評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)法人理念 キリストの愛と奉仕の精神に基づき子どもひとり一人を大切にその最善の利益と望ましい未来を第一に考え保育を行います
2)子育て支援のパートナーとして保護者と連携し協力しながら日々研鑽に努め、子育てに有用な情報を提供していきます
3)子どもにとってよいことをを合言葉に、どの子どもにとっても過ごしやすい環境を整えます
4)子どもたちの人権を守り、一人ひとりを尊重します
職員に求めている人材像や役割
こどもにとってよいことをを一番に考えられ、小さなことにも喜びを感じられる人 目的意識を持ち仕事に取り組む人
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
一人ひとりの子どもたちの、良いところ、得意なところを見つけられる 子どもたちを尊重する気持ちをつねに持っている
全体の評価講評
特によいと思う点
各月の指導計画においては、毎月の子どもの実態、現状が記載されています。これは職員が、目の前の子どもの実態に合わせた目標を設定し、支援を行うことを可能にしています。職員の適切な支援は、子どもが自分たちでどのように遊ぶのかを選択し、それに対して意見やアイディアを出し合い、子どもが主体的に活動することを可能にしています。また、子どもの主体性を尊重することで、子どもは自分の意見やアイデアが尊重されていると感じることができ、自信を持って行動できるようになることを援助しています。
学童クラブでタブレットを使って、子どもアンケートを実施しました。子どもの声を聞くことで、子ども主体の運営が出来るよう、放課後にやりたいことや習い事、一人帰りの時の心配事などを回答してもらいました。子どもが幼児から学童に成長していく中で、子ども自身で過ごし方を決め、興味のあることに自分で取り組み、計画して実行していくことが出来るようになっています。また、同時に失敗や予測と違った結果になることもありますが、子どもの声を大切にし、どのように寄り添って支援していくのかを考えながら、日々の運営を行っています。
学童クラブのすぐ横に畑があります。この畑は、地域の人の定期的な訪問と援助を受けて、維持管理されています。人参、大根、スナップエンドウ、ロメインレタスなど季節に応じた野菜を植えて育てています。子どもは、野菜の水やりなどを日々行っています。また外で遊びながら畑の野菜を目にして、野菜が大きくなることを楽しみにしています。育てて収穫した野菜は、手作りおやつの日に食材として使われています。自分達で育てた野菜を食べるという貴重な食育活動を地域の人との交流を通して行われています。
さらなる改善が望まれる点
現在、本学童クラブには障害のある子どもやその他、特別なニーズのある子どもは在籍していないとのことですが、今後の受け入れに向けて、様々な個別のニーズに対する個別支援計画の作成・検討が必要と思われます。受け入れが決まり、必要になってから慌てて準備するのではなく、受け入れがない今を準備のための期間として、まずは個別計画のフォーマットの作成や受け入れ態勢を確認しておくなど、職員間で検討することが望まれます。
子どもアンケートから、18時までは基本的に一人帰りということもあり、一人で帰る子どもや帰宅後に一人で留守番をする子どもから不安を感じる声もありました。また、「一人の時にこわいことや困ったことが起きたらだれに助けてもらえると思いますか?」という問いには、近所の知っている人や保育園、幼稚園、コンビニ、交番の警察官という答えが半数近くになっています。地域で子どもを守るという視点で、子どもの登下校経路や遊び場など子どもから意見を聞きながら、地域の安全マップを作成してみることも良いかと思います。
保護者会は年2回開催されています。保護者会では対面で運営者が大切にしていることや大事なお知らせなどを伝える貴重な機会となっています。また、保護者同士が顔を合わせて、子育ての悩みなどを共有する機会でもありますが、参加する保護者はとても少ないのが現状です。そのため、保護者会が開催された場合には、その内容を記録して全保護者に報告することが望まれます。結果報告を伝えることで、次回の会への参加に繋がることも期待されます。
事業者が特に力を入れている取り組み
学童クラブでは、子ども自身で自分たちのことを決め、主体的に過ごすことができるよう職員は支援しています。一方で子ども同士では解決できないこともあるため、子ども任せにするのではなく、安全に子どもが遊ぶことができ、子どもが十分自分らしさを発揮できるような支援も行っています。子ども一人ひとりが大切にされ、子どもの主体性を大切にしつつ、ルールやマナーが身に着けられるようにしています。また、それを導くスタッフの支援方法を常に模索し、最善な支援が提供できるよう努力し続けています。
玄関を入ると正面に採光豊かな大きなサッシとウッドデッキが見えます。白をベースカラーにした壁の室内は、もともとは大きな一つの部屋ですが、キッチンカウンター、トイレの他に子どもが落ち着くことが出来るスペース、くつろげるソファースペース等に分けています。子どもが過ごしたい場所に行き、いつでもおもちゃや本などを読むことが出来ます。スペースを分けるため部屋の中央にロールカーテンがあり、仕切りにもなっています。玄関には木の実や落ち葉が飾られ、温かな落ち着いた雰囲気になっています。
週2回、手作りのおやつメニューがあります。みたらし団子、チョコバナナ、味噌煮込みうどんなど季節なども考えて提供しています。子どもは、「ただいま」と同時に「きょうのおやつなに?」と職員に尋ね、おやつをとても楽しみにしている様子が伺えました。キッチンカウンター越しに会話しながらおやつが渡され、家庭的な雰囲気の中で食べています。スチームコンベクションを購入して今後の更なるメニュー充実に取り組んでいます。また、施設の隣にある畑では野菜を植えて育て、収穫物を手作りおやつの食材にするなどおやつの充実を図っています。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:登録者全員を対象としました。
- 調査方法:アンケート方式
事業所を通じてアンケートのQRコードを配布してもらい、オンラインでの調査を実施しました。結果は集計、解析して別途事業者に報告しました。 - 有効回答者数/利用者総数:11/54(回答率 20.4% )
総合的な満足度は「大変満足」が63.6%、「満足」が27.3%、「どちらともいえない」が9.1%でした。回収率が約20%で低調でしたが、満足以上の答えが89.9%と非常に高い満足度が示されました。2件のコメントが寄せられ、個別の遊びに関するコメントと、「疲れている時等に休ませてくれるから助かる」旨の感謝がありました。
