評価結果

標準の評価

基本情報

【事業所名称】

石神井台保育園

【サービス種別】

認可保育所

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

(理念)
・子どもの最善の利益を大切に保育します
・子どもの福祉の増進をはかり、保育します

(方針)
・子どもが健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し、自己を十分に発揮しながら活動できるようにすることにより、健全な心身の発達をはかる
・養護と教育が一体となって、豊かな人間性を持った子どもを育成する
・家庭や地域社会との連携を図り、保護者の協力のもとに家庭の補完を行う
・地域における子育て支援のために、乳幼児などの保育に関する相談や場の提供を行う中で社会的役割を果たす

(目標)
健康で明るく元気な子ども友だちと楽しく遊び、思いやりのある子どもよく見てよく聞いてよく考え、意欲的で心豊かな子ども

職員に求めている人材像や役割

保育園の社会的使命や社会に求められているニーズを正しく認識でき、使命を理解して働く

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

・専門性を高め質の高い保育を提供するため、日々努力を惜しまず、前向きに仕事に取り組む
・子どもの気持ちを第一に考え保育を行う
・保護者の状況を把握し必要な支援が行える

全体の評価講評

特によいと思う点

園は職員主体のプロジェクトを部活動として位置付け保育活動に取り入れている。子どもが主体的に楽器に親しむことができるように職員の楽器演奏やダンスの表現発表を子どもと一緒に楽しんだり、4.500冊の絵本を入れ替えて子どもの興味や関心、季節に合わせて貸し出しをしている。絵本を通して保護者と子どもの姿の気づきを大切にしている。毎日園長による読み聞かせの時間があり子どもの気持ちや思いを絵本を通して伝えている。園全体に子どもと職員の花や作品などが展示され心地良い環境になっている。部活動は職種を超えて構成されている。

各クラスと廊下には季節ごとの制作と子どもの作品が展示され、玄関には季節の花の写真「花だより」や手づくりの人形が飾られたり、子どもが発見できるように飾られる人形や動物が毎日変化するなど、保育園が子どもにとって安心して過ごせる楽しい場所としての工夫が各所に作られている。絵本コーナーは親子で絵本を楽しめる場所にもなっている。園庭は大きい子がダイナミックに遊ぶ砂場と小さい子が感触を楽しむ小さい砂場が3カ所あり、一人一人の子どもの成長発達に合わせた環境作りができている。部活動が生かされた環境作りになっている。

園は、委託運営2年目を迎え、園の目指す保育を全職員に浸透するよう、常勤・非常勤関係なく職員会議への参加や「職員のてびき」、周知簿などを活用して情報を共有し、全職員が力を発揮して子ども一人一人を大切にする保育の実践に取り組んでいる。今回の第三者評価における職員自己評価からも前向きなコメントが多く、職員間で助け合う気持ちやチームワークの良さが窺われる。委託運営に際し、全保護者との個人面談を担任に加えて園長または副園長が一緒に行い、園が目指す保育を丁寧に伝えおり、保護者総合満足度も高い評価を得ている。

さらなる改善が望まれる点

園では園の課題としてICT化の準備を提案し実現に向けて具体的に機材を含めて検討が進められている。電子連絡帳にしては登降園チェックを含めて保護者からの要望は多い。全クラスのおたよりを冊子にして配布するなど保護者への情報提供や保育への理解、共育てに対する園の考えなど紙面でも浸透していることは伺える。また手書きの温かさも共感が得られている。ただ電子連絡帳による保護者負担の軽減や指導計画をはじめ事例報告や職員間の情報交換などICT化されることで業務の効率化につながると思われる。業務の見直しを含め検討を期待する。

委託運営を請け、長期事業計画として、設備や修繕、職員の育成、地域支援といった計画のほか、法人で掲げる目標や地域福祉の展開等の施設運営、保育の質の向上をはじめとする重点目標を掲げ、事業計画を作成している。園は、課題を抽出し、全職員で取り組む組織風土が醸成されている園であるため、長期的な課題や目標を実現するための中・長期計画を基に、それに結びついた期限や指標のある定量化した計画の策定に期待したい。実行の成果や反省をもとに長期計画を見直すといった、課題解決に活かす仕組みとしても有効ではないだろうか。

職員自身が今後のキャリア形成や必要な能力開発を見通せるような、個々の研修計画は職員自己評価表に沿って作成し、目標に沿った研修が行われている。ただし、職員のキャリアパスのわかりやすい説明や理解の面では、今回の職員自己評価でやや課題となっている。職員の得意を活かした取組や様々な学ぶ機会が設けられているため、職員本人がより理解したうえで、キャリアパスと連動した人材育成計画の作成につなげて欲しい。法人として求める職責に応じたキャリアパスのわかりやすい説明について検討して欲しい。

事業者が特に力を入れている取り組み

園は、事故に対するリスク対策に取り組むために、ヒヤリハットやインシデントを記載する用紙の改良を行い、件数を多く収集し、事故防止・抑制につながる集計・分析に取り組んでいる。散歩、食物アレルギー、誤嚥、落ちていた物、破損、環境、午睡、連携ミスなど収集したいリスクのカテゴリー別に分け、気づきのポイントなども共有できるような様式としている。用紙サイズが小さく、書きやすい工夫がされている。提出されたレポートは全職員で共有し、危機管理意識の向上及びリスク対策の強化につなげている。

