福祉サービス第三者評価情報

評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

▼事業者の理念・方針 ▼全体の評価講評 ▼事業者が特に力を入れている取り組み ▼利用者調査結果  ▼サービス分析結果 ▼事業者のコメント

          ※印刷してご活用いただけます。

平成27年度 児童養護施設
法人名称
社会福祉法人松葉の園
事業所名称
まつば園
評価機関名称 特定非営利活動法人 NPO専門職ネット

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1) 児童の人権を尊重し、社会的自立に必要な豊かな人間形成をめざす。
2) 小グループケアによる家庭的、個別的なケアを重視する。
3) 地域に認められ、地域社会に溶け込んだ施設をめざす。
4) 職員の資質向上を図るとともに、安心して働ける職場をめざす。
5) 透明性の高い、民主的な経営に努める。 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 不登校や非行、性の発達を適切に支援など、思春期に様々な課題を抱える児童に対しての支援の資質向上を目指していける者。また、直接支援職員と専門職との連携を深め、より良い支援を目指していける人材を求める。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 児童の生活がより良くなるため、また、問題に対して支援方法を職員一人ひとりが意見を持ち、職員間で協議できるよう、チームワークを持ち支援できるよう意識を持ってもらいたい。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • ミッション・バリュー(大切な考え方)に基づいた小舎制における利用者支援の充実
  • 各種専門職等と連携・協力した個別的・専門的支援体制の充実
  • 利用者の様々な体験や活動等生活の幅を広げる個別支援の取り組み
さらなる改善が望まれる点
  • フロア(ユニット)間や職員間における支援力の標準化と水準確保に向けた取り組み
  • 組織改革に向けた継続的な取り組みによるさらなる組織力の充実
  • 職員の改革への取り組みを可能とする組織体制の整備

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 各種委員会活動等を通じた支援内容の充実への取り組みを行っている。

 情報に関するセキュリティ向上等について情報共有化委員会が活動している。

利用者調査結果詳細はこちらから

※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
47/50
はい  どちらともいえない  いいえ  無回答・非該当
1.食事の時間が楽しいひとときになっているか
55.0% 25.0% 10.0% 8.0%
2.子どもの年齢や特性、個別事情に応じて生活や規則内容等の説明を受けているか
55.0% 25.0% 14.0%
いいえ:4.0% 
3.【中学生以上の方に】
将来に関する支援は、子どもの個別の要望や事情に応じて行われているか
80.0% 12.0%
いいえ:3.0%  無回答・非該当:3.0% 
4.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
46.0% 21.0% 21.0% 10.0%
5.職員の接遇・態度は適切か
65.0% 17.0% 8.0% 8.0%
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
65.0% 21.0% 8.0%
いいえ:4.0% 
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
59.0% 23.0% 12.0%
いいえ:4.0% 
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
57.0% 25.0% 12.0%
いいえ:4.0% 
9.子どものプライバシーは守られているか
63.0% 19.0% 14.0%
いいえ:2.0% 
10.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
61.0% 19.0% 17.0%
いいえ:2.0% 
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
44.0% 27.0% 6.0% 21.0%
12.【小学校4年生以上の方に】
自らの権利について、職員はわかりやすく教えてくれたか
57.0% 18.0% 13.0% 10.0%
13.子どもの不満や要望は対応されているか
57.0% 19.0% 10.0% 12.0%
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
40.0% 23.0% 12.0% 23.0%
はい  どちらともいえない  いいえ  無回答・非該当
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント項目を見る

