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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和05年度(2023年度) 放課後等デイサービス
法人名称
一般社団法人みんなのいえ
事業所名称
放課後等デイサービスみのり
評価機関名称 特定非営利活動法人 NPOサービス評価機構

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)障害のある子どもたちに、多様な体験の機会を提供します
2)地域の人たちと積極的に交流し、相互理解を深めます
3)障害のある子どもたちと、その家族を支えます
4)学校や関係機関と連携し、地域福祉の発展に貢献します
5)法令を遵守し、適切な事業所運営に努めます 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ホームページ https://www.minnano-ie.com/staff にも記載している通り、特に常勤職員については、同僚を思いやり、フラットな雰囲気作りができ、非常勤職員への配慮ができて、全体の意見をとりまとめリーダーシップを発揮し、民主的な組織づくりを担うことを求めている。

<以下、ホームページからの引用>
・一人一人が笑顔で働ける場であること。そのために互いを思いやること。
・トップダウンでなく、ボトムアップであり、フラットな場であること。そのことを高い職位にある者こそが自覚すること。
・思ったことを遠慮せずに言える場であること。本音を言いにくい雰囲気を作らないこと。異なる意見にも耳を傾けること。多事争論。
・できるだけ全員が話し合いに参加できるよう配慮すること。
・困った時は、遠慮なくSOSが出せる雰囲気であること。困っていそうな人に誰かが声をかける風土があること。
・排除するのでなく、みんなで支え合おうとする集団であること(苦労もありますが、乗り越えた時により強い絆が生まれます) 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) ・みのりの職員として障害のある子どもたちや保護者を支えるという使命はもちろんのこと、杉並区という地域の中で、他の放課後デイや障害児通所事業者らとも連携し、行政とも協力関係を築いて、地域のニーズを把握し、その解決に向けて地域の関係機関をとりまとめ、牽引し、リーダーシップを発揮すること。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 職員個々が創意工夫した多様な活動メニューを用意し、他利用児と一緒に遊ぶ楽しさを体験し、社会性を涵養している
  • 利用児が主体的に次の行動に移るよう支援し、児の伸びる力を信じて、「できた」ときはその場で誉め、本人の自信につなげている
  • 1日に3回のミーティングの機会を持つなど、職員間の情報交換・情報共有を密に図り、より良い支援につなげている
さらなる改善が望まれる点
  • 児童を対象とした救命講習や嘔吐物処理など、実践的なリスク対応への学びの機会を持つことを期待する
  • 引き続き、保護者へのさらなる情報提供に努め、保護者との関係構築を深めていかれることを期待する
  • 人材確保とその定着化に向けたさらなる取り組みが期待される

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 虐待防止をテーマとした職場内研修を実施し、職員の意識向上を促している

 関係機関と連携し、個別ケースの検討や区全体の同種サービスの質向上に取り組んでいる

 各専門職の知識やスキルに基づき、多様なプログラムを提供している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:調査時に利用登録している全員を対象とした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    無記名式のアンケートを実施。評価機関から事業所に調査票等を届け、事業所の職員から利用者個々へ配布していただき、同封の返信用封筒を使って、直接弊機関へ返送していただいた。
  • 利用者総数: 34人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 34人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 17人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 50.0%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
17/34
1.事業所での活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.事業所での仲間との関わりは楽しいか
はい
76%
どちらともいえない
18%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
3.職員は、話し相手や、相談相手になってくれるか
はい
59%
どちらともいえない
35%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
4.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
82%
どちらともいえない
12%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
5.職員の接遇・態度は適切か
はい
76%
どちらともいえない
24%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
82%
どちらともいえない
18%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
65%
どちらともいえない
35%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
76%
どちらともいえない
12%
無回答・非該当
12%
 
いいえ:0%
9.子どものプライバシーは守られているか
はい
65%
どちらともいえない
12%
無回答・非該当
24%
 
いいえ:0%
10.個別の計画作成時に、子どもや家族の状況や要望を聞かれているか
はい
71%
どちらともいえない
24%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
71%
どちらともいえない
18%
無回答・非該当
12%
 