園は全ての保護者に対して、入園時にドロシー・ロー・ノルトの「子ども育つ魔法の言葉」という本と保育所保育指針を渡している。子どもの気持ちを第一に受けとめる保育を実施するにあたり親としての子どもの向き合い方について書かれた本を参照に保護者と園が共に子育てをしていくという姿勢を保護者に明確にしている。また毎月全ての家庭にかわら版、ドキュメンテーション、日々だより、園だより、全クラスのクラスだよりを一冊の冊子にして渡している。我が子を通して園の全てを知ることで保育所保育指針を含めて理解されることを目指している。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:保育園に通っている園児101世帯119人に対して調査を行った。同一保育園に2名以上の園児を預けている場合には、年齢の一番低い園児に対して回答して頂いた。
  • 調査方法:アンケート方式  
    施設の職員が調査票を保護者へ配布した。記入された調査票は封緘のうえ返信用封筒による郵送、または施設に設置した回収箱により収集した。結果は選択式・自由記述式ともに園に報告し、自由意見には回答者の匿名性に配慮した処理を適宜行った。
  • 有効回答者数/利用者家族総数:72/101(回答率 71.3% )

総合的な感想として園に対する満足度は、「大変満足」52.8%、「満足」41.7%の計94.5%であった。
自由意見では、「季節ごとに色々なイベントがあり、子どもが楽しみながら学んでいける点が良いと思います。」「職員がとても丁寧に子どもを見ていて下さり、全てポジティブに捉えて下さります。全職員で相談にのって下さり、子どもの意志をとても大切にして頂けています。」「子どもに何かを強制させる事なく、成長に合わせた取組を適切に取り入れて下さっていると思います。」など、子どもや保護者への配慮など職員の対応、日常の保育などに対する感謝の声が寄せられている。向上または検討を望む意見としては、保護者とのコミュニケーションに関することや保育内容、職員の子どもや保護者への対応、設備に関することなど、回答者個々の考え方や気になる点が寄せられている。設問別では、「心身の発達」「興味や関心」「食事」「保育時間の変更」「安全対策」「信頼関係」「整理整頓」「接遇」「病気やけが」「トラブル対応」「気持ちの尊重」「プライバシーの保護」「保育内容の説明」「不満や要望の対応」などの17問中14問が80%以上の支持を得ている。

アンケート結果

1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか

はい 71名 (99%)
どちらともいえない 1名 (1%)

「はい」の回答は98.6%、「どちらともいえない」の回答は1.4%であった。 自由意見では、「こちらの園に通い始めてから、自立心が芽生えたりできる事が増えました」「子どもの意見を尊重して発達を促してくれていると感じます」という声が寄せられていた。

2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか

はい 71名 (99%)
どちらともいえない 1名 (1%)

「はい」の回答は98.6%、「どちらともいえない」の回答は1.4%であった。 自由意見では、「帰って来るなり今日保育園でやった事、明日やりたい事を教えてくれるので興味を強く感じていると思います」「子どもが好きな物、興味のあるものを用意して応じてくれます」という声が寄せられていた。

3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか

はい 69名 (96%)
どちらともいえない 3名 (4%)

「はい」の回答は95.8%、「どちらともいえない」の回答は4.2%であった。 自由意見では、「アレルギー対応でお米の種類など配慮して頂き、とても有り難いです」「季節や行事に応じた内容を考えて下さっていると思います」という声が寄せられていた。

4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか

はい 57名 (79%)
どちらともいえない 10名 (14%)
いいえ 3名 (4%)
無回答・非該当 2名 (3%)

「はい」の回答は79.2%、「どちらともいえない」の回答は13.9%、「いいえ」の回答は4.2%、「無回答・非該当」の回答は2.8%であった。 自由意見では、「色々と行事の準備がされていたり、子どもが喜ぶような取組がされていると思います」という声が寄せられている一方、「近くの石神井公園へのお散歩の機会などがもっとあると良いと思います」という意見が寄せられていた。

5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか

はい 61名 (85%)
どちらともいえない 5名 (7%)
無回答・非該当 6名 (8%)

「はい」の回答は84.7%、「どちらともいえない」の回答は6.9%、「無回答・非該当」の回答は8.3%であった。 自由意見では、「急な延長でも対応していただきとても助かります」という声が寄せられていた。

6.安全対策が十分取られていると思うか

はい 66名 (92%)
どちらともいえない 4名 (6%)
いいえ 1名 (1%)
無回答・非該当 1名 (1%)

「はい」の回答は91.7%、「どちらともいえない」の回答は5.6%、「いいえ」の回答は1.4%、「無回答・非該当」の回答は1.4%であった。 自由意見では、「安全面に対策、話し合いが十分なされています」「職員のケアがとても細やかで安心しています」という声が寄せられていた。

7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か

はい 57名 (79%)
どちらともいえない 13名 (18%)
いいえ 2名 (3%)

「はい」の回答は79.2%、「どちらともいえない」の回答は18.1%、「いいえ」の回答は2.8%であった。 自由意見では、「前もって日程を教えて頂いているので、仕事のお休みがとりやすいです」という声が寄せられている一方、「保護者会が、月末月初など仕事を休みづらい日程になっていて困ります」という意見が寄せられていた。

8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか

はい 66名 (92%)
どちらともいえない 6名 (8%)

「はい」の回答は91.7%、「どちらともいえない」の回答は8.3%であった。 自由意見では、「お見送り、お迎えの時間に一人一人時間を取って説明して頂き、とても信頼しています」という声が寄せられていた。

9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか

はい 69名 (96%)
どちらともいえない 2名 (3%)
いいえ 1名 (1%)

「はい」の回答は95.8%、「どちらともいえない」の回答は2.8%、「いいえ」の回答は1.4%であった。 自由意見では、「いつも綺麗です。ありがとうございます」という声が寄せられている一方、「廊下などもう少し清潔にしてほしいです」という意見が寄せられていた。

10.職員の接遇・態度は適切か

はい 67名 (93%)
どちらともいえない 5名 (7%)

