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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和02年度(2020年度) 共同生活援助(グループホーム)
法人名称
社会福祉法人武蔵野千川福祉会
事業所名称 桜寮/第二桜寮   他5ユニット    
評価機関名称 株式会社 福祉規格総合研究所
現地調査をしたユニット名 第一桜寮、第二桜寮、天の甍寮

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)障害のある人の人権、労働、生活を守り発展させ、要求に応えること

2)障害のある人とその家族の安心、安定、安全を作り出していくこと

3)地域での暮らしを豊かなものにするため、障害のある人に関わる総合的な保障を追求し、地域を耕すこと

4)障害のある人の人権と福祉事業に関する理解を図りながら進めていくこと

5)職員が個々の力量及び、集団の力量を高めるため、たゆまざる学習と研究を進めること 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割  法人理念を理解し、障害について、発達について、支援方法について等、学び続けることのできる力が必要である。また障害のある人々にかかわり、信頼関係を築くことのできる資質を持った人材である必要がある。何より、利用者がよりゆたかな生活を送るためのアドバイス、成長を見守ることのできる人材を求めている。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)  障害のある人が地域であたりまえに働き、暮らし続けることができるようにという法人理念を遂行できるよう、障害のある当事者、家族の立場になって考えて行動し、実現できるようにすることを使命感として持っていてほしい。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 45年以上の実績を積み上げ、地域の障害者福祉を先導している
  • 地域で「働くこと」「暮らすこと」を豊かにすることを目指し、法人全体で利用者の支援に取り組んでいる
  • 処遇と連動させ段階的に職員育成を行っていく仕組みが構築されている
さらなる改善が望まれる点
  • 利用者の主体的な活動を支援し、利用者の可能性を広げる支援に期待する
  • 計画に沿った委員会活動の実施を課題としている
  • 法改正により求められることとなった社会福祉充実計画の確実な遂行のために、中長期の展望を明らかにしたい

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 記録システムの導入・活用により、法人全体で利用者の情報を共有している

 利用者一人ひとりの支援に応じた日課表を作成し、主体的に自立した生活を目指している

 公的な手続きなどもできることは自分でやってもらうように支援している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:利用者調査実施当日に在籍していた利用者全員。
  • 調査方法:アンケート方式,聞き取り方式  
    聞き取り方式と自記によるアンケート方式を併用した。
    聞き取りでは法人内の他の事業所(生活介護や就労継続支援B型)の調査の際に同時に実施した。
    自記による回答が可能な利用者には返信用封筒を配布し、記入後、弊社宛てに郵送にて提出してもらった。
  • 利用者総数: 41人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 41人 (アンケート方式4人 聞き取り方式37人)
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 38人 (アンケート方式3人 聞き取り方式35人)
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 92.7%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
38/41
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
92%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
2.利用者は、主体的な活動が尊重されているか
はい
82%
無回答・非該当
18%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
3.グループホームでの生活はくつろげるか
はい
84%
無回答・非該当
13%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
4.職員が利用者の家族等に連絡をする場合、方法や内容等についてあらかじめ利用者の希望が聞かれているか
はい
66%
無回答・非該当
32%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
5.グループホーム内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
87%
無回答・非該当
11%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
6.職員の接遇・態度は適切か
はい
92%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
7.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
61%
無回答・非該当
34%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%
8.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
37%
無回答・非該当
58%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%
9.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
84%
無回答・非該当
13%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
10.利用者のプライバシーは守られているか
はい
63%
無回答・非該当
37%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
11.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
58%
無回答・非該当
37%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:3%
12.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
53%
無回答・非該当
45%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
13.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
74%
無回答・非該当
21%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
29%
いいえ
18%
無回答・非該当
47%
 
どちらともいえない:5%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 障害者の通所の場の発展と地域生活の基盤づくりのための努力を積み重ねてきている
  • SNSも活用して、広範囲へのタイムリーな情報提供を心がけている
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 自立生活体験事業により、入居希望者は親元を離れた生活を経験することができる
  • 利用開始前に個別面談を実施して、利用契約締結のために必要な情報を説明している
  • 利用者個別の事情や要望等の情報は、フェイスシートや現状確認表などで把握している
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 個別支援計画を作成し、様々な支援領域で利用者の力を育てるように取り組んでいる
  • 利用者支援の記録として、毎日特記事項があった利用者の記録を残すようにしている
  • 記録システムの申し送り機能を活用して、変化のあった利用者の様子を共有している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
23/23
  1.個別の支援計画等に基づいて、自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている関係機関と連携をとって、利用者一人ひとりに応じた支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 職員間で支援計画・ケース記録を共有し、個別に支援方法を検討しながら取り組んでいる
  • コミュニケーションは、特性を把握した上で声かけの仕方や伝え方の工夫を図っている
  • 日中活動の場と連携し情報を共有しながら、双方から共通の支援ができるようにしている
  2.利用者が主体性を持って日常生活を楽しく快適に過ごせるような取り組みを行っている
グループホームでの生活は、主体的な活動が尊重されているグループホーム内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている休日の過ごし方や余暇の楽しみ方については、利用者の意向を反映し、情報提供や必要な支援を行っている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っているグループホームのみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 整理・整頓・清掃・清潔・習慣の5Sを基本にホーム内の環境整備に努めている
  • 個別の日課表に基づいて、利用者の主体的な行動を支援している
  • 栄養バランスに配慮した手作りの食事を、家庭的な雰囲気の中で提供している
  3.利用者の状況に応じて、生活上の支援を行っている
利用者の状況に応じて、身の回りのことについて必要な支援を行っている利用者の状況に応じて、家事(調理、洗濯等)について必要な支援を行っている利用者の状況に応じて、金銭の管理や使い方について支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 日課表や業務チェック表を活用し、支援に漏れのないようチェックしている
  • 家事は利用者が行うべき日課であることを前提とし、利用者と一緒に取り組んでいる
  • 利用者一人ひとりに応じて、その方に合った金銭管理の方法を支援している
  4.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのあるグループホームのみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 毎日の健康チェックや健康診断の結果により、利用者の健康状態を把握している
  • 状況に応じて家族と連携し、利用者の健康状態の改善に必要な支援を実施している
  • 服薬は二重のチェックを実施、緊急時の職員の役割を整備している
  5.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 家族への連絡は利用者の意向を確認してから行っている
  • 定期的にグループホームだよりを配布して、グループホームの様子や予定を伝えている
  6.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 法人の理念に基づき、利用者が地域で豊かに暮らし続けられるよう支援している
  • 社会資源を利用して、利用者の地域での活動の幅を広げている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • プライバシーマークを取得し、徹底した情報管理に努めている
  • 利用者のプライバシーに配慮できる環境を維持している
  • 家族からの情報や日々の記録を基に利用者個人の意思を尊重した支援を提供している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 業務チェック表により、サービスの基本事項を明確にしている
  • 委員会活動を基盤にして、法人全体での業務の標準化を目指している
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0202012   修了者No.H0403017   修了者No.H1202043    
評価実施期間 2020年8月6日~2021年2月26日

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