平成20年度フォローアップ研修(専門コース)
「評価の実践例を学ぶ」が終了しました


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 東京都福祉サービス評価推進機構では、評価者のスキルアップを目的とするフォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」を、Aコースは平成20年6月9日・16日、Bコースは6月30日・7月3日の日程で実施しました。
 この研修は、「訪問調査時のインタビュースキルを身につけたい」という評価者からの要望に応え昨年度開設され、保育園の想定事例を用い、訪問調査の場面をロールプレイングにより体感していくという内容の専門コースです。
 株式会社フォーサイツコンサルティングの浅野睦さん、株式会社ウエルビーの青木正人さんを講師に迎え、研修の第1日目は、講義を中心に演繹的手法や帰納的手法による評価の視点の導き出し方などを全員で共有した後、訪問調査時のインタビュー内容を組み立てていく演習に入り、事例を使って演繹的な方法により評価の視点を導くことを学びました。
 第2日目は、帰納法的な方法により想定事例における評価の視点を確認し、その視点に沿ったインタビュー内容を作成した後、ロールプレイングを実施しました。評価機関役と事業者(保育園)役に分かれ、様々なやりとりを体感することによって、評価の視点を導き出し効果的な質問を行うことの重要性を、改めて認識することができたという意見も多く聞かれ、満足度の高い研修となりました。
 現在、評価者数は1300名を超え、フォローアップ研修専門コースへのニーズも多様となってきております。今後も受講アンケートの結果などを踏まえ、評価者の求める研修企画に精力的に取り組んでいき、評価の質の向上の一端を担えればと考えております。

 本研修を修了した74名の評価者の名簿を公表します。
平成20年度フォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」修了者はこちら

●平成20年度フォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」日程
 Aコース 平成20年6月9日(月)・16日(月)
 Bコース 平成20年6月30日(月)・7月3日(木)
第1日目 ・事業者にとって評価して欲しくない評価者とは?
      ・評価の視点を考える
        演繹法的な方法
        帰納法的な方法
      ・演習−評価講評事例の検討
      ・演習−訪問調査時の効果的な質問の検討
      ・演習−演繹法的な方法から導く評価の視点
      ・演習−評価の視点とカテゴリ−

第2日目 ・演習−評価の視点を踏まえたインタビュー
      ・演習−ロールプレイング1
        cat6−4−1〜cat6−4−3
      ・演習−ロールプレイング2
        cat6−4−4〜cat6−4−7
      ・演習−ロールプレイング3
        cat5



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