- 子どもの状況に応じて利用日や利用時間を設定している
【講評】
利用者の希望を尊重して、さまざまな作業プログラムを提供している
作業プログラムは利用者の希望を尊重して、ケース組み立てや計量、封緘、仕分け作業のほか、粘土やスライムを用いて物質の変化と感覚の認知形成を促進する作業プログラムを提供している。また、利用者の興味や関心を生かして、好きなキャラクターのラベル張りやカードの仕分けに取り組んでもらうなど、やりたい気持ちを尊重してモチベーションを高めている。集中できる時間が短い利用者には、気分転換で散歩に付き添うなど、無理なく作業に取り組むことができるよう配慮している。
土曜日や長期休暇には、制作や調理、外出など、さまざまなプログラムを用意している
土曜日や長期休暇には、制作活動として、うちわやトートバック、プラバンクラフト、バスボムを作って自宅用に持ち帰っている。利用者の希望で、調理プログラムとしてホットケーキ作りも行った。また、科学館等、都内の文化教養施設や工場見学に出かけたり、公用のグラウンドで鬼ごっこやバドミントンなどを楽しんでいる。利用者の交通費の実費負担を考慮して、外出には事業所の車を利用しているが、事業所は一方で、公共交通機関を利用できるようになりたいという利用者のニーズがあることも感じている。
高校卒業を見据えて、職業体験やマナーの習得に特化した自立サポートを開始した
事業所は、利用者が将来希望する進路を円滑に選ぶことができるように、今年度の報酬改定で新設された自立サポート加算を算定し、支援体制を強化することにした。主な利用目的は、併設のB型作業所でさまざまな作業を体験して自分の適性を知ること、その場に相応しい挨拶や言葉遣い、報告・連絡・相談ができるようになり、働くために必要な基本的なマナーを学ぶこととしている。職員は個別支援計画に加えて「自立サポート計画」を作成し、卒業後の生活を見据えた支援を行っている。
6.家族との交流・連携を図り支援を行っている
- 子どものサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、支援に活かしている
- 家族の意見や要望を活かした支援を行っている
- 家族の状況に配慮し、相談対応や支援を行っている
- 子どもや家族に合った療育方法等について助言している
【講評】
連絡帳を介して家族と情報交換を行い、家庭での様子を把握して支援に活かしている
家庭での利用者の様子は、家族に連絡帳の記入を依頼して事業所に報告してもらっている。家族は協力的で、利用者の体調や気分の変化、興味や関心の傾向など、さまざまな情報が寄せられ、支援に役立っている。事業所での様子は、サービス提供記録と連絡帳に加えて、送迎時のやり取りなど、日頃から密に関わりを持っており、家族からの信頼は厚い。利用者と家族の希望が異なる場合は、できるだけお互いが納得できるよう双方に理解を促している。本人が気持ちを上手く表現できないときは、気持ちを代弁して保護者に伝えることもある。
家族の状況に配慮し、前日の利用申し込みや夜間帯の面談対応など、柔軟に対応している
利用者や家族の個別の状況には、柔軟に対応しており、前日までに申し込みがあれば、速やかに送迎の調整を行い、スポット利用も受け入れている。また、長期休暇時の生活時間は家庭によってさまざまであるため、自己通所が可能であれば、来所時間は自由に設定している。就労のため、平日の日中に面談時間が調整できない保護者に配慮し、土曜日又は夜7時以降の面談にも対応している。また、利用者を介した保護者との書類のやり取りが難しい場合には、職員が直接自宅に書類を届けるなどの個別支援も行っている。
思春期の葛藤を家族で乗り越えることができるよう、側面的にサポートしている
障害の有無にかかわらず、利用者の誰もが成長の一つの過程として思春期特有の気持ちが不安定となり、家族間で葛藤が生じる可能性がある。利用者の不安な気持ちと家族の戸惑いを受けとめ、気分の落ち込みやマイナス思考、反抗的な態度、イライラ、暴言への家族の対処方法についてアドバイスをすることもある。また、SSTを通して「気持ちを知ること」「怒りや悲しみ、楽しさ嬉しさといった感情の段階を付ける」「感情を絵にして描き表現してみる」など、感情を客観視してコントロールする練習を行うことを家族に伝えて見守りをお願いしている。
7.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域の情報を収集し、子どもの状況に応じて提供している
- 必要に応じて、子どもが地域の資源を利用し、多様な体験や交流ができるよう支援を行っている
【講評】
35年間地域福祉に貢献してきたセンターには、地域のさまざまな情報が寄せられる
1990年に開所したセンター内に放課後等デイサービスを開設して10年目を迎えた。地域福祉に35年間貢献してきたセンターは、行政や関係機関、地域住民からの信頼も厚く、地域のさまざまな情報が寄せられる。センターとして地域の情報を収集し、未成年を対象としたイベント等の情報があれば、家族等に情報を提供している。市が年2回開催する放課後等デイサービス連絡会に出席して情報を収集し、必要に応じて家族等に伝えている。
地域の障害児や高齢者等と交流の機会を持ちたいと考えている
他の放課後等デイサービスと併用している利用者も多く、フォーマルな福祉サービスが行き届いているケースが多い。「アリーバ」では作業、他事業所では余暇を過ごす場として活用する例が多い。他事業所との交流があれば、利用者の新たな一面を知ることができるが、今のところ交流の機会はない。コロナ禍前はボランティアも多く登録していたが、現在は登録がなく、地域の人たちと交流する機会が少なくなっている。事業所は、地域の障害児や高齢者と一緒にスポーツやレクリエーションを行うなど、交流の機会を持ちたいと考えている。
【講評】
プライバシーに関する話をする場合は、個室で面談をしている
個人情報の取扱いについては、契約時に家族から同意を得た上で外部とのやり取りを行っている。アセスメント面談など、利用者のプライバシーに関する話は個室で行い、他者に聞こえないよう環境を整えている。排泄の失敗は、できるだけ早めに職員が気づくよう努め、周りが気づく前にそっと声をかけてトイレに促すなどの配慮をしている。人前で話をすることが苦手な利用者には、言葉以外の表現方法ができるよう支援し、気後れしないような働きかけを行っており、利用者が電子パッドに筆記したものを職員が読み上げる例もある。