「はい」の回答は93.1%、「どちらともいえない」の回答は6.9%であった。 自由意見では、「どの職員も好感をもてます」という声が寄せられていた。

11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか

はい 72名 (100%)

「はい」の回答は100.0%であった。 自由意見では、「しっかりとした対応で助かっています」という声が寄せられていた。

12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか

はい 58名 (81%)
どちらともいえない 9名 (13%)
無回答・非該当 5名 (7%)

「はい」の回答は80.6%、「どちらともいえない」の回答は12.5%、「無回答・非該当」の回答は6.9%であった。 自由意見では、「とても寄り添って対応して下さっています」という声が寄せられていた。

13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか

はい 72名 (100%)

「はい」の回答は100.0%であった。 自由意見では、「やりたい事を伝えたらきちんと対応して頂き、子どもも満足しています」という声が寄せられていた。

14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか

はい 69名 (96%)
どちらともいえない 2名 (3%)
無回答・非該当 1名 (1%)

「はい」の回答は95.8%、「どちらともいえない」の回答は2.8%、「無回答・非該当」の回答は1.4%であった。 自由意見では、特に参考になるような意見は寄せられていなかった。

15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか

はい 68名 (94%)
どちらともいえない 3名 (4%)
いいえ 1名 (1%)

「はい」の回答は94.4%、「どちらともいえない」の回答は4.2%、「いいえ」の回答は1.4%であった。 自由意見では、特に参考になるような意見は寄せられていなかった。

16.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 69名 (96%)
どちらともいえない 2名 (3%)
いいえ 1名 (1%)

「はい」の回答は95.8%、「どちらともいえない」の回答は2.8%、「いいえ」の回答は1.4%であった。 自由意見では、「ご意見をお伝えした時に、瞬時に対応して下さりとても安心しました」という声が寄せられていた。

17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 48名 (67%)
どちらともいえない 17名 (24%)
無回答・非該当 7名 (10%)

「はい」の回答は66.7%、「どちらともいえない」の回答は23.6%、「無回答・非該当」の回答は9.7%であった。 自由意見では、特に参考になるような意見は寄せられていなかった。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
職員や保護者が目指す保育への理解が深まるよう、工夫しながら取り組んでいる

園の理念や方針、目標は、玄関や事務室に掲示するとともに、年度当初の職員会議で園の目指していることや大切にしていることを職員間で共有している。また、全職員が職員のしおりをもち、いつでも確認できるようにしている。職員会議には、全職員が参加しており情報共有とともに理解が深まるよう取り組んでいる。保護者には、入園時に「魔法の言葉」「保育所保育指針」を配布し、毎月園だより、クラスだより(0~5歳児)を一冊にまとめて発行し、目指す保育を発信している。

園長は現場指導者として法人の理念を深く理解し、リーダーシップを発揮している

園長は現場指導者として法人の理念や考え方を深く理解し、周囲に伝えることのほか、園全体の目標設定と事業計画の策定、実行、振り返りを担っている。また、日常的な保育と職員の状況把握と必要に応じた対応も役割としており、職員面談を行い、個別に相談に乗り、方向性、課題を示している。クラス会議以外にも必要に応じてミーティング等を行うなど、職員の意見を聞く場を設け、子どもを第一に考えた検討を行い、リーダーシップを発揮している。最終的な責任者として日々の判断を行うとともに、現場のチームワークの醸成や人材の育成に努めている。

重要な案件の検討や決定については手順が示され、経緯や結果は周知されている

園の運営に関する重要な意思決定はミーティング、クラス会議、園長や副園長、リーダー等によるリーダー会議で協議し、職員会議で最終的に決定している。決定事項が関係者に円滑に伝わるよう、職員会議には非常勤職員も含めた全職員が参加できるように取り組むとともに、周知簿を通して全職員が同じ情報を共有し、全職員の力が発揮できるようにしている。保護者には、全体や各クラスへの掲示、保護者会、運営委員会、園だより、お知らせ、連絡メール、口頭での伝達などで周知徹底に努めている。

1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
保護者の意向や保育事業、福祉ニーズなどを集約・分析し、園運営に反映させている

利用者の意向把握に向けて、昨年度は民間委託1年目だったことから「1年目アンケート」を実施した。また、行事の行い方等のアンケートを実施し、保護者の意見や意向を収集し、改善できる内容は早急に検討し、改善に向けて取り組んでいる。保護者への報告説明もその都度行っている。園運営に対する職員の意向については、職員面談やミーティング、クラス会議、職員会議などで把握している。福祉全体の動向については、法人からその都度福祉事情、全体の動向の事例等発信があり、全体周知を行っている。

保育の質の向上を始めとする園の重点目標を掲げて「目指す保育」の統一に努めている

園の中・長期計画を練馬区子ども子育て仕様書と位置づけ、委託計画を基に計画を立てている。また、法人全体で掲げる目標や地域福祉の展開等の施設運営の課題に加えて、保育の質の向上を始めとする園の重点目標を掲げ、日々の保育を行っている。職員会議を大切に行い、日々の周知は常勤・非常勤の勤務形態に関係なく全職員対象としていることで、子どもに対してすべての職員が同じ思いで接することができ、「目指す保育」が統一されてきている。保護者の意向や保育事業、福祉ニーズなどを集約・分析し、園運営に反映させている。

定期的に振り返りの場を設けることで日常の保育内容を組織的に見直している

園では保護者アンケートやクラス別の振り返りを通じて、その進捗状況や新たな課題を確認している。また、職員一人一人が取り組んでいる職員自己評価の取組でも半期ごとに振り返りを行い、今後の課題の確認や計画の見直しを図っている。職員のチームワークが高まるよう、リーダー保育士による石神井台保育園の3か条をたて、自分たちの言葉で目指す職員像を明示している。職員主体のプロジェクトはクラブ活動に見立て取り組んでおり、進捗状況と成果を確認しながら行っている。

