平成17年度第3回評価手法ワーキングを開催しました



 平成17年度第3回評価手法ワーキング(座長:栃本一三郎上智大学教授)を開催しました。
 東京都における福祉サービス第三者評価制度においては、制度のさらなる信頼性向上を図るため、一昨年から、評価・研究委員会のもとに、評価手法・項目のあり方を専門に検討する「評価手法ワーキング」を設置し、方策を検討してきました。
今年度は、昨年度の評価・研究委員会における決定を踏まえ、19年度実施を目途に、利用者調査手法の改善に向けた具体的な検討に着手することとしています。
 このたび、第3回の「評価手法ワーキング」を18年2月23日(木)に開催しました。
 当日の検討事項は以下のとおりです。

<審議事項>
【平成19年度に向けた利用者調査手法の改善について】

 これまでの分野別ワーキングにおいて検討してきた内容のうち、全体に関わる
・現行のコミュニケーション方式の改正の方向性
・利用者調査における「アンケート方式、聞き取り方式」「観察方式(現行のコミュニケーション方式)」「家族調査」の選択方法の方向性についてご審議いただきました。

【平成18年度評価手法の改善について】
 18年度の評価手法は17年度の手法と基本的に変更はないが、今年度実施したモニタリング調査実施結果やA+の記載実例等を踏まえ、より事業者や評価機関の皆様にわかりやすいものへと一部改善する方向性について審議いただきました。
 当日検討資料の一部
 ○東京都福祉サービス第三者評価に関する基本事項説明書(案)

【平成18年4月障害者自立支援法施行に伴う実施移行の方向性】
 来年度の評価開始は4月からとなるが、障害分野にあっては、障害者自立支援法施行に伴う新たなサービス体系への移行に合わせるため、18年度における東京都の福祉サービス第三者評価対象サービスの一部を10月まで凍結するなどの対応をとることについてご審議いただき、概ねご了解いただきました。
 ○平成18年度障害者自立支援法施行による障害サービス評価実施移行検討表(案)

 今後、今回の評価手法ワーキングでご決定いただいた方向性について、3月7日に開催される「評価・研究委員会」においてご審議の上、ご決定いただく予定です。

 ○評価手法ワーキング 委員名簿



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