アンケート結果
1.学童クラブでの活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
「はい」が100%でした。肯定的なコメントが1件ありました。
2.職員は話し相手や、相談相手になってくれるか
「はい」が100%でした。嫌なことがあったら相談に乗ってくれる旨のコメントがありました。
3.おやつの時間が楽しいひとときになっているか
「はい」がが90.9%で、「どちらともいえない」が9.1%でした。肯定的なコメントが1件ありました。
4.学童クラブでの約束ごと、活動内容について話し合う機会を設け、職員は意見を尊重してくれているか
「はい」が81.8%で、「無回答」が18.2%でした。話し合ったことがない旨のコメントが1件ありました。
5.職員から学童クラブの約束ごとの説明を受けているか
「はい」が54.5%、「どちらともいえない」が9.1%、「いいえ」が18.2%で、「無回答」が18.2%でした。ルールを紙に書いてほしい旨の要望が1件ありました。
6.学童クラブ内の清掃、整理整頓は行き届いているか
「はい」が54.5%、「どちらともいえない」が18.2%で、「どちらともいえない」が27.3%でした。「片づけない人がいる」とのコメントがありました。
7.職員の接遇・態度は適切か
「はい」が72.7%、「いいえ」が9.1%で、「無回答」が18.2%でした。口の悪い職員がいる旨のコメントが1件ありました。
8.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
「はい」が90.9%で。「どちらともいえない」が9.1%でした。本設問へのコメントはありませんでした。
9.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
「はい」が81.8%で。「どちらともいえない」が18.2%でした。ケンカしている時に止めてくれる、とのコメントがありました。
10.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
「はい」が100%でした。肯定的なコメントが1件ありました。
11.子どものプライバシーは守られているか
「はい」が72.7%、「いいえ」が9.1%で、「無回答」が18.2%でした。そう思う旨のコメントがありました。
12.子どもの不満や要望は対応されているか
「はい」が90.9%で。「どちらともいえない」が9.1%でした。「一緒に考えてくれる」とのコメントがありました。
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
「はい」が45.5%、「どちらともいえない」が9.1%、「いいえ」が27.3%で、「無回答」が18.2%でした。1件のコメントが寄せられました。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
アプリを活用して子ども向けにアンケートを行い、ニーズを把握しています
法人で運営している2つの学童クラブでタブレットを使って、子どもに向けてアンケートを実施しました。放課後どんなことをしたいのかや習い事、子どもが帰る時間、一人帰りの時の心配事などを回答してもらいました。ゲームやSNSがしたいと答えた子どもや、習い事を複数している子はそれぞれ8割近くとなりました。また、一人で帰る子どもや帰宅後に一人で留守番をする子どもからは、不安を感じる声もありました。結果は発行しているNEWS LETTERに掲載され、地域で子どもを守るということを再確認するきっかけとなりました。
利用できる子どもの定員を増やせるよう、中・長期計画を策定しています
当学童クラブの定員は54名です。現在登録している人数が、1年生15名、2年生26名、3年生14名と、1~3年生で既に定員1名オーバーでの運営を行っていますが、4~6年生までの登録人数は0名となっています。市から公設民営の施設として2022年4月から運営が委託されましたが、中・高学年になっても利用したいという声が多いため、現在は利用できる子どもの定員を増やせるように法人本部、職員と話し合い、市と調整を行っているところです。
年間計画に沿って毎月の活動やイベントが計画されています
年間計画を作成する際には、基本となる考え方に沿って1年間を4期に分けて、毎月の活動や季節のイベント等が計画されています。指導計画及び育成計画は規定の書式にまとめられ、基本方針や指導目標、学童クラブのあり方、毎月のスケジュールや職員の視点、5項目からなる育成目標、配慮事項が記載され、職員にも周知しています。計画の進捗状況は毎月のミーティング等で課題や評価を行い、見直しも行われています。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
法人の定める規範に則って、職員として守るべき倫理等の理解に努めています
月1回行われる職員ミーティングにおいて、職員ハンドブックや事業計画書をもとに、法人の理念や運営方針等の理解を深められるように取り組んでいます。育成支援のやり方・内容に偏りがないように、運営に携わる職員の研修を進め内容を全職員で共有しています。また、児童虐待については、職員自身が発見しやすい立場であることを常に意識しており、法人のマニュアルも作成され、行政機関や子ども家庭支援センター等の関係機関との連携を取りながら対応するよう体制を整えています。
苦情解決における体制が整備され、保護者にも周知しています
苦情に対する解決に向けた体制が整備されており、保護者にも入所のしおりでお知らせしています。苦情解決責任者、苦情解決受付担当者、第三者委員の設置もしており、苦情の内容によっては市の担当課との連絡・連携も図っています。連絡アプリやお迎えの際等、保護者の意見や要望が保護者の伝えやすい形でいつでも話せるように環境を整えています。また、第三者評価を行うことで、子どもや保護者からの意見を聞く機会とし、日々の運営に反映できるようにしています。
人と人がつながる機会を作り、心を癒して豊かにする取り組みを行っています
法人の子育て事業部の方針として、「地域の子育て世代に対して、専門性を活かした支援を積極的に行う、柔軟な対応を行う、関係機関との連携及び協働を行うこと」が明記されています。今年度は2回目のフードドライブを行い、約3週間の間で160点が集まり、社会福祉協議会に届けることができました。中・長期計画では地域ニーズに応えるべく学童クラブ利用定員を増やせるよう計画を策定したり、学童クラブ内で働く職員として地域のシニア世代を雇用することで、地域貢献にも取り組んでいます。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