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
  • 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
  • 事業所の経営状況を把握・検討している
  • 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
  • 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
  • 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
職員として守るべき法・規範、倫理は、入職時や繰り返しの研修で周知している

「子どもの気持ちを第一に受け止める保育」を大切に捉え、保育理念、方針、目標を日々確認しながら保育を展開している。園では法人の方針に従い倫理や規範など職員に浸透させるために、繰り返し会議で伝えている。また、職員として必要な法や規範などについて、入職時に説明し、石神井台保育園3か条や個人情報保護のための10か条などを作成して職員の理解が深まるよう工夫して取り組んでいる。倫理規定は職員がすぐに手に取れるようにファイルされ、チェックリストによる確認も行っている。「人権について」の園内研修も職員会議の中で行っている。

入園説明会や保護者会などで苦情解決制度について説明し、迅速な対応に努めている

苦情解決制度については、受付窓口や責任者、第三者委員等を園のしおりへ掲載するとともに、入園説明会でも説明し、保護者に周知している。意見や苦情があった際には、苦情対応マニュアルに沿って対応をしている。早急に対応するために緊急会議を開き、改善等を検討し解決に向けて取り組んでいる。今回の利用者調査結果からも苦情対応に対する高い満足度を得ており、苦情解決体制の構築が進んでいることが窺われる。

透明性を高めるために、園の活動内容を開示し、実習生などの受け入れをしている

地域社会に対して、計画性をもって第三者評価の受審、結果公表を行い、定期的に区の監査、外部評価の導入による透明性の確保に努めている。また、地域向け掲示板やホームページ等を通じて、地域社会に園の情報を発信している。実習生、ボランティア等は適宜受け入れている。受け入れは、「ボランティア・体験学習受け入れマニュアル」「実習生受け入れマニュアル」に基づいて行っている。近隣園との協働として園庭開放や区が主体の練馬子どもカフェへの参加など、地域のニーズに応えられるよう取り組んでいる。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
  • 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
  • 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
  • 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
  • ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
  • 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
  • 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
リスクに対して、マニュアル整備や訓練を実施し危機管理意識の向上に取り組んでいる

園運営におけるリスクに対しては、事故・不審者・防災など各種マニュアルを整備しており想定される災害に応じた避難訓練を定期的に実施している。事故に対するリスク対策に取り組むために、ヒヤリハット(インシデント)を記載する用紙の改良を行い、ヒヤリハット(インシデント)の件数を多くしていくことに取り組んでいる。改良後は一日数件挙げられており成果がみられている。危機管理委員会を設定し、日ごろから安全対策における見直しを図っている。消防による消火訓練や警察による不審者対応等の機会があり危機管理意識の向上に取り組んでいる。

ヒヤリハット・インシデントを活用し、事故抑止や発生時の再発防止に取り組んでいる

ヒヤリハットの強化による事故抑止や発生時の再発防止に取り組んでいる。インシデントレポートや事故簿の内容検討は、看護師を中心とした事故検討係が改善策を検討し、全職員に周知している。公設民営の施設として大規模災害や事故、感染症などの非常事態に備えて、事業継続計画(BCP)を策定している。計画には、BCPの検証を行うことも盛り込まれており、ポイントを整理しながらPDCAサイクルを実行し、備品などの予算を確保しながら継続的に取り組んでいくことに期待している。

個人情報保護のための10か条を定め、適切な情報の運用管理に努めている

情報セキュリティに関しては、区の基本方針が示されており、園として適切に準拠するよう取り組んでいる。園で使うパソコンの使用に関して、職員はそれぞれパスワードを与えられアクセス権限が設定されている。また、カメラの管理簿、SDカードのダブルチェック等徹底している。紙媒体による情報も全て事務所内の鍵付書庫で管理・保管されている。職員は、個人情報保護のための10か条をミーティングの際などに定期的に確認することや区の情報セキュリティ研修に参加し、適切な情報の運用管理に努めている。

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
  • 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
  • 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
  • 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
  • リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
  • 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
  • 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
  • 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
  • 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
  • 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
法人ホームページでは求人コーナーを設け、知りたい情報をわかりやすく伝えている

法人のホームページには「保育士の求人」のコーナーを設けて、求職者に必要な情報提供を行っている。保育士募集のパンフレットを作成し、養成校に配布するなど、新卒者の求人を行っている。また、実習生や大学生アルバイトを大切にし、採用につなげている。職員の配置については、区の基準に沿って経験年数からのリーダー選出や保育士人数などを考慮し、園の方針、全体のバランス、適材適所を勘案して法人本部人事が適切に配置している。

職員の能力向上ニーズを確認し、組織的な人材育成に取り組んでいる

法人による就業規程及び給与規程が定められ、職員はいつでも閲覧できるようになっている。職能級表、級別標準職務表などによりキャリアパスが示されているが、階層別に求められる能力などがわかりやすく示されているとなお良いのではないだろうか。職員一人一人の質向上は、職員自己評価票に基づく意向や園長と職員で行う面談を通じて、職員の目標や研修希望など、能力向上ニーズを確認し、組織的な人材育成に取り組んでいる。法人の研修のほか、「ねりまな」など研修に職員を派遣している。

産業医と連携を図り、職員の健康管理に関する助言を行っている

職員の自己評価と、園長評価を年2回法人に報告し、処遇改善につなげている。また、職員は受講した研修の報告書等を法人に報告することで育成と評価を連動させている。産業医とは常に連携が図られており、職員の健診結果による健康管理の助言や心身及び健康相談を行っている。有給休暇の所得率については日ごろからチェックをし、個別に取得を促す声掛けを行っている。職員が好きなこと、得意なことで力が発揮できるようにプロジェクトをクラブ活動とし、職場のチームワークの向上や協同関係の促進に努めている。

