平成19年度フォローアップ研修(専門コース)
「評価の実践例を学ぶ」が終了しました


研修画像1 研修画像2

 東京都福祉サービス評価推進機構では、評価者のスキルアップを目的とするフォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」を、Aコースは平成20年1月15日・22日、Bコースは2月6日・13日の日程で実施しました。
 この研修は、「訪問調査時のインタビュースキルを身につけたい」という評価者の皆様からの要望に応え、保育園の想定事例を用いて、訪問調査の場面をロールプレイングにより体感していくという、演習中心の初めてのコースです。
 株式会社フォーサイツコンサルティングの浅野睦さん、株式会社ウエルビーの青木正人さんを講師に迎え、研修の第1日目は、「事業者にとって評価して欲しくない評価者」をディスカッションすることから始まりました。「威圧的な態度」、「評価の知識がない」など、全員で共有した後、訪問調査時のインタビュー内容を組み立てていく演習に入り、事例をつかって演繹的な方法により評価の視点を導くことを学びました。
 第2日目は、帰納法的な方法により想定事例における評価の視点を確認し、その視点に沿ったインタビュー内容を作成した後、ロールプレイングを実施しました。評価機関役と事業者(保育園)役に分かれた様々なやりとりを体感することにより、効果的な質問を行うことの重要性を改めて認識することができたという感想が多く聞かれました。
 現在、評価者数は1400名近くとなり、フォローアップ研修専門コースへのニーズも多様となってきております。今後も研修の度に実施しているアンケートの結果などを踏まえ、評価者の求める研修企画に精力的に取り組んでいき、評価の質の向上の一旦を担えればと考えております。

 本研修を修了した81名の評価者の名簿を公表します。
平成19年度フォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」修了者はこちら

●平成19年度フォローアップ研修(専門コース)「評価の実践例を学ぶ」日程
 Aコース 平成20年1月15日(火)・22日(火)
 Bコース 平成20年2月6日(水)・13日(水)
第1日目 ・事業者にとって評価して欲しくない評価者とは?
      ・評価の視点を考える
        演繹法的な方法
        帰納法的な方法
      ・講評の書き方
      ・訪問調査時の効果的な質問を考える
      ・演習−演繹法的な方法から導く評価の視点
      ・演習−評価の視点とカテゴリ−

第2日目 ・演習−評価の視点を踏まえたインタビュー
      ・演習−ロールプレイング@
        cat6−4−1〜cat6−4−3
      ・演習−ロールプレイングA
        cat6−4−4〜cat6−4−7
      ・演習−ロールプレイングB
        cat5



第三者評価トップメルマガ登録サイトマップご意見・ご要望

Copyright(C)2008 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団