※印刷してご活用いただけます。

令和02年度（2020年度）

認可保育所

法人名称

社会福祉法人あすなろ福祉会

事業所名称

あすなろ保育園

評価機関名称

株式会社　地域計画連合

第三者評価結果の構成　　見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針
全体の評価講評
事業者が特に力を入れている取り組み
利用者調査結果
組織マネジメント分析結果
サービス分析結果
事業者のコメント

理念・方針
事業者が大切にしている考え（事業者の理念・ビジョン・使命など）	１)明るくのびのびとした子ども２)率直で素直な子ども３)自分のことは自分でしようとする子ども４)思いやりのある子ども
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割	プラス思考・素直さ・責任感・思いやり・理解力
職員に期待すること（職員に持って欲しい使命感）	プラス思考・素直さ・責任感・思いやり・理解力

このページの一番上へ

日々の生活を積み重ねる中で、子どもの力を信じ任せることを通して、自分でやり遂げる力や子ども同士で育ち合う力を育てている
信頼関係の基本は保護者との伝え合いにあるとの職員の意識向上を図り、取り組みを重ねながら、保護者の満足度と信頼関係を向上させている
園の状況や最新の社会動向を踏まえて、園児と職員の安全と命を守るための行動が、組織としてできるように備えている

コロナ禍を見据えた、今後の保育のあり方や具体的な方法の話し合いと実践が継続され、豊かな生活の場であり続けることを期待したい
サブリーダーを中心とした中間層を育成し、現在の職員のチームワークを基盤とした、より一層の職員集団の充実を図られることが期待される
保護者へ保育を伝える取り組みのさらなる工夫と継続によって、子どもを真ん中にした保護者との信頼関係が一層強まることを期待したい

このページの一番上へ

コロナ禍を踏まえた対応を明確にし、早めに保護者へ周知をして不安の軽減に努めている

園の保育の特色の教育法を継続研修して、知識と技術の向上に取り組んでいる

職員が学び合い、取り組みへの理解を深めながら、独自の保育メソッド集を作成している

このページの一番上へ

調査対象：2020年10月1日現在の施設の利用者(保護者) 80世帯(利用者総数 93名)を対象とした。
調査方法：アンケート方式
アンケート（自記式）。施設にて担任が保護者に手渡しする形で調査票を配付。記入された調査票は封緘のうえ返信用封筒による郵送または施設に設置した回収箱による回収。
利用者総数： 93人
利用者家族総数（世帯）： 80世帯
共通評価項目による調査対象者数： 80人
共通評価項目による調査の有効回答者数： 56人
利用者家族総数に対する回答者割合（％）： 70.0％
調査項目：共通評価項目

※読み上げソフトをご利用のかたへパーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。	有効回答者数/利用者総数 56/93

1．保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか	はい 100% どちらともいえない：0% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
2．保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか	はい 95% どちらともいえない：5% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
3．提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか	はい 96% どちらともいえない：4% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
4．保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか	はい 91% どちらともいえない 7% いいえ：0% 無回答・非該当：2%
5．保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか	はい 89% どちらともいえない 9% いいえ：0% 無回答・非該当：2%
6．安全対策が十分取られていると思うか	はい 89% どちらともいえない 11% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
7．行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か	はい 86% どちらともいえない 14% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
8．子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか	はい 93% どちらともいえない：4% いいえ：2% 無回答・非該当：2%
9．施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか	はい 100% どちらともいえない：0% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
10．職員の接遇・態度は適切か	はい 86% どちらともいえない 14% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
11．病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか	はい 96% どちらともいえない：4% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
12．子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか	はい 77% どちらともいえない 20% いいえ：2% 無回答・非該当：2%
13．子どもの気持ちを尊重した対応がされているか	はい 93% どちらともいえない 7% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
14．子どもと保護者のプライバシーは守られているか	はい 88% どちらともいえない 13% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
15．保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか	はい 86% どちらともいえない 13% いいえ：2% 無回答・非該当：0%
16．利用者の不満や要望は対応されているか	はい 88% どちらともいえない 9% いいえ：2% 無回答・非該当：2%
17．外部の苦情窓口（行政や第三者委員等）にも相談できることを伝えられているか	はい 63% どちらともいえない 30% いいえ：4% 無回答・非該当：4%