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
3/3
  1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • ホームページを通じて、個人情報保護に配慮した外部に開かれた情報提供をしている。
  • 「要覧(事業計画概要)」や広報紙「まつばだより」を通じた情報発信を行っている。
  • 問い合わせや見学は、それぞれの希望や趣旨に応じた案内・説明を行っている。
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、理解を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要な事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、子どもや保護者の理解を得るようにしているサービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
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  • 園における生活など「入所時のしおり」を活用して、わかりやすい説明に努めている。
  • 入所当日は面識のある職員等が対応し、顔の見える関係での受け入れに配慮している。
  • 各子どもの状況に応じた退所に向けての支援、アフターケアに取り組んでいる。
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた自立支援計画を作成している
計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画を子どもにわかりやすく説明し、同意を得るようにしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する情報を過不足なく記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
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  • 話し合いの時間を設定するなどして希望を把握し、課題・個別目標を検討している。
  • 前年の総括、子どもの意向、関係者の情報を踏まえ、自立支援計画を策定している。
  • 記録に関する統一化・明確化などの取り組みの必要性を課題として取り組んでいる。
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
38/38
  1.個別の自立支援計画に基づいて、自立した生活が営めるよう支援を行っている
個別の自立支援計画に基づいて支援を行っている子ども一人ひとりに合った方法で、子どもと職員の信頼関係を構築するために受容的・支持的な関わりをしている小規模なグループでケアを行うなど、子どもが家庭的な環境の中で生活できるよう支援を行っている子ども一人ひとりの自立に向けて、関係機関と連携をとって、支援を行っている退所後は計画に基づいて、一人ひとりに応じた支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 新しい様式の自立支援計画を基本として支援の実践と振り返りを行っている。
  • 日々の生活の営みを子どもと職員が共に行うことにより、信頼関係を構築している。
  • フロア担当職員と自立支援コーディネータが連携し自立に向けた支援に取り組んでいる。
  2.家族等との関係構築に向けた取り組みを行っている
子どもや保護者等の状況、意向・希望を把握し、家庭関係の調整を行っている子どもの状況や行事等の情報を個別の連絡により保護者等に知らせている保護者等との面会、外出、一時帰宅等は、状況を把握したうえで、子どもの安全に注意しながら行っている家族との再統合に向け、子どもや保護者等の意向をふまえて、児童相談所等と連携をとって、支援を行っている家族との再統合が難しい場合、養育家庭や養子縁組等を必要とする子どもが制度を活用できるよう児童相談所と連携をとっている入所中の子どもの家族等(里親を含む)に対し、退所後の生活を想定したさまざまな支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 最終目標は、家庭引き取りではなく、より良い親子関係であることに留意している。
  • 子どもの意向を最優先し、関係職員間で情報を共有し段階を追って取り組んでいる。
  • 状況に応じて養育家庭への移行、移行後のアフターケアに取り組んでいる。
  3.子どもが楽しく安心して食事ができるようにしている
食事の献立は、子どもの状況や嗜好に応じて工夫している食物アレルギーや疾患等については、主治医等の指示に従い、対応している楽しい食事となるような環境を整えている食事時間は子どもの希望や生活状況に応じて対応している食についての関心を深めるための取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 食生活を生活の中心に位置づけた支援に取り組んでいる。
  • 間近で食に触れ合わせることで、食事に関心をもってもらうようにしている。
  • 子ども自ら食に関心を持ってもらうためにも自主献立の日を月2回実施している。
  4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
入所まもない子どもの健康状態(口腔ケア、視力等)に配慮し、健康維持のための支援を行っている健康に関して、子どもからの相談に応じ、必要に応じて子どもや保護者等に説明をしている子どもの服薬管理は誤りがないようチェック体制の強化などのしくみを整えている子どもの体調に変化があったときには、速やかに対応できる体制を整えている日頃から医療機関と連携を図り、健康管理に活かしている健康について子どもに理解を促す取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 定期健康診断の結果を中心に、一人ひとりの健康状態を把握している。
  • 主治医、嘱託医、非常勤医師さらに、近隣の医療機関と連携を図っている。
  • 健康・衛生に関する職員の共通認識を基にした支援の取り組みが課題となっている。
