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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和元年度(2019年度) 放課後等デイサービス
法人名称
特定非営利活動法人木馬の会
事業所名称
木馬の会(小金井おもちゃライブラリー学童クラブ)
評価機関名称 特定非営利活動法人 福祉推進機構アシスト(令和5年4月30日迄の評価機関)

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)障害を持った方も地域で共に暮らしていけるように支援する。
2)一人ひとりに合った適切な支援を心がけ、利用者の伸びる力やその子らしさを大切にする。
3)日常生活における基本動作の習得や集団生活に適応することができるよう、利用者の心身の状況や環境に応じて、適切かつ効果的な指導・訓練を行う。
4)本人の特性を大切にし、必要な時は家庭と連携を取って、幸せな将来を見据えた支援を心掛ける。
5)学校とも家庭とも違う集団、お友達と遊ぶ中で、これから成人期へ向かう青年(思春)期の課題として、社会性や対人コミュニケーション能力を育み、大人としての社会的な立ち居振る舞いやルールを守ること、一生を通しての趣味(余暇活動)や社会的な活動に参加していく姿勢を学べるような支援をする。 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ・利用者の立場や考え方、特性を理解し寄りそえる人。
・利用者の思い等を受け止めながらも、必要な時には思いに添うだけではなく適切な支援を行っていける人。
・法人の理念、基本方針に沿って、法人と共に歩める人。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) ・誰にでも親切かつ思いやりを持ち、福祉サービスに徹する意識を持つ。
・笑顔で明るく、丁寧な言葉遣いを心がけ、的確で迅速な対応をする。
・利用者や障害特性、個人の尊厳やプライバシー保護に対する理解を深め、適切な支援を行う。
・一人ひとりがプロとしての自覚をもち、研修などに意欲的に参加をし、資質を高める。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 自立した生活に向け、社会性やコミュ二ケーション能力の向上、集団の中での行動、ルールを守ること等の習得に向けた支援に取り組んでいる
  • 子ども達が心身ともに成長していくために地域資源も活用しながら、充実したプログラムを展開し、様々な体験の機会を提供している
  • 法人の総合力を生かして利用者支援の充実を図っている
さらなる改善が望まれる点
  • 児童発達支援事業の開設など地域ニーズにさらに応えられる事業運営に期待したい
  • リスク管理の更なる充実に向けた取り組みを期待したい
  • 個別支援作成手順、年間業務の流れ等基本的なマニュアルを作成しているが、見直しの基準、時期等を明確にするなど更なる改善に期待したい

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 事業課題の一つであった地域ネットワークづくりに取り組み顕著な成果を挙げている

 言語聴覚士、保育士、元教諭、介護福祉士と専門職集団によるプログラムを実施している

 家族の状況に配慮し、相談対応や送迎時間の延長等きめ細かい支援に取り組んでいる

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:登録者全員(28人)に調査を行い、16人から有効回答を得た。回答率は57.1%である。回答者は男11人、女3人である。
  • 調査方法:アンケート方式  
    アンケート方式により実施した。調査票は施設を通して配付して貰い、返信用封筒により直接評価機関に郵送して頂いた。調査の際、保護者会に出席し利用者調査についての理解と協力をお願いした。
  • 利用者総数: 28人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 28人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 16人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 57.1%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
16/28
1.事業所での活動は楽しく、興味の持てるものとなっているか
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.事業所での仲間との関わりは楽しいか
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.職員は、話し相手や、相談相手になってくれるか
はい
88%
無回答・非該当
13%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
4.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
81%
どちらともいえない
13%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
5.職員の接遇・態度は適切か
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
6.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
81%
無回答・非該当
19%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
7.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
75%
無回答・非該当
25%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
8.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
94%
無回答・非該当
6%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
9.子どものプライバシーは守られているか
はい
88%
いいえ
6%
無回答・非該当
6%
 