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
  • 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
  • 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
  • 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
  • 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
  • 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
  • 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

全家庭の個人面談を行い各家庭の考え方や、それぞれに向けた支援を知ることを重要課題と捉え、昨年度個人面談を全家庭と行うことを重点目標に設定し、園長・副園長が担任と保護者の面談に必ず同席し「目指す保育」等の話をし、園への理解が深まるように取り組んだ。その結果、全家庭との個人面談を行うことができた。100%目標達成できた要因として、色々な時間で行えるように時間設定をし、園の思いや面談を行いたい理由なども保護者に伝え、職員が目指す保育に向かい保護者への理解が深まるように務めたことが挙げられる。こうした一連の取組を検証し、今年度に向けて、日々の保育への共有や保護者会への参加や行事への理解、子どもの成長を共に喜び合う関係に拡げた取組に発展させている。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

コロナ禍もありなかなか園の保育活動や園が大切にしている「子どもの気持ちを第一に受け止める保育」を文面では伝えられていても個別に丁寧に伝える機会が減ってしまっていたことを重要課題とし、担任に加えて園長または副園長が一緒に個人面談を行うことを目標に掲げ、面談を行う時間などに柔軟に配慮しながら全家庭と個人面談を行えたことは大きな成果といえる。今回の利用者調査では、高い満足度を得ており、園が目指す保育を丁寧に伝え、保護者への理解が深まるように取り組んだ結果が客観的な指標で表されている。今後も保護者との良好な関係が構築されるよう引き続きの取組に期待している。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

全職員への周知、職員会議への参加の呼びかけ、正規職員の外部研修への参加を重要課題として捉え、昨年度の重点目標に100%の正規職員が何らかの研修に参加し、他職員への研修報告や、日々の周知の確認の徹底、職員会議への参加を掲げた。重点施策として、非常勤を含めた全職員が園で起きていること全てを共有し、研修に参加した内容を全職員に伝えることで共に専門性を高めていくことに取り組んだ。その結果、重点目標に掲げたことが100%達成できた。その要因としては、職員の自己研賛への意欲と研修に参加できる体制の構築、また研修受講後の報告が上手く機能したことが達成に繋がったことと考えられる。こうした一連の取組を検証し、今年度に向けて、コロナ禍で滞っていた園内研修や自主的な事故検討などの勉強会、周知徹底の為の法人からの発信を個人メールへ送信することに広げた取組に発展させている。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

前年度に外部研修の参加の減少や職員間の情報共有を重要課題として捉え、研修に参加しやすい体制や全職員が職員会議に参加できるように具体的に目標を決めて取り組んだ結果、目標を100%達成できたことは大きな成果を得たと考えられる。職員の自己評価結果からも全職員が職員会議に参加できることで情報共有がより良くなったことや園の活動が把握しやすくなったことが窺われ、組織の風通しがよく職員間で良好なコミュニケーションが図られているという副次的効果もみられている。今後も組織の重要課題を様々な視点から捉え、PDCAサイクルの有効性を高めながら取り組んで行くことに期待している。

サービス分析結果

6. サービス分析のプロセス
【講評】
区のホームページやリーフレットなどで利用希望者に情報を提供している

園の情報は、練馬区のホームページに掲載しており、動画を使った園紹介から始まり、所在地等の概要や保育理念・目標、定員、保育園の特色などの他、地域交流予定表などの情報を発信している。法人のホームページからはリンクにより区のホームページにいけるようになっている。来園者向けには、園の情報をコンパクトにまとめたリーフレットが用意されており、一日の様子や年間行事、保育で大切にしていることなどを掲載している。

見学希望への対応は個別に調整を行い丁寧な対応に努めている

園見学は、希望の日にちや時間に沿うようにスケジュールを組み立てている。利用希望等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別に調整を行い対応している。園紹介のしおりやパンフレットには写真を掲載し、実際の見学の際には園内掲示物なども見てもらいながら子どもの年齢のクラスの様子を見学し、入園に向けた準備物や行事の説明などを行っている。地域の子育て中の親子を対象に、年間11回程度の「うさちゃんクラブ(地域支援事業)」を開催している。また、園の給食体験ができる取組(ふれあい給食)は3組限定で予約を受け付けている。

1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
  • 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
  • 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
  • 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
  • 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
入園にあたり「魔法の言葉」という本と「保育所保育指針」を保護者に配布している

入園にあたり、保護者にドロシー・ロー・ノルトの「子どもが育つ魔法の言葉」という本と「保育所保育指針」をこれからの子育ての参考書として役立ててもらう意図を持っている。瓦版、ドキュメンテーションはこまめに更新し掲示している。毎月園だより、全クラス便り、保健、給食便りを一冊にして配布し保育園を知ってもらう手立てとして配布している。面談では一人一人の子どもの状況と保護者の状況を把握すると同時に担任、園長、副園長が一緒に行い保護者に「目指す保育」を伝えている。

慣れ保育を実施し、子どもと保護者が不安なく園生活が送れるように配慮している

慣れ保育を実施し、子どもと保護者が不安なく園生活に慣れるように配慮している。一人一人の子どもの状況に合わせて、授乳、離乳食、食事や午睡について対応し家庭の生活に準じて園生活に慣れるように配慮している。送迎時に保護者と子どもの姿についてコミュニケーションをとり、保護者の心配や不安また要望に対しては担任だけでなく園長、副園長、看護師、栄養士も対応している。就労状況に応じて柔軟に対応し、職場復帰が無理なく進められるように配慮している。

