平成19年度フォローアップ研修(専門コース)
「知的障害のある人への、一人ひとりに応じた支援とは」が終了しました



 東京都福祉サービス評価推進機構では、評価者のスキルアップを目的とするフォローアップ研修(専門コース)を悉皆研修として位置づけています。
 平成19年10月12日(金)から12月18日(火)にかけて、障害分野のフォローアップ研修「知的障害のある人への、一人ひとりに応じた支援とは」を前年度に引き続き、実施しました。
 この研修は、知的障害者を取り巻く最近の施策の動向や施設や利用者の状況について、座学により理解を深めた上で、施設での現場体験を通して、知的障害を持つ人の特性に応じたコミュニケーションのとり方や一人ひとりの状況に応じた支援などを利用者の視点で感じ取り、さまざまな施設や利用者の現状をより深く認識することをねらいとしています。
 研修の第1日目は、立教大学コミュニティ福祉学部の赤塚光子教授から、障害者自立支援法について、知的障害者入所更生施設パサージュいなぎの山本あおひ施設長から、施設の現状についての講義をいただきました。第2日目は、都内の入所更生施設において現場体験し、受講生各自が直接施設の空気に触れる機会を持ちました。なお、この現場体験では(社福)東京都社会福祉協議会知的発達障害部会の全面的なご協力をいただきました。第3日目のグループワークでは、現場体験を踏まえて活発な意見交換が行われました。アンケートによると、「議論の時間にもう少し余裕があればいい」という声もありましたが、「いろいろな方の意見が参考になった」といった感想が複数あり、研修全体をとおして約90%が満足しているというアンケート結果が出ました。この研修成果が第三者評価の現場でいかされるよう期待しております。

 本研修を修了した57名の評価者の名簿を公表します。
平成19年度フォローアップ研修(専門コース)「知的障害のある人への、一人ひとりに応じた支援とは」修了者はこちら

●平成19年度フォローアップ研修(専門コース)「知的障害のある人への、一人ひとりに応じた支援とは」演習・講義内容
第1日目 平成19年10月12日(金)
       講義
       ・障害者自立支援法について
       ・知的障害者入所更生施設の現状について
第2日目 平成19年10月15日(月)〜11月27日(火)
       知的障害者入所更生施設の現場体験(各自1日)
第3日目 平成19年12月10日(月)または平成19年12月18日(火)
       現場体験後のフィードバック



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