BCPをはじめ各種マニュアルを整備し、安全確保に取り組んでいます
法人規定の各種マニュアルや記録、チェックリストに基づいて安全確保に努めています。対応については事務室内に掲示し、職員誰もがすぐに確認できるようにしています。感染症等への対応については、感染症マニュアルを整備して感染予防に取り組むとともに、実際に発生した際の対応を想定して行動できるようにしています。現在はコロナ感染拡大防止のため、各部屋の換気やこまめな手洗い、消毒等行っています。事故が発生した場合は速やかに市の担当課へ報告し、改善できるように努めています。
育成見守りカメラを設置し、子どもの安全を守っています
学童クラブは学校内に設置されていますが、敷地も広く育成室やライブラリーも事務室からは見えにくい構造となっており、玄関前の歩道は誰でも通ることが出来るなど、子どもの安全をより重視した対応が必要となっています。そのため、玄関や育成室等に育成見守りカメラを設置し、録画しています。育成室等の状況を把握し、支援の向上を図ること、ケガ、事故等の振り返り、育成の改善への活用等が目的とされています。録画データは学童クラブ内で適切に管理され、廃棄する時期も決まっており、保護者には入所のしおりで事前に説明しています。
個人情報は個人情報保護方針に基づいて適切に管理されています
法人で規定されている個人情報保護方針に基づいてマニュアルを整備し、書面についてはカギのかかる書棚に保管し、パソコン上のデータは外からアクセスができないように制限しています。職員は入職する際に、業務上知り得た情報を外に漏らさないように誓約書を法人と交わしています。プライバシー保護についても、人権擁護のためのセルフチェックを行うなど、意識して日々の支援を行っています。保護者には、事前に画像使用承諾書で説明を行い、必要に応じて情報開示することを伝えて同意を得ています。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
求人広告を出すなど積極的な人材確保に努めています
常勤職員の平均年齢は49歳と高めの年齢層となっているため、若手の人材確保を最優先して行っています。また、ハローワークの求人ページに求人情報を掲載したり、市のシルバー人材センターでの地域のシニア世代の雇用も行っており、積極的な人材確保に努めています。職員の年齢やスキルは異なりますが、まずは子どもの最善の利益を大切にした支援を職員同士で一致できるように、日々のミーティングのテーマや研修の振り返りの中で模索しているところです。
キャリアパス一覧表を作成し、職員への研修を充実させています
職員の役職に沿って期待される役割、求められる能力、必要な研修などが記載されたキャリアパス一覧表が作成され、表に沿った研修に参加できるようにしています。また、常勤職員は新任1年目には、基本研修では必読書2冊のレポートの提出を義務付けられ、普通救命講習と業務効率化研修を受けています。研修は法人で行う法人内研修と東京都で行われる法人外研修があり、受講した研修内容はミーティングの時間に職員間で情報共有されています。
職員の希望を聞き、働きやすい職場づくりに取り組んでいます
常勤職員よりパート職員が多いため、勤務についてはシフトを含めて施設長が把握し、希望に応じて変更もしています。人事考課制度や福利厚生規定が定められ、職員の面接はシートを使って年1回リーダーが行うことで、要望等を把握するように取り組んでいます。職員が休憩を取れるように休憩室が設置されています。また、給与表を作成し、評価に応じてアップしていく仕組みを作って、職員のやる気につなげたり仕事を続けられるように努めています。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
運営委託から2年目を迎え、保護者とのコミュニケーションを高めていくことが、課題としてあげられました。保育園とは異なり、保護者の迎えが必須ではなく、一人で帰る子どもが多いことで保護者とのコミュニケーションの機会は少なくなっています。夏休みなどの学校休業日以外の平日も学童クラブで過ごす時間が短いため、保護者の関心が薄れてしまう現状があります。また、保護者会や保護者懇談会への出席率も低いため、子どもの様子を保護者にもっと知ってもらえるようにドキュメンテーションを活用した取り組みを行うことにしました。
子どもの様子や遊びの展開がわかるようなドキュメンテーション(写真と簡単な文章、作品等)を作成し、室内に掲示や展示を行いました。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
ドキュメンテーションの作成・展示を行ったことで、保護者にとっては、学童クラブで子どもがどのような体験をしているのか、子ども同士のやり取り等を知ることができました。子どもにとってはドキュメンテーションを見ることによって、自分たちが体験をしたことを思い出し、次の活動につなげていけるという利点もありました。今後は、ドキュメンテーションの内容をさらに充実させ、保護者や職員との共有を増やし、保護者にもっと気軽に来てもらえるように模索しているところです。また、このドキュメンテーションを学校の教職員や地域の関係者等に見てもらうような取り組みも期待されます。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
当学童クラブを運営する法人が市より受託してから2年が経過しました。学童期は幼児期と比較して、子どもが自分の意見を反映し、自らの過ごし方を決めることができる時期です。このため、法人の会議では大人に決めてもらうのではなく、子ども自身で決めることができるのではないかという意見が議題になりました。これまでも職員は子どもが学童クラブでどのように過ごしたいかという声に耳を傾け、子どものしたいことが見つかっているのかを模索しています。昨年度末には、法人の運営する2つの学童クラブで、タブレットを使って子どもの放課後の過ごし方に関するアンケートを実施しました。結果を基に、子どもが自由に使える時間を確保し、好きなことに取り組めるような環境づくりを行っています。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
