平成21年度フォローアップ研修(専門コース)「高齢者福祉編」が終了しました


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 東京都福祉サービス評価推進機構では、評価者のスキルアップを目的とするフォローアップ研修(専門コース)「高齢者福祉編」を、平成21年11月17日(火)・18日(水)の2日間で実施しました。
 この研修は、介護保険制度の基本や認知症について学んだ上で、サービス現場の状況を知ることにより、高齢サービスの評価実施に役立つ基礎的知識を習得することを目的としています。
 研修の1日目は、日本社会事業大学准教授の下垣光氏から、「認知症について〜認知症のある高齢者の理解と支援」という標題で、認知症のある高齢者の基本的理解と支援について御講義いただきました。続いて、創価大学教授の和田光一氏から、「高齢者保健福祉制度」というテーマで、社会福祉の現代的背景と介護保険制度の基本等について御講義いただきました。
 2日目は、冒頭東京都福祉保健局 指導監査部指導調整課評価推進担当係長 田窪和美氏より、「東京都における地域密着サービスの自己評価・外部評価の実施について」お話をいただき、その後実際にサービス現場で御活躍されている方々から、サービス現場の状況及び第三者評価に期待することについて御講義をいただきました。
 認知症高齢者グループホームの講義では、ミニケアホームきみさんち理事長林田俊弘氏、居宅介護支援の講義では慈生会中野ケアプランセンター管理者の西本裕子氏、特別養護老人ホームの講義ではマザアス日野施設長の今澤隆一郎氏にそれぞれお話しいただきました。
 研修終了後のアンケートでは、「認知症の基本について事例を挙げながらわかりやすく解説していただいた。「論理」と「評価」を結びつけた内容で今後評価を行う上で役立てたい。」「各サービス種別の現場の状況や第三者評価に期待することについて話を聞くことができ、非常に参考になった。」などの感想が寄せられました。研修で得た知識と気づきが今後の評価活動に活かされることを期待しております。

 本研修を修了した46名の評価者の名簿を公表します。
平成21年度フォローアップ研修(専門コース)「高齢者福祉編」修了者はこちら


○平成21年度フォローアップ研修(専門コース)「高齢者福祉編」
1日目 平成21年11月17日(火)
     10:00〜12:00
      「認知症について〜認知症のある高齢者の理解と支援」
       講師 日本社会事業大学 社会福祉学部
          准教授 下垣 光 氏
     13:00〜16:00
      「高齢者保健福祉制度の概要」
       講師 創価大学 文学部 社会学専修
          教授 和田 光一 氏

2日目 平成21年11月18日(水)
      10:00〜10:45
      「東京都における地域密着サービスの自己評価・外部評価の実施について」
        講師 東京都福祉保健局指導監査部指導調整課
           評価推進担当係長 田窪 和美 氏
      10:55〜12:10
      「サービス現場の状況@ 認知症高齢者グループホーム」
        講師 特定非営利活動法人 ミニケアホームきみさんち
           理事長 林田 俊弘 氏
      13:10〜14:25
       「サービス現場の状況A 居宅介護支援」
        講師 慈生会中野ケアプランセンター
           管理者 西本 裕子 氏
      14:35〜15:50
       「サービス現場の状況B 特別養護老人ホーム
        講師 特別養護老人ホーム マザアス日野
           施設長 今澤 隆一郎 氏



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