支援のさまざまな場面で利用者の意思を確認し、自主性を尊重している
活動プログラムやソーシャルスキルトレーニング(以下、SST)への参加不参加のほか、さまざまな場面で利用者の意思を確認する機会を作り、意思決定を尊重している。意思決定の過程で必要な情報は、利用者が理解できるよう、絵カードや写真などを用いてわかりやすく説明するほか、複数の選択肢を用意し、それぞれのメリットとデメリットを挙げて検討を促し、利用者の意思決定をサポートしている。その時の気分や感情で意思の変化があることを理解し、矛盾と見える決定でも他の利用者に不利益がなければ見守る姿勢で受けとめている。
利用者同士のトラブルはできるだけ早期に解決し、利用者の人権を守っている
利用者は思春期の渦中にあり、他者との比較や他者からどう思われているのかを気にしたり、自己主張をしてアイデンティティを確立しようとする時期であることを十分に理解して対応している。利用者同士の小さなトラブルは日常的に発生するが、職員が介在して公正中立な立場でそれぞれの話を聞き、早期解決に努めている。トラブルの多くはどちらかが一方的に悪いことはなく、言い方や受け止め方の齟齬であるため、誤解が解ければ自然と解決に向かう。これまでいじめは発生していないが、もしあれば毅然と対応し、利用者の人権を守る姿勢を持っている。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている
- 日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている
- 子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(子どもが「ノー」と言える機会を設けている)
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
- 施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】
サービスの基本事項は、法人の「利用者支援のためのハンドブック」で明確にしている
サービスの基本事項は、法人のサービス管理責任者会議と各事業所専門職が作成した「利用者支援のためのハンドブック」で明確にしている。ハンドブックには、支援の基本理念やアセスメントと個別支援計画の策定、障害特性別の支援方法、記録の取り方などを掲載し、組織として業務の標準化・普遍化に取り組んでいる。事業所独自の手順は「従業員周知基本事項」に定めており、職務・職責や個人情報の取扱い、車両運行における留意点などを明確にしている。
トーコロ青葉ワークセンターと合同で、年1回「従業員周知基本事項」を見直している
提供しているサービスが法人の定める手順に沿っているかどうか、ミーティング時に確認と点検を行っている。見直しが必要な場合は、トーコロ青葉ワークセンター(以下、センター)従業員会議にはかり、修正を行っている。また、センターの全体会議で年1回「従業員周知基本事項」の見直しを行うなど、法人として手順をブラッシュアップするしくみがある。「利用者支援のためのハンドブック」と「従業員周知基本事項」を全職員に配布しているが、職員調査において、日常的に活用していると回答した職員が25%であったことから、活用の促進が望まれる。
事業の自己評価アンケートを毎年実施し、家族や職員の意見を反映している
厚生労働省が定めた児童発達支援ガイドライン及び放課後等デイサービスガイドラインに基づき、事業の自己評価アンケートを毎年実施し、家族や職員の意見や提案を聞き、サービスの改善に役立てている。今年度は家族から、一人で落ち着くことができる場所があると良いという声が寄せられ、環境整備について法人や事業所全体で検討するところである。建物の老朽化もあり、職員からは環境改善に対する意見も寄せられている。予算や構造上の課題もあり大きな改善は難しい面もあるが、職員の負担を考慮し、現実的に可能な範囲で改善に努めている。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
就学時から、働くことを目指した早期職業準備トレーニングを特色としている
基本理念は、当法人発足当時より共通の価値観を有するゼンコロの綱領を採用し、玄関に掲示し、「従業員行動規範」にも記載している。また、事業所としての支援プログラムの冒頭にも記載し、障害のある人の「完全参加と平等」を実現するため、平等性、企業性、民間性を事業理念にすることを謳っている。さらに、事業パンフレットでは、法人理念をふまえ、事業所としての当該事業の活動の特徴を打ち出しており、就学時から始める、働くことを目指した早期職業準備トレーニングを特色としている。
都型デイサービスへの移行に合わせて事業所体制の充実を図っている
事業計画、事業報告(年2回)を全員に配布し、年度の方針や活動ビジョンおよび、その結果を職員と確認している。また、毎月の朝礼では、事業の収支のみならず、法人や事業所の役割、経営者の責任、職員の役割等について示唆している。体制は2名の専任職員を配置し、昨年12月には高い基準が求められる東京都型放課後等デイサービスとして認証された。同じ建物のトーコロ青葉ワークセンターとの連携では、体制上の支援も可能としており、さらに、当事業所のリーダー層を積極的に役職者に任命し、組織の活性化を図りたいと考えている。
法人、あおばワークセンター、当事業所で段階に応じて重要事項を決定している
法人としては理事会、評議員会、所長会等がある。また、毎月1回のトーコロ青葉ワークセンターとしての全体会議を定例化しており、幹部会において、当事業所も含む重要事項の決定を行っている。事業所内では、毎月1回のトーコロ青葉ワークセンターとしての全体会議後に、当事業所のみのアリーバ会議を行って、利用者の出入りや、支援の対応方法についての課題などを話し合っている。また、日々の体制、動き、主要な活動の内容については、事前に作成された「送迎表」、「活動予定表」を用い朝会で確認している。