アンケート結果を基に、放課後は子どもが自由に使える時間であり、好きなことに思いきり取り組んでも良い環境を整える方向性を確認し職員間で共有しました。日々のミーティングでは、子どもの「やってみたい」を丁寧に聞き取り、それをどのように実現できるできるのかを話し合っています。これまで大人に決めてもらうことが当たり前だった環境から、小学生として自己決定し、興味あることに挑戦したり、体験できる場を提供すること、あきらめずに取り組むことや失敗からも学んでいけるような支援を目標として、日々の運営を実践しています。アンケートを一つの手段として、子どもの自主的な活動を広げて行くPDCAサイクルが有効に働いています。
サービス分析結果
【講評】
NEWS LETTERを発行し、法人の活動や情報を積極的に発信しています
毎月発行している学童クラブのおたよりとは別に、法人の活動や運営報告として年4回NEWS LETTERを発行しています。NEWS LETTERは法人全体で目指していることや取り組んでいることを発信するものとなっています。新人職員のアンケートを顔写真つきで載せたり、イタリア施設研修報告、稲城公益事業について働き方の多様性をテーマにした特集や法人NEWSとして各施設の職員が書いたコラムも掲載され、写真やイラストも効果的に使われており、力を入れて取り組んでいるものの一つといえます。
パンフレットを作成し、施設の情報を提供しています
近年は多くの法人がホームページを作成し、法人の目指す保育やその取り組みについて紹介していますが、本法人では紙媒体の冊子状のパンフレットを作成しています。誰にとっても簡単に手に取ることができるという利点を活かし、法人として大切にしていること(Policy)や保育・教育目標、学びのキーワード等を写真を活用して紹介しています。このパンフレットは、重要な情報を一目で確認できるように整理されているため、必要な情報を簡単に見つけることができるようになっています。
保護者からの問い合わせや見学、個人面談等の機会を大切にしています
日頃からお便りなどを通して学童クラブの状況を伝えていますが、保育所と異なり保護者と職員が対面で話す機会が少ないため、お迎えに来た際に学童クラブの中を気軽に見学してもらうことで、子どもたちの日ごろの様子や取り組みを直接見てもらう貴重な機会と考えています。また、個別面談も希望があれば随時実施することで、保護者と信頼関係が築くことができるように努めています。
1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
- 子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や保育所、幼稚園等に提供している
- 子どもや保護者の問い合わせや見学等の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
入会説明会を実施し、安心して通えるように丁寧な説明を心掛けています
新入会者を受け入れる際は入会説明会を実施し、学童クラブでの過ごし方や持ち物の説明の他、連絡アプリの案内等をしています。特に新1年生の保護者や子どもにとっては新しい環境となるため、入会説明会時に保護者が直接質問できる場を提供し、不安や疑問に応えることで安心して子どもを預けることができるようにしています。また、保護者が学童クラブの方針や活動内容を直接確認することが出来るため、信頼関係を深める機会としています。
子どもの生活の連続性を意識した支援を心がけています
子どもは家庭、学校、学童クラブ、習い事等、一人ひとり異なった生活を送っています。中でも新一年生や転入児、途中入会児は、これまでの生活の中に大きな変化を向かえて入会しています。本学童クラブでは、児童票や入会時の記録簿、業務日誌等を活用することで、子どもの日々の連続性を大切にし、毎日を安心して過ごすことができるよう心がけています。また、子ども一人ひとりの発達段階や興味に応じて一貫した継続的なサポートを心がけることで、個々の成長を最大限に引き出すことができるよう支援を行っています。
特別な支援が必要な子どもが入会する際は、保育園や学校と情報共有しています
現在は障害のある子ども等、支援の必要な子どもは入会していないとのことですが、必要に応じて入会半年前の段階で対象児の在籍する保育所に見学に行ったり、学校と連携を取りながら受け入れ態勢を整えています。また、入会時と入会後6ヶ月経過した時の子どもの様子を比べると変化が見られるため、子どもの様子を日々丁寧に確認しながら、学校と連携して情報共有を行って必要な支援が行えるようにしています。
1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、理解を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の理解を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの援助に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- 障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)の受入れに向けた配慮及び環境整備を行っている
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、生活の連続性に配慮した支援を行っている
【講評】
各月の指導案を作成し、職員間で月のねらいや内容を共有しています
多くの学童クラブは年間計画やそれを実行するための指導案を作成していますが、当学童クラブでは各月ごとの指導案を作成し、その時の子どもの姿から、月のねらいや具体的な内容、実際の場面を想定した環境構成や配慮することを計画しています。月の指導案の作成により、子どもたちの成長や発達を継続的に観察し、子どもに今の実態に則した適切な支援を提供することができています。また、職員間で共有することで、職員のスキルアップやサービスの質の向上にもつなげています。
保護者とのコミュニケーションの強化を目指し、日々の活動を配信しています
学童クラブは乳幼児の保育・教育施設と異なり、保護者と対面で話をすることや連絡帳やアプリを通してやり取りする機会は減少します。そこで、日々の活動や出来事をアプリを活用して配信し、できるだけ学童クラブでの様子を保護者に見てもらえるような機会を設けています。子どもの成長を共に見守るという目的だけでなく、保護者と職員との連携および信頼関係の強化の効果も期待できる取り組みとなっています。
子どもの日々の姿をドキュメンテーションにして記録しています
支援計画に沿った日々の活動については、ドキュメンテーションを活用して記録し、クラブ室内に掲示しています。学童クラブでの子どもの様子を確認することで、子どもたちが日々成長している姿を実感できる取組となっています。子ども自身も、自分たちの日々の遊びを振り返ることができ、保護者に学童クラブでどのように過ごしたか等話すきっかけにもなります。ドキュメンテーションを通じて、子どもと職員と保護者とのコミュニケーションの円滑化を目指しています。