どちらともいえない:0%
10.個別の計画作成時に、子どもや家族の状況や要望を聞かれているか
はい
94%
無回答・非該当
6%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
11.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
75%
無回答・非該当
25%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
12.子どもの不満や要望は対応されているか
はい
81%
どちらともいえない
13%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
13.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
63%
無回答・非該当
38%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している
子どもや保護者が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している子どもや保護者の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している子どもや保護者の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 広報誌を行政や学校、福祉関係機関に配布、ホームページやブログでも情報提供している
  • チラシやパンフレットは写真やイラストを活用し、事業所の情報は行政等に提供している
  • 見学希望者には利用者と一緒の活動を体験、保護者にはパンフレット等で説明している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を子どもや保護者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、子どもや保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、子どもや保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 契約書、重要事項説明書、個人情報に関する同意書等を読み合わせ同意を得ている
  • 個人調査票、医療情報、家族の希望リスト等の書類作成により個別状況を把握している
  • 開始直後は同じ職員が対応し、その後は職員、家庭、学校と情報を共有し支援している
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している子ども一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、子どもや保護者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画を子どもや保護者にわかりやすく説明し、同意を得ている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもに変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 心身や生活状況は、個人調査票、医療関係問診用、面談記録等で把握している
  • 年2回の面談を実施し、子どもや保護者の希望を取り入れた支援計画を作成している
  • 日々の子どもの状況は、サービス提供記録、スタッフ伝言板等を活用し情報共有している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
26/26
  1.個別の支援計画に基づいて子ども一人ひとりの発達の状態に応じた支援を行っている
個別の支援計画に基づいた支援を行っている子どもの特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している関係機関(教育機関、福祉関係機関、医療機関等)と連携をとって、支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもの様々な課題に応じた個別支援計画に基づき支援を行っている
  • 子どもの特性に応じ、視覚的に分かり易い言語コミュニケーションツールを用意している
  • 学校公開や地域連携の支援会議等に積極的に参加し連携を取って支援している
  2.【食事の支援がある事業所のみ】子どもが食事を楽しめるよう支援を行っている
食事時間が楽しいひとときとなるよう環境を整えている子どもの状態やペースに合った食事となるよう、必要な支援(見守り、声かけ、食の形態や用具の工夫等)を行っている子どもが安全に食事をとれるよう取り組みを行っている食物アレルギーや疾患等については、医師の指示に従い、対応している食についての関心を深めるための取り組みを行っている子どもの状況をふまえ家庭での食事について助言を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 通常時は週1回のおやつづくり、長期休み時は昼食づくりを活動に取り入れている
  • 障害特性に応じて、食材を細かく刻み、量を調整しするなど安全に配慮している
  • 旬の野菜や果物を使うなど季節感あふれるメニューを工夫し、保護者へ助言もしている
  3.子ども一人ひとりの状況に応じて生活上で必要な支援を行っている
身の回りのことは自分で行えるよう、必要な支援を行っている基本的な生活習慣や社会生活上のルール等 (あいさつ、マナー、交通ルール等)を身につけられるよう支援を行っている集団活動を取り入れるなど、子どもの心身の発達や社会性が育つよう支援を行っている一人ひとりの有する能力を活かせるよう個別のプログラムを実施している送迎は、子どもと保護者等の状況に応じて送迎方法を検討し、行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 生活面の自立に向けて身支度などを個別支援計画に取り入れて支援を行っている
  • 製作、調理、屋外、外出、体操、カードゲームなどの集団活動を取り入れている
  • 障害特性に応じて文字の習得や対人関係の向上等個別のプログラムを実施している
  4.子どもの健康を維持するための支援を行っている
子どもの健康状態について、保護者や医療機関等から必要な情報を収集している子どもの状態に応じた健康管理を行い、体調変化に速やかに対応できる体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用開始時に「個人調査票」「医療関係の問診用」で子どもの健康状態を把握している
  • 日常の健康管理を行い、緊急時の連絡先、緊急対応マニュアルを作成している
  5.子どもの主体性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるような取り組みを行っている
日常生活の支援は子どもの主体性を尊重して行っている子どもが安心して活動できるよう、状況に応じて室内の環境を工夫している子どもの状況や希望に沿って、多様な体験ができるようにしている子どもの状況に応じて利用日や利用時間を設定している
【講評】 詳細はこちら
  • 好きなおもちゃを自分で出して自分でしまうなど主体性を尊重した支援を行っている
  • 室内をパーテーションで区切る等子どもが安心して活動できる環境を工夫している
  • 調理、製作、屋外、音楽活動や博物館等へ外出する等様々な体験を行っている
  6.家族との交流・連携を図り支援を行っている
子どものサービス提供時の様子や家庭での普段の様子を家族と情報交換し、支援に活かしている家族の意見や要望を活かした支援を行っている家族の状況に配慮し、相談対応や支援を行っている子どもや家族に合った療育方法等について助言している
【講評】 詳細はこちら
  • サービス提供記録、連絡帳、メール、電話などで家族と情報交換し支援に活かしている
  • 保護者会、個別面談等で把握した家族の意見や要望を活かした支援を行っている。
  • 家族状況に配慮しサービス提供時間の延長を実施、療育は法人内療育部門と連携している
  7.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域の情報を収集し、子どもの状況に応じて提供している必要に応じて、子どもが地域の資源を利用し、多様な体験や交流ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 福祉関係連絡会、防災ネットワーク、町会等と連携し地域情報を収集し提供している
  • 市内の福祉関係事業所と連携し、交流の機会を設けるなど多様な経験に取り組んでいる
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、子どもや保護者の同意を得るようにしている日常の支援の中で、子どものプライバシーに配慮した支援を行っている子どもの羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(子どもが「ノー」と言える機会を設けている)子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている施設内の子ども間の暴力・いじめ等が行われることのないよう組織的に予防・再発防止を徹底している
【講評】詳細はこちら
  • 利用契約書及び第三者への提供に関する同意書により同意を得ている
  • 「困ったこと」「いやな事」があった際は話し合いの時間を設定し妥協案を模索している
  • 暴力・いじめなどが無いように組織的に予防・再発防止に取り組んでいる
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や子ども・保護者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 利用手続、個別支援計画作成手順等様々なマニュアルを作成し支援に活用している
  • サービス提供は前年度に実施した業務内容と手順書等を見直したうえで実施している
  • サービス基本事項や手順書は職員会議で職員や保護者等の意見を反映し見直しをしている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0702042   修了者No.H1801062   修了者No.H1102005    
評価実施期間 2019年5月1日~2019年10月4日

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