退園・転園・卒園に対して引き続き支援が継続できることを伝えている

退園・転園に対しては保護者が不安にならないように必要な場合は面談し引き続き支援ができることを伝えている。現在卒園児の保護者が相談に訪れる事もある。園庭開放など園が行う地域交流に参加できるように案内している。卒園に際しては保育所児童保育要録や必要に応じて支援シートを作成し就学先に提供している。就学に対する不安がないように小学校や学童の先生のお話を聞く機会を設けている。12月と2月に小学校との交流会を行っている。

1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
  • サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
  • サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
  • サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
  • サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
  • 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
  • サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
全体的な計画をもとに年間・月間・週日案・個別指導計画を作成している

全体的な計画は年度末に作成し評価反省をおこなっている。クラスで年間指導計画・月間指導計画を作成し評価反省し次回につなげている。作成や反省については園長・副園長がアドバイスし作成後に全職員で確認して保育活動につないでいる。1日の中での小さな怪我や普段と違う様子が子どもに見られれば、朝・夕伝達簿に記入しその日のうちに保護者に伝わるように周知徹底している。周知簿を作成し全職員が子どもの変化を共有できるように配慮している。

0、1、2歳児と支援が必要な子どもには個別指導計画を作成し、保護者と共有している

0、1、2歳児と支援が必要な子どもに対しては個別指導計画を作成し、職員間で共有している。保護者には個人面談や送迎時のコミュニケーションで子どもの姿を伝えている。保護者から質問や相談をしやすいように話しやすい雰囲気づくりを常にしている。登園などに子どもの姿や保護者の様子を把握し、対話が生まれるように園長からの声掛けも大切にしている。クラスの年間計画や月の目標は保護者会で伝え、おたよりで配布している。

1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
  • 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
  • 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
  • アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
  • 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
  • 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、保育の過程を踏まえて作成、見直しをしている
  • 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
  • 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
  • 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
  • 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
  • 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
  • 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
  • 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
  • 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
  • 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
  • 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
  • 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
  • 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
  • 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
  • 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
    小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】
子どもの発達の状況を見ながら保育室の見直しを行っている

子どもの発達に合わせて保育室の見直しを常に行っている。子どもの言葉や動き、目線など常に観察しながら、クラス内で子どもの状況を確認して保育にあたっている。子どもの気持ちややりたい意欲を第一に考え受け止め否定の言葉を使わずに保育を実施している。0~5歳児まで一貫性のある保育が実施できるように全職員で確認している。2歳児までは全て受容することを大切にして3歳児からは自分で選び、自分で考え自分の考えを相手に伝えることを大切にしている。

異年齢保育のなかよしきょうだいでリズムあそびやパラバルーンなどに取り組んでいる

異年齢保育を実施し、なかよしきょうだいでグループになりリズムあそびやパラバルーン、荒馬などに取り組んでいる。コロナ禍で園庭だけの交流が続いたが異年齢で遊ぶことによって、大きいクラスへのあこがれや小さい子どもたちへの思いやりが生まれている。遊びは子どもたちの発想や思いやりたいことを出し合いサークルタイムの中で発表してみんなで決めていくことを大切にしている。

就学に向けて幼保小連携研修に参加し年2回小学校との交流会を実施している

就学に向けて幼保小連携研修に参加して、年2回小学校との交流会をしている。就学に際して5歳児は秋ごろから午睡をなくし、担任以外の職員が先生になり学校ごっこを行い、不安なく就学の準備ができている。

2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
  • 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
  • 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
  • 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
  • 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
登園時に子どもの状況について保護者と口頭で確認している

登園の際の受け入れ時に子どもの状況と家庭の様子について保護者から口頭で説明を受けている。必要に応じて看護師が体調の確認を行っている。朝・夕連絡簿と連絡帳で再度確認している。食事や排せつ、睡眠などについて丁寧に聞き取りをして一人一人に合わせて保育活動を行っている。必要な場合は0歳児は午前寝をすることもある。5歳児は就学に向けて無理なく午睡を無くしていくように配慮している。年齢に関わらず寝ることの強制はせずに体を休めることを大切にしている。

生活リズムや生活習慣の大切さを保護者に保護者会や保健だよりで伝えている

保護者会で各年齢の子どもの発達の冊子「子育ての手引き」を渡している。入園の際に入園のしおりを活用し子どもの健康についてや生活リズム、生活習慣の大切さを伝えている。各クラスの保護者会で早寝・早起きや排便・食事の大切さと年齢に合わせた生活習慣の確立と援助の仕方について分かりやすく説明している。毎日の子どもの様子については朝・夕伝達簿や周知簿で確認して保護者に伝えている。連絡帳・日々だより・写真で子どもと保育の様子がわかるように毎日の様子を伝え保護者が不安なく過ごせるように配慮している。

3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
  • 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
  • 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している
  • 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
  • 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
  • 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
  • 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
玩具の種類を豊富にし子ども自身が選び取って遊べるように日々の保育に取り組んでいる

玩具の種類を豊富にして子ども自身が選びとって遊べるように日々の保育が考えられている。場所や活動など自分で選択できるように環境作りに取り組んでいる。遊びを通して達成感や満足感が得られるように保育計画ができている。子どもたちが自発的に発言し遊びを決めていけるようにサークルタイムを行って発言する機会を大切にしている。同時に子どもの「いや」「やりたくない」という思いも受け止め伝わった、わかってくれたという気持ちを大切にしている。サークルタイムの様子は保護者に写真で伝えて子どもの気持ちを保護者と共有している。