1.子どもの視点に立った育成支援の目標に沿って育成支援の計画を作成している
- 育成支援の計画は、目標に沿って年間を見通して作成している
- 育成支援の計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、援助の過程を踏まえて作成、見直しをしている
- 障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)に対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 育成支援の目標や計画について保護者の理解を得られるように説明している
2.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 育成支援の計画に沿った援助の内容について具体的に記録している
- 障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)については一人ひとりの子どもの状況や援助の内容を具体的に記録している
3.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 育成支援の計画の内容や記録を、職員すべてが共有し、活用している
- 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
- 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じて援助している
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで援助している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め、お互いを尊重しながら協力し合い、関係を豊かに作り出せるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか等)に対し、子どもの意見に耳を傾け、感情の高ぶりを和らげること等ができるよう援助している
- 障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)が、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
【講評】
保護者からの情報をもとに、学童クラブで支援する方法を検討しています
入所時における保護者との面談で、子どもの成長や発達、生活環境、アレルギー情報や配慮して欲しいこと等の話を聞き、丁寧に子どもの状況を把握しています。保護者から聞いた内容をもとに、職員の間で情報共有し、学童クラブの中でどのような支援が必要か職員会議で検討されています。子どもの成長発達を多面的に捉え、子ども一人ひとりに合わせた支援が出来るように取り組んでいます。
お互いの違いに気づき、お互いを大切に出来るようにしています
学童クラブでは集団で遊ぶこともありますが、ボール遊びなど遊びの種類や内容によっては学年に分けて遊ぶこともあります。体格や体力などはもとより、ルールや遊びの内容など年齢によって違いがあることを、様々な関わりの中で学んでいきます。お互いに違いがあることを学んだ子どもは、下の子どもに優しく接したり、上の学年の子どもに憧れを持ち、自分が大きくなった時のモデルとして意識をします。自分と違うことを受け入れ、お互いを大切に出来るように支援しています。
子ども同士のトラブルも発達の過程のひとつと捉え、意見を聴きながら支援しています
子どもが一緒に生活をする学童クラブでは、時に意見が衝突してトラブルになることもあります。意見の衝突は自己主張の現われで、成長の証でもあります。トラブルが生じた場合には、双方の主張を大切にして、話を聴くようにしています。感情が高ぶることもありますが、部屋の一角に設けれらているリソーススペースに行き、気持ちが落ち着くのを待ってから対応しています。子どもの意見を丁寧に聴き、「どうしたかったのか」「どうすればいいのか」等、子どもの気持ちに寄り添って一緒に考えながら援助しています。
2.日常の援助を通して、子ども一人ひとりの生活や遊びと集団全体の生活が豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、発達段階にふさわしい遊びと生活を送ることができるよう環境を工夫している
- 子どもが集団活動に主体的に関われるよう、援助している
- 生活や遊びを通して日常生活に必要となる基本的生活習慣を習得できるよう、援助している
【講評】
部屋をコーナーに分け、リソーススペースが設けられています
白を基調色にした壁とフローリングの部屋になっています。フローリングの所々に設置されている机、絨毯敷のゆったり出来る大きなソファーのようなコーナー、部屋の一角にリソーススペース、キッチン、トイレに室内は分かれています。キッチンの横には採光豊かな大きなサッシがあり、ウッドデッキが設置されています。また、部屋の中央には白いロールカーテンが下ろせるようになっていて、落ち着いた空間が整備されています。壁にはロッカーや棚があり、子どもが使いたいおもちゃや本などをいつでも出して遊ぶことが出来るようにしています。
子ども一人ひとりの自主性を尊重して過ごせるようにしています
おやつ、学習、外で遊ぶ時間、中で遊ぶ時間などが一日の流れの中にあります。おおまかな一日の流れは決まっていますが、子どもの自主性を尊重し、学習の時間は自分で時間設定して行っています。外遊びの時間では、リーダーになる子どもが皆に声かけをして、ボール遊びなど集団で遊ぶ姿が見られます。また、好きなダンスをみんなに見てもらいたいと職員に伝え、練習して行事の時に披露することに発展したこともあります。子ども達は集団で生活する中で、刺激を受けながらも自分の思いや興味あることを発展させて過ごしています。
個人のロッカーの整理、うがい手洗いなど基本的な生活習慣について伝えています
部屋には個人のロッカーがあり、ランドセルや着替えなどを入れています。ロッカーの中には白い籠が設置され、そこに個人の荷物を入れるようになっています。外観は白に統一された入れ物で落ち着いた雰囲気になりますが、中が見えにくいため、整理整頓されているか職員が折に触れ子どもに声を掛けています。水道のある場所には、うがいや手洗いの方法について図や写真のあるポスターが掲示されていて、衛生を保つように子どもに発信しています。