このページの一番上へ

評点のレーダーチャートを表示する

グラフの見方

このグラフは、「評点の状況」を大項目ごとにまとめています。
「評点の状況」は、大項目に属する標準項目の実施状況を数値化してグラフに置き換えていますので、標準項目の実施状況が良好なほど、グラフが外側に広がります。
グラフの形状から、その施設・事業所によるサービス向上の取り組みの実践状況について、項目ごとの強み弱みを見ることができます。また、同じサービス種別の施設・事業所全体の平均との比較もできます。

※令和04年度以降のグラフには平均値が表示されません（評価実績件数が確定していないため）

組織マネジメント分析結果

←クリックすると詳細が表示されます。

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は

、実施できていない場合は

で表示されます。

1. リーダーシップと意思決定

1. 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

7/7

1. 事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）を周知している

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている

2. 経営層（運営管理者含む）は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている

経営層は、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている

経営層は、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している

3. 重要な案件について、経営層（運営管理者含む）は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している

利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている

【講評】詳細はこちら

保育目標と方針、月の目標や週案などを周知し、保護者の保育への理解を深めている
リーダー層の職員は、各自の役割を踏まえ、自らの判断に基づき組織をリードしている
重要な決定事項は書面の配付・掲示や会議などで、職員と保護者へ伝えている

2. 事業所を取り巻く環境の把握・活用及び計画の策定と実行

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

6/6

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している

利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している

福祉事業全体の動向（行政や業界などの動き）について情報を収集し、課題やニーズを把握している

2. 実践的な計画策定に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している

課題をふまえ、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた中・長期計画を策定している

2. 着実な計画の実行に取り組んでいる

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた、計画の推進方法（体制、職員の役割や活動内容など）、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している

計画推進にあたり、進捗状況を確認し（半期・月単位など）、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる

【講評】詳細はこちら

保護者のニーズを把握し、可能なことは園の運営や次の行事へ反映させている
地域のニーズや最新の子育て支援の課題を把握し、次の取り組みへ反映させている
３年間の中期計画を踏まえた年間事業計画を策定し、重点目標を設定している

3. 経営における社会的責任

1. 社会人・福祉サービス事業者として守るべきことを明確にし、その達成に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

2/2

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる

全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理（個人の尊厳を含む）などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる

全職員に対して、守るべき法・規範・倫理（個人の尊厳を含む）などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。

2. 利用者の権利擁護のために、組織的な取り組みを行っている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

4/4

1. 利用者の意向（意見・要望・苦情）を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている

苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている

2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている

利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している

虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている

3. 地域の福祉に役立つ取り組みを行っている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる

透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる

ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している

2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている

地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている

事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク（事業者連絡会、施設長会など）に参画している

【講評】詳細はこちら

保育園の職員として守るべき倫理規範を明確にし、各職員に周知を図っている
児童虐待に対応する体制を整え、保育士として不適切な言葉などを全職員で確認している
地域の福祉資源として、地域の子育て支援事業や施設の開放のしくみがある

4. リスクマネジメント

1. リスクマネジメントに計画的に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる

事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク（事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など）を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている

リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる

事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる

2. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

4/4

1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている

情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員（実習生やボランティアを含む）が理解し遵守するための取り組みを行っている

情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている

事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している

【講評】詳細はこちら

子どもと職員の安全確保の手引書や対応方針を明確にし、必要に応じて改定している
個人情報保護法、法人の方針と規定などに基づき、個人情報保護に取り組んでいる
重要書類やパソコン内のデータは、アクセスを制限し、厳重に管理されている

5. 職員と組織の能力向上

1. 事業所が目指している経営・サービスを実現する人材の確保・育成・定着に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

12/12

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている

事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる

2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している

事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望（キャリアパス）が職員に分かりやすく周知されている

事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望（キャリアパス）と連動した事業所の人材育成計画を策定している

3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる

指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている

4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる

事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇（賃金、昇進・昇格等）・称賛などを連動させている

就業状況（勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど）を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる

2. 組織力の向上に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

3/3

1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる

職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている

【講評】詳細はこちら

職層ごとに示した職員像と評価項目を踏まえて、人材育成や目標設定、評価を行っている
職員の定着を見据えた採用、自主性を活かした組織運営などを離職率低下につなげている
新人職員が、本園の職員として身につけておくべき必要事項を、統一して学ぶ工夫がある