1歳児からリズムあそびや歌に興味をもち音楽に合わせての体づくりを取り入れている

小さいクラスからリズムあそびや歌に触れる環境を大切にしている。リズムあそびについては職員間で研修を行い、子どもたちが楽しく体を動かしながら発達が促されることについて実践を通して身につけている。子どもの体と遊びを検証してどうしてリズムあそびをするのかを職員間で共有して取り組んでいる。リズムあそびを保育に生かすために動きとポイントを確認し、集大成としての荒馬の太鼓と踊りを子どもと大人がが楽しく実践に取り組んでいる。

散歩をはじめ戸外活動を通して自然に触れる機会を大切にしている

散歩や園庭での遊びを通して自然に触れる経験を大切にしている。近隣の公園や園庭の樹木、草花などを通して自然に触れる機会を大切にしている。職員に「フラワークラブ」があり季節の花やプランターの花を育てている。室内の装飾を季節によって変化させることで子どもたちが季節の移り変わりを感じる環境構成ができている。自然物は制作活動に取り入れている。園庭には小さい子のための砂場が三つ置かれ、園庭遊びが楽しくなる工夫ができている。

4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
  • 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
  • みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
  • 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
日頃の活動が行事につながるように、子どもたちの主体性を生かした内容になっている

日頃の活動から行事につながるように子どもたちの主体性を生かした取組になっている。各年齢に合わせた行事内容が工夫されている。5歳児クラスは「サークルタイム」を活用しやりたい内容や発表したいことを子どもたちが意見を出して決めている。運動会や大きくなったねの会は保育の延長の行事として取り組んでいる。子どもがやってみたい、参加してみたいという思いや考え、意見を大切にしている。

保護者におたよりやドキュメンテーション、日々だより、瓦版で伝えている

保護者掲示には瓦版、ドキュメンテーションなどで、取組の過程や子どもの姿、保育の様子について伝えている。全クラスのおたよりが一堂に会して掲示してあるため、他のクラスの子どもの姿もみることができ、保護者の好評を得ている。一か月ごと保護者配布は、園だより、クラスだより、保険だより、給食便りが一冊の冊子にして保護者に渡されているため、保育園全体の様子が理解されている。一人一人の子どもの様子については、個人面談や送迎時のコミュニケーションで保護者に伝えている。

5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
  • 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
  • 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
子どもたちの移動を最小限にしてクラスでの保育をすることで落ち着いて過ごしている

子どもたちの移動を最小限にしてクラスで保育をすることで、延長時間を落ち着いて過ごすことができている。延長保育はゆっくり落ち着いて過ごすことができるようにコーナー作りなど環境に配慮している。使用している室内玩具は、子どもが自由に使用しやってみたいと思われるものを用意している。延長時間が楽しくなるように年齢や子どもの興味に合わせて玩具の補充をしている。

保護者が安心してお迎えするために朝・夕伝達簿等で連絡漏れのないように配慮している

保護者が安心してお迎えができるように朝・夕伝達簿等で連絡の漏れがないように、職員間の連携を密にしている。保護者には連絡帳や日々だよりと一緒に口頭で、保育の様子や子どもの姿を伝えている。玄関の貸し出し本のコーナーを充実させて、季節で入れ替えを行い、保護者が落ち着いて親子で絵本をかりていくことができるようにしている。

6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
  • 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
  • メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
  • 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
  • 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
  • 保護者や地域の多様な関係者との連携及び協働のもとで、食に関する取り組みを行っている
【講評】
落ち着いて楽しく食事ができるように環境の工夫をしている

子どもたちが落ち着いて楽しく食事ができるように環境の工夫ができている。コロナ禍で手作りパーテーションを作成したことで落ちついて食事を楽しむことができていた。また自分で自由に席を選んで食事をする楽しさが味わえる取組をしている。お楽しみ献立やプランターで子どもたちが栽培した野菜を給食やおやつに提供しており、楽しみにされている。行事食や園の行事の日のお楽しみ給食もあり親子で期待されている。完食を無理強いせずおいしく楽しく食べることを大切にしている。

アレルギーのある子どもに対しては医師の指示書と保護者の確認で除去食を提供している

アレルギーのある子どもに対しては医師の指示書と保護者の確認で除去食を提供している。提供にあたっては誤食がないように栄養士、調理、担任で確認している。体調が悪い時の配慮や文化の違いによる代替食も実施している。定期的にアレルギー食提供の手順を職員間で共有し、常時園長・副園長・栄養士・調理師・保育士等で情報共有している。

食育計画を立て野菜の栽培や野菜スタンプなど保育活動につなげている

野菜の栽培収穫を通して食に対する興味や関心を育てている。野菜の皮むきなど年齢や感染症の状況に配慮しながら実施している。今後はバイキングや異年齢交流等での会食も予定している。保護者にはタブレットでその日の給食を配信すると同時に希望がある献立にはレシピを配布している。給食だよりやドキュメンテーション、かわらばんなどで保護者には食事の姿や食材の紹介などを伝えている。

7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
  • 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
  • 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
  • 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】
保健年間計画を作成し、子どもの健康管理や生活習慣などについて保護者に伝えている

保健年間計画を作成して子どもが自分の体や健康について関心がもてるように取り組んでいる。うがいや手洗い、歯磨き、排せつなどの生活習慣が自立できるように日々の生活の中で年齢に合わせて伝えている。歯科医による歯磨き指導を行い家庭へも習慣化できるように伝えている。発達による子どもそれぞれの行動や活動の変化はクラス会議で確認しあい、職員会議で周知している。子どもの発達に応じた行動を理解することで未然に事故予防につながることで、職員間で研修確認と共有ができている。