3.日常の活動に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- 子ども同士が意見を出し合いながら企画や活動をつくり上げていく機会を設けている
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
職員が仲立ちをして話し合いが進められるようにしています
子どもが自分の意見を表す権利を重要と考え運営方針としています。行事の企画なども、子どもが主体となって意見を出し合い、実現させるにはどうするかを話し合えるよう、職員は目的を確認しながら、子ども任せではなく仲立ちをして進められるように取り組んでいます。話し合いの中では、多数決で多い方の意見だけを聞いて良しとするのではなく、違った意見にも耳を傾け、みんなで一緒に考えることができるように支援しています。また、その際は行事ありきにならないようにも配慮して行われています。
子どもの気持ちや興味・関心を尊重した行事が行われています
好きなダンスを踊り、みんなの前で披露したいという希望を持つようになり、練習を重ね、披露する機会がありました。また、レゴブロックの作品を「〇月△日まで」と作品横に掲示して、その日まで壊さないでとメモをつけています。訪問調査の日にはクリスマス会を控え、子ども達が話し合いを重ねている時でした。クリスマス会でなにをしたいのか話し合いの時間を作り、行事の企画を子ども自ら行うことで、自主性を尊重した取り組みが行われています。
行事については早めに連絡することを心掛け、参加してもらえるようにしています
学童クラブの性質上、すべての保護者と対面で話すことは難しくはありますが、行事やイベントについては、保護者に開催日時や内容について早めに連絡をしています。保護者一人ひとりの状況にも配慮しつつ、行事への理解や協力・参加をしてもらえるように努めています。行事を実施した後は、子どもの様子を保護者向けの連絡帳アプリにて配信し、閲覧することができるようにしています。
4.子どもの主体性を尊重し、学童クラブでの生活が楽しく、快適になるような取り組みを行っている
- 子どもが自ら進んで学童クラブに通い続けられるよう援助している
- 共通する生活時間の区切りをつくり、子ども自身が見通しを持って主体的に過ごせるよう援助している
- 子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している
- 【「新・放課後子ども総合プラン」「都型学童クラブ実施要綱」に基づき放課後子供教室と一体型で実施、または連携して実施する場合】
子どもが放課後子供教室の活動プログラムに参加しやすいように連携を取りながら援助している
【講評】
子どもが落ち着いて話をすることが出来る空間を確保しています
入室時には職員から積極的に声を掛けて、子どもが安心できるように迎え入れ、会話の内容や表情等に気を配り、子どもの様子を丁寧に把握するようにしています。職員の気づきを大切にし、いつもと違う様子が見られたり、気になる言動があった時は、保護者や担任に連絡をして情報共有することもあります。子どもから話を聞くときは、落ち着いて話すことが出来るように、部屋の中の一部にカーテンで仕切られたリソーススペースを設定しています。
一日の流れをホワイトボードに掲示して見通しを持ち行動出来るようにしています
一日の流れは掲示され、子どもがその日の過ごし方に見通しを持てるようにしています。おやつなどみんなが揃って行うこと以外は、子どもの自主性を大切にして、それぞれやりたいことが出来るように支援しています。子どもが好きなことを自ら考えていくことや静かに落ち着いて過ごしたい気持ちや、やりたくないことを言葉にして伝えていけることなどを大切な「学び」と捉えて支援しています。運営目標の「子どもにとって家庭、学校に次ぐ第三の場所を素敵で心地よい場所」となるよう取り組んでいます。
採光豊かな窓と白を基調にした壁、整理整頓の行き届いた環境の中で過ごしています
玄関を入るとサッシとウッドデッキが拡がる、採光が豊かな部屋です。白を基調にした壁、フローリングに置かれた机、横になれる広いソファーがあります。清潔なトイレ、キッチンカウンターのある部屋は家庭に近い環境となっています。部屋には個人のロッカーがあり、子どもはランドセルや着替えなどを入れています。着替え入れは、白色の物を使っています。入れ物の中が整理整頓されているか職員が折に触れ子どもに声を掛けています。また木の実や枯れ葉など自然物を飾り、温かな雰囲気が感じられる環境を整えています。
5.子どもが日々の生活を円滑に過ごせるよう、学校等と密に連携を図っている
- 子どもが学童クラブでの生活を円滑に過ごせるよう、学校との情報交換や情報共有等密に連携して援助している
- 不登校など課題を抱える子どもについて、学校と密に情報共有しながら子どもの気持ちに配慮して援助している
- 障害のある子ども(発達面で特に配慮が必要な子どもを含む)や養育環境で特に配慮が必要な子どもの援助にあたっては、関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって行っている
【講評】
年度始めに担任と顔合わせを行い、お便りなどで情報を共有しています
学校と同じ敷地にある学童クラブのため、互いに連絡を密に取ることが出来ています。新しい学年がスタートした時には、学級担任と学童クラブの職員が顔合わせをしています。毎月、学校が発行している学校だよりに学校で起きていることや予定などが掲載されており、学校の様子について情報共有をしています。同様に学童クラブから発行されている毎月のおたよりや、法人から発行されている「NEWS LETTER」を学校に配布しています。
学校や学童クラブで発生した子ども同士のトラブルは、情報を共有することがあります
学校で子ども同士の喧嘩やトラブルなどが起こった時にその場で完結すれば問題ありませんが、学童クラブでの生活に影響が出ると判断された場合、担任は学童クラブに来て、喧嘩やトラブルの経緯について職員に説明をしてくれることもあります。同様に、学童クラブでの出来事について、学校に子どもの様子など伝え、情報を共有することもあります。子どものことを第一に考え、子どもにとって良い支援に繋げられるよう、学校との連携を大切にしています。
長期欠席など養育環境にいつもと違うことを感じた時は、関係機関と連携をとっています
子どもの様子を丁寧に見守り、ちょっとした変化や気になることを職員で共有できるようにしています。また、連絡なく長期の欠席が続いたり、子どもの養育環境がいつもと違う場合には、まず保護者に連絡をして状況を把握できるように努めています。必要に応じて、学校や子ども家庭支援センターなどの地域の関係機関と連携をとって解決策を講じることもあります。