いいえ:0%
12.子どもの不満や要望は対応されているか
はい
82%
どちらともいえない
12%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
35%
どちらともいえない
29%
いいえ
6%
無回答・非該当
29%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • ホームページやパンフレットを使って、利用希望者に事業所の情報を提供している
  • 必要に応じて、関係機関と連携し、利用児の地域での暮らしを支えている
  • 利用を検討している方には、見学してもらい、利用時のイメージを掴んでもらっている
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 契約手続き時は、管理者が利用料金について特に丁寧な説明を心がけている
  • 必要に応じて、初回通所時は保護者に付き添ってもらうことも可能としている
  • 退所時は、移行先事業所に必要な情報を提供するなど支援の継続性に配慮している
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画を子どもや保護者にわかりやすく説明し、同意を得ている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 独自のアセスメントシートを使って、利用児のニーズ・課題を抽出している
  • 個別支援計画書の様式は、保護者・職員それぞれに理解しやすいよう工夫している
  • 業務終了前にミーティングを実施し、ミーティングノートに利用児の様子を記録している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
26/26
  1.個別の支援計画に基づいて子ども一人ひとりの発達の状態に応じた支援を行っている
個別の支援計画に基づいた支援を行っている子どもの特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって、支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 個別支援計画を曜日別にファイルに綴じ、いつでも確認できるようにしている
  • 他の人と関わる楽しさや喜びを感じてもらい、コミュニケーションの伸長を図っている
  • 必要に応じて、関係機関と連携している
  2.【食事の支援がある事業所のみ】子どもが食事を楽しめるよう支援を行っている
食事時間が楽しいひとときとなるよう環境を整えている子どもの状態やペースに合った食事となるよう、必要な支援(見守り、声かけ、食の形態や用具の工夫等)を行っている子どもが安全に食事をとれるよう取り組みを行っている食物アレルギーや疾患等については、医師の指示に従い、対応している食についての関心を深めるための取り組みを行っている子どもの状況をふまえ家庭での食事について助言を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • アレルギーについて一覧表にして、提供しないよう留意している
  • お弁当を食べるときは、安全に事故がないよう注意して見守っている
  • 落ち着いて食事に集中できるよう環境設定にも配慮している
  3.子ども一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
身の回りのことは自分で行えるよう、必要な支援を行っている基本的な生活習慣や社会生活上のルール等 (あいさつ、マナー、交通ルール等)を身につけられるよう支援を行っている集団活動を取り入れるなど、子どもの心身の発達や社会性が育つよう支援を行っている一人ひとりの有する能力を活かせるよう個別のプログラムを実施している送迎は、子どもと保護者等の状況に応じて送迎方法を検討し、行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用児全員に対して、身辺自立ができるよう支援と働きかけをおこなっている
  • 利用児同士のやりとりや、交通ルールなどが身に付くよう支援している
  • 送迎対応では、添乗者が利用者個々への安全への配慮をおこなっている
  4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
子どもの健康状態について、保護者や医療機関等から必要な情報を収集している子どもの状態に応じた健康管理を行い、体調変化に速やかに対応できる体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 通所開始時に日頃の健康状態について聴取し、検温などにより体調管理をおこなっている
  • 体調に異変があった場合、保護者にすぐに連絡し、その対応について相談している
  5.子どもの主体性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるような取り組みを行っている
日常生活の支援は子どもの主体性を尊重して行っている子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している子どもの状況や希望に沿って、多様な体験ができるようにしている子どもの状況に応じて利用日や利用時間を設定している
【講評】 詳細はこちら
  • 利用児が安全に楽しく過ごせるよう、活動室のレイアウトを工夫している
  • 自由遊びや集団遊びを通して、自己肯定感を涵養している
  • 保護者の要望に応じて、利用時間などを柔軟に設定している
  6.家族との交流・連携を図り支援を行っている
子どものサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、支援に活かしている家族の意見や要望を活かした支援を行っている家族の状況に配慮し、相談対応や支援を行っている子どもや家族に合った療育方法等について助言している
【講評】 詳細はこちら
  • 連絡帳を活用し、保護者と情報交換している
  • 保護者の意見や要望を聴きとり、個別支援計画書に反映している
  • 保護者の困りごとや質問などについて、その都度、対応している
  7.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域の情報を収集し、子どもの状況に応じて提供している必要に応じて、子どもが地域の資源を利用し、多様な体験や交流ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の社会資源を活用し、多様な体験をできるよう支援している
  • 区内の大学生や地域住民ボランティアを受け入れ、児童との交流を図っている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(子どもが「ノー」と言える機会を設けている)子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】詳細はこちら
  • 個人情報使用同意書を使って、個人情報の取り扱いについて保護者に説明している
  • 排泄支援では、同性介助を基本とし、特に女児の場合は同性職員で対応している
  • その児のやりたいことができるよう、「待つ」ことを大切に支援している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 入職時に業務マニュアルを職員個々に配布し、留意事項などについて伝えている
  • 業務終了前のミーティングで情報交換し、より良い今後の支援に結び付けている
  • 全体周知事項について書面化し、どの職員も同じ対応ができるようにしている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0201035   修了者No.H1501022    
評価実施期間 2023年4月7日~2023年5月9日

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