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評価結果 利用者調査とサービス項目を中心とした評価手法

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令和04年度(2022年度) 就労継続支援A型
法人名称
特定非営利活動法人ストローク会
事業所名称
ストローク・サービス
評価機関名称 株式会社 福祉規格総合研究所

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)事業の継続

2)パートナー主体の支援で『自立』を目指す

3)パートナーと職員がともに働く

4)働きやすい事業所を目指す

5)地域との繋がりを築く 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 自己満足に陥らないパートナー主体の支援を目指し、個別支援計画に基づいた正しいプロセスを心がけることができ、結果に左右されることなく、長期的に支援に取り組める職員。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 『人を育てる』という難題に気長に取り組める、ほど良いい使命感を持っていること。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 清掃業を通じた精神障害者への支援を30年以上に渡り実践している
  • エッセンシャルワークである「清掃業」により自律的就労が継続されており、利用者の生活の安定が図られている
  • 清掃業で体や頭をバランス良く使い、利用者が働き続けられるよう包括的に支援している
さらなる改善が望まれる点
  • 支援と清掃の技術の両方での職員のスキルアップが課題となる
  • 業務の効率化に向けて、ICT(情報通信技術)の活用を進めていく
  • 感染症対策を講じ集まることができる場所を借りて、利用者と職員が集う機会を持ちたいと考えている

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 各職員は携帯電話を持ち、利用者からの連絡に24時間体制で対応している

 利用者の病状や意向に合わせてコミュニケーション力の向上を図れるよう取り組んでいる

 清掃業務において必要な技術や知識、マナーを、個々のペースで支援している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:在籍している利用者全員を対象とした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    調査は聞き取り方式とアンケート方式を併用して実施した。アンケートは、記入後直接評価機関に郵送していただいた。
  • 利用者総数: 21人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 21人 (アンケート方式13人 聞き取り方式8人)
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 20人 (アンケート方式12人 聞き取り方式8人)
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 95.2%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
20/21
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.事業所の設備は安心して使えるか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
はい
60%
どちらともいえない
15%
いいえ
10%
無回答・非該当
15%
14.【就労継続支援A型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
はい
90%
どちらともいえない
10%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
15.【就労継続支援A型】
給料(工賃)等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
はい
90%
どちらともいえない
10%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
19.職員の接遇・態度は適切か
はい
85%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
75%
どちらともいえない
20%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:5%
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
45%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
35%
 
いいえ:0%
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
85%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
23.利用者のプライバシーは守られているか
はい
80%
どちらともいえない
10%
無回答・非該当
10%
 
いいえ:0%
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
85%
無回答・非該当
10%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%
26.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
80%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:5%
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
50%
どちらともいえない
20%
いいえ
20%
無回答・非該当
10%
評点のレーダーチャートを表示する


サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 事業所のパンフレットは所在の区役所や保健センターでも手に入れることができる
  • 広報紙は誰が手にしても不快にならず、わかりやすい内容にすることを心がけている
  • 見学の説明では、当事業所には清掃業しかないことを必ず説明するようにしている
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 利用開始時には重要事項説明書などの読み合わせを行った後、同意をもらう
  • サービス開始前後の面談で、個別事情や要望を把握して記録を行う
  • 利用終了後には今後どうしていきたいかを利用者に確認して支援している
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 時間をかけて面談を行い、個々のニーズや希望を把握して個別支援計画に反映させている
  • 一昨年よりパソコンの支援記録システムを活用して利用者ごとの記録を残している
  • 利用者の状況や連絡事項等は、無料通話アプリを利用して職員間の情報共有を図っている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
20/20
  1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • それぞれの目標達成に向けて利用者が主体的に取り組めるよう支援している
  • 面談のほか交換ノートやメール等も利用して利用者とのコミュニケーションを図っている
  • 利用者が安心安全に生活できるよう必要とする情報提供や助言を行っている
  2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っている事業所のみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者が自信や意欲を持って取り組めるよう配属先や支援方法に配慮している
  • 余暇活動に関する相談にも応じ、安定して充実した生活が送れるよう支援している
  • 利用者がゆったりと過ごせるような所内の環境整備と声かけを心がけている
  3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 職員の直感を大事にし、利用者の普段の様子との違いを迅速に支援につなげている
  • 利用者の意向を尊重しつつ、必要に応じて関係機関と連携し健康維持に努めている
  • 服薬状況・食事摂取状況などに注意を払い、希望があれば通院同行も行っている
  4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者と家族間のデリケートな問題にはできる限りの配慮をしている
  • 利用者の不調の原因が仕事以外にある場合、家族等に連絡を取り支援につなげている
  • 個々の希望や心身状況等により家族との適切な連携に努め支援に活かしている
  5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 事業所内にチラシやパンフレットを掲示し、主に区内の地域情報を利用者に提供している
  • 利用者の目に留まりやすいよう、求人情報は専用のコーナーに掲示している
  11.【就労継続支援A型】雇用による就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
利用者が働く意欲を持ち続けることができるような取り組みを行っている働くうえで必要な知識の習得及び能力向上のための支援を行っている賃金(工賃)等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している商品開発、販路拡大、設備投資等、賃金(工賃)アップの取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者の主体性を大切にしながら、「やる気」を持ち続けられるよう支援している
  • 働く上で必要な知識・技術・マナーを、個々のペースで伝えている
  • 働いた時間と給料の額を確認することで、給料の仕組みを理解してもらっている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 職員と1対1で話がしやすい環境が整備されている
  • プライバシーに関することは場所や状況、本人の意向に配慮した対応を徹底している
  • 利用者一人ひとりの病状や意向、生活習慣等に合わせた支援を提供している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 事業所が大切にしていることを「職員の在り方」という書類にまとめている
  • 個々の利用者に合わせた課題設定が大切で年2回の個別支援計画作成時に見直している
  • 仕様書通りの作業が行われているか、作業チェック表で細かく確認を行っている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0403017   修了者No.H0901016   修了者No.H1202043    
評価実施期間 2022年7月4日~2023年3月31日

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