6.子どもがおやつを楽しめるよう援助している
- 子どもが楽しく、落ち着いておやつをとれるような雰囲気作りに配慮している
- 子どもの来所時間や夕食の時間帯等を考慮して提供時間や内容、量等に工夫を凝らしている
- 子どもの食物アレルギーの状況に応じたおやつを提供している
【講評】
木の実など自然物が飾られた環境の中でBGMを聞きながら食べています
部屋の一角にはキッチンカウンターがあり、そこからおやつが提供されます。キッチンカウンターの横には、ガラス扉の冷蔵庫もあります。子どもは、キッチンカウンターで職員とのおしゃべりなどのやり取りをしながら、おやつを手にして机に行き食べています。机4つを付けることで、友達とテーブルを囲んで楽しんで食べられるようにしています。紅葉のきれいな葉っぱや木の実が飾られた机もあり、家庭的な雰囲気の中、BGMを聞きながら食べています。
手作りおやつをメニューに入れ、時間や量に幅を持たせて自由に選べるようにしています
学年によって下校時刻が違うので、おやつの時間も幅を持たせています。また学年や体格、夕食時刻の違いなどにも配慮して、おやつの量を3種類に工夫しています。子どもはその日に自分が食べられる量のおやつを手にしています。また、週に2回職員がキッチンカウンターでおやつを手作りしています。アメリカンドック、味噌煮込みうどん、チョコバナナなど子どもには好評となっています。調査日も「きょうのおやつはラーメンかな?」と子ども同士話しながら、おやつを楽しみに帰って来る様子が見られました。
提供前に保護者から確認をもらい、アレルギーに対応したおやつを提供しています
週2回、職員がおやつを手作りしています。手作りの日以外は市販のお菓子が提供されます。子どもにアレルギーがある場合は、提供月の前の月末までに、保護者におやつメニューの一覧を配布し、材料等について確認してもらいます。喫食出来ないアレルギーの食材がある場合は、材料に〇をつけてもらいサインをして提出してもらっています。提供する時は、誤りがないように複数の職員で確認をして、安全なおやつの提供に留意しています。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるよう援助している
- 医療的ケアが必要な子ども等に、専門機関等との連携に基づく対応をしている
【講評】
手洗方法の掲示、避難訓練実施の意味など自分の健康や安全を守る援助をしています
手洗い場に、手洗いの方法について写真が添えられたポスターが掲示されています。ポスターを見ながら丁寧に手を洗うことによって感染の予防につながることを分かりやすく伝えています。また、月1回、災害を想定して避難訓練を実施しています。災害は急に起こることを想定し、慌てずに避難することの大切さを実際の訓練を通して伝えています。また、学童クラブの部屋には、横になり体を休めるスペースもあり、体調が優れない時には、身体を休めるなど自分の健康を守ることも大切であることを伝えています。
医療的ケアが必要な場合は、専門機関や保育園等との情報共有や連携をしています
現在医療的なケアが必要な子どもは在籍していません。今後、医療的なケアが必要な子どもが入所する場合は、入所時に保護者との面談で子どもの様子について把握できるようになっています。また、保護者の了承を得た上で、卒園した園、医療機関からの情報を共有した後に受け入れ、必要に応じて、関係機関との連携も取れるようにしていますが、今後に向けて、個別支援計画の検討・作成が必要と思われます。まずは個別計画のフォーマットの作成をし、受け入れ態勢の確認をしておくことが望まれます。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの様子や発達の状況について、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 子どもの出欠席の確認など、保護者と協力して安全を確保する取り組みを行っている
【講評】
懇談会の内容や日程を工夫して保護者同士の交流が出来るようにしています
年2回、保護者懇談会を開催し、学童クラブが大切にしていることや活動の報告、子どもの様子などを伝えるとともに、保護者からの意見を直接聞く機会ともしています。保護者同士が話しやすいようにグループディスカッションとして「子どもや保護者の得意なこと」「子どもが興味のあること」のテーマを設けて、互いに話しやすいような工夫をしています。また、日程を土曜日の夕方に設定していますが、参加者が限られることが課題となっています。どのようにしたら保護者が参加出来るのかを職員間で話し合いを深めているところです。
お迎え時のやりとりやおたより、写真などで子どもの様子を伝えています
お迎え時には、積極的に声をかけて、子どもの様子を伝えるようにしています。年4回発行される法人のたより「NEWS LETTER」にも、学童クラブが目指していることや子ども達の学童での写真などを掲載しています。日々の様子は、写真とその写真に関する文章を添えてアプリを使って配信しています。様々な機会や媒体を通して学童クラブを通しての子どもの様子を伝え、保護者との共通認識をより深めるようにしています。
出欠の連絡はアプリ連絡で把握し、確認が取れない場合は電話で確認をしています
出欠についての連絡は、アプリを用いて保護者が毎日12時までに連絡を入れることになっています。お迎えの時間と、一人帰りなのか、保護者のお迎えなのかなど降所の方法についても細かく連絡をすることになっています。また、保護者からの連絡がない場合は、学童クラブから保護者に電話をして確認をしています。変更等あった場合は、電話で受け付けることになっています。子どもの安全に関わる重要な事項なので、毎日確認をしています。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 学童クラブの行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが地域の子どもや大人と交流できる機会を確保している
【講評】
地域の人に畑の作業を手伝ってもらい、一緒に野菜を育て、収穫物を食べています
学童クラブのすぐそばに畑があり、人参、大根、スナップえんどう、ブロッコリー、ロメインレタスなどいろいろな種類豊富な野菜を育てています。近隣の野菜作りに詳しい人に一から教えてもらい、種付けや苗から栽培することを教えてもらっています。野菜がどのように育っていくのかを実際に学べるとても良い機会となっています。収穫された野菜は、手作りのおやつの食材になって子どもが食べることもでき、苗を植え育て、収穫をして食べるという食育活動にもつながっています。
近隣にある同一法人の学童クラブとお互いの施設を行き来して交流しています
