第2回評価手法ワーキングを開催しました



 東京都における福祉サービス第三者評価制度においては、制度のさらなる信頼性向上を図るため、昨年度から、評価・研究委員会のもとに、評価手法・項目のあり方を専門に検討する「評価手法ワーキング」を設置し、方策を検討してきました。

 今年度は、昨年度の検討を踏まえ、17年度から開始する内容について、実施に向けた具体的な検討を行うこととしています。
5月28日の第1回に引き続き、これまで高齢ワーキングで検討してきた内容を評価手法改善の観点から審議するため、第2回の「評価手法ワーキング」を8月12日(木)に開催しました。
当日の検討事項は以下のとおりです。

【事業評価項目及び事業者向けアンケート実施について】
 これまでの3回の高齢ワーキングにおいて、先行して検討してきた「特別養護老人ホーム」、「訪問介護」に関する事業評価項目について、評価手法改善の観点から審議し、今後、その内容において事業者向けのアンケートを実施していくことを決定しました。

【利用者調査と事業評価との構造化について】
 昨年度の評価手法ワーキングにおいて、事業評価項目と利用者調査項目のそれぞれのねらいを明確化し、関係づけなどを検討した上で全体的な構造化を図っていくとの方向性が示されました。
 今回、まず利用者調査項目のねらいを明確化し、その後、構造化に向けた考え方を具体的に整理していくことを決定しました。

 今回の評価手法ワーキングの検討の内容を踏まえて、今後開催する評価・研究委員会においてご審議いただく予定です。

評価手法ワーキング委員名簿】
氏 名 所 属 備 考
赤塚 光子 立教大学コミュニティ福祉学部教授 評価・研究委員会委員
障害ワーキング委員
柏木 洋子 文京区立特別養護老人ホームくすのきの郷施設長 高齢ワーキング委員
綱川 晃弘 人事コンサルタント
(社会保険労務士)
評価・研究委員会委員
経営ワーキング委員
栃本一三郎
【座長】
上智大学文学部社会福祉学科教授 評価・研究委員会委員長
認証・公表委員会委員
高齢ワーキング委員
松原 康雄 明治学院大学社会学部教授 評価・研究委員会委員
児童ワーキング委員
横内 康行 足立あかしあ園施設長 障害ワーキング委員
砥出 欣典 東京都福祉局総務部福祉改革推進課長 評価・研究委員会委員
経営ワーキング委員