  5.子どもの精神面でのケアについてさまざまな取り組みを行っている
子どもが心の悩みや不安を相談できるように工夫している性についての正しい知識と理解が得られるよう、子どもの年齢や状況に応じた説明を行っている子どもの抱える問題に応じて、心理的ケアが必要な場合は、関係職員・機関と連携をとって、支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 心理療法担当職員との連携による子どもの精神面でのケアに取り組んでいる。
  • 精神科医、臨床心理士、スーパーバイザーとの連携による支援の充実に取り組んでいる。
  • 性教育委員会が中心に、担当する職員の共通認識の統一を図った取り組みをしている。
  6.子どもの自主性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるよう支援を行っている
居室や共用スペース等は、子どもの状況に応じて、安全性や快適性に配慮したものとなっている日常生活の過ごし方は、子どもの状況・年齢等に応じて工夫している行事やイベントの企画・準備は子どもも参加して行っている施設の生活ルールは子どもの意見を参考に見直しを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 家庭的な雰囲気をもった生活の中で人間関係の形成ができるように配慮している。
  • 本園には読書コーナーなど、子どもが年齢に応じて楽しめるスペースが確保されている。
  • 「ファミリー会議」として日常生活における様々な問題を話し合う場を設定している。
  7.子ども一人ひとりに応じた学力向上・進路決定のための取り組みを行っている
基本的な生活習慣及び生活知識・技術を身につけられるよう支援を行っている基礎学力の向上・学習習慣獲得のための支援を行っている子どもの意欲・意思や能力に応じた学習教材・塾等を活用している進路について、子どもと保護者等、学校、施設による話し合いを行っている進路の決定は、子どもの意向や適性に応じて選択・決定できるよう支援を行っている個別に必要な時期・状況で、自立に向けての社会体験を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 日々の生活を通して生活習慣、生活知識・技術の習得に取り組んでいる。
  • 学習支援委員会と連携し、子どもの個々の能力に合わせた学習支援に取り組んでいる。
  • 自立支援委員会と連携し、進学支援や社会自立支援に向けた取り組みが行われている。
  8.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域の情報を収集し、子ども一人ひとりの状況に応じて活用している施設の活動や行事に地域の人の参加を呼びかける等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している子どもに、地域と日常的に関わりながら生活していることの大切さを伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • ボランティアとの交流は自立支援の充実や日常生活に潤いをもたらしている。
  • 地域連携に積極的に取り組み、さまざまな地域交流の機会を設定している。
  • 地域行事への参加等を促進し、子どもの公民意識の醸成を図っている。
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
8/8
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている個人の所有物や郵便物の扱い、居室への職員の出入り等、日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
「子どもの権利ノート」などにより、子どもの基本的人権について、日常生活の中でわかりやすく説明している子ども一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている子どもの気持ちを傷つけるような職員の言動、放任、虐待、無視等が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に予防・再発防止を徹底している虐待被害にあった子どもがいる場合には、関係機関と連携しながら対応する体制を整えている施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】詳細はこちら
  • 個人情報保護、プライバシー確保、羞恥心に配慮した支援に取り組んでいる。
  • 職員向けハンドブックの作成、人権擁護のチェックリストの活用に取り組んでいる。
  • 日常的な支援を通じて価値観や生活習慣に配慮した対応を行うように努めている。
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている職員一人ひとりが工夫・改善したサービス事例などをもとに、基本事項や手順等の改善に取り組んでいる
  3.さまざまな取り組みにより、業務の一定水準を確保している
打ち合わせや会議等の機会を通じて、サービスの基本事項や手順等が職員全体に行き渡るようにしている職員が一定レベルの知識や技術を学べるような機会を提供している職員全員が、子どもの安全性に配慮した支援ができるようにしている職員一人ひとりのサービス提供の方法について、指導者が助言・指導している職員は、わからないことが起きた際に、指導者や先輩等に相談し、助言を受けている
【講評】詳細はこちら
  • 事業計画概要(要覧)、職員ハンドブックを基本として業務の標準化を図っている。
  • 職員の能力向上に取り組み、必要に応じた相談・指導・助言体制が構築されている。
  • フロア間および職員間の業務水準の確保・向上に向けた取り組みが課題となっている。
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0307021   修了者No.H0601027   修了者No.H0201052    
評価実施期間 2015年10月1日~2016年3月10日

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