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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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平成30年度(2018年度) 就労継続支援B型
法人名称
社会福祉法人品川区社会福祉協議会
事業所名称
ふれあい作業所西品川
評価機関名称 株式会社 にほんの福祉ネット

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) ○事業所理念
 「地域のなかで、ともに働く」 ~We will work together in our community~
 
○基本指針
 「利用者一人ひとりの尊厳を守り、主体性を大切にします。」

○利用者を主体とした3つのビジョン
 ①“自分らしく”いきる。
 ②“はたらく”を通じて、思いや願いを実現できる。
 ③“支えあいの輪”をつなぎ、ひろげる。

 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 職務の社会的責任を自覚し、社会福祉協議会の使命である地域福祉の向上のため誠実に勤務し、かつ、職務の遂行にあたって全力をあげて専念できる。
さらにサービス利用者等に対しては、常に親切丁寧な態度で接し、言語態度には慎重かつ細心の注意を払いながら、また、職員同士互いに助け合い、常に秩序と品位を保持できる。

 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 個別支援について十分理解したうえで、利用者一人一人の成長に向けた支援に対する熱い気持ちと福祉の心をもって取り組んでいくこと。そのうえで、様々な課題を認識、把握し、自らの考えでその解決に向けた実践ができることを期待する。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 目指すべき方向性や追求していく価値を共有し、日常の支援の根底にすえている
  • 職員各自の積極性が気づきや提案をもたらし、組織全体で向上していく姿勢が高まっている
  • 利用者同士だけで学校清掃の作業をできるような仕組みを構築し、利用者の責任感や自信、就労意欲につなげている
さらなる改善が望まれる点
  • ミッションの策定により、運営・支援の実践をより一層理念の追求に結び付けていく
  • 危機への備えについて、優先順位を整理し、取り組んでいく
  • 作業の水準と利用者の現状、今後の傾向などを踏まえ、事業所の方向を具体的に検討していく

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 職員参加のもとで理念を導き出し、支援の軸として打ち出した

 終了後も生活状況を把握し、本人の意欲の向上につながる支援を行っている

 支援にかかわる全職員による視点の共有を図り、また、各自の積極性を支援している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:男性13名、女性7名の計20名。平均年齢は42歳。平均利用期間は2年2か月。
  • 調査方法:聞き取り方式  
    一対一での個別の聞き取り調査を実施。
  • 利用者総数: 20人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 20人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 20人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 100.0%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
20/20
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
90%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:5%  
無回答・非該当:0%
2.事業所の設備は安心して使えるか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
16.【就労継続支援B型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
17.【就労継続支援B型】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
はい
85%
どちらともいえない
10%
 
いいえ:5%  
無回答・非該当:0%
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
19.職員の接遇・態度は適切か
はい
65%
どちらともいえない
15%
いいえ
20%
 
無回答・非該当:0%
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
90%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:5%  
無回答・非該当:0%
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
80%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:5%  
無回答・非該当:0%
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
23.利用者のプライバシーは守られているか
はい
70%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
10%
 
いいえ:0%
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
65%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
10%
 
いいえ:5%
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
65%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
10%
 
いいえ:5%
26.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
90%
どちらともいえない
10%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
40%
いいえ
55%
 
どちらともいえない:5%  
無回答・非該当:0%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 事業所情報は、作成したパンフレットやホームページで案内している
  • 利用者が作業している写真などにより、2事業所の支援内容を案内している
  • 作業所要覧を毎年更新し、利用希望者や家族が必要とする情報が網羅されている
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 利用者は、事前面談と見学・実習を通して、事業所の状況を把握し選択している
  • 基本的ルールは、契約書・重要事項説明書・作業所生活のしおりで説明している
  • 利用者情報を収集し、開始時には支援員の個別対応で本人の不安の軽減を図っている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 「個別支援計画の流れ」を明確化し、その流れに沿って計画を作成・更新している
  • 計画は利用者の意向を尊重して作成し、モニタリングで目標の達成状況を共有している
  • 支援方針や対応基準を職員間で共有し、組織的に統一された支援を行っている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
23/23
  1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 作業に関する手順は写真や動画でも伝え、統一した作業を行いやすくしている
  • 利用者への情報提供や相談援助を行い、支援記録や支援会議で情報を共有している
  • 職員間での利用者情報の一層の共有を支援に活かしていく
  2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っている事業所のみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • クラブ活動や行事などの中にも、その人らしさを発揮できる場を設けている
  • 様々なクラブ活動を用意し、利用者の選択により、主体性や協調性を育んでいる
  • 働きやすい環境を整備し、終礼場所の変更で顔を合わせて会話をしている
  3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 毎年健康診断を実施し、利用者の健康状態の推移を把握に努めている
  • 利用者の健康面や生活習慣に関する相談に応じ、本人と一緒に改善策を考えている
  • 利用者の体調の変化を見落とすことがないように支援体制に注意を払っている
  4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 家族との協力や支援方法については、作業所生活のしおりにも明記している
  • 毎月の「支援状況月間報告」を使って、本人の頑張っている姿を伝えている
  • 家族には連絡方法を確認し、本人には家族に話す内容を説明し同意を得て伝えている
  5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の催し物に関する情報を収集し提供している
  • 利用者は、作業を通して地域の方々から励まされ、感謝されている
  12.【就労継続支援B型】就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
自発的に働きたいと思えるような取り組みを行っている働くうえで、利用者一人ひとりが十分に力を発揮できるよう支援を行っている工賃等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している受注先の開拓等を行い、安定した作業の機会を確保できるよう工夫している商品開発、販路拡大、設備投資等、工賃アップの取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者が自発的に働けるように工賃と作業内容を説明し、士気を高めている
  • 利用者が希望する将来の姿に向かって今何をすべきか、なぜそれを行うかを説いている
  • 新たな仕事の開拓に取り組んでいる
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 契約時には個人情報のやり取りなどについて説明し、同意を得ている
  • 体調管理ができるように一日の日課表を示し、困りごとには同性職員で対応している
  • 利用者の自尊心を大切にし、成功体験を積み重ねられるように支援している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 事業開始以降、業務上の留意事項や手順の明確化に取り組んでいる
  • 支援の指針や業務の管理体制を改めて明確化した
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0802010   修了者No.H1701033   修了者No.H0305031    
評価実施期間 2018年10月15日~2019年3月29日

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