評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
食事の時間になったが、職員の声掛けにも反応せずに無表情で広告を見つめている入居者がいた。職員は、「今日のごはん何かな」と話しながら、居室に移動し入居者にエプロンを着けた。入居者に「サバの味噌煮ですよ。お昼ご飯食べましょう」「良い香りがしますね」などと声掛けし、手をつないで「よいしょ、よいしょ」と言って席に移動した。入居者は徐々に笑顔になり、他の入居者の様子を見ながら、食事をとり始めた。職員が入居者の傍らで声掛けしつつ、様子を見守っていた。入居者は、笑顔になり、自分のペースで最後まで食べきった。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
当初、入居者の表情からは、入居者の気持ちを読み取ることができなかった。職員の声掛けや、エプロン着用、食事の香りなどが入居者を刺激することにより、徐々に食事や職員に興味を覚えて来た様子であった。席に着き、目の前に並んだ食事を見ると、入居者は笑顔になるとともに、職員や他の入居者に関心を示している様子が伺えた。職員が傍らで、声掛けや見守りをすることにより、入居者は安心し、ゆっくりと自分のペースで食事を楽しんでいる様子が伺えた。食事の際には、他の入居者にも笑いかけるなど、入居者が、職員や他の入居者に興味を持つようになったことが伺えた。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
つつじの夢では、6名1ユニットという家庭的で落ち着いた雰囲気を活かし、ご入居者同士や職員、地域の方々と交流し馴染みの関係を築きながら、慣れ親しんだ活動を行うことで、できる限り主体的な生活を営み、認知症を呈していても自分らしく暮らし続けられるような援助を心がけています。ご家族とは、認知症対応型共同生活介護計画作成時はもとより、面会時などで直接お話ししたり、お電話で最近の様子をお伝えして、必要に応じてご相談やご提案をするなど連携を密にし、ご意見やご要望を介護計画や運営に反映するとともに、ご家族の思いにも寄り添えるよう努めています。
今回のアンケート結果や評価を踏まえ、今後も自らの行動を見直し、よりよいサービスを提供できるように鋭意努力してまいります。
1.家族への情報提供はあるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
3.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
7.利用者のプライバシーは守られているか |
|
8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
10.利用者の不満や要望は対応されているか |
|
11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
|