7. 事業所の重要課題に対する組織的な活動

1. 事業所の重要課題に対して、目標設定・取り組み・結果の検証・次期の事業活動等への反映を行っている

1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている（その１）

【前年度の重要課題に対する組織的な活動（評価機関によるまとめ）】

本園では、前々年度の反省時、会議時間が長くなることで会議中にクラスに残るサブ担任への負担が大きくなっているという課題があげられた。そこで、前年度の重点目標の一つを「会議の方法の見直し」とし、取り組みを行った。具体的な取り組みとしては、会議運営係を設置し、会議内容を見直した。また、個々の議題にかかる時間を予想して会議資料に記載したこと、リーダー会議で行事などを話し合う際には出席者が案を持ち寄り、プレゼンテーションを行う形式にしたこと、人事面で職員数を精査しシフトを組むようにしたことなどがあげられる。このような工夫のもととで会議を重ねてみたところ、前年度末の反省では、会議の時間が大幅に短縮されたことが確認された。そこで今年度も引き続き、会議方法の見直しと工夫を重ねていくこととなった。現状では、職員会議の議題によっては目標時間を超過してしまい、議題が次回の会議へ繰り越されるケースがまだあるため、管理職会議やクラス会議、リーダー会議をうまく活用し、会議内容を洗練していくことを目指している。 【評語】

目標の設定と取り組み	具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証	目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映	次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた

【講評】

本園では数年前から、実務のあり方や分担の見直しなどで効率化を図り、より働きやすい職場づくりと職員の定着へつなげることが課題となっていた。中でも会議の負担軽減は喫緊の課題とされ、前年度、具体的な改善に取りかかった。特に、会議時間が長くなることは、保育室に残る職員の負担が増え、子どもたちの安全確保の面でも懸念があるということが重要視された。事前に議題と各議題の所要時間を明確にすることは、会議の効率化において一般的にも行われることがあるが、本園の場合はさらに、司会がタイムキーパーを担い、時間配分を確実にするよう努めることで、終了時間の厳守を一定程度可能にする工夫となっている。またプレゼンテーション形式については、出席者一人ひとりが主体的に会議に参加し、会議での決定事項を実行することに対して、より積極的な姿勢が見られるようになったことも成果の一つと考えられる。シフトの工夫については、会議に出ない職員の負担軽減と子どもたちの安全確保の面でも成果があったと、園では考えている。結果的に会議の効率化が図られ、より働きやすい環境づくりの一助になっていることは、職員調査からもうかがえる。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている（その２）

【前年度の重要課題に対する組織的な活動（評価機関によるまとめ）】

前々年度の反省時、倉庫が複数あるため、物品の位置が把握できておらず、実際に活動で使用する場合に準備に時間がかかってしまうこと、現在では不要な物や破損している絵本などが多数収納されていること、収納スペースの活用という視点からもうまく活用できていないことなどが、確認された。そこで、前年度の重点目標の一つを「整理整頓」とし、取り組みを行った。具体的な取り組みは、各倉庫に「行事倉庫」「災害倉庫」といったわかりやすい名前を付けたこと、物品の位置をわかりやすく設定したこと、不用品を廃棄したことなどである。前年度末の振り返りでは、取り組みによって業務の効率が向上したことが確認されたことから、今年度も取り組みを継続することになった。現在、物品を使用した際は、元の場所へ戻すことを徹底して整理された状態を維持していくとともに、特に行事後は地下の倉庫に物が増えてしまうことが多いため、行事後の整理整頓の体制を確立させていくことに取り組んでいる。 【評語】

目標の設定と取り組み	具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証	目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映	次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた

【講評】

本園では、様々な係やプロジェクトを設置して園内業務に取り組んでいるが、この取り組みも、新たに設置した整理整頓係が中心となって取り組んだ。係は年度初めの職員会議で、自薦他薦により選出しており、係活動を通して各自の得意分野を活かし、やる気を引き出す成果も生んでいる。取り組みの直接の成果としては、一度すべての物品を倉庫から出して整理を行ったことで、以前に比べて必要なものがすぐに見つかるようになり、その結果、活動準備にかかる時間が短縮したこと、倉庫の名前と対応して収納するものを明確にしたことで物品の位置がわかりやすくなったこと、不用品を廃棄したことで収納スペースが拡大したことなどがあげられる。結果として園内業務全体の効率化が図られている。古くなった備品や教材を溜めこまないことも係の目標であることから、現在は、定期的な在庫の見直しを行っている。今後は、２階の倉庫のリフォームも計画中である。今後、取り組みがさらに充実し、業務の効率化につながることが期待される。