学校が休みの日に、近くにある同じ法人の学童クラブと交流しています。全体での交流になると人数が多くなるため、学年ごとに分かれて実施しています。今年度は2年生と3年生が日程を合わせて互いの学童クラブに遊びに行き、一緒に遊んだり、ダンスの披露をするなどで楽しみました。子どもにとってはいつもと違う友達、いつもとは違う場所という点で、新鮮な気持ちとなったようです。また、当学童クラブに遊びに来た子どもが、やもりを見つけて大切に持ち帰り、喜んでいたという報告もありました。
【講評】
同意のレベルを細かく分け、個別の状況に応じた配慮をしています
学童クラブ内で撮影した写真や動画の使用に関しては保護者からの同意を得ていますが、写真の掲載、動画の使用方法、掲載形態については個別の状況に応じて選択できるようにしています。例えば、すべてにおいて掲載・使用可能、もしくは不可、といった2者選択だけではなく、法人内のNEWS LETTERへの写真の使用、学童クラブ内での写真や動画の使用など、具体的な状況に応じた使用の可否について、各家庭の意向を反映させています。
遊びの中で子どもの主体性が尊重されるよう支援しています
特に長期休暇中などの全日保育の日には、朝の会を実施し、その日一日の流れと、その日の中で子どものやりたいこと、やってみたいことに対する意見を聞いて実現可能かどうかを一緒に検討し、子どもが主体となって1日を過ごすことができるように援助しています。また声をあげることができる子どもだけが発言するのではなく、自分で発信することが難しい子どもの声も拾いあげることで、全ての子どもが主体的に学童クラブでの時間を過ごすことができるよう配慮しています。
リソーススペースを確保し、子どものプライバシーに配慮しています
学童クラブ室自体は一つの大きな空間となっていますが、その中で簡単な仕切りを作り、落ち着いて過ごすことができたり、子どもが着替えに利用できるスペースを設けています。カーテンで仕切ることによって使用していない際は解放しつつ、必要に応じていつでも利用することができます。一方でスペースを完全に遮断するのではなく、職員がいつでも中を確認出来たり、カーテンを閉めても中が明るくなるように配慮されており、子どものプライバシーを守りつつ、安心して休息ができるスペースになっています。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どものプライバシーに配慮して援助している
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の援助の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮して援助している
- 学童クラブ内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】
職員ハンドブックを利用して、職員の役割と責務を共有しています
職員ハンドブックには法人及び施設の理念や目標が提示され、保育に関する基本方針や法人の基本姿勢、目指すべき方向性が示されています。また、一般的な社会人として、及び職員としての心がけ(ビジネスマナーや服務心得)と、法人の運営する施設(学童クラブや保育所)の育成支援に関する内容が記載されており、このハンドブックを通して、職員の役割と責務を共有できるようになっています。
職員ハンドブックはPDCAに則り、毎年内容の評価・修正を行っています
職員ハンドブックは法人で作成されているものと、本学童クラブで作成されているものがあります。それらに基づいて日々の育成支援を行っていますが、特に本学童クラブが独自に作成したものについては、気になる箇所、修正・改定が必要な箇所はミーティングに議題として挙げ、話し合われた内容は記録を取っています。年1回、見直しや修正・改定を行うことで、サービスの質の向上につなげています。
保護者や子どもからの意見を大切にし、運営に反映できるように努めています
学童クラブという性質上、すべての保護者と対面で話すことは難しくはありますが、保護者の意見が反映できるように工夫をしています。例えば学童クラブでの日々の活動をドキュメンテーションにしてクラブ室内に掲示し、それを保護者に見てもらえるよう学童クラブを開放したり、作成した動画を保護者会で上映しています。保護者が実際の子どもの様子を目にすることで保護者とのコミュニケーションが広がり、日々の育成に対する意見が出せるような環境を作っています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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評価情報
【評価機関名】
【評価実施期間】
2024年10月23日~2025年2月28日
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【講評】
理念を大切にした保育が提供できるようにしています
法人は、キリストの愛と奉仕の精神に基づき「子どもひとり一人を大切に、その最善の利益と望ましい未来を第一に考えて保育を行うこと、子育て支援のパートナーとして保護者と連携し協力しながら、専門家として日々研鑽に努め、子育てに関する有用な情報を提供する」ことを理念としています。ありのままを愛すること、きみはとても大切だよ、あそびから学ぶ、本物を提供しようの4つのポリシーを大切にした運営ができるように取り組んでいます。理念やポリシーは職員ハンドブックに記載されており、朝礼の時には理念を唱和しています。
職員ミーティングを行い、運営方針等について職員に周知しています
月1回行われる職員ミーティングにおいて、職員ハンドブックや事業計画書をもとに、法人の理念や運営方針等の理解を深められるようにしています。当法人は、新入職員には2日間の新任研修を行い、2年以内の職員には子どもの権利条約研修の終了を法人として推奨しています。ミーティングの際には特に子どもの人権について等、外部研修に参加した報告も併せて行うことで、職員の間で共通の知識や理解が得られるようにしています。研修報告は書面にもまとめられ、全職員で共有しています。
重要な案件の検討や手順については、組織図を作成して明確にしています
現在法人は、保育園4園、小規模保育園1園、学童クラブ2施設の運営を行っています。そのため、重要な案件の検討や決定の手順については、法人内で組織図を作成し、それをもとに行われています。組織図は職員ハンドブックにも明記され、ミーティング等で法人の決定事項を職員に周知しています。利用者には、保護者向けに利用されている専用アプリを使って連絡しています。