乳幼児突然死症候群については入園時に保護者に説明し家庭での注意点を伝えている

乳幼児突然死症候群(SIDS)について入園時に保護者に伝え家庭での注意点やうつぶせ寝の危険性や防止について伝えている。園ではうつぶせ寝に注意し午睡チェック表で確認し事故予防に努めている。職員間の意識徹底を実施している。感染症情報は速やかに掲示し家庭と園とで予防に努めている。投薬に関しては医師の与薬依頼書をもとに看護師が対応している。

8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
  • 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
  • 保護者同士が交流できる機会を設けている
  • 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
  • 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
  • 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
朝・夕の保護者とのコミュニケーションを大切にし適切な援助を心がけている

入園時にドロシー・ロー・ノルトの「子どもが育つ魔法の言葉」と保育指針を保護者に渡し、また保護者会で「子育ての手引き」を配布している。保護者が見通しを持って子育てができるように園としての支援ができている。保護者と園が共育てができるように、園全体で取り組んでいる。玄関ホールには絵本コーナーがあり親子で絵本を楽しんで貸し出しができるようになっている。事務所前には季節の花や、子どもが興味を持てる動物の玩具などが置かれ、親子が保育園を楽しく感じられる工夫ができている。

保護者会・個人面談・送迎時の会話などから保護者の悩みや思いを汲み取り対応している

保護者会や個人面談、送迎時の会話や親子の様子などから保護者の子育てに対する思いや悩みを汲み取り、保護者の気持ちに寄り添った対応を心がけている。園長や看護師をはじめどの職員も保護者にいつでも声をかけ悩みや思いの相談ができる雰囲気と環境ができている。玄関の掲示板には全てのクラスのおたよりが掲示され、毎月園だより、全クラスのおたより、保健だより、給食だよりが一冊の冊子にされて配布されるため、園全体の様子をみることができ保育の理解が深めらている。

保護者と家庭の状況に配慮して持ち物の削減を行っている

保護者と家庭の状況に配慮して、手拭き、口拭きタオル食事用エプロン、シーツなどの家庭での用意を無くし、園で準備している。荷物の大幅な削減は保護者に喜ばれている。登園時間や降園時間、土曜日や保護者の休日での保育などは状況に配慮して柔軟に対応している。保護者面談は希望に応じていつでも対応できるようになっている。面談は園長や副園長が一緒に行い目指す保育について伝えている。

9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
  • 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
  • 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
地域の子育て中の親子を対象に地域交流「うさちゃんクラブ」を実施している

地域の子育て中の親子を対象に地域交流「うさちゃんクラブ」を実施して園庭で親子が遊ぶ機会や保護者がおしゃべりする機会を設けている。遊びはパネルシアターや水遊び、ミニ運動会、クリスマス制作などを実施している。年に9~10回はふれあい給食を実施している。随時看護師や栄養士による子育て相談を実施して保護者の悩みや不安に対応している。

地域の資源活用のため児童館や敬老館に行き、地域との交流の経験ができている

児童館、敬老館、学童クラブが併設されているため、地域交流ができることで子どもたちの経験の幅が広げられている。学童クラブは、就学に向けて5歳児が見学に行き小学生と交流する機会が持てている。また学童クラブの先生に小学校の様子について話を聞く機会もあり就学への不安に対応している。

【講評】
子どもの羞恥心に配慮し着替えやシャワー、おむつ交換などに注意している

子どもの羞恥心に配慮して着替え、シャワー、おむつ替えスペースに衝立や目かくしをして外部から見えないように注意している。特に大きい子どもたちは全裸にならないように着替えの順番を伝えている。個人情報の取扱いについては入園時に保護者に説明し同意が得られている。

子どもの人権を尊重し必要な配慮と同時に一人一人に応じた適切な支援を心がけている

子どもの気持ちを第一に考え受け止める保育を実施している。否定語を使わない保育を心がけている。0~2歳児は全て受容、3歳児以上は自分で選び自分で考え自分の考えを相手に伝える力を育てることを大切にした保育を実施している。職員間で子どもと保護者の姿を共有している。一人一人と向き合う保育を大切にしている。保育所における人権擁護のチェックリストを使用し毎年再確認を行い研修にも参加し、職員間で共有している。

1.子どものプライバシー保護を徹底している
  • 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
  • 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
  • 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
  • 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
  • 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
整備されたマニュアルは、職員がいつでも見られるように共有し見直しを行っている

保育園で活用するマニュアル類として、練馬の保育水準、虐待防止、危機管理、防災、情報セキュリティー、アレルギーマニュアル等が整備され、事務所にはいつでも見られるように設置してある。園独自でもマニュアルを作成し、「職員のてびき」として全職員に配布している。職員のてびきには、保育理念のほか、保育園職員として順守してほしい項目や安全対策、当番の手順などを盛り込み、職員がすぐに確認できるようにしている。職員のてびきは年度ごとに見直しが図られている。

保護者や職員の提案を受けて、速やかに業務の見直しを行っている

子どもたちが安全に園で過ごせるように、非常時に職員が適切な行動をとるために各種マニュアルを理解し、順守しながら保育を行っている。従来のマニュアルに疑問や不具合が生じた時点でクラス会議や職員会議で検討し業務改善につなげている。例えば行事は、終えるごとに振り返りをし、次年度に活かせるようにしている。また、保護者からのアンケートも行い、保護者からの意見や要望などを園運営に反映している。個人面談では、担任のほか、園長もしくは副園長が同席しているため、保護者の意見をスピーディーに反映できるよう努めている。

1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
  • 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
  • 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
  • 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている

事業者のコメント

このセクションは事業者によって更新される情報です。

評価情報

【評価機関名】

有限会社 エテルノ

【評価実施期間】

2023年6月8日~2024年2月28日

【評価者修了者No】

H0601040,H2001017,H2001018

評価